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形から入るのって大事
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俺の就職先はホストクラブ。主な営業時間は夜。てなわけで、出社がめちゃくちゃ遅かった、当たり前だけど。午後4時出勤って勝ち組すぎて、、、あ、帰りが遅かったわ。ご飯2回しか食べなくていいのかな、強すぎるホストクラブ、しばらくしたら骨になるかも。
そんなこんなで初出勤!
今日からは研修期間だし早く覚えるがんばるぞー
あ、カオルさん。カオルさんもボーイだよね、あんなイケメンでホストじゃないならお酒嫌いなのかな。一緒だ。
「カオルさーーーーん、おはようございます」
「ハシくんだ、おはよう」
「今日からよろしくです、ビシバシお願いします」
「ハシくんならすぐ慣れるよ、頑張ろうね」
カオルさんに制服もらって、更衣室的なとこまで案内してもらって、早速着替えてみたけど、なんか息苦しいな。ホストのハルトくんとかは着崩してる感じだから分かるけど、カオルさんとは同じはず。サイズのせいじゃないから経験の差なのかな。なんか燃えるぜ。
「うわぁ、ハシくん似合ってる、大人っぽさが増した気がするね」
「ほんと?自分的にはなんかしっくりこないってゆーか、なんとゆーか」
「初めてだしね、これからこれから!」
ホントになんもわかってない状態からスタートなので最初はボーイの皆さんの見るだけでいいって言われたけど、出来そうならやっていいって。最初の方はカオルさんに着いて回ろうかなって考えてる今日この頃。出来れば他にも仲間が欲しいから早めにコンタクトとってみんなの輪に入りたいナ。
「ちわ!ハシくん昨日ぶり~」
「ハルトくん!今日も今日とてマジでナイス顔面」
カオルさんと掃除してたら(見てるだけ)、ハルトくん率いるホストの皆様が出勤してきた。どの面拝んでもイケメンしかいない、贅沢だ!!目が潰れる!眩しい!なんならボーイの皆さんも負けず劣らず、たぶんよーたなら書類選考で落とされる(失礼)、な心境のセイも周りからかなり見られてるのに気づかない。
身につけている黒服も普段よりも身体に沿った造りで、ちょうどいい筋肉のついたモデルの様な体型で、アホ面すら様になる顔面にカオルのリクエストで薄く塗った口紅が妙に艶かしい。そんな男に向けられる様々な視線も、この店のトップである店長の登場に一瞬戸惑いつつ、そちらに視線を向ける。
「みんなお疲れ様」
の挨拶に、揺れてるだろレベルの挨拶を返す周りの男たちをポカンとしながらも、子招かれた店長の元に寄っていくセイ。
「今日からボーイとして働いてもらう、橋元誠くんだ。まだ研修期間だけど、みんな負けないように職務に励むこと
橋元くんなにか一言ある?」
「あ、えーと、橋元誠です。お酒は飲めないんですけどちゃんと成人してる22歳です。気軽にハシくんって呼んでください。話はよく通じないって言われますが頑張ります」
「ってこと。外国語は得意そうだから外国人のお客様がいらしたら、橋元くんに聞くといいよ
それじゃ解散」
最後に外国語できるとか爆弾落としていった店長さんを目で追うアホと。普段は余り仕事場を見にこない店長で、新人が来てもホストですら、紹介なんてすることが少ない店長がわざわざ足を運んで紹介したボーイだ、と騒々しくなるボーイ達、キャラと
ルックスで若干敵認定しているホスト達、興味ない様に持ち場に戻る上位層ホスト達、セイの似たもの同士で早速絡みにいってるハルトと高卒組、などなど。
まぁ皆、大体こんな感じの心境。
______こいつやべえやつだ
_______________________
店長は完全実力主義ですね、セイの叔父さんも。
短い( ; ; )
そんなこんなで初出勤!
今日からは研修期間だし早く覚えるがんばるぞー
あ、カオルさん。カオルさんもボーイだよね、あんなイケメンでホストじゃないならお酒嫌いなのかな。一緒だ。
「カオルさーーーーん、おはようございます」
「ハシくんだ、おはよう」
「今日からよろしくです、ビシバシお願いします」
「ハシくんならすぐ慣れるよ、頑張ろうね」
カオルさんに制服もらって、更衣室的なとこまで案内してもらって、早速着替えてみたけど、なんか息苦しいな。ホストのハルトくんとかは着崩してる感じだから分かるけど、カオルさんとは同じはず。サイズのせいじゃないから経験の差なのかな。なんか燃えるぜ。
「うわぁ、ハシくん似合ってる、大人っぽさが増した気がするね」
「ほんと?自分的にはなんかしっくりこないってゆーか、なんとゆーか」
「初めてだしね、これからこれから!」
ホントになんもわかってない状態からスタートなので最初はボーイの皆さんの見るだけでいいって言われたけど、出来そうならやっていいって。最初の方はカオルさんに着いて回ろうかなって考えてる今日この頃。出来れば他にも仲間が欲しいから早めにコンタクトとってみんなの輪に入りたいナ。
「ちわ!ハシくん昨日ぶり~」
「ハルトくん!今日も今日とてマジでナイス顔面」
カオルさんと掃除してたら(見てるだけ)、ハルトくん率いるホストの皆様が出勤してきた。どの面拝んでもイケメンしかいない、贅沢だ!!目が潰れる!眩しい!なんならボーイの皆さんも負けず劣らず、たぶんよーたなら書類選考で落とされる(失礼)、な心境のセイも周りからかなり見られてるのに気づかない。
身につけている黒服も普段よりも身体に沿った造りで、ちょうどいい筋肉のついたモデルの様な体型で、アホ面すら様になる顔面にカオルのリクエストで薄く塗った口紅が妙に艶かしい。そんな男に向けられる様々な視線も、この店のトップである店長の登場に一瞬戸惑いつつ、そちらに視線を向ける。
「みんなお疲れ様」
の挨拶に、揺れてるだろレベルの挨拶を返す周りの男たちをポカンとしながらも、子招かれた店長の元に寄っていくセイ。
「今日からボーイとして働いてもらう、橋元誠くんだ。まだ研修期間だけど、みんな負けないように職務に励むこと
橋元くんなにか一言ある?」
「あ、えーと、橋元誠です。お酒は飲めないんですけどちゃんと成人してる22歳です。気軽にハシくんって呼んでください。話はよく通じないって言われますが頑張ります」
「ってこと。外国語は得意そうだから外国人のお客様がいらしたら、橋元くんに聞くといいよ
それじゃ解散」
最後に外国語できるとか爆弾落としていった店長さんを目で追うアホと。普段は余り仕事場を見にこない店長で、新人が来てもホストですら、紹介なんてすることが少ない店長がわざわざ足を運んで紹介したボーイだ、と騒々しくなるボーイ達、キャラと
ルックスで若干敵認定しているホスト達、興味ない様に持ち場に戻る上位層ホスト達、セイの似たもの同士で早速絡みにいってるハルトと高卒組、などなど。
まぁ皆、大体こんな