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【その後の話】
17.視察って護衛じゃなかったっけ?
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以前言われた視察の日がとうとうやってきた。
あの街デートもどきの日からこっち散々王子を避けてきたけど、これは約束していたものだからちゃんと役割は果たそうと他の護衛達と視察の中身についての打合せを行う。
視察中は王子の後ろで、移動中はローテーションを組みながら馬で馬車を護衛するのが今回の仕事内容だ。
だから俺も勿論そのつもりだったのに、物凄く当然のように皆からニッコリ笑顔でこう言われた。
「いやいや。アルフレッド殿の剣の腕は本当に素晴らしいので、誰よりも近くで王子の護衛をご担当ください」
「そうですよ。一番傍で控えていてください」
どうやら外ではなく馬車の中で王子の護衛をしろということらしい。
(何故?!)
確かに俺達の立ち合いでブルーグレイの騎士達は何人も俺と王子の本気の打ち合いを見てきてるし、実力はわかってくれていると思うけど、それとこれとは別じゃないか?
そう思って不満の声をあげると、そっと声を潜めて「実は…」と話しをされた。
それによると今回の視察に王子の側妃が同行するという話が外部に漏れているらしく、それを狙った襲撃があるかもしれないのだとか。
でも側妃って俺のことだよな?
もしかして側妃別人説がひとり歩きしてしまったんだろうか?
あの噂は最近めっきり聞かなくなったんだけど、きっと王子の耳にでも入ってしまったのだと思う。
殺気を振りまいて黙らせる姿が目に浮かぶようだ。
まあそれは置いておくとして……。
「別に狙われても返り討ちにすればいいんじゃないのか?」
「さすが側妃様!よっ、脳筋!」
「ふ・ざ・け・る・な!」
「すみません、すみません!あんまりじゃれると王子に殺されるので勘弁してください!」
別にこんなことくらいで王子に殺されたりはしないだろうと思うけど、噂をすれば何とやらで背後から物凄い殺気がやってきた。
「アルフレッド……何をしていた?」
「え?視察の護衛の打合せですが、何か?」
「……またそんな口調を。普通に話して構わないと言っているだろう?」
「立場は弁えていますので。余程のことがない限りここは譲れません」
「余程のこと…か。その割に結構な頻度でポロポロ素が出ていたようにも思うが?」
「……それは王子のせいかと」
「そうだな。その通りだ」
そして俺を抱き込むと徐に口づけられた。
「んんんっ?!」
「どうした?いつものように罵ってみろ」
「ふざけんな!この極悪王子!……あ」
「くくっ……ほら、可愛い」
「~~~~~~っ!!」
「悔しかったら視察の道中練習してみるか?俺に何をされても敬語を崩さなければ、お前の言い分も少しは認めてやるぞ?」
遊んでる、絶対に遊んでる!!悔しいッ!
「さぁ、アル。特訓の始まりだ」
「望むところだ!」
俺は気合を入れて馬車へと乗り込む。
そんな俺を他の護衛や王子がどこか微笑ましく見ているなんて俺は全く気付いていなかった。
***
【Side.護衛騎士】
「アルフレッド殿って本当にわかりやすくていいよな」
「しっ…!王子に聞かれたら本当に殺されるぞ」
「はわわ…っ!いや、でもここだけの話、そう思わないか?」
「そうだな。王子が嬉々として可愛がる気持ちもわからなくはない」
「かなりべた惚れだよな」
まさかあの恐ろしい王子が微笑まし気に誰かを見遣る日が来るなんてと誰もが思っていた。
あの王でさえそうだ。
王子はアルフレッドを初夜で抱いた翌日、王へとすぐさま側妃認定の許可を取りに行ったらしい。
当然そんなものは認めないと口にした王に、失神するんじゃないかという程の殺気を放ち、『アルフレッドはこんな殺気を向けても平然と笑っていましたが?俺の手綱を握らせておいた方が父上にとっても好都合なのでは?』と言ってその権利をもぎ取ったのだとか。
