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70.二人の幸せな夜~エピローグ※
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ヒロのことは少々予想外だったが、全く変わっていないその姿に笑ってしまった。
見た目は割と変わったのにハンバーグが好きってところとか性格とかは本当に全然変わってない。
「サトルの飯があったらこっちでも全然OK!何なら隣国にまで料理広めてくれ!俺も協力するから!」と笑っていた。
で…だ。
うん。
何が言いたいかと言うと─────。
夜…お誘いされました。
ヴェルに。
何か夕食後にヒロと話してるなと思ったんだけど、なんか背中叩かれて応援されてたけど…。
その件…だったのかな?
部屋の前で名を呼ばれ、ちょっと熱の籠った目で見つめられたら誘われてるって嫌でもわかるし!
恥ずかしかったから答える代わりにそっと唇を塞いだら後はもうなし崩しだった。
正直最初は滅茶苦茶緊張したけど、二人でシャワーに行って綺麗にして…キスでトロットロに蕩けさせられてからはなんだか頭がふわふわしていた気がする。
ベッドでもいっぱいキスされて、ヴェルに見惚れている間にあっという間にそういうシチュエーションになった。
トロリと垂らされた潤滑油が俺の後孔から滴り落ちていく。
「ん…ふぅ……」
そんなところで本当にできるのか心配だったけど、ヴェルはゆっくりと気遣うように指を進めてくれた。
「マナ…痛くはないか?」
優しいヴェルの声が耳に心地いいけど、初めての感覚に翻弄される。
「痛くは…ないけど……変な感じ」
それを聞いてヴェルはゆっくりと中を広げるようにほぐしていく。
「あ…んっんっ……」
そして時間をかけてじっくりとほぐされていくソコは段々と物欲しげにヒクつき始めた。
「あ…ヴェル……俺…おかしい……」
こんなところで気持ちよくなるなんておかしいと思う。
でも…ヴェルの指が中を何度も行き来するたびに切なさが増してきて、体の内に熱が燻ぶっていく。
一本から始まった指ももう三本は入っている気がする。
たまに敏感なところをかすめられると身体が跳ね上がるし、熱でも出してるんじゃないかというくらい体が熱くてたまらない。
「ひぁ…あっ……」
自然と強請るように腰が揺れて、もっともっとと貪欲なほど気持ちよくして欲しい気持ちが湧いてくる。
ヴェルに気持ちよくなって欲しいのに…俺ばっかり気持ちよくなってるなんて絶対におかしいと思う。
「う……ヴェル…」
快楽に染まって潤む瞳はどうしようもないけれど、せめてヴェルと一緒に果てたかった。
「早く…きて……。も、我慢できない……」
その言葉にヴェルがゴクッと喉を鳴らして、そっと髪を撫でながら俺にキスを落としてくれる。
「そのまま…力は抜いておいてくれ」
そして身体を少し返してその猛々しく育った雄をあてがい、ゆっくりと俺の中へと挿入してきた。
「んぁっ…!」
先程までの指とは明らかに違う熱が、物凄い圧迫感を伴いながら自分の中へと入ってくる。
「う…はっ…うぅ……」
うつ伏せでシーツにしがみ付きながらも、これがヴェルなのだと思うとそれだけでなんだか色んな感情が込み上げてくる気がした。
切なさも、苦しさも、痛みも、そんな何よりも────自分の好きな人が自分の中にいる、それが胸に迫るほどに嬉しかった。嬉しかったんだ……。
「うぅうう……」
思わず泣いてしまった俺にヴェルが慌てたように声を掛け、痛かったのかと身を離されそうになって思わず引き留めてしまう。
「ヴェル…違っ……」
こうして繋がって、一緒に幸せを分け合っているんだと…感動したのだと纏まらない思考をなんとか掻き集めながら訴えた。
そしたらヴェルはホッとした表情を浮かべながらそのまま動かず優しく包み込むように抱きしめてくれた。
本当に優しい人────。
「マナは意外と私と同じくらい涙もろいな」
「……ヴェルが泣いてたのは辛いことや怖いことがあったからで、俺が今泣いてるのは感動してだから」
「ははっ…確かに」
そして何度も愛しそうにキスを落とされているうちに落ち着いたんだけど、そのタイミングでこっそりと耳元に爆弾を落とされた。
「言っておくが、私もいつまでも情けなくマナに甘えてばかりではないからな?」
「へ?……ぁんッ!」
完全に油断して脱力しきっていたところで優しく奥を突き上げられる。
「は…ぁあん…。ヴェ…ル?」
甘い痺れが腰に響いてゾクゾクとした快感に見舞われ、思わず不安げにヴェルを見つめてしまった。
「マナが可愛くてさすがに我慢の限界だ。少しくらい男らしいところも見せたいし…マナが夢中になるくらい酔わせてみたい。ちゃんとリードするから一緒に気持ちよくなろうな?マナ」
ちょっと待って、ちょっと待って??
