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第6章 海底神殿
第167話 森と海
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第167話 森と海
**********
ジャンヌ:騎士団長
フィスト:近衛兵長
サリー:魔法使い
マリン:海の冒険者
ブラド:吸血鬼の姫
ローズ:貴族令嬢
キャッツ:トレジャーハンター
マリア:シスター
リーフ:エルフ
**********
マリア「森に住むエルフと、海に住む人魚が手を取り合ってるなんて、なんか素敵ね」
ジャンヌ「ほんとだね」
ローズ「あ、ねぇねぇ、こんな言葉知ってる?昔から伝わる言葉で、本で読んだことがあるんだけど」
海神『森は海の恋人……ですね』
ローズ「あ、知ってるんですね」
フィスト「なによそれ?」
リーフ「私も知らない……知ってる?」
アナスタシア「いいえ。知らないわ」
海神『豊かな海は、豊かな森があって初めて保たれる……という意味です』
ローズ「森が豊かだと、海の生き物たちの食べ物が、川から海に注ぎ込むの。それが海の小さな生き物を育てて、大きな魚とかの食べ物になるんだよ」
海神『昔の人間たちはそんな想いから、この海底神殿を建てたのでしょうね』
サリー「知らなかった……でも、素敵な言葉だね」
ブラド「ほんまやね。森と海、人魚とエルフか」
サリー「で、でも、それだけじゃだめだよね」
ジャンヌ「うん。陸に住むみんなが、海のこと、海の大切さをわからなきゃ」
マリン「ドワーフや鳥人族にも伝えなきゃね」
キャッツ「そっか、こうやって旅してるから、世界を一つにできるのかもね」
ブラド「ほんなら吸血鬼の一族は任せといて。一応お姫様やし」
ローズ「すごーい」
フィスト「いやあんたも頼りよ。有力貴族でしょ」
ローズ「任せて!」グッ
フィスト「……いちいち軽いのよね……」
海神『それでは、アナスタシア、いいですね?』
アナスタシア「はい」
アナスタシアはそう言うと、9人の方を見て、次にコバルトオーブの方を見ました。
そしてゆっくりと、オーブから離れました。
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ジャンヌ:騎士団長
フィスト:近衛兵長
サリー:魔法使い
マリン:海の冒険者
ブラド:吸血鬼の姫
ローズ:貴族令嬢
キャッツ:トレジャーハンター
マリア:シスター
リーフ:エルフ
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マリア「森に住むエルフと、海に住む人魚が手を取り合ってるなんて、なんか素敵ね」
ジャンヌ「ほんとだね」
ローズ「あ、ねぇねぇ、こんな言葉知ってる?昔から伝わる言葉で、本で読んだことがあるんだけど」
海神『森は海の恋人……ですね』
ローズ「あ、知ってるんですね」
フィスト「なによそれ?」
リーフ「私も知らない……知ってる?」
アナスタシア「いいえ。知らないわ」
海神『豊かな海は、豊かな森があって初めて保たれる……という意味です』
ローズ「森が豊かだと、海の生き物たちの食べ物が、川から海に注ぎ込むの。それが海の小さな生き物を育てて、大きな魚とかの食べ物になるんだよ」
海神『昔の人間たちはそんな想いから、この海底神殿を建てたのでしょうね』
サリー「知らなかった……でも、素敵な言葉だね」
ブラド「ほんまやね。森と海、人魚とエルフか」
サリー「で、でも、それだけじゃだめだよね」
ジャンヌ「うん。陸に住むみんなが、海のこと、海の大切さをわからなきゃ」
マリン「ドワーフや鳥人族にも伝えなきゃね」
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ローズ「任せて!」グッ
フィスト「……いちいち軽いのよね……」
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アナスタシア「はい」
アナスタシアはそう言うと、9人の方を見て、次にコバルトオーブの方を見ました。
そしてゆっくりと、オーブから離れました。
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