90 / 215
【国際会議】
81.※国際会議⑲【帰途】
しおりを挟む
帰りの道のりは行きと違ってどこか緊迫感を感じながら進む感じになった。
いつアンシャンテの刺客に襲われるかわからないからセドも俺に何かしてくることもない。
まあ…お触りくらいいいだろうとばかりに俺を膝の上に乗せていたずらしようとしてきたから、俺がふざけるなと怒ったのもあるんだけど…。
だからなのかなんなのか、さっさと終わらせたいなと言って何やら暗部を積極的に動かしていた。
きっとアンシャンテとガヴァム、両方に対して上手く手を打っているんだろう。
セドはこういう時、とっても器用に事を為すからあまり心配はしていない。
「アルフレッド。馬車では我慢しているんだ。夜くらいはいいだろう?」
でもこんな風に「ご褒美は?」と聞かれるのは非常に困る。
最近セドは俺に何かをやらせるのにはまりだして、すぐに何かをさせようとしてくるから厄介なのだ。
キスならまだしもフェラとか騎乗位は恥ずかしいし、おねだりしろといって尻穴に手を添えさせられるのも嫌だ。
自慰を見せろと言われた時だってふざけるなと真っ赤になってしまったし、どうして自分から抱いてくれと言ってもいないのにそんな破廉恥なことをしなければならないんだと怒り狂った。
でもそれはそれで恥じらう姿がまたいいとか言われて、結局掌の上で転がされてるだけなんじゃないかとむかっ腹が立った。
そう言えばロキ王子のせいですっかり変態の定義が変わってしまっていたが、セドはセドで十分変態だったんだと思い出す。
「もうお前の言うことなんて一つも聞いてやらないからな!」
だからそう言ってやったのに、セドはどこか余裕そうな顔をしながら何やら報告書のようなものをひらひらと目の前で振ってきた。
「そうか。折角面白い話が届いたからお前に教えてやろうと思ったのにな?」
「……面白い話?」
「聞きたいか?」
「聞きたい」
なんだかこんな意地悪気な顔で笑うセドの顔を見ていると聞いておかないとマズい気がするからそう言ったのに、教えて欲しかったら今日も言うことを聞けときたもんだ。
その言葉に俺の中の天秤がゆらゆら揺れる。
話しを聞くために言うことを聞くか、もしくは話を聞かずに後で後悔するか────。
(なんかどっちを選んでも失敗しそうな気がするんだけどな…)
でも特に聞かずに後悔するような事態というのが思いつかない。
ミラルカは鉱山の借金を抱えていたけど、レオナルド皇子の謝罪でセドが国を潰すってことにはならなかったから心配はいらないし、俺の帰る場所がなくなるってこともないだろう。
思いつく最悪の事態というのはそれくらいだし、それならそれでせめてセドの思い通りにはなってやらないぞと覚悟を決めた。
「…………お前の言うことは聞かない!」
「そうか。この情報はいらなかったか。まあ、俺にとっての朗報だから、お前には確かに必要なかったかもしれないな」
そんな言葉に思わず首を傾げてしまうが、ここで変に興味を示したらセドの思うつぼだろう。
だから必要ないとばっさり切り捨て、それよりもアンシャンテの情報は来ていないのかと話を振った。
今手に持っているのがその手の情報だったならきっとこれで何らかの反応は得られるだろうと思ってのことだったけど、どうやらそれとは別件のようで、あっさりとそちらについては教えてもらえた。
「今日はいきなり囮の馬車を襲撃してきたらしいぞ?気が早いことだな」
「……っ!捕まえたのか?!」
「ああ。一人だけ泳がせるために逃がしたが他は全て捕らえたらしい」
「そっか…」
それなら暫くは安心だ。
そう思ってホッとしていたら気づけばセドの腕の中に抱き込まれていた。
「これで今日は安心だろう?」
そして『抱いてもいいな?』と笑いながら口にして、そのまま服の上から愛撫をし始めてしまう。
「アルフレッド…」
今日一日好きなように触れられなくて寂しかったぞと色香を滲ませた声で囁かれ、背筋をゾクゾクとした何かが駆け抜けていく。
「ん…」
ねっとりと耳を舌で嬲られ、ビクッと反応した俺に気分を良くしたセドは俺の衣服の中へと手を忍び込ませ、そのまま俺をゆっくりと翻弄し始めた。
「は…はぁ…んっ……」
クニクニと睾丸を弄ぶように揉まれ、ゆるりと勃ち上がってきた雄の先端を指でグリグリと嬲られる。
そうされるだけで後ろが疼くように教え込まれたせいで、そのままセドに抱き着いてしまった。