ここに来てヴェルの新しい顔を発見したんだけど?!俺、どうしたらいいんだ?!
綺麗で、可愛くて、優しくて、地位も持ってる上に、ベッドではリードもできるってどういうこと?!
イケメン残念キャラなのだとばかり思っていたのに……!今の顔、すっごくドキッとしたんですけど!
こんなヴェルもカッコよくて好きかも…。
「あっあっ……!」
優しい手が次々と弱いところを暴いて俺から余裕を奪っていく。
落とされる口づけが花弁を散らすようにつけられるたびにまるで自分のものだと主張されているように感じられて、中を無意識にキュッと締めつけてしまう。
「マナ…もっといっぱい甘えて気持ちよくなってくれ」
「~~~~~ッ!」
そこからもう声も出せないほど翻弄されて、文字通り溺れさせられた。
こんなの反則だ。
経験の有無って大事なんだな…。
やっぱり昔遊んでたんだって冗談っぽく言われたとしても信じそうなんだけど……嘘ついてないよな?
これで男とするのが初めてって、本当なのかな?
貴族って俺にはよくわからないんだけど、皆こんな感じ?
全部が初めてすぎてもう訳が分からないんだけど…。
気持ち良すぎて全面降伏だ。
俺を頼ってくれるヴェルも大好きだけど、ベッドではこうして立場が変わって可愛がってもらうのもいいかもしれない。
本当に最高だったから!
でもいっぱい甘やかされながら喘がされるのも恥ずかしいってわかったので、頻度はほどほどにしてもらえると助かります!
週に一回…は多いかな?つ、月一で!って翌朝言ったらヴェルが撃沈したように項垂れてしまったけど俺は悪くないと信じたい。
一応「ヴェルとするのは気持ちいいから溺れすぎて…恥ずかしいんだ」と照れて小さな声にはなったけどちゃんと白状はしておいたから、これで「もしかして何かが下手だったから?!」とか見当違いな勘違いはしないとは思う。
***
それからヒロとハイジは隣国へ意気揚々と旅立ち、俺達はカテオロスへと旅立った。
向こうではヴェルがまさかの『俺』発言を繰り出して、またもや俺を驚かせたりしたんだけど、可愛さは変わってないから面白かった。
どうも昔から一緒の幼馴染や使用人の人達にはたまにポロッと出てしまうらしい。
こうやって色んな面を見れるのが本当に楽しい。
さて、短かったけど楽しいヴェルとの帰省も終わったことだし、また一生懸命仕事を頑張ろうかな?
軽くそう言ったらヴェルがちょっぴり妬いていた。
王太子改め王代理のマリウスが俺を重宝して常に側に置こうとするのが嫌なのだとか。
でもそんなことで嫉妬してもらえるのもちょっと嬉しかった。
ヴェルが内務大臣をするならそっちの補佐に回してもらおうかな?と密かに思っている。
その後、俺やヒロが色んなところで日本の知識をばら撒いたせいでそれを嬉々としてフォローしていたマリウスが『改革王』と呼ばれるようになったり、食の改革が進みその他特産品も色々できたことからこの国が一大観光地へと変わっていったりするんだが、それはまあまた別の話。
アクアブロンシュタルトは悲劇の国から脱出できたってことだけは言っておこうと思う。
とりあえず、俺は予想外の異世界で元気に幸せな第二の人生(甘々生活)を送ってます!
Fin.
────────────────
拙い作品ではありましたがここまでお付き合いいただけた皆さま本当に有難うございました(^-^)
Rは保険と最初に書いちゃってたのでこんな感じで緩めにしてみましたが大丈夫だったでしょうか?
少しでもお楽しみいただけていたら幸いです。
見た目は割と変わったのにハンバーグが好きってところとか性格とかは本当に全然変わってない。
「サトルの飯があったらこっちでも全然OK!何なら隣国にまで料理広めてくれ!俺も協力するから!」と笑っていた。
で…だ。
うん。
何が言いたいかと言うと─────。
夜…お誘いされました。
ヴェルに。
何か夕食後にヒロと話してるなと思ったんだけど、なんか背中叩かれて応援されてたけど…。
その件…だったのかな?
