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【王妃の帰還】
112.※王妃の帰還⑪ Side.セドリック
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まさかアルフレッドの方からそんな風に誘ってくるとは思わなかった。
手合わせで興奮したわけでもなく、冷静そのもので言ってきたのだからこちらが驚くのも当然だ。
「最初に言っとくけど、俺はお前しか知らないから誘い方だってよく知らないし、器用じゃないから自分からリードなんてできないからな」
ベッドの前でバッサバッサと色気のかけらもなく服を脱ぎ、鍛え上げた身体を惜しげもなく俺の前に男らしく晒してくるアルフレッド。
これで誘ってるつもりなところがとてもアルフレッドらしい。
「お前も脱げよ」
「…脱がせてくれないのか?」
「うっ…しょ、しょうがないな」
『手がかかる奴だな』とか言いながらアルフレッドが俺の服を剥いでいく。
どうやらやめる気はないらしい。
折角考え直すきっかけを与えたというのに…。
正直言ってアルフレッドが言うように俺は迷っていた。
あんな酷い抱き方をして、アルフレッドに怖がられるんじゃないか、記憶が急に戻って恐慌状態に陥られるのではないか、全力で拒否されて耐えられるのか…そんな思いに囚われて、抱くのが怖くなったのだ。
なのにアルフレッドはわざわざ俺をベッドに誘ってきた。
「取り敢えず、俺が怖がらないか知りたいんだろ?協力してやるから、色々試してみろ」
そう促されて確かにどこまで大丈夫かを知るのも悪くはないと思ってそっとその肌に触れてみた。
どうやら触れるのは平気そうだと今度は抱き締めてキスをしてみる。
すると何故か嬉しそうに微笑まれた。
アルフレッド曰く、こんな俺が新鮮だったらしい。
そうまで言われたらここで引くのもどうかと思って、試しに押し倒してやった。
でもそれさえ平気そうだったので、ゆっくりと丁寧に愛撫を開始する。
「ん…う…」
一度快楽堕ちをしているからか感度が上がっているような気がする。
でもこれくらいなら恐怖感もなく、大丈夫そうだ。
そうやって様子を見ながらまるで初めて抱いた時のように優しく事に及んだ。
「あ…ん…」
気持ちいいと言いながらアルフレッドが蕩けた表情で俺を見てくる。
「は…あ…セド…」
「アルフレッド…」
慈しむように抱いていると、幸せそうに笑って、今度はもう少し強くとリクエストされたので少しずついつもと同じように移行していく。
「あぁっ!は、あっ!嘘っ…!」
ここに来てアルフレッドの反応が変わったので一度動きを止めて様子を窺うが、特に怖がる様子はなく戸惑うように抱きついてきた。
「あ…セド!いつもより気持ちいっ!」
「感度が上がったせいだ。この辺でやめておくか?」
「はぁっ…ダメ、だ!もっと…っ」
「アルフレッド…」
そんな風にねだるなんて反則だろう。
これではやめるにやめられなくなる。
だから早々に終わらせるべく、これでどうだと昨日虐めた時と同様に大きく開脚させた状態で突き上げてやった。
「あ────ッ!」
ビクビクッと身を震わせ一気に絶頂に飛ぶアルフレッドを見て、様子を見る。
「んっんっ…あ、セド、どうしよ…」
「大丈夫か?」
「一昨日の冷たい目とのギャップで凄く感じる…。上書きされてッ、ヤバいっ。好きが溢れて俺…止められないっ…!」
全身で俺を感じながらアルフレッドが至福と言わんばかりに笑みを浮かべて口づけてくる。
「セドッ、セドッ!」
自分から淫らに腰を振り、もっと抱いてとねだられ、困りつつも嬉しくなってそのままベッドで縫いつけ絡み合い、激しく交わった。
俺が好きだと目で語り、何度も愛おしそうに口づけられ胸がいっぱいになってしまう。