「ほら、アル。強請ってみろ」
「んっんっ……」
そんなことを言われてもそんなに素直にできるはずがない。
だから察しろよと熱の籠った眼差しを向けながら甘えるように身を寄せることしかできない。
「強情だな」
最近は素直になってきていたのにとクスリと笑い、そのまま深く口づけられて舌を絡めとられた。
「んぁっ…」
そこからはあっという間にちゅうぅっと吸われて腰砕けにされてしまう。
「アルフレッド。俺に抱かれたいとその口で言ってみろ」
「やっ…」
「そうだな…。ならお前の手で俺を大きくしてみろ」
そしてそのまま手をセドのものへと誘導されて無理矢理握らされる。
セドの手も俺のものを可愛がっているから互いに扱き合っているような状況だ。
「ん…あ……」
互いに見つめ合いながら相手のものを高めていくのは何故か欲を煽られるからできれば遠慮したいけど、俺の手でセドが気持ちよさそうな顔をするのを見るのは嫌いではないから、ついつい乗せられるままに手を動かしてしまった。
すっかり大きくなったセドのものはもういつでも俺の中に入れそうなほどに育っている。
「はぁ…セド……」
このまま一緒にイキたい。
そんな思いで手を動かすけど、セドはそこでまた俺にキスを仕掛けてきて、中断せざるを得ない状況に陥ってしまった。
「ん…んんっ……」
(気持ちいい……)
頭が酸欠でふわふわする。
「あ…もぅ……」
いつもみたいに好きに抱いてほしい。
すっかり慣らされ過ぎて、そんな気持ちでいっぱいになってしまう。
強引に事に及ばれたら反発だってできるのに…どうして最近はこうして甘やかすように強請らせるんだろう?
これじゃあまるで普通に好き合った恋人同士のようじゃないか。
そこまで考えて、唐突にハタと我に返る。
「あ…れ?」
「どうかしたか?」
セドが急に我に返った俺にそんな声をかけてくるけど、俺は正直それどころではなかった。
セドが俺を好きで、俺もセドを好きだと自覚したものの、これまで側妃側妃と言われ続けていたせいで失念していたけど、これって普通に両思いで、恋人同士ということなんじゃなかろうか?
その上でふとロキ王子とカリン王子の結婚話が頭をよぎる。
あの二人はお互いに両思いで、結婚したらそれはもう夫婦なわけで……。
(順序が違うけど、俺とセドももしかしてそうなるってこと…なのか?)
そんな考えが頭に浮かんだ途端、かぁあっと顔が熱くなって急に羞恥に襲われてしまった。
「アルフレッド?」
正直今は何を言われてもまともに応えられる気がしない。
どうしてこれまで気づかず平気でいられたのかが全くわからない。
頭がパニックになるというのはこういうことなのかと初めて知った気がする。
「セ…」
「せ?」
「セドッ!」
「なんだ?」
「悪い!」
一応そう断ってからドスッと腹に一撃入れて腕の中から逃げ出し、現実を直視しすぎて辛いから『頭と身体を冷やしてくる!』とだけ言ってザッと衣服を整え部屋から飛び出した。
いつアンシャンテの刺客に襲われるかわからないからセドも俺に何かしてくることもない。
まあ…お触りくらいいいだろうとばかりに俺を膝の上に乗せていたずらしようとしてきたから、俺がふざけるなと怒ったのもあるんだけど…。
だからなのかなんなのか、さっさと終わらせたいなと言って何やら暗部を積極的に動かしていた。
きっとアンシャンテとガヴァム、両方に対して上手く手を打っているんだろう。
セドはこういう時、とっても器用に事を為すからあまり心配はしていない。
「アルフレッド。馬車では我慢しているんだ。夜くらいはいいだろう?」
でもこんな風に「ご褒美は?」と聞かれるのは非常に困る。
最近セドは俺に何かをやらせるのにはまりだして、すぐに何かをさせようとしてくるから厄介なのだ。
キスならまだしもフェラとか騎乗位は恥ずかしいし、おねだりしろといって尻穴に手を添えさせられるのも嫌だ。
自慰を見せろと言われた時だってふざけるなと真っ赤になってしまったし、どうして自分から抱いてくれと言ってもいないのにそんな破廉恥なことをしなければならないんだと怒り狂った。
でもそれはそれで恥じらう姿がまたいいとか言われて、結局掌の上で転がされてるだけなんじゃないかとむかっ腹が立った。
そう言えばロキ王子のせいですっかり変態の定義が変わってしまっていたが、セドはセドで十分変態だったんだと思い出す。
「もうお前の言うことなんて一つも聞いてやらないからな!」
