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第1章 旅立ち
第19話~第23話
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第19話 光の導き
(ジャンヌ・フィスト・マリン)
ジャンヌ「城に着いたのはいいけど、光、消えちゃったね」
マリン「うん、どうしたらいいんだろ」
フィスト「あら、ジャンヌ軍団長、どうしたの?」
ジャンヌ「あ、フィスト。紹介するね、マリン。彼女はフィスト。城の近衛兵長よ。で、こちらは客人のマリン。お城に用があるって言うから、案内したの。」
フィスト「あー!マリンって、巷じゃ海賊なんて言われてるわよね!」
マリン「うっ……やっぱそうなんだ……」
フィスト「大丈夫よー、あなたが悪いことしてないってことは、わかってる人はわかってるから。フォローになんないか?」
ジャンヌ「ちょっと弱いね(笑)」
フィスト「あれ?その箱……」
ジャンヌ「!知ってるの?」
マリン「!知ってるの?」
**********
第20話 別の目的
(ジャンヌ・フィスト・マリン)
フィスト「えっと、私もその箱?持ってるのよ」
マリン「み、見せて!」
フィスト「ごめん、今は持ってないの。仕事中だから、部屋に置いてきてるわ」
マリン「ふーん、なんだかかたっくるしいわね、ジャンヌもフィストも」
ジャンヌ「軍人だからね、仕方ないよ」
フィスト「お昼休みになったら取ってこようか?」
マリン「じゃあそのとき、部屋まで行っていい?」
フィスト「へ?うん、別にいいけど」
マリン「ジャンヌも」
ジャンヌ「う、うん、いいよ」
マリン(やった……部屋に入れる……)
ジャンヌ「???」
フィスト「???」
**********
第21話 別の目的 その2
(ジャンヌ・フィスト・マリン)
マリン「ふぅ…………よかったよ♡ふたりとも」
ジャンヌ「よくない!!部屋漁るのやめてよね!」
フィスト「入って早々のベッドダイブが一番キツいわ……匂い嗅ぐし……」
マリン「ごめんね、船乗ってると……男ばっかりで、さ…………」
ジャンヌ「…………」
フィスト「…………」
マリン「だから…………」
ジャンヌ「…………」
フィスト「…………」
マリン「?……うん、だから、やっちゃったんだけどね」
フィスト「二度としないで」
ジャンヌ「ま、最初の目的はこの箱でしょ?それにしても、本当に3つともまったく同じものなのね……これがある日、私たちのところに」
ガヤガヤ……ガヤガヤ……
フィスト「なにかしら?」
**********
第22話 怪しいふたり
(ジャンヌ・フィスト・サリー・マリン・ブラド)
フィスト「ちょっとあなた!何かあったの?」
兵A「ええ、城門前に、その……怪しいやつと言いますか、不思議な組み合わせのふたりが」
ジャンヌ「?どういうこと?」
マリン「ねー!行ってみようよ!」
タッタッタッ
サリー「あの、なぜ入れないんですか?」
兵B「いえ、ですから入城許可が必要でして」
ブラド「じゃあそれ出してよ」
兵B「ですから!自分には出せないんですよ!」
ブラド「私が吸血鬼だから出せないんでしょ?」
兵B「ち、ちがいます!そんな種族差別、禁止されていますよ!」
ジャンヌ「魔女と、吸血鬼?」
**********
第23話 怪しいふたり その2
(ジャンヌ・フィスト・サリー・マリン・ブラド)
マリン「ねえ!見て!あのふたりも、首から同じ箱、下げてるよ!」
ジャンヌ「本当ね。ということは、あの子たちの箱の光も、このお城を指したのね」
フィスト「ちょっと、いい?」
兵A「?こ、これは!フィスト様」
フィスト「そのふたりの入城を許可します」
兵B「は!?」
フィスト「問題ある?仮にこのふたりが賊だとしても、その掃討は近衛兵の仕事よ?兵長の私が許可するので入れてあげて」
ジャンヌ「ほら、怖いボスが言ってるんだから、早く通した方がいいよ~」
フィスト「そういうのいいから」
サリー「あ、ありがとう」
第19話 光の導き
(ジャンヌ・フィスト・マリン)
ジャンヌ「城に着いたのはいいけど、光、消えちゃったね」
マリン「うん、どうしたらいいんだろ」
フィスト「あら、ジャンヌ軍団長、どうしたの?」
ジャンヌ「あ、フィスト。紹介するね、マリン。彼女はフィスト。城の近衛兵長よ。で、こちらは客人のマリン。お城に用があるって言うから、案内したの。」
フィスト「あー!マリンって、巷じゃ海賊なんて言われてるわよね!」
マリン「うっ……やっぱそうなんだ……」
フィスト「大丈夫よー、あなたが悪いことしてないってことは、わかってる人はわかってるから。フォローになんないか?」
ジャンヌ「ちょっと弱いね(笑)」
フィスト「あれ?その箱……」
ジャンヌ「!知ってるの?」
マリン「!知ってるの?」
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第20話 別の目的
(ジャンヌ・フィスト・マリン)
フィスト「えっと、私もその箱?持ってるのよ」
マリン「み、見せて!」
フィスト「ごめん、今は持ってないの。仕事中だから、部屋に置いてきてるわ」
マリン「ふーん、なんだかかたっくるしいわね、ジャンヌもフィストも」
ジャンヌ「軍人だからね、仕方ないよ」
フィスト「お昼休みになったら取ってこようか?」
マリン「じゃあそのとき、部屋まで行っていい?」
フィスト「へ?うん、別にいいけど」
マリン「ジャンヌも」
ジャンヌ「う、うん、いいよ」
マリン(やった……部屋に入れる……)
ジャンヌ「???」
フィスト「???」
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ジャンヌ「よくない!!部屋漁るのやめてよね!」
フィスト「入って早々のベッドダイブが一番キツいわ……匂い嗅ぐし……」
マリン「ごめんね、船乗ってると……男ばっかりで、さ…………」
ジャンヌ「…………」
フィスト「…………」
マリン「だから…………」
ジャンヌ「…………」
フィスト「…………」
マリン「?……うん、だから、やっちゃったんだけどね」
フィスト「二度としないで」
ジャンヌ「ま、最初の目的はこの箱でしょ?それにしても、本当に3つともまったく同じものなのね……これがある日、私たちのところに」
ガヤガヤ……ガヤガヤ……
フィスト「なにかしら?」
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第22話 怪しいふたり
(ジャンヌ・フィスト・サリー・マリン・ブラド)
フィスト「ちょっとあなた!何かあったの?」
兵A「ええ、城門前に、その……怪しいやつと言いますか、不思議な組み合わせのふたりが」
ジャンヌ「?どういうこと?」
マリン「ねー!行ってみようよ!」
タッタッタッ
サリー「あの、なぜ入れないんですか?」
兵B「いえ、ですから入城許可が必要でして」
ブラド「じゃあそれ出してよ」
兵B「ですから!自分には出せないんですよ!」
ブラド「私が吸血鬼だから出せないんでしょ?」
兵B「ち、ちがいます!そんな種族差別、禁止されていますよ!」
ジャンヌ「魔女と、吸血鬼?」
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第23話 怪しいふたり その2
(ジャンヌ・フィスト・サリー・マリン・ブラド)
マリン「ねえ!見て!あのふたりも、首から同じ箱、下げてるよ!」
ジャンヌ「本当ね。ということは、あの子たちの箱の光も、このお城を指したのね」
フィスト「ちょっと、いい?」
兵A「?こ、これは!フィスト様」
フィスト「そのふたりの入城を許可します」
兵B「は!?」
フィスト「問題ある?仮にこのふたりが賊だとしても、その掃討は近衛兵の仕事よ?兵長の私が許可するので入れてあげて」
ジャンヌ「ほら、怖いボスが言ってるんだから、早く通した方がいいよ~」
フィスト「そういうのいいから」
サリー「あ、ありがとう」
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