これには流石に王も驚き、あの殺気に耐え王子に影響をもたらすほどの人物ならまあ認めてもよかろうと口にしたとか何とか。
昔から文武両道で剣の腕に関して言えば騎士団長よりも格上というある意味人外とも言える人物。それがセドリック王子だった。
その立場上仕方がないことなのかもしれないが、情というものをほとんど見せず冷たい表情で淡々と物事をこなす王子だったので、城内の評価的には次期王としては頼もしいが怒らせると怖い王子だと認識されていた。
そんな王子が本気で惚れ込んでしまったのがあのアルフレッドという姫の護衛騎士だった。
実はここがポイントで、彼は『姫の』護衛騎士なのである。
つまりは嫁いできている姫がここにいないとどこかに行ってしまう相手なのだ。
それは側妃認定されてからも変わることはない。
何故ならアルフレッド本人がそれを認めていないから────。
自分は王子なんて好きではないし、あくまでも姫の護衛騎士だと口にしてはばからない。
仮に離縁して姫を国に返そうものならアルフレッドも同時にいなくなってしまうのだ。
だからほぼお飾りの正妃であっても姫をないがしろにする者はこの城には誰一人いなかった。
ここで姫が泣く泣く国に帰ってアルフレッドもいなくなった場合、王子の怒りが怖いからだ。
そして姫が今の状態をどう思っているかだが……実は大層喜んでいるらしい。
国元よりも贅沢ができて、怖い王子の相手もアルフレッドに押し付けられて悠々自適とご満悦らしい。
一応勤めも果たしたらしいのでそれに対して文句を言う者もいなかった。
極たまに王子から指示が出されるらしいが、それはほとんどアルフレッドと上手くいくよう協力しろというものらしいので、その時だけは頑張って協力しているのだとか。
彼女からすればそこが上手くいってくれれば自分は安泰といったところなのだろう。
一般的な夫婦間関係とは全く違うが、これはこれで上手くいっていていいと思う。
ちなみにアルフレッドが側妃に迎えられて以降、密かに王子の恋を応援する者が増えた。
何故ならこれまで常にピリピリして、何を考えてるんだかわからなかった恐ろしい王子が実に人間らしくわかりやすくなったからだ。
アルフレッドと上手くいった後は上機嫌。狙った通りの結果が得られなかった時は不機嫌。
あからさまに表情に出るわけではないが、常に王子のプレッシャーに耐えてきた自分達にはよくわかる変化だった。
それ以外にもアルフレッドの事を考えている時は表情が柔らかく、誰かがアルフレッドに近づいていたら殺気を巻き散らすという感じなので多分誰でも見たらすぐわかる。あれは本気でアルフレッドに惚れていると。
勿論仕事をしている時はその限りではないが、基本的に毎日夕刻になるとアルフレッドとの手合わせがあるからと仕事の効率も物凄く上がったのだと聞いた。
それまでは残業してでも仕事を終わらせろ、自分だってやってるんだから的な対応だったのがガラッと変わったので側近達もすごく助かっているのだとか。
王子の纏う空気も以前よりも柔らかいので王子の周辺で仕事をする者達は本来の能力を発揮しやすくなり、本当にアルフレッドに感謝しているらしい。
だから二人を応援する者は意外にも多いのである。
まあそんな噂が高じて側妃別人説なども飛び出してしまったようだが、そちらは王子の耳に入ってすぐに立ち消えていた。
あの殺気を向けられて耐えられるのはアルフレッドだけだと思う。
取り敢えず、この視察もなんとか馬車の中で二人きりにすることができたことだし、後は王子が嬉々としてアルフレッドを捕まえるだけだ。
一日でも早くアルフレッドが王子に惚れてくれるといいのだが…。
(そもそもあの王子から殺気を飛ばされても全然平気で、寧ろ笑って喜ぶような人だし大丈夫だろ)
(我々は皆王子の味方ですよ!頑張って落として下さいね!)
(アルフレッド殿がここに長く留まってくれればいい刺激になって騎士達のレベルアップも間違いなし!ですしね!)
