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第一章 俺がディオを堕とすまで
5.一生の不覚
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今日はヴァレトミュラに乗ってミラルカまでやってきている。
ディオが予定を教えてくれて、もしよかったら会わないかと珍しく誘ってくれたんだ。
魔石列車ヴァレトミュラは国内のみを回るレールと各国を繋ぐレールがあって、俺が乗ったのはこちらだ。
ワイバーンには劣るものの、その速さは馬車よりもずっと速い。
待ち合わせは王都の噴水広場。
ベタだけどわかりやすいからそこにした。
それなのに、先に来ていた様子のディオは女に囲まれていた。
気に入らない。
「ガヴァムのディオ様ですよね?今日はご視察ですか?」
「もしかしてこれから皇女様とデートでしょうか?もし違うなら少しお話しても構いませんか?」
キャッキャッと華やぐ令嬢達は皆平民には見えない装いだ。
きっと貴族の女学生がお忍びで街へと繰り出している最中に出会してしまったんだろう。
最悪だ。
でもそこでディオは俺が来たのにすぐに気づいたようで、開いていた本をパタリと閉じて、彼女達へと笑顔で言った。
「今日は他国の王太子と親善交流する予定なんだ。ちょうど来たようだから失礼するよ」
そしてゆっくりと俺の方へと歩いてくる。
「ルーセウス。賑やかでゴメン。行こうか」
とってもスマートだ。
俺も見習いたい。
「まずは食事かな。今日は俺のお勧めの店に行こうか。ミラルカは何度も来てるから詳しいんだ」
「そうか。楽しみだ」
そんなやり取りをしながら二人肩を並べて歩き出す。
護衛?俺にはつけてないけど、ディオには一応つけられてはいるらしい。
ただ裏の人間らしく、毎回さりげなく街人に紛れているから全くわからないだけだ。
「そう言えばディオは剣は得意なのか?」
ずっと気になっていたものの、なんとなく聞きそびれていた事を聞いてみる。
「俺?まあ剣はほどほどかな。暗器の方が得意なんだ」
まさかの答えが返ってきてちょっと驚いた。
「暗器って、どんな?」
「え?コレとかコレ?」
カチャッ。カチャッ。
手首を返す度に手元の武器が入れ替わるんだが?!
どこにしまってあって、どういう原理で入れ替わってるのかがさっぱりわからない。
でもこれだけはわかる。
絶対に暗部並みの熟練度だ!
「ルーセウスは剣が凄いんだろう?尊敬する」
久しぶりに会ったディオに眩しい笑みを向けられて目が眩むかと思った。
早くどこかへ連れ込みたい。
取り敢えずディオのお勧めの店で食事を摂ったけど、お預けされた気分でずっとソワソワしていた。
だから食後店を出て早速とばかりに誘うことに。
「ディオ。今日はこの後────」
なのにここで思いがけない邪魔が入った。
「ディオ様!見つけましたわ!こちらにいらっしゃったのですね」
現れたのはどこからどう見ても高貴な姫君だ。
護衛騎士を沢山引き連れているから余計にわかりやすい。
「ローズマリー姫。こんにちは。こんな場所へどうされましたか?」
どうやら彼女はミラルカの姫らしい。
「勿論ディオ様がこちらにいらっしゃると聞いてやってきたのですわ。他国の王太子様と親善交流だと伺いましたが、ご紹介頂いても?」
「ええ。こちらゴッドハルトの王太子、ルーセウス殿です」
「このような場で簡易的にご挨拶する無礼をお許しください。ゴッドハルトの王子、ルーセウスと申します。以後お見知りおきを」
「初めまして。ミラルカの皇女ローズマリーですわ。宜しくお願い致しますわ」
ローズマリー姫はほっそりとした見目麗しい人物で、小柄なディオよりも更に小さい。
身長は160cmもないくらいだろう。
俺は身長が185cmあるから大人と子供くらいの身長差がある。
「ディオ様。親善交流なら私もご一緒して構いませんか?私、少しでもディオ様と一緒に居たくて…。ダメ、ですか?」
上目遣いにディオへと誘いを掛けてくる姫。
自分の可愛さを分かった上でやっていそうだから、あざといの一言だ。
どうやら彼女はディオが好きらしい。
それに気づいて胸が苦しくなった。
これだと確実にディオはOKして、この姫も加えて三人で行動することになるだろう。
でもそれは嫌だった。
折角のディオとの時間を邪魔されたくはない。
なんとかしなければ。
「ディ…」
でも俺が口を開くそれよりも早く、ディオが先に口を開いた。
「すみません、姫。今日はこれから二人で腰を落ち着けて議論する予定の大事な案件があるので、遠慮していただきたいんです。どうしてもというならまた別日で予定を組みましょう。その方が慌ただしくなくてきっと楽しめますよ?」
「まあ!そうなんですの?残念ですわ。でもそういうことなら仕方がありませんわね。今回は見送らせていただきますわ」
「そう言えばディアがミラルカの王都にできたカフェが気になると言っていました。今度誘ってやっていただけませんか?きっと喜ぶと思います」
「それは早速予定を立てないと…!ディオ様もその際は是非!」
「ええ。時間が合えばお邪魔しますね」
「楽しみにしていますわ!」
ではまたとご機嫌で去っていく皇女。
でもその背をある程度見送ってディオはあっさり踵を返した。
「邪魔が入って気を悪くしてないか?ルーセウス」
「いや。俺は全然」
寧ろ鮮やかに追い払ってもらえて嬉しかったくらいだ。
「じゃあ移動しようか」
そう言ってヴァレトミュラで移動して連れてこられたのは、有名なミラルカの鉱山ホテルだった。
「今日はここにルーセウスを連れて来ようって決めてたんだ」
楽しいって聞いたからとウキウキで部屋を取り、俺を連れていくディオ。
あれ?ここってホテル…だよな?
