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【恋の自覚なんてしたくない】
36.※恋の自覚なんてしたくない③
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部屋に鍵をかけるなよと言われたものの、はいそうですかと素直に言うことを聞くと思ったら大間違いだと俺はきっちり鍵をかけて寝たはずだった。
それなのに────。
「どうしてお前がいるんだよ?!」
「それは極秘事項だ。教えられないな」
外から空けられる鍵ではなく内鍵なのにどうして王子がここにいるのかと俺は噛みつくように抗議するが、王子は涼しい顔だ。
その日は早めに横になったのに、なんだか気持ちいいなと目を開けたら王子が俺の上に乗っかってて、何度もキスを繰り返していて驚いた。
「アル。鍵は掛けるなと言っただろう?俺に奥の手を使わせるなんてどういう了見だ?」
「お前の方こそどういう了見だ!勝手に不法侵入するな!」
「前にも言っただろう?妃の部屋に入るのは俺の勝手だ。不法侵入ではない」
「ふざけるッ…んっ…!はぁ…、ちょ、待て…んんっ…!」
問答無用とばかりに唇を重ねてくる王子に俺は必死に抵抗するが、すっかり手慣れている王子に敵うはずもなく、両手を押さえつけられたまま翻弄されてしまう。
「あ…んんッ!」
そしてそのままベッドに押さえつけられながらゆっくりと挿れられて、王子は極悪に笑った。
「アル?わかってるな?」
それは暗に強請ってこいと言っていて、本当に腹立たしいことこの上ない。
「だ…れが……寝込みを襲われて強請るかッ!絶対に嫌だ!」
「ククッ…どうせ最後にはいつも強請っているくせに」
でもそんな素直じゃないところが好きだと言いながら王子は俺を嬲り始める。
「あ…っ!あぁッ!」
ズッズッと腰を動かされ、出したくないのに声は絶えず口から飛び出していく。
「今日はどれくらい持つのか…楽しみだな」
「ひっ…!」
「可愛い声で啼くんだぞ?」
「そ…そんなこと、誰がするか!」
「ふっ…では今日はこうしてみようか?」
そう言って王子はいきなり腰を支えたかと思うと、俺を抱き上げると同時に自分が下になってそのまま横たわった。
「なっ?!」
「……たまには騎乗位もいいだろう?」
たまにはも何も、この体位ではしたことがないからどうしていいのかがわからない。
俺にどうしろと言うのだろうか?
「さあアルフレッド。自分で腰を振るのがいいか、腰を押さえつけられて下から思い切り突き上げられて揺さぶられるのがいいか……どっちだ?」
(どっち…?どっち…って何だ?!)
王子はよくこうして選択肢を提示してくるが、この場合……まさか自分で動けとでも?!
「そ…そんなの……」
(できるはずがないだろ?!)
かと言ってもう一つの選択肢も選びたくはない。
して欲しいと自ら言うようなものだからだ。
恥ずかしすぎて朱が昇り、動くに動けない俺を王子は下から楽し気に観察している。
「馬には乗ったことがあるだろう?あんな風に自分で腰を揺らしてみろ」
そんなことを言われてもそれとこれとは全然違うだろと言ってやりたい。
(馬に乗る度に思い出したらどうしてくれるんだ!)
