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第二章 側妃問題はそっちのけでイチャつきたい!
33.※二人きり Side.ディオ
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思いがけずルーセウスと二人きりでのワイバーン旅が決まった。
どんな思惑があろうと、ディアとロキ父様には感謝しかない。
トルセン陛下に挨拶に行けていなかったのは俺も気になっていたものの、きっと戴冠式までは難しいだろうと思って、手紙だけは出していた。
まあ内容はルーセウスが俺の伴侶だということを戴冠式まで表に出せない謝罪と、ゴッドハルト側でも足並みを揃えてほしいというお願い。挨拶は戴冠式の日に改めてさせてほしい等々だ。
勿論無理を言っているのはこちらだから、その後の優遇措置についても記しておいた。
俺だけじゃなくディアも側妃として受け入れてもらうのだし、ゴッドハルトには最大限のことはさせてもらうつもりだ。
(そう言えばマリアンヌ妃は知っているのかな?)
急に不安になってきた。
トルセン陛下には理解してもらっているけど、ルーセウスの母マリアンヌ妃に結婚自体を反対される心配はある。
ルーセウスはガヴァムと違って凄く真っ当な国の王子だ。
ゴッドハルト自体が新興国だから古い歴史のしがらみもないし、皆で一丸となって良い国を作っていこうという希望に満ちた国だと思う。
ディアが滞在中に色々調べたところによると、どうもガヴァムと色々勝手が違うらしく、暗部は皆無だし、他国からの偵察等も全く誰にもチェックされていないらしい。
兵の見回りのみといった極シンプルな場所。
それがゴッドハルトという国だった。
だからこそ自分の身は自分で守れと言わんばかりに、文官でも帯剣が許されているらしい。
人によってはそれを物騒だと言うのかもしれないが、それだけザルな体制ならそれが一番だと思う。
そんな国の王妃はどんな人だろう?
セレナ王女は剣に優れた王女だと聞くが、マリアンヌ妃についてはあまり情報がない。
だからこそ心配になった。
「ディオ。今日はこの街で宿を取って泊まるから」
ワイバーンを旋回させながらルーセウスが言ってくる。
「わかった」
空の旅は快適でディアが言っていたようなアクロバティックな飛び方なんて今のところ全くされていない。
ルーセウスは優しいから体調を気遣って飛んでくれているのかもしれないけど、もうすっかり元気だし、明日はちょっとリクエストしてみようか?
「ディオ。手を」
先に降りて笑顔で俺へと手を差し伸べてくれるルーセウス。
愛されている。
それをヒシヒシと感じて胸が温かくなる。
一方通行だったロクサーヌへの恋とは違って、ルーセウスは溢れるほど俺を愛してくれている。
それこそ寝込んだと聞いて即飛んできてくれるくらいだし、その気持ちを疑う余地なんて一切ない。
真っ直ぐに俺に想いを届けてくれるその存在に、俺がどれだけ安心しているのかなんて、きっとルーセウスは思いもしないだろう。
ルーセウスはきっとロクサーヌのように俺から離れていくことはない。
それがわかるから安心して甘えられる。
(今はディアもいないし、俺だけのルーセウスだ)
愛撫で溶かされた身体に猛々しくそそり勃った雄杭がゆっくりと沈められる。
すっかり覚えこんだルーセウスの剛直に貫かれて、欲しかったものがもらえた悦びに全身が歓喜に震え、ついつい味わうように食い締めてしまう。
「あ…あっ……」
「う…っ」
昨日は病み上がりであっという間に終わってしまったけど、今日は思い切り抱かれたかった。
ワイバーンで飛んでいる間はずっとルーセウスに抱き着いていたから、心は満たされているものの、身体も満たされたい。そう思ったんだ。
愛しいルーセウスの分身は、俺の身体だけではなく心まで解放してくれるからすごく好きだ。
だから一方的に与えてもらうばかりじゃなく、ルーセウスにも悦んでもらえるように、気持ちよくなってもらえるように、俺も尽くしたかった。
「ルーセウス。俺で気持ちよくなってほしい」
蠱惑的に微笑み、腰を緩々と揺らし入口を締めたり緩めたりして刺激する。
同時にその広い背へと腕を回し、官能を引き出すように愛撫を始めた。
「ディオ…煽るなっ」
「やめないよ。いっぱい俺に夢中になってもらいたいから」
「ぐぅっ…!」
「ルーセウス。俺に溺れて?」
そう言ったところで唇を塞がれ、片足を抱えられながら奥深くへと突き込まれた。
「~~~~っっ!!」
「…っ、そんなに俺を惑わすように煽るなんて…っ、罪作りにも程があるぞ?ディオ」
そう言って色香を纏いながら男臭く笑われて、たまらなく魅了されキュッと締めつけてしまう。