もしかして皇女といるより俺に抱かれたかった…とか?
それはつまり────。
「ディオ!もしかしてやっと俺の恋人になってくれる気に…っ」
「違うけど?」
期待は裏切られ、いつもの如くあっさりバッサリ言い切られる。
(違った!!)
ダンッと床に拳を叩きつけて気持ちをぶつけたい!
(悔しい!今日こそいけるのかと思ったのに!)
結婚する確率が高そうな相手より優先してもらえたら期待したくもなるだろう?
ディオの恋愛基準がさっぱりわからない。
もしかして俺は弄ばれているんだろうか?
「ほら。教会風の部屋が運良く空いてたんだ!ここはブルーグレイのセドリック王子が希望して作ってもらった部屋で、うちの護衛騎士と暗部の二人が結婚式を挙げたこともある部屋なんだって」
嬉しそうにそう語るディオにはきっと全く悪気はないんだろう。
目がキラキラと輝いていて、年相応にすごく可愛い。
仕方がない。
ここは気を取り直して、俺のペースに持ち込んでしまおう。
「ディオ。じゃあ将来の練習にここでちょっとだけ結婚式の予行練習をしないか?ほら、練習は大事だろう?」
擬似的にでもディオと式を挙げたい。
そんなちょっとした下心。
言ってみればいつまでも気持ちに応えてくれないディオと、愛を誓い合う真似事ができればそれで良かったんだ。
なのにディオはやっぱり想像を軽く超えてくる。
「結婚式の予行練習?────う~ん…まあ立会人もいないし、俺が抱く側じゃなければ多分大丈夫…かな?」
「ディオ?」
「ここで俺に言うからには、ルーセウスはガヴァム式の結婚式を知ってるんだよね?」
「…え?」
「…?もしかして知ってて言ったわけじゃない?」
どうしよう?さっぱりわからない。
「勉強不足ですまない。教えてくれないか?」
正直に知らないと伝えたら、ガヴァムの特殊な結婚式を教えてもらえたのだけど────。
(失敗した!!)
知っていたら擬似結婚式と称して立会人を用意して、手順通りに抱いてなし崩し的に嫁にできたのに!!
(一生の不覚!!)
「ルーセウス?どうかした?」
「いや。無知は罪だとショックを受けただけだ」
「まあ大抵他国の人はドン引きするし、知らないのが普通だからそんなに気にしなくても大丈夫だよ」
ディオは慰めてくれるけど、そういう問題じゃないんだ。
もうこんなチャンスは二度とないだろうなってわかるからこそ悔しいんだ。
でもそんな邪念に満ちた俺に気づかないディオは笑顔で手を差し伸べてくれるんだ。
「予行練習、しようか。してみたかったんだろう?」
「ディオ…予行練習とは言え、神の前で俺に抱かれてもいいのか?」
「別に構わないけど?」
サラッと言い切られる。
(これで付き合ってないのはどう考えてもおかしいだろう?!)
本当は俺を好きだよな?
そうでなければこんな俺の欲望丸出しの話に乗ってきたりしないよな?
違うのか?
まさか誘われたら誰にでもOKするわけじゃないよな?
(ディオならありそうで怖い!!)