「うぅ……やっぱりお前は最悪最低だ…!」
思わずそう溢したらクスッと笑われてそのまま胸を弄られ始めた。
「んぅっ!やめっ…!」
「お前が答えを出すのを待ってやってるんだ。嫌なら早くどちらか決めればいい」
「や…やめ、ろッ…!」
押し潰すようにクニクニと嬲られ、先をカリカリと引っ掻くように弄られる。
そんな行為を嫌だと思うのに、ユラユラと腰まで動かされてもどかしさがどんどん増していってしまう。
そうやって王子に嬲られるたびに身体の熱が煽られ、それがどうにもじれったくて、気づけば俺は自分から腰を振ってしまっていた。
「あっ…やっ……!ふぅぅッ…!」
「そうだ。上手いぞ、アル。もっと好きに動いてみろ。前も自分で触って良いからな?」
頼むからそんな言葉で煽ってこないで欲しい。
もっと気持ち良くなりたくて仕方がなくなってしまうじゃないか。
「も…やぁ……」
それでも自分の拙い動きだけでは欲しい快感まで届かなくて、中途半端な熱に侵され焦がれるようにセドを見つめてしまう。
「セ、ド……ッ」
「なんだ?」
「はぁ…ん…。おねが…ぃだ。もっと奥まで欲しッ……」
「俺が欲しいのか?」
興奮しているのか、紅潮した頬でセドが期待に満ちた目で俺を見てくる。
そんなセドに俺は素直にコクリと頷いた。
どうしても奥が切なくてたまらなくて、懇願するようにセドへと抱き着き、耳元でセドが欲しいと口にしてしまう。
そんな姿にセドも満足したのか、そのまま腰を掴んで思い切り下から突き上げ始めた。
「あっあぁっ!いぃ────ッ!」
それがあまりにも気持ち良過ぎて、俺は激しく達して歓喜の声を上げてしまう。
「アル…そんなに良かったか?」
「んっんぁっ…」
「…とぶほど良かったんだな。いい顔だ。本当に…最初から素直になればいいものを」
ちゅっちゅっと甘く軽い口づけを何度も施して、王子はそのまま俺を押し倒し嬉しそうに笑った。
「アルフレッド。素直になった褒美にたっぷり奥まで犯して可愛がってやるからな」
「あっ…、ひッ!あ…待っ……アァァァアッ!」
そして俺はグチャグチャに蕩けるほど絶倫王子に犯されまくって、翌日腰をさすりながら仕事に行く羽目になったのだった。
***
【Side.カリン王子】
「ここが…」
馬車に乗りやってきたブルーグレイ王国の王都は、自国であるガヴァム王国に比べ随分にぎやかな印象を受けた。
活気があると言えばいいのだろうか?
道行く人々の表情は皆明るくて、活気に満ち溢れている。
こうして見る限りではとても恐ろしい王子がいる国には見えない。
「カリン殿下」
「なんだ」
「ブルーグレイの王宮からこちらの文書を受け取りましたのでご一読を」
「ふん……」
何か気に入らない点でも指摘してきたのかと思いながら、譲るつもりは一切ないぞとそちらの書面へと目を通す。
税関の税金然り、輸出入のもの然り、妥協はしないと思いながらその書面を隅から隅にチェックしたのだが……。
「…………見事だな」
普通は難航しそうなあれこれが理路整然と書かれており、寧ろこちらから指摘できる点も付け入る隙も全くない。
ブルーグレイにだけ有利なものではなく、こちらにもかなり融通を利かせてくれているため交渉の余地がないのだ。
これならひと月も滞在する必要はないのではないだろうか?
そして最後の一枚を見て、合点がいった。
「まさかの一週間滞在か」
確か一か月の滞在をと申し入れていたはずなのに、そこには交渉はこれで問題ないだろうから三日で交渉を終わらせると書かれてあった。
滞在期間はパーティーも含めてトータル一週間。
まるで交渉期間を外して余分に四日も取っているのだから十分だろうと言わんばかりだ。
これには思わず笑いが込み上げてきてしまう。
本当にどこまでも隙のない対応だった。
これではごねるだけ損だ。却ってこちらの隙を招いて交渉でゴリゴリ削られていくだろう。
全部そのあたりを考えられた上でまとめられているのを見て、これを作ったであろう相手に敬意を表してしまう。
(さて…どうしたものか)
こうなっては滞在期間を延ばすのは至難の業だ。
噂のアルフレッドをこちらに引き抜くには時間が足りそうにない。
それならそれで何か手を考えなければならない。
(そう言えばアルフレッドはアルメリア姫の護衛騎士と言っていたな…)
そちらの方で何か手を打つことはできないだろうか?