「あっ!これだと腰、激しく動かせな…ぃっ!」
「俺が動かすから、ディオは感じてたらいい。大好きなこっちも一緒に可愛がってやろうな?」
「あぁんっ!」
胸の尖りを強めに捏ねられ、その刺激で思い切り締め上げてしまう。
それが気持ち良かったのか、ルーセウスが上擦った声で『すご…締まるっ』と口にする。
俺で気持ち良くなってくれているのを感じて嬉しくなった。
俺も奥をゴツゴツ突かれて、その気持ち良さに溺れてしまいそう。
単調ではなく緩急がしっかりつけられているから余計に気持ち良くて、もっともっとと求めてしまう。
時折嬲るように前立腺も可愛がってもらえるのが更にいい。
「あっあっ!ルーセウス!奥が恋しいっ!」
「ここか?」
「アッアッ!もっと、もっと奥ぅ…!」
「この奥を…こじ開けてほしい?」
「あんっ、はぁっんっ!」
「ディオ。おねだり」
コツコツと促すように突かれてじれったくなり、言葉通りねだってしまう。
「ひぃあっ!早く奥っ、こじ開けてッ、子種注いで、欲しいっ!ルー!ルー!早く嵌めてっ!」
耐え切れず叫ぶように望みを口にすると、嬉しそうに微笑まれ髪へと口づけが降ってきて、それと同時に更に奥へと突き込むように一際強く奥を穿たれ、結腸の入り口へと嵌め込まれた。
その衝撃に目の前がチカチカと明滅し、息が浅くなってしまう。
「はっ、はふっ、ひ…うぅ…っ」
「だいぶここも慣れてきたな。おねだりも上手上手」
「んっ、ルーっ、ルー…っ」
宥めるようにゆったりと腰を回したり緩く揺さぶったりしながらも、ルーセウスは耐えるような表情でそれでも優しく笑ってくれた。
この表情にどうしようもなく胸がキュッと締め付けられる。
「ルーセウスっ、好き。凄く好き」
「俺もだ。ディオ。嬉しい」
好きが溢れてどんどん大きくなる。
「ディオ。そろそろいいか?」
その言葉に頷くとルーセウスはグッと奥を抉るように腰を引き寄せ、揺さぶってきた。
しかもそれだけじゃなく、ルーセウスは俺の雄を扱き上げ、もう片方の手で胸を可愛がりながら耳まで舌で犯してくる。
四箇所同時責めは反則だろう。
「あっ、そんなに一遍にされたらっ…か、感じ過ぎるぅっ…!」
「うん。いっぱい感じて堕ちような?」
「んぅ────っ!」
的確に弱いところを責め立て、逃げ場を奪いながら追い詰められて淫らに堕ちていく。
あまりにも気持ち良過ぎて、理性が吹っ飛び、もう何も考えられない。
こんな姿、ルーセウス以外には絶対に曝け出せないだろう。
「あぁ────ッ!ズボズボッ、好きっ、好きぃっ!」
「くっ…奥がむしゃぶりついてくるっ!」
ズチュンズチュンと弱い所を責め立てられて、嬌声が口から迸った。
「アッアッ!イくッ、イくぅうッ!」
前から出ないのにずっと気持ち良くて、高みから降りられない。
(ああ…早く注がれたい)
気持ちよくさせられればさせられるほど、その気持ちが大きく膨らんでいく。
「ディオッ…!」
頭が真っ白になるくらい感じさせられ、自分でも何を言っているのかわからないほどルーセウスを求めて、揺さぶられ吐き出されて、嬌声を上げながら与えられる快楽の全てを受け止め続ける。
求めるようにパンパンッと腰を打ちつけられ、たまらないとばかりに唇を貪られるのが嬉しい。
色んな体位でされるのもまた凄く良かった。
「あ…熱いっ、奥、熱いぃ…」
「こんなに欲しがって…すごいな」
「ルー…っ、も、溶けるぅ…っ」
シーツの海に沈み、淫らに喘ぎながら逃げようとする腰を引き寄せられ穿たれて、潮を噴きながら身を震わせて幾度目かわからない絶頂に身悶える。
それは至福の時間。
イキっぱなしになった身体はひたすらルーセウスを求め続けて、互いに求め合ってどんどん深みへと堕ちていく。
そうして気を失って、目が覚めたら温かい胸の中に抱きこまれながら朝を迎えていた。
とっても幸せだ。
二人旅という期間限定の束の間の幸せに酔いしれながら、俺はうっとりとルーセウスに身を寄せた。
どんな思惑があろうと、ディアとロキ父様には感謝しかない。
トルセン陛下に挨拶に行けていなかったのは俺も気になっていたものの、きっと戴冠式までは難しいだろうと思って、手紙だけは出していた。
まあ内容はルーセウスが俺の伴侶だということを戴冠式まで表に出せない謝罪と、ゴッドハルト側でも足並みを揃えてほしいというお願い。挨拶は戴冠式の日に改めてさせてほしい等々だ。
勿論無理を言っているのはこちらだから、その後の優遇措置についても記しておいた。
俺だけじゃなくディアも側妃として受け入れてもらうのだし、ゴッドハルトには最大限のことはさせてもらうつもりだ。
(そう言えばマリアンヌ妃は知っているのかな?)