部屋の前で名を呼ばれ、ちょっと熱の籠った目で見つめられたら誘われてるって嫌でもわかるし!
恥ずかしかったから答える代わりにそっと唇を塞いだら後はもうなし崩しだった。
正直最初は滅茶苦茶緊張したけど、二人でシャワーに行って綺麗にして…キスでトロットロに蕩けさせられてからはなんだか頭がふわふわしていた気がする。
ベッドでもいっぱいキスされて、ヴェルに見惚れている間にあっという間にそういうシチュエーションになった。
トロリと垂らされた潤滑油が俺の後孔から滴り落ちていく。
「ん…ふぅ……」
そんなところで本当にできるのか心配だったけど、ヴェルはゆっくりと気遣うように指を進めてくれた。
「マナ…痛くはないか?」
優しいヴェルの声が耳に心地いいけど、初めての感覚に翻弄される。
「痛くは…ないけど……変な感じ」
それを聞いてヴェルはゆっくりと中を広げるようにほぐしていく。
「あ…んっんっ……」
そして時間をかけてじっくりとほぐされていくソコは段々と物欲しげにヒクつき始めた。
「あ…ヴェル……俺…おかしい……」
こんなところで気持ちよくなるなんておかしいと思う。
でも…ヴェルの指が中を何度も行き来するたびに切なさが増してきて、体の内に熱が燻ぶっていく。
一本から始まった指ももう三本は入っている気がする。
たまに敏感なところをかすめられると身体が跳ね上がるし、熱でも出してるんじゃないかというくらい体が熱くてたまらない。
「ひぁ…あっ……」
自然と強請るように腰が揺れて、もっともっとと貪欲なほど気持ちよくして欲しい気持ちが湧いてくる。
ヴェルに気持ちよくなって欲しいのに…俺ばっかり気持ちよくなってるなんて絶対におかしいと思う。
「う……ヴェル…」
快楽に染まって潤む瞳はどうしようもないけれど、せめてヴェルと一緒に果てたかった。
「早く…きて……。も、我慢できない……」
その言葉にヴェルがゴクッと喉を鳴らして、そっと髪を撫でながら俺にキスを落としてくれる。
「そのまま…力は抜いておいてくれ」
そして身体を少し返してその猛々しく育った雄をあてがい、ゆっくりと俺の中へと挿入してきた。
「んぁっ…!」
先程までの指とは明らかに違う熱が、物凄い圧迫感を伴いながら自分の中へと入ってくる。
「う…はっ…うぅ……」
うつ伏せでシーツにしがみ付きながらも、これがヴェルなのだと思うとそれだけでなんだか色んな感情が込み上げてくる気がした。
切なさも、苦しさも、痛みも、そんな何よりも────自分の好きな人が自分の中にいる、それが胸に迫るほどに嬉しかった。嬉しかったんだ……。
「うぅうう……」
思わず泣いてしまった俺にヴェルが慌てたように声を掛け、痛かったのかと身を離されそうになって思わず引き留めてしまう。
「ヴェル…違っ……」
こうして繋がって、一緒に幸せを分け合っているんだと…感動したのだと纏まらない思考をなんとか掻き集めながら訴えた。
そしたらヴェルはホッとした表情を浮かべながらそのまま動かず優しく包み込むように抱きしめてくれた。
本当に優しい人────。
「マナは意外と私と同じくらい涙もろいな」
「……ヴェルが泣いてたのは辛いことや怖いことがあったからで、俺が今泣いてるのは感動してだから」
「ははっ…確かに」
そして何度も愛しそうにキスを落とされているうちに落ち着いたんだけど、そのタイミングでこっそりと耳元に爆弾を落とされた。
「言っておくが、私もいつまでも情けなくマナに甘えてばかりではないからな?」
「へ?……ぁんッ!」
完全に油断して脱力しきっていたところで優しく奥を突き上げられる。
「は…ぁあん…。ヴェ…ル?」
甘い痺れが腰に響いてゾクゾクとした快感に見舞われ、思わず不安げにヴェルを見つめてしまった。
「マナが可愛くてさすがに我慢の限界だ。少しくらい男らしいところも見せたいし…マナが夢中になるくらい酔わせてみたい。ちゃんとリードするから一緒に気持ちよくなろうな?マナ」
ちょっと待って、ちょっと待って??