だからそう言ってやったのに、セドはどこか余裕そうな顔をしながら何やら報告書のようなものをひらひらと目の前で振ってきた。
「そうか。折角面白い話が届いたからお前に教えてやろうと思ったのにな?」
「……面白い話?」
「聞きたいか?」
「聞きたい」
なんだかこんな意地悪気な顔で笑うセドの顔を見ていると聞いておかないとマズい気がするからそう言ったのに、教えて欲しかったら今日も言うことを聞けときたもんだ。
その言葉に俺の中の天秤がゆらゆら揺れる。
話しを聞くために言うことを聞くか、もしくは話を聞かずに後で後悔するか────。
(なんかどっちを選んでも失敗しそうな気がするんだけどな…)
でも特に聞かずに後悔するような事態というのが思いつかない。
ミラルカは鉱山の借金を抱えていたけど、レオナルド皇子の謝罪でセドが国を潰すってことにはならなかったから心配はいらないし、俺の帰る場所がなくなるってこともないだろう。
思いつく最悪の事態というのはそれくらいだし、それならそれでせめてセドの思い通りにはなってやらないぞと覚悟を決めた。
「…………お前の言うことは聞かない!」
「そうか。この情報はいらなかったか。まあ、俺にとっての朗報だから、お前には確かに必要なかったかもしれないな」
そんな言葉に思わず首を傾げてしまうが、ここで変に興味を示したらセドの思うつぼだろう。
だから必要ないとばっさり切り捨て、それよりもアンシャンテの情報は来ていないのかと話を振った。
今手に持っているのがその手の情報だったならきっとこれで何らかの反応は得られるだろうと思ってのことだったけど、どうやらそれとは別件のようで、あっさりとそちらについては教えてもらえた。
「今日はいきなり囮の馬車を襲撃してきたらしいぞ?気が早いことだな」
「……っ!捕まえたのか?!」
「ああ。一人だけ泳がせるために逃がしたが他は全て捕らえたらしい」
「そっか…」
それなら暫くは安心だ。
そう思ってホッとしていたら気づけばセドの腕の中に抱き込まれていた。
「これで今日は安心だろう?」
そして『抱いてもいいな?』と笑いながら口にして、そのまま服の上から愛撫をし始めてしまう。
「アルフレッド…」
今日一日好きなように触れられなくて寂しかったぞと色香を滲ませた声で囁かれ、背筋をゾクゾクとした何かが駆け抜けていく。
「ん…」
ねっとりと耳を舌で嬲られ、ビクッと反応した俺に気分を良くしたセドは俺の衣服の中へと手を忍び込ませ、そのまま俺をゆっくりと翻弄し始めた。
「は…はぁ…んっ……」
クニクニと睾丸を弄ぶように揉まれ、ゆるりと勃ち上がってきた雄の先端を指でグリグリと嬲られる。
そうされるだけで後ろが疼くように教え込まれたせいで、そのままセドに抱き着いてしまった。
「ほら、アル。強請ってみろ」
「んっんっ……」
そんなことを言われてもそんなに素直にできるはずがない。
だから察しろよと熱の籠った眼差しを向けながら甘えるように身を寄せることしかできない。
「強情だな」
最近は素直になってきていたのにとクスリと笑い、そのまま深く口づけられて舌を絡めとられた。
「んぁっ…」
そこからはあっという間にちゅうぅっと吸われて腰砕けにされてしまう。
「アルフレッド。俺に抱かれたいとその口で言ってみろ」
「やっ…」
「そうだな…。ならお前の手で俺を大きくしてみろ」
そしてそのまま手をセドのものへと誘導されて無理矢理握らされる。
セドの手も俺のものを可愛がっているから互いに扱き合っているような状況だ。
「ん…あ……」
互いに見つめ合いながら相手のものを高めていくのは何故か欲を煽られるからできれば遠慮したいけど、俺の手でセドが気持ちよさそうな顔をするのを見るのは嫌いではないから、ついつい乗せられるままに手を動かしてしまった。
すっかり大きくなったセドのものはもういつでも俺の中に入れそうなほどに育っている。
「はぁ…セド……」
このまま一緒にイキたい。
そんな思いで手を動かすけど、セドはそこでまた俺にキスを仕掛けてきて、中断せざるを得ない状況に陥ってしまった。
「ん…んんっ……」
(気持ちいい……)
頭が酸欠でふわふわする。
「あ…もぅ……」
いつもみたいに好きに抱いてほしい。
すっかり慣らされ過ぎて、そんな気持ちでいっぱいになってしまう。
強引に事に及ばれたら反発だってできるのに…どうして最近はこうして甘やかすように強請らせるんだろう?