急に不安になってきた。
トルセン陛下には理解してもらっているけど、ルーセウスの母マリアンヌ妃に結婚自体を反対される心配はある。
ルーセウスはガヴァムと違って凄く真っ当な国の王子だ。
ゴッドハルト自体が新興国だから古い歴史のしがらみもないし、皆で一丸となって良い国を作っていこうという希望に満ちた国だと思う。
ディアが滞在中に色々調べたところによると、どうもガヴァムと色々勝手が違うらしく、暗部は皆無だし、他国からの偵察等も全く誰にもチェックされていないらしい。
兵の見回りのみといった極シンプルな場所。
それがゴッドハルトという国だった。
だからこそ自分の身は自分で守れと言わんばかりに、文官でも帯剣が許されているらしい。
人によってはそれを物騒だと言うのかもしれないが、それだけザルな体制ならそれが一番だと思う。
そんな国の王妃はどんな人だろう?
セレナ王女は剣に優れた王女だと聞くが、マリアンヌ妃についてはあまり情報がない。
だからこそ心配になった。
「ディオ。今日はこの街で宿を取って泊まるから」
ワイバーンを旋回させながらルーセウスが言ってくる。
「わかった」
空の旅は快適でディアが言っていたようなアクロバティックな飛び方なんて今のところ全くされていない。
ルーセウスは優しいから体調を気遣って飛んでくれているのかもしれないけど、もうすっかり元気だし、明日はちょっとリクエストしてみようか?
「ディオ。手を」
先に降りて笑顔で俺へと手を差し伸べてくれるルーセウス。
愛されている。
それをヒシヒシと感じて胸が温かくなる。
一方通行だったロクサーヌへの恋とは違って、ルーセウスは溢れるほど俺を愛してくれている。
それこそ寝込んだと聞いて即飛んできてくれるくらいだし、その気持ちを疑う余地なんて一切ない。
真っ直ぐに俺に想いを届けてくれるその存在に、俺がどれだけ安心しているのかなんて、きっとルーセウスは思いもしないだろう。
ルーセウスはきっとロクサーヌのように俺から離れていくことはない。
それがわかるから安心して甘えられる。
(今はディアもいないし、俺だけのルーセウスだ)
愛撫で溶かされた身体に猛々しくそそり勃った雄杭がゆっくりと沈められる。
すっかり覚えこんだルーセウスの剛直に貫かれて、欲しかったものがもらえた悦びに全身が歓喜に震え、ついつい味わうように食い締めてしまう。
「あ…あっ……」
「う…っ」
昨日は病み上がりであっという間に終わってしまったけど、今日は思い切り抱かれたかった。
ワイバーンで飛んでいる間はずっとルーセウスに抱き着いていたから、心は満たされているものの、身体も満たされたい。そう思ったんだ。
愛しいルーセウスの分身は、俺の身体だけではなく心まで解放してくれるからすごく好きだ。
だから一方的に与えてもらうばかりじゃなく、ルーセウスにも悦んでもらえるように、気持ちよくなってもらえるように、俺も尽くしたかった。
「ルーセウス。俺で気持ちよくなってほしい」
蠱惑的に微笑み、腰を緩々と揺らし入口を締めたり緩めたりして刺激する。
同時にその広い背へと腕を回し、官能を引き出すように愛撫を始めた。
「ディオ…煽るなっ」
「やめないよ。いっぱい俺に夢中になってもらいたいから」
「ぐぅっ…!」
「ルーセウス。俺に溺れて?」
そう言ったところで唇を塞がれ、片足を抱えられながら奥深くへと突き込まれた。
「~~~~っっ!!」
「…っ、そんなに俺を惑わすように煽るなんて…っ、罪作りにも程があるぞ?ディオ」
そう言って色香を纏いながら男臭く笑われて、たまらなく魅了されキュッと締めつけてしまう。
「あっ!これだと腰、激しく動かせな…ぃっ!」
「俺が動かすから、ディオは感じてたらいい。大好きなこっちも一緒に可愛がってやろうな?」