ここに来てヴェルの新しい顔を発見したんだけど?!俺、どうしたらいいんだ?!
綺麗で、可愛くて、優しくて、地位も持ってる上に、ベッドではリードもできるってどういうこと?!
イケメン残念キャラなのだとばかり思っていたのに……!今の顔、すっごくドキッとしたんですけど!
こんなヴェルもカッコよくて好きかも…。
「あっあっ……!」
優しい手が次々と弱いところを暴いて俺から余裕を奪っていく。
落とされる口づけが花弁を散らすようにつけられるたびにまるで自分のものだと主張されているように感じられて、中を無意識にキュッと締めつけてしまう。
「マナ…もっといっぱい甘えて気持ちよくなってくれ」
「~~~~~ッ!」
そこからもう声も出せないほど翻弄されて、文字通り溺れさせられた。
こんなの反則だ。
経験の有無って大事なんだな…。
やっぱり昔遊んでたんだって冗談っぽく言われたとしても信じそうなんだけど……嘘ついてないよな?
これで男とするのが初めてって、本当なのかな?
貴族って俺にはよくわからないんだけど、皆こんな感じ?
全部が初めてすぎてもう訳が分からないんだけど…。
気持ち良すぎて全面降伏だ。
俺を頼ってくれるヴェルも大好きだけど、ベッドではこうして立場が変わって可愛がってもらうのもいいかもしれない。
本当に最高だったから!
でもいっぱい甘やかされながら喘がされるのも恥ずかしいってわかったので、頻度はほどほどにしてもらえると助かります!
週に一回…は多いかな?つ、月一で!って翌朝言ったらヴェルが撃沈したように項垂れてしまったけど俺は悪くないと信じたい。
一応「ヴェルとするのは気持ちいいから溺れすぎて…恥ずかしいんだ」と照れて小さな声にはなったけどちゃんと白状はしておいたから、これで「もしかして何かが下手だったから?!」とか見当違いな勘違いはしないとは思う。
***
それからヒロとハイジは隣国へ意気揚々と旅立ち、俺達はカテオロスへと旅立った。
向こうではヴェルがまさかの『俺』発言を繰り出して、またもや俺を驚かせたりしたんだけど、可愛さは変わってないから面白かった。
どうも昔から一緒の幼馴染や使用人の人達にはたまにポロッと出てしまうらしい。
こうやって色んな面を見れるのが本当に楽しい。
さて、短かったけど楽しいヴェルとの帰省も終わったことだし、また一生懸命仕事を頑張ろうかな?
軽くそう言ったらヴェルがちょっぴり妬いていた。
王太子改め王代理のマリウスが俺を重宝して常に側に置こうとするのが嫌なのだとか。
でもそんなことで嫉妬してもらえるのもちょっと嬉しかった。
ヴェルが内務大臣をするならそっちの補佐に回してもらおうかな?と密かに思っている。
その後、俺やヒロが色んなところで日本の知識をばら撒いたせいでそれを嬉々としてフォローしていたマリウスが『改革王』と呼ばれるようになったり、食の改革が進みその他特産品も色々できたことからこの国が一大観光地へと変わっていったりするんだが、それはまあまた別の話。
アクアブロンシュタルトは悲劇の国から脱出できたってことだけは言っておこうと思う。
とりあえず、俺は予想外の異世界で元気に幸せな第二の人生(甘々生活)を送ってます!
Fin.
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拙い作品ではありましたがここまでお付き合いいただけた皆さま本当に有難うございました(^-^)
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番外編とか、第2章とか読みかったなぁ。
そんなに気に入っていただけて嬉しいです(^-^)
また機会があればよろしくお願いします♪
始めまして。今日読み始めました。宰相がめっちゃ可愛くて萌えますね。マナ早く帰ってこーいって思いながら読み進めたいと思います。
初めまして!感想ありがとうございます♪
少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです(´∀`*)
すごく面白かったです。
改めて本名を聞くとどっちも名前w
本当に萌ですねぇ。
萌えです。まじで。
念願の宰相×賢者が叶って嬉しいです。
(´Д`)ハァ…萌えぇ。
言葉じゃ表せない感想の量と萌えを本当にありがとう御座います。
宰相普段可愛いのにまじで男前で格好良かったです。
最後まで萌と言ってもらえて嬉しかったです(*´꒳`*)
ありがとうございます〜!
宰相は私的にギャップ萌えキャラなのですよ笑