こうして視察に同行した護衛達に見守られながら、アルフレッドは王子と仲良く馬車の旅をすることとなったのだった。
****************
※不思議なことにアルフレッドの味方の方が少ないの図。
あの街デートもどきの日からこっち散々王子を避けてきたけど、これは約束していたものだからちゃんと役割は果たそうと他の護衛達と視察の中身についての打合せを行う。
視察中は王子の後ろで、移動中はローテーションを組みながら馬で馬車を護衛するのが今回の仕事内容だ。
だから俺も勿論そのつもりだったのに、物凄く当然のように皆からニッコリ笑顔でこう言われた。
「いやいや。アルフレッド殿の剣の腕は本当に素晴らしいので、誰よりも近くで王子の護衛をご担当ください」
「そうですよ。一番傍で控えていてください」
どうやら外ではなく馬車の中で王子の護衛をしろということらしい。
(何故?!)
確かに俺達の立ち合いでブルーグレイの騎士達は何人も俺と王子の本気の打ち合いを見てきてるし、実力はわかってくれていると思うけど、それとこれとは別じゃないか?
そう思って不満の声をあげると、そっと声を潜めて「実は…」と話しをされた。
それによると今回の視察に王子の側妃が同行するという話が外部に漏れているらしく、それを狙った襲撃があるかもしれないのだとか。
でも側妃って俺のことだよな?
もしかして側妃別人説がひとり歩きしてしまったんだろうか?
あの噂は最近めっきり聞かなくなったんだけど、きっと王子の耳にでも入ってしまったのだと思う。
殺気を振りまいて黙らせる姿が目に浮かぶようだ。
まあそれは置いておくとして……。
「別に狙われても返り討ちにすればいいんじゃないのか?」
「さすが側妃様!よっ、脳筋!」
「ふ・ざ・け・る・な!」
「すみません、すみません!あんまりじゃれると王子に殺されるので勘弁してください!」
別にこんなことくらいで王子に殺されたりはしないだろうと思うけど、噂をすれば何とやらで背後から物凄い殺気がやってきた。
「アルフレッド……何をしていた?」
「え?視察の護衛の打合せですが、何か?」
「……またそんな口調を。普通に話して構わないと言っているだろう?」
「立場は弁えていますので。余程のことがない限りここは譲れません」
「余程のこと…か。その割に結構な頻度でポロポロ素が出ていたようにも思うが?」
「……それは王子のせいかと」
「そうだな。その通りだ」
そして俺を抱き込むと徐に口づけられた。
「んんんっ?!」
「どうした?いつものように罵ってみろ」
「ふざけんな!この極悪王子!……あ」
「くくっ……ほら、可愛い」
「~~~~~~っ!!」
「悔しかったら視察の道中練習してみるか?俺に何をされても敬語を崩さなければ、お前の言い分も少しは認めてやるぞ?」
遊んでる、絶対に遊んでる!!悔しいッ!
「さぁ、アル。特訓の始まりだ」
「望むところだ!」
俺は気合を入れて馬車へと乗り込む。
そんな俺を他の護衛や王子がどこか微笑ましく見ているなんて俺は全く気付いていなかった。
***
【Side.護衛騎士】
「アルフレッド殿って本当にわかりやすくていいよな」
「しっ…!王子に聞かれたら本当に殺されるぞ」
「はわわ…っ!いや、でもここだけの話、そう思わないか?」
「そうだな。王子が嬉々として可愛がる気持ちもわからなくはない」
「かなりべた惚れだよな」
まさかあの恐ろしい王子が微笑まし気に誰かを見遣る日が来るなんてと誰もが思っていた。
あの王でさえそうだ。
王子はアルフレッドを初夜で抱いた翌日、王へとすぐさま側妃認定の許可を取りに行ったらしい。
当然そんなものは認めないと口にした王に、失神するんじゃないかという程の殺気を放ち、『アルフレッドはこんな殺気を向けても平然と笑っていましたが?俺の手綱を握らせておいた方が父上にとっても好都合なのでは?』と言ってその権利をもぎ取ったのだとか。
これには流石に王も驚き、あの殺気に耐え王子に影響をもたらすほどの人物ならまあ認めてもよかろうと口にしたとか何とか。
昔から文武両道で剣の腕に関して言えば騎士団長よりも格上というある意味人外とも言える人物。それがセドリック王子だった。
その立場上仕方がないことなのかもしれないが、情というものをほとんど見せず冷たい表情で淡々と物事をこなす王子だったので、城内の評価的には次期王としては頼もしいが怒らせると怖い王子だと認識されていた。