あんなに酷いことをした俺を、アルフレッドはあっさり許して受け入れてくれた。
「アルフレッド…」
愛してる……もうあんな風には抱かないからと言って、俺は唇を重ねながら深く突き入れ熱を注ぎ込んだ。
「はぁ…あ…気持ちいっ…」
恍惚とした顔でそう言ったアルフレッドに少し不安になるが、呼吸が整うとともに目の焦点もあってきてホッとする。
そして笑顔で『大丈夫だったろ?』と言ってきた。
「…そうだな」
「お前な、心配し過ぎだぞ?大体ここ一年以上俺がどれだけお前の無茶苦茶な抱き方に耐えてきたと思ってんだ?」
「でも今回は違うんだろう?記憶が飛ぶほどだ」
「う~ん…でも割と途中までは覚えてるしなぁ…」
「そうなのか?」
「ああ」
「じゃあ逆にどこまで覚えてるんだ?」
「え?う~んと…なんか金属の棒みたいなのをあり得ないとこに突っ込まれて悲鳴上げたところまで?」
「そこか……」
どうやらそれ以降がまずかったらしい。
「わかった。それ以上はしないから安心しろ」
それなら多分大丈夫なんだろう。
確かにそこまではこれまで経験済みの行為ではあったし、納得はいく。
それなら然程気にすることはない。
正直あれは確かに記憶が飛んだ方が幸せだったとは思う。
あのバカ女にここを使う気だったのかと腹が立って、憎しみをぶつけるようにアルフレッドの男根を嬲り倒し、色々やってしまった自覚はある。
だからそう言ったのに、俺があっさり『しない』と言ったからかなんなのか、アルフレッドは一応何をしたか言ってみろと言ってきた。
「忘れていた方が幸せだぞ?聞く必要はない」
「いや、この場合知らない方が怖いだろ?」
「知ったら絶対『変態!』って叫んで泣くと思うぞ?」
「そこまで?!何やったんだよ?!」
逆に教えてもらえない方が気になって仕方ないし、今更何をされてても嫌いになったりしないから教えてくれとしつこく食い下がられた。
「はぁ…仕方がないな」
そう言って俺は一度ベッドから降り、昨日使った道具類を持ってくる。
「縛り上げたお前のものにこれを突っ込んで中から前立腺を開発して、それだけじゃ気が済まなくてこっちで尿道でも感じるように開発してやって、まだ気が済まなかったからこっちのチューブを使って中出しして、前と後ろで俺を味わえと言いながらもう一度こっちを入れてグチュグチュかき混ぜてやった」
「は?え?」
意味がわからないと首を傾げるアルフレッドはきっと全く理解ができなかったんだろう。
まあわからないでもない。
全部初めて見る道具だっただろうし、そんな行為があること自体初耳だったのだろう。
「お前が女に突っ込む気になれないくらい、俺以外に勃たなくなればいいと……嬲り倒した」
「へ…へぇ?」
ドン引きされてそうだが、あの時は本気でそう思ったんだ。
でも俺が折角珍しく反省していたのに、アルフレッドはちょっと思案してからおかしな事を言い出した。
「えっと……それも上書き、するか?」
「は?」
「いや、記憶が飛ぶくらいショックではあったんだろうけど、いっそ上書きしとけば安心かなって思ってさ。今のお前なら酷くはしないだろうし?」
「無理はしなくていい」
「無理と言うか、その…今後の参考に…?」
また怒らせた時に知っているのと知らないのとで心構えも変わるだろとアルフレッドはこちらを窺うように上目遣いで口にしてくる。
「ダメ…か?」
「……ダメじゃない」
今後の参考とはなんだ?
また俺を激怒させる気満々なのか?
もうそこまで怒る気はないと反省しているのに……。
『この天然、どうしてくれようか』と思いながらなんとか自分を落ち着け、引く気がないのを確認してからお望み通りにしてやった。
結果?当然『こんなの知らない!気持ち良すぎて無理無理!』と言いながら悶えてたぞ?