そんな不安な思いを抱えながらも俺は念願のフェラをしてもらい、ホテルの一室とは言え神の前でディオを抱いた。
何気に立ったままするのも初めてで、ただでさえドキドキするのにディオの可愛い喘ぎ声が響いてまた最高だった。
結婚式は成立しなかったけど、絶対に二人でまた来よう。
それと、今度セドリック王子に会ったら御礼をしっかり伝えておかないと。
最高の部屋を作ってくれてありがとうございます、と。
ディオが予定を教えてくれて、もしよかったら会わないかと珍しく誘ってくれたんだ。
魔石列車ヴァレトミュラは国内のみを回るレールと各国を繋ぐレールがあって、俺が乗ったのはこちらだ。
ワイバーンには劣るものの、その速さは馬車よりもずっと速い。
待ち合わせは王都の噴水広場。
ベタだけどわかりやすいからそこにした。
それなのに、先に来ていた様子のディオは女に囲まれていた。
気に入らない。
「ガヴァムのディオ様ですよね?今日はご視察ですか?」
「もしかしてこれから皇女様とデートでしょうか?もし違うなら少しお話しても構いませんか?」
キャッキャッと華やぐ令嬢達は皆平民には見えない装いだ。
きっと貴族の女学生がお忍びで街へと繰り出している最中に出会してしまったんだろう。
最悪だ。
でもそこでディオは俺が来たのにすぐに気づいたようで、開いていた本をパタリと閉じて、彼女達へと笑顔で言った。
「今日は他国の王太子と親善交流する予定なんだ。ちょうど来たようだから失礼するよ」
そしてゆっくりと俺の方へと歩いてくる。
「ルーセウス。賑やかでゴメン。行こうか」
とってもスマートだ。
俺も見習いたい。
「まずは食事かな。今日は俺のお勧めの店に行こうか。ミラルカは何度も来てるから詳しいんだ」
「そうか。楽しみだ」
そんなやり取りをしながら二人肩を並べて歩き出す。
護衛?俺にはつけてないけど、ディオには一応つけられてはいるらしい。
ただ裏の人間らしく、毎回さりげなく街人に紛れているから全くわからないだけだ。
「そう言えばディオは剣は得意なのか?」
ずっと気になっていたものの、なんとなく聞きそびれていた事を聞いてみる。
「俺?まあ剣はほどほどかな。暗器の方が得意なんだ」
まさかの答えが返ってきてちょっと驚いた。
「暗器って、どんな?」
「え?コレとかコレ?」
カチャッ。カチャッ。
手首を返す度に手元の武器が入れ替わるんだが?!
どこにしまってあって、どういう原理で入れ替わってるのかがさっぱりわからない。
でもこれだけはわかる。
絶対に暗部並みの熟練度だ!
「ルーセウスは剣が凄いんだろう?尊敬する」
久しぶりに会ったディオに眩しい笑みを向けられて目が眩むかと思った。
早くどこかへ連れ込みたい。
取り敢えずディオのお勧めの店で食事を摂ったけど、お預けされた気分でずっとソワソワしていた。
だから食後店を出て早速とばかりに誘うことに。
「ディオ。今日はこの後────」
なのにここで思いがけない邪魔が入った。
「ディオ様!見つけましたわ!こちらにいらっしゃったのですね」
現れたのはどこからどう見ても高貴な姫君だ。
護衛騎士を沢山引き連れているから余計にわかりやすい。
「ローズマリー姫。こんにちは。こんな場所へどうされましたか?」
どうやら彼女はミラルカの姫らしい。
「勿論ディオ様がこちらにいらっしゃると聞いてやってきたのですわ。他国の王太子様と親善交流だと伺いましたが、ご紹介頂いても?」
「ええ。こちらゴッドハルトの王太子、ルーセウス殿です」
「このような場で簡易的にご挨拶する無礼をお許しください。ゴッドハルトの王子、ルーセウスと申します。以後お見知りおきを」
「初めまして。ミラルカの皇女ローズマリーですわ。宜しくお願い致しますわ」
ローズマリー姫はほっそりとした見目麗しい人物で、小柄なディオよりも更に小さい。
身長は160cmもないくらいだろう。
俺は身長が185cmあるから大人と子供くらいの身長差がある。
「ディオ様。親善交流なら私もご一緒して構いませんか?私、少しでもディオ様と一緒に居たくて…。ダメ、ですか?」
上目遣いにディオへと誘いを掛けてくる姫。
自分の可愛さを分かった上でやっていそうだから、あざといの一言だ。
どうやら彼女はディオが好きらしい。
それに気づいて胸が苦しくなった。
これだと確実にディオはOKして、この姫も加えて三人で行動することになるだろう。
でもそれは嫌だった。
折角のディオとの時間を邪魔されたくはない。
なんとかしなければ。
「ディ…」
でも俺が口を開くそれよりも早く、ディオが先に口を開いた。
「すみません、姫。今日はこれから二人で腰を落ち着けて議論する予定の大事な案件があるので、遠慮していただきたいんです。どうしてもというならまた別日で予定を組みましょう。その方が慌ただしくなくてきっと楽しめますよ?」
「まあ!そうなんですの?残念ですわ。でもそういうことなら仕方がありませんわね。今回は見送らせていただきますわ」
「そう言えばディアがミラルカの王都にできたカフェが気になると言っていました。今度誘ってやっていただけませんか?きっと喜ぶと思います」
「それは早速予定を立てないと…!ディオ様もその際は是非!」
「ええ。時間が合えばお邪魔しますね」
「楽しみにしていますわ!」
ではまたとご機嫌で去っていく皇女。
でもその背をある程度見送ってディオはあっさり踵を返した。
「邪魔が入って気を悪くしてないか?ルーセウス」
「いや。俺は全然」
寧ろ鮮やかに追い払ってもらえて嬉しかったくらいだ。
「じゃあ移動しようか」
そう言ってヴァレトミュラで移動して連れてこられたのは、有名なミラルカの鉱山ホテルだった。
「今日はここにルーセウスを連れて来ようって決めてたんだ」
楽しいって聞いたからとウキウキで部屋を取り、俺を連れていくディオ。
あれ?ここってホテル…だよな?