側妃=アルフレッドであるならば、正妃である姫は冷遇されている可能性が高い。
王子が側妃を寵愛しているという話が本当ならまず間違いなく姫は放置されていることだろう。
そのあたりから上手くこちらに引き抜けないか探ってみるかと色々な案を模索する。
恐らくだが今回の自分達のもてなしは姫に任されていると思われるので、接触は容易いはずだ。
ならばまずはそちらと仲良くなるのが先決だろう。
「さて…姫とアルフレッドにご対面と行こうか」
ガラガラと城に入っていく馬車の中、そっとこれからを思いほくそ笑んだ。
それなのに────。
「どうしてお前がいるんだよ?!」
「それは極秘事項だ。教えられないな」
外から空けられる鍵ではなく内鍵なのにどうして王子がここにいるのかと俺は噛みつくように抗議するが、王子は涼しい顔だ。
その日は早めに横になったのに、なんだか気持ちいいなと目を開けたら王子が俺の上に乗っかってて、何度もキスを繰り返していて驚いた。
「アル。鍵は掛けるなと言っただろう?俺に奥の手を使わせるなんてどういう了見だ?」
「お前の方こそどういう了見だ!勝手に不法侵入するな!」
「前にも言っただろう?妃の部屋に入るのは俺の勝手だ。不法侵入ではない」
「ふざけるッ…んっ…!はぁ…、ちょ、待て…んんっ…!」
問答無用とばかりに唇を重ねてくる王子に俺は必死に抵抗するが、すっかり手慣れている王子に敵うはずもなく、両手を押さえつけられたまま翻弄されてしまう。
「あ…んんッ!」
そしてそのままベッドに押さえつけられながらゆっくりと挿れられて、王子は極悪に笑った。
「アル?わかってるな?」
それは暗に強請ってこいと言っていて、本当に腹立たしいことこの上ない。
「だ…れが……寝込みを襲われて強請るかッ!絶対に嫌だ!」
「ククッ…どうせ最後にはいつも強請っているくせに」
でもそんな素直じゃないところが好きだと言いながら王子は俺を嬲り始める。
「あ…っ!あぁッ!」
ズッズッと腰を動かされ、出したくないのに声は絶えず口から飛び出していく。
「今日はどれくらい持つのか…楽しみだな」
「ひっ…!」
「可愛い声で啼くんだぞ?」
「そ…そんなこと、誰がするか!」
「ふっ…では今日はこうしてみようか?」
そう言って王子はいきなり腰を支えたかと思うと、俺を抱き上げると同時に自分が下になってそのまま横たわった。
「なっ?!」
「……たまには騎乗位もいいだろう?」
たまにはも何も、この体位ではしたことがないからどうしていいのかがわからない。
俺にどうしろと言うのだろうか?
「さあアルフレッド。自分で腰を振るのがいいか、腰を押さえつけられて下から思い切り突き上げられて揺さぶられるのがいいか……どっちだ?」
(どっち…?どっち…って何だ?!)
王子はよくこうして選択肢を提示してくるが、この場合……まさか自分で動けとでも?!
「そ…そんなの……」
(できるはずがないだろ?!)
かと言ってもう一つの選択肢も選びたくはない。
して欲しいと自ら言うようなものだからだ。
恥ずかしすぎて朱が昇り、動くに動けない俺を王子は下から楽し気に観察している。
「馬には乗ったことがあるだろう?あんな風に自分で腰を揺らしてみろ」
そんなことを言われてもそれとこれとは全然違うだろと言ってやりたい。
(馬に乗る度に思い出したらどうしてくれるんだ!)