そもそもあの時に既に痛みが感じなくなるほど徹底的に開発済みなのだ。
記憶がなかろうと身体は覚えているのだ。それ以外に感想などないだろう。
合わせて結腸責めもしてやったらそのまま昇天して気絶してしまった。
『何されても全部気持ちいい』と言って俺にハマりまくるなんて可愛すぎるだろう。
快楽堕ちで感度が相当上がって呂律が回らなくなるほど感じていたのがたまらなく可愛くて、気持ちを抑えるのが大変だった。
遠慮なんてしなくて良かったと思い知らされたものの、やり過ぎないよう自重は大事だと今回のことで学んだし、暴走するのはやめようと自戒する。
取り敢えずアルフレッドが起きたら沢山沢山キスをしよう。
出会ってからずっと色んな経験をさせておいて良かった。
すっかり俺色に染まりきったアルフレッドを愛しく思いながら、俺は幸せな気持ちで眠りについたのだった。
****************
※結局なんだかんだセドに甘いアルフレッドでした。
手合わせで興奮したわけでもなく、冷静そのもので言ってきたのだからこちらが驚くのも当然だ。
「最初に言っとくけど、俺はお前しか知らないから誘い方だってよく知らないし、器用じゃないから自分からリードなんてできないからな」
ベッドの前でバッサバッサと色気のかけらもなく服を脱ぎ、鍛え上げた身体を惜しげもなく俺の前に男らしく晒してくるアルフレッド。
これで誘ってるつもりなところがとてもアルフレッドらしい。
「お前も脱げよ」
「…脱がせてくれないのか?」
「うっ…しょ、しょうがないな」
『手がかかる奴だな』とか言いながらアルフレッドが俺の服を剥いでいく。
どうやらやめる気はないらしい。
折角考え直すきっかけを与えたというのに…。
正直言ってアルフレッドが言うように俺は迷っていた。
あんな酷い抱き方をして、アルフレッドに怖がられるんじゃないか、記憶が急に戻って恐慌状態に陥られるのではないか、全力で拒否されて耐えられるのか…そんな思いに囚われて、抱くのが怖くなったのだ。
なのにアルフレッドはわざわざ俺をベッドに誘ってきた。
「取り敢えず、俺が怖がらないか知りたいんだろ?協力してやるから、色々試してみろ」
そう促されて確かにどこまで大丈夫かを知るのも悪くはないと思ってそっとその肌に触れてみた。
どうやら触れるのは平気そうだと今度は抱き締めてキスをしてみる。
すると何故か嬉しそうに微笑まれた。
アルフレッド曰く、こんな俺が新鮮だったらしい。
そうまで言われたらここで引くのもどうかと思って、試しに押し倒してやった。
でもそれさえ平気そうだったので、ゆっくりと丁寧に愛撫を開始する。
「ん…う…」
一度快楽堕ちをしているからか感度が上がっているような気がする。
でもこれくらいなら恐怖感もなく、大丈夫そうだ。
そうやって様子を見ながらまるで初めて抱いた時のように優しく事に及んだ。
「あ…ん…」
気持ちいいと言いながらアルフレッドが蕩けた表情で俺を見てくる。
「は…あ…セド…」
「アルフレッド…」
慈しむように抱いていると、幸せそうに笑って、今度はもう少し強くとリクエストされたので少しずついつもと同じように移行していく。
「あぁっ!は、あっ!嘘っ…!」
ここに来てアルフレッドの反応が変わったので一度動きを止めて様子を窺うが、特に怖がる様子はなく戸惑うように抱きついてきた。
「あ…セド!いつもより気持ちいっ!」
「感度が上がったせいだ。この辺でやめておくか?」
「はぁっ…ダメ、だ!もっと…っ」
「アルフレッド…」
そんな風にねだるなんて反則だろう。
これではやめるにやめられなくなる。
だから早々に終わらせるべく、これでどうだと昨日虐めた時と同様に大きく開脚させた状態で突き上げてやった。
「あ────ッ!」
ビクビクッと身を震わせ一気に絶頂に飛ぶアルフレッドを見て、様子を見る。
「んっんっ…あ、セド、どうしよ…」
「大丈夫か?」
「一昨日の冷たい目とのギャップで凄く感じる…。上書きされてッ、ヤバいっ。好きが溢れて俺…止められないっ…!」
全身で俺を感じながらアルフレッドが至福と言わんばかりに笑みを浮かべて口づけてくる。
「セドッ、セドッ!」
自分から淫らに腰を振り、もっと抱いてとねだられ、困りつつも嬉しくなってそのままベッドで縫いつけ絡み合い、激しく交わった。
俺が好きだと目で語り、何度も愛おしそうに口づけられ胸がいっぱいになってしまう。
あんなに酷いことをした俺を、アルフレッドはあっさり許して受け入れてくれた。
「アルフレッド…」
愛してる……もうあんな風には抱かないからと言って、俺は唇を重ねながら深く突き入れ熱を注ぎ込んだ。
「はぁ…あ…気持ちいっ…」
恍惚とした顔でそう言ったアルフレッドに少し不安になるが、呼吸が整うとともに目の焦点もあってきてホッとする。
そして笑顔で『大丈夫だったろ?』と言ってきた。
「…そうだな」