「あぁんっ!」
胸の尖りを強めに捏ねられ、その刺激で思い切り締め上げてしまう。
それが気持ち良かったのか、ルーセウスが上擦った声で『すご…締まるっ』と口にする。
俺で気持ち良くなってくれているのを感じて嬉しくなった。
俺も奥をゴツゴツ突かれて、その気持ち良さに溺れてしまいそう。
単調ではなく緩急がしっかりつけられているから余計に気持ち良くて、もっともっとと求めてしまう。
時折嬲るように前立腺も可愛がってもらえるのが更にいい。
「あっあっ!ルーセウス!奥が恋しいっ!」
「ここか?」
「アッアッ!もっと、もっと奥ぅ…!」
「この奥を…こじ開けてほしい?」
「あんっ、はぁっんっ!」
「ディオ。おねだり」
コツコツと促すように突かれてじれったくなり、言葉通りねだってしまう。
「ひぃあっ!早く奥っ、こじ開けてッ、子種注いで、欲しいっ!ルー!ルー!早く嵌めてっ!」
耐え切れず叫ぶように望みを口にすると、嬉しそうに微笑まれ髪へと口づけが降ってきて、それと同時に更に奥へと突き込むように一際強く奥を穿たれ、結腸の入り口へと嵌め込まれた。
その衝撃に目の前がチカチカと明滅し、息が浅くなってしまう。
「はっ、はふっ、ひ…うぅ…っ」
「だいぶここも慣れてきたな。おねだりも上手上手」
「んっ、ルーっ、ルー…っ」
宥めるようにゆったりと腰を回したり緩く揺さぶったりしながらも、ルーセウスは耐えるような表情でそれでも優しく笑ってくれた。
この表情にどうしようもなく胸がキュッと締め付けられる。
「ルーセウスっ、好き。凄く好き」
「俺もだ。ディオ。嬉しい」
好きが溢れてどんどん大きくなる。
「ディオ。そろそろいいか?」
その言葉に頷くとルーセウスはグッと奥を抉るように腰を引き寄せ、揺さぶってきた。
しかもそれだけじゃなく、ルーセウスは俺の雄を扱き上げ、もう片方の手で胸を可愛がりながら耳まで舌で犯してくる。
四箇所同時責めは反則だろう。
「あっ、そんなに一遍にされたらっ…か、感じ過ぎるぅっ…!」
「うん。いっぱい感じて堕ちような?」
「んぅ────っ!」
的確に弱いところを責め立て、逃げ場を奪いながら追い詰められて淫らに堕ちていく。
あまりにも気持ち良過ぎて、理性が吹っ飛び、もう何も考えられない。
こんな姿、ルーセウス以外には絶対に曝け出せないだろう。
「あぁ────ッ!ズボズボッ、好きっ、好きぃっ!」
「くっ…奥がむしゃぶりついてくるっ!」
ズチュンズチュンと弱い所を責め立てられて、嬌声が口から迸った。
「アッアッ!イくッ、イくぅうッ!」
前から出ないのにずっと気持ち良くて、高みから降りられない。
(ああ…早く注がれたい)
気持ちよくさせられればさせられるほど、その気持ちが大きく膨らんでいく。
「ディオッ…!」
頭が真っ白になるくらい感じさせられ、自分でも何を言っているのかわからないほどルーセウスを求めて、揺さぶられ吐き出されて、嬌声を上げながら与えられる快楽の全てを受け止め続ける。
求めるようにパンパンッと腰を打ちつけられ、たまらないとばかりに唇を貪られるのが嬉しい。
色んな体位でされるのもまた凄く良かった。
「あ…熱いっ、奥、熱いぃ…」
「こんなに欲しがって…すごいな」
「ルー…っ、も、溶けるぅ…っ」
シーツの海に沈み、淫らに喘ぎながら逃げようとする腰を引き寄せられ穿たれて、潮を噴きながら身を震わせて幾度目かわからない絶頂に身悶える。
それは至福の時間。
イキっぱなしになった身体はひたすらルーセウスを求め続けて、互いに求め合ってどんどん深みへと堕ちていく。
そうして気を失って、目が覚めたら温かい胸の中に抱きこまれながら朝を迎えていた。
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