「うぅ……やっぱりお前は最悪最低だ…!」
思わずそう溢したらクスッと笑われてそのまま胸を弄られ始めた。
「んぅっ!やめっ…!」
「お前が答えを出すのを待ってやってるんだ。嫌なら早くどちらか決めればいい」
「や…やめ、ろッ…!」
押し潰すようにクニクニと嬲られ、先をカリカリと引っ掻くように弄られる。
そんな行為を嫌だと思うのに、ユラユラと腰まで動かされてもどかしさがどんどん増していってしまう。
そうやって王子に嬲られるたびに身体の熱が煽られ、それがどうにもじれったくて、気づけば俺は自分から腰を振ってしまっていた。
「あっ…やっ……!ふぅぅッ…!」
「そうだ。上手いぞ、アル。もっと好きに動いてみろ。前も自分で触って良いからな?」
頼むからそんな言葉で煽ってこないで欲しい。
もっと気持ち良くなりたくて仕方がなくなってしまうじゃないか。
「も…やぁ……」
それでも自分の拙い動きだけでは欲しい快感まで届かなくて、中途半端な熱に侵され焦がれるようにセドを見つめてしまう。
「セ、ド……ッ」
「なんだ?」
「はぁ…ん…。おねが…ぃだ。もっと奥まで欲しッ……」
「俺が欲しいのか?」
興奮しているのか、紅潮した頬でセドが期待に満ちた目で俺を見てくる。
そんなセドに俺は素直にコクリと頷いた。
どうしても奥が切なくてたまらなくて、懇願するようにセドへと抱き着き、耳元でセドが欲しいと口にしてしまう。
そんな姿にセドも満足したのか、そのまま腰を掴んで思い切り下から突き上げ始めた。
「あっあぁっ!いぃ────ッ!」
それがあまりにも気持ち良過ぎて、俺は激しく達して歓喜の声を上げてしまう。
「アル…そんなに良かったか?」
「んっんぁっ…」
「…とぶほど良かったんだな。いい顔だ。本当に…最初から素直になればいいものを」
ちゅっちゅっと甘く軽い口づけを何度も施して、王子はそのまま俺を押し倒し嬉しそうに笑った。
「アルフレッド。素直になった褒美にたっぷり奥まで犯して可愛がってやるからな」
「あっ…、ひッ!あ…待っ……アァァァアッ!」
そして俺はグチャグチャに蕩けるほど絶倫王子に犯されまくって、翌日腰をさすりながら仕事に行く羽目になったのだった。
***
【Side.カリン王子】
「ここが…」
馬車に乗りやってきたブルーグレイ王国の王都は、自国であるガヴァム王国に比べ随分にぎやかな印象を受けた。
活気があると言えばいいのだろうか?
道行く人々の表情は皆明るくて、活気に満ち溢れている。
こうして見る限りではとても恐ろしい王子がいる国には見えない。
「カリン殿下」
「なんだ」
「ブルーグレイの王宮からこちらの文書を受け取りましたのでご一読を」
「ふん……」
何か気に入らない点でも指摘してきたのかと思いながら、譲るつもりは一切ないぞとそちらの書面へと目を通す。
税関の税金然り、輸出入のもの然り、妥協はしないと思いながらその書面を隅から隅にチェックしたのだが……。
「…………見事だな」
普通は難航しそうなあれこれが理路整然と書かれており、寧ろこちらから指摘できる点も付け入る隙も全くない。
ブルーグレイにだけ有利なものではなく、こちらにもかなり融通を利かせてくれているため交渉の余地がないのだ。
これならひと月も滞在する必要はないのではないだろうか?
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滞在期間はパーティーも含めてトータル一週間。
まるで交渉期間を外して余分に四日も取っているのだから十分だろうと言わんばかりだ。
これには思わず笑いが込み上げてきてしまう。
本当にどこまでも隙のない対応だった。
これではごねるだけ損だ。却ってこちらの隙を招いて交渉でゴリゴリ削られていくだろう。
全部そのあたりを考えられた上でまとめられているのを見て、これを作ったであろう相手に敬意を表してしまう。
(さて…どうしたものか)
こうなっては滞在期間を延ばすのは至難の業だ。
噂のアルフレッドをこちらに引き抜くには時間が足りそうにない。
それならそれで何か手を考えなければならない。
(そう言えばアルフレッドはアルメリア姫の護衛騎士と言っていたな…)
そちらの方で何か手を打つことはできないだろうか?
側妃=アルフレッドであるならば、正妃である姫は冷遇されている可能性が高い。
王子が側妃を寵愛しているという話が本当ならまず間違いなく姫は放置されていることだろう。
そのあたりから上手くこちらに引き抜けないか探ってみるかと色々な案を模索する。
恐らくだが今回の自分達のもてなしは姫に任されていると思われるので、接触は容易いはずだ。
ならばまずはそちらと仲良くなるのが先決だろう。
「さて…姫とアルフレッドにご対面と行こうか」
ガラガラと城に入っていく馬車の中、そっとこれからを思いほくそ笑んだ。
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※皆様いつもありがとうございます♪この度スピンオフ作品をアップしましたので、ご興味のある方はそちらも宜しくお願いしますm(_ _)m『王子の本命~ガヴァム王国の王子達~』https://www.alphapolis.co.jp/novel/91408108/52430498
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