「お前な、心配し過ぎだぞ?大体ここ一年以上俺がどれだけお前の無茶苦茶な抱き方に耐えてきたと思ってんだ?」
「でも今回は違うんだろう?記憶が飛ぶほどだ」
「う~ん…でも割と途中までは覚えてるしなぁ…」
「そうなのか?」
「ああ」
「じゃあ逆にどこまで覚えてるんだ?」
「え?う~んと…なんか金属の棒みたいなのをあり得ないとこに突っ込まれて悲鳴上げたところまで?」
「そこか……」
どうやらそれ以降がまずかったらしい。
「わかった。それ以上はしないから安心しろ」
それなら多分大丈夫なんだろう。
確かにそこまではこれまで経験済みの行為ではあったし、納得はいく。
それなら然程気にすることはない。
正直あれは確かに記憶が飛んだ方が幸せだったとは思う。
あのバカ女にここを使う気だったのかと腹が立って、憎しみをぶつけるようにアルフレッドの男根を嬲り倒し、色々やってしまった自覚はある。
だからそう言ったのに、俺があっさり『しない』と言ったからかなんなのか、アルフレッドは一応何をしたか言ってみろと言ってきた。
「忘れていた方が幸せだぞ?聞く必要はない」
「いや、この場合知らない方が怖いだろ?」
「知ったら絶対『変態!』って叫んで泣くと思うぞ?」
「そこまで?!何やったんだよ?!」
逆に教えてもらえない方が気になって仕方ないし、今更何をされてても嫌いになったりしないから教えてくれとしつこく食い下がられた。
「はぁ…仕方がないな」
そう言って俺は一度ベッドから降り、昨日使った道具類を持ってくる。
「縛り上げたお前のものにこれを突っ込んで中から前立腺を開発して、それだけじゃ気が済まなくてこっちで尿道でも感じるように開発してやって、まだ気が済まなかったからこっちのチューブを使って中出しして、前と後ろで俺を味わえと言いながらもう一度こっちを入れてグチュグチュかき混ぜてやった」
「は?え?」
意味がわからないと首を傾げるアルフレッドはきっと全く理解ができなかったんだろう。
まあわからないでもない。
全部初めて見る道具だっただろうし、そんな行為があること自体初耳だったのだろう。
「お前が女に突っ込む気になれないくらい、俺以外に勃たなくなればいいと……嬲り倒した」
「へ…へぇ?」
ドン引きされてそうだが、あの時は本気でそう思ったんだ。
でも俺が折角珍しく反省していたのに、アルフレッドはちょっと思案してからおかしな事を言い出した。
「えっと……それも上書き、するか?」
「は?」
「いや、記憶が飛ぶくらいショックではあったんだろうけど、いっそ上書きしとけば安心かなって思ってさ。今のお前なら酷くはしないだろうし?」
「無理はしなくていい」
「無理と言うか、その…今後の参考に…?」
また怒らせた時に知っているのと知らないのとで心構えも変わるだろとアルフレッドはこちらを窺うように上目遣いで口にしてくる。
「ダメ…か?」
「……ダメじゃない」
今後の参考とはなんだ?
また俺を激怒させる気満々なのか?
もうそこまで怒る気はないと反省しているのに……。
『この天然、どうしてくれようか』と思いながらなんとか自分を落ち着け、引く気がないのを確認してからお望み通りにしてやった。
結果?当然『こんなの知らない!気持ち良すぎて無理無理!』と言いながら悶えてたぞ?
そもそもあの時に既に痛みが感じなくなるほど徹底的に開発済みなのだ。
記憶がなかろうと身体は覚えているのだ。それ以外に感想などないだろう。
合わせて結腸責めもしてやったらそのまま昇天して気絶してしまった。
『何されても全部気持ちいい』と言って俺にハマりまくるなんて可愛すぎるだろう。
快楽堕ちで感度が相当上がって呂律が回らなくなるほど感じていたのがたまらなく可愛くて、気持ちを抑えるのが大変だった。
遠慮なんてしなくて良かったと思い知らされたものの、やり過ぎないよう自重は大事だと今回のことで学んだし、暴走するのはやめようと自戒する。
取り敢えずアルフレッドが起きたら沢山沢山キスをしよう。
出会ってからずっと色んな経験をさせておいて良かった。
すっかり俺色に染まりきったアルフレッドを愛しく思いながら、俺は幸せな気持ちで眠りについたのだった。
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※結局なんだかんだセドに甘いアルフレッドでした。
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※皆様いつもありがとうございます♪この度スピンオフ作品をアップしましたので、ご興味のある方はそちらも宜しくお願いしますm(_ _)m『王子の本命~ガヴァム王国の王子達~』https://www.alphapolis.co.jp/novel/91408108/52430498
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