そんな王子が本気で惚れ込んでしまったのがあのアルフレッドという姫の護衛騎士だった。
実はここがポイントで、彼は『姫の』護衛騎士なのである。
つまりは嫁いできている姫がここにいないとどこかに行ってしまう相手なのだ。
それは側妃認定されてからも変わることはない。
何故ならアルフレッド本人がそれを認めていないから────。
自分は王子なんて好きではないし、あくまでも姫の護衛騎士だと口にしてはばからない。
仮に離縁して姫を国に返そうものならアルフレッドも同時にいなくなってしまうのだ。
だからほぼお飾りの正妃であっても姫をないがしろにする者はこの城には誰一人いなかった。
ここで姫が泣く泣く国に帰ってアルフレッドもいなくなった場合、王子の怒りが怖いからだ。
そして姫が今の状態をどう思っているかだが……実は大層喜んでいるらしい。
国元よりも贅沢ができて、怖い王子の相手もアルフレッドに押し付けられて悠々自適とご満悦らしい。
一応勤めも果たしたらしいのでそれに対して文句を言う者もいなかった。
極たまに王子から指示が出されるらしいが、それはほとんどアルフレッドと上手くいくよう協力しろというものらしいので、その時だけは頑張って協力しているのだとか。
彼女からすればそこが上手くいってくれれば自分は安泰といったところなのだろう。
一般的な夫婦間関係とは全く違うが、これはこれで上手くいっていていいと思う。
ちなみにアルフレッドが側妃に迎えられて以降、密かに王子の恋を応援する者が増えた。
何故ならこれまで常にピリピリして、何を考えてるんだかわからなかった恐ろしい王子が実に人間らしくわかりやすくなったからだ。
アルフレッドと上手くいった後は上機嫌。狙った通りの結果が得られなかった時は不機嫌。
あからさまに表情に出るわけではないが、常に王子のプレッシャーに耐えてきた自分達にはよくわかる変化だった。
それ以外にもアルフレッドの事を考えている時は表情が柔らかく、誰かがアルフレッドに近づいていたら殺気を巻き散らすという感じなので多分誰でも見たらすぐわかる。あれは本気でアルフレッドに惚れていると。
勿論仕事をしている時はその限りではないが、基本的に毎日夕刻になるとアルフレッドとの手合わせがあるからと仕事の効率も物凄く上がったのだと聞いた。
それまでは残業してでも仕事を終わらせろ、自分だってやってるんだから的な対応だったのがガラッと変わったので側近達もすごく助かっているのだとか。
王子の纏う空気も以前よりも柔らかいので王子の周辺で仕事をする者達は本来の能力を発揮しやすくなり、本当にアルフレッドに感謝しているらしい。
だから二人を応援する者は意外にも多いのである。
まあそんな噂が高じて側妃別人説なども飛び出してしまったようだが、そちらは王子の耳に入ってすぐに立ち消えていた。
あの殺気を向けられて耐えられるのはアルフレッドだけだと思う。
取り敢えず、この視察もなんとか馬車の中で二人きりにすることができたことだし、後は王子が嬉々としてアルフレッドを捕まえるだけだ。
一日でも早くアルフレッドが王子に惚れてくれるといいのだが…。
(そもそもあの王子から殺気を飛ばされても全然平気で、寧ろ笑って喜ぶような人だし大丈夫だろ)
(我々は皆王子の味方ですよ!頑張って落として下さいね!)
(アルフレッド殿がここに長く留まってくれればいい刺激になって騎士達のレベルアップも間違いなし!ですしね!)
こうして視察に同行した護衛達に見守られながら、アルフレッドは王子と仲良く馬車の旅をすることとなったのだった。
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※不思議なことにアルフレッドの味方の方が少ないの図。
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※皆様いつもありがとうございます♪この度スピンオフ作品をアップしましたので、ご興味のある方はそちらも宜しくお願いしますm(_ _)m『王子の本命~ガヴァム王国の王子達~』https://www.alphapolis.co.jp/novel/91408108/52430498
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