もしかして皇女といるより俺に抱かれたかった…とか?
それはつまり────。
「ディオ!もしかしてやっと俺の恋人になってくれる気に…っ」
「違うけど?」
期待は裏切られ、いつもの如くあっさりバッサリ言い切られる。
(違った!!)
ダンッと床に拳を叩きつけて気持ちをぶつけたい!
(悔しい!今日こそいけるのかと思ったのに!)
結婚する確率が高そうな相手より優先してもらえたら期待したくもなるだろう?
ディオの恋愛基準がさっぱりわからない。
もしかして俺は弄ばれているんだろうか?
「ほら。教会風の部屋が運良く空いてたんだ!ここはブルーグレイのセドリック王子が希望して作ってもらった部屋で、うちの護衛騎士と暗部の二人が結婚式を挙げたこともある部屋なんだって」
嬉しそうにそう語るディオにはきっと全く悪気はないんだろう。
目がキラキラと輝いていて、年相応にすごく可愛い。
仕方がない。
ここは気を取り直して、俺のペースに持ち込んでしまおう。
「ディオ。じゃあ将来の練習にここでちょっとだけ結婚式の予行練習をしないか?ほら、練習は大事だろう?」
擬似的にでもディオと式を挙げたい。
そんなちょっとした下心。
言ってみればいつまでも気持ちに応えてくれないディオと、愛を誓い合う真似事ができればそれで良かったんだ。
なのにディオはやっぱり想像を軽く超えてくる。
「結婚式の予行練習?────う~ん…まあ立会人もいないし、俺が抱く側じゃなければ多分大丈夫…かな?」
「ディオ?」
「ここで俺に言うからには、ルーセウスはガヴァム式の結婚式を知ってるんだよね?」
「…え?」
「…?もしかして知ってて言ったわけじゃない?」
どうしよう?さっぱりわからない。
「勉強不足ですまない。教えてくれないか?」
正直に知らないと伝えたら、ガヴァムの特殊な結婚式を教えてもらえたのだけど────。
(失敗した!!)
知っていたら擬似結婚式と称して立会人を用意して、手順通りに抱いてなし崩し的に嫁にできたのに!!
(一生の不覚!!)
「ルーセウス?どうかした?」
「いや。無知は罪だとショックを受けただけだ」
「まあ大抵他国の人はドン引きするし、知らないのが普通だからそんなに気にしなくても大丈夫だよ」
ディオは慰めてくれるけど、そういう問題じゃないんだ。
もうこんなチャンスは二度とないだろうなってわかるからこそ悔しいんだ。
でもそんな邪念に満ちた俺に気づかないディオは笑顔で手を差し伸べてくれるんだ。
「予行練習、しようか。してみたかったんだろう?」
「ディオ…予行練習とは言え、神の前で俺に抱かれてもいいのか?」
「別に構わないけど?」
サラッと言い切られる。
(これで付き合ってないのはどう考えてもおかしいだろう?!)
本当は俺を好きだよな?
そうでなければこんな俺の欲望丸出しの話に乗ってきたりしないよな?
違うのか?
まさか誘われたら誰にでもOKするわけじゃないよな?
(ディオならありそうで怖い!!)
そんな不安な思いを抱えながらも俺は念願のフェラをしてもらい、ホテルの一室とは言え神の前でディオを抱いた。
何気に立ったままするのも初めてで、ただでさえドキドキするのにディオの可愛い喘ぎ声が響いてまた最高だった。
結婚式は成立しなかったけど、絶対に二人でまた来よう。
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最高の部屋を作ってくれてありがとうございます、と。
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