これじゃあまるで普通に好き合った恋人同士のようじゃないか。
そこまで考えて、唐突にハタと我に返る。
「あ…れ?」
「どうかしたか?」
セドが急に我に返った俺にそんな声をかけてくるけど、俺は正直それどころではなかった。
セドが俺を好きで、俺もセドを好きだと自覚したものの、これまで側妃側妃と言われ続けていたせいで失念していたけど、これって普通に両思いで、恋人同士ということなんじゃなかろうか?
その上でふとロキ王子とカリン王子の結婚話が頭をよぎる。
あの二人はお互いに両思いで、結婚したらそれはもう夫婦なわけで……。
(順序が違うけど、俺とセドももしかしてそうなるってこと…なのか?)
そんな考えが頭に浮かんだ途端、かぁあっと顔が熱くなって急に羞恥に襲われてしまった。
「アルフレッド?」
正直今は何を言われてもまともに応えられる気がしない。
どうしてこれまで気づかず平気でいられたのかが全くわからない。
頭がパニックになるというのはこういうことなのかと初めて知った気がする。
「セ…」
「せ?」
「セドッ!」
「なんだ?」
「悪い!」
一応そう断ってからドスッと腹に一撃入れて腕の中から逃げ出し、現実を直視しすぎて辛いから『頭と身体を冷やしてくる!』とだけ言ってザッと衣服を整え部屋から飛び出した。
52
※皆様いつもありがとうございます♪この度スピンオフ作品をアップしましたので、ご興味のある方はそちらも宜しくお願いしますm(_ _)m『王子の本命~ガヴァム王国の王子達~』https://www.alphapolis.co.jp/novel/91408108/52430498
お気に入りに追加
3,643
あなたにおすすめの小説
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男装の麗人と呼ばれる俺は正真正銘の男なのだが~双子の姉のせいでややこしい事態になっている~
さいはて旅行社
BL
双子の姉が失踪した。
そのせいで、弟である俺が騎士学校を休学して、姉の通っている貴族学校に姉として通うことになってしまった。
姉は男子の制服を着ていたため、服装に違和感はない。
だが、姉は男装の麗人として女子生徒に恐ろしいほど大人気だった。
その女子生徒たちは今、何も知らずに俺を囲んでいる。
女性に囲まれて嬉しい、わけもなく、彼女たちの理想の王子様像を演技しなければならない上に、男性が女子寮の部屋に一歩入っただけでも騒ぎになる貴族学校。
もしこの事実がバレたら退学ぐらいで済むわけがない。。。
周辺国家の情勢がキナ臭くなっていくなかで、俺は双子の姉が戻って来るまで、協力してくれる仲間たちに笑われながらでも、無事にバレずに女子生徒たちの理想の王子様像を演じ切れるのか?
侯爵家の命令でそんなことまでやらないといけない自分を救ってくれるヒロインでもヒーローでも現れるのか?

怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人
こじらせた処女
BL
幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。
しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。
「風邪をひくことは悪いこと」
社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。
とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。
それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?
幽閉王子は最強皇子に包まれる
皇洵璃音
BL
魔法使いであるせいで幼少期に幽閉された第三王子のアレクセイ。それから年数が経過し、ある日祖国は滅ぼされてしまう。毛布に包まっていたら、敵の帝国第二皇子のレイナードにより連行されてしまう。処刑場にて皇帝から二つの選択肢を提示されたのだが、二つ目の内容は「レイナードの花嫁になること」だった。初めて人から求められたこともあり、花嫁になることを承諾する。素直で元気いっぱいなド直球第二皇子×愛されることに慣れていない治癒魔法使いの第三王子の恋愛物語。
表紙担当者:白す(しらす)様に描いて頂きました。

お荷物な俺、独り立ちしようとしたら押し倒されていた
やまくる実
BL
異世界ファンタジー、ゲーム内の様な世界観。
俺は幼なじみのロイの事が好きだった。だけど俺は能力が低く、アイツのお荷物にしかなっていない。
独り立ちしようとして執着激しい攻めにガッツリ押し倒されてしまう話。
好きな相手に冷たくしてしまう拗らせ執着攻め✖️自己肯定感の低い鈍感受け
ムーンライトノベルズにも掲載しています。

【完結】婚約破棄したのに幼馴染の執着がちょっと尋常じゃなかった。
天城
BL
子供の頃、天使のように可愛かった第三王子のハロルド。しかし今は令嬢達に熱い視線を向けられる美青年に成長していた。
成績優秀、眉目秀麗、騎士団の演習では負けなしの完璧な王子の姿が今のハロルドの現実だった。
まだ少女のように可愛かったころに求婚され、婚約した幼馴染のギルバートに申し訳なくなったハロルドは、婚約破棄を決意する。
黒髪黒目の無口な幼馴染(攻め)×金髪青瞳美形第三王子(受け)。前後編の2話完結。番外編を不定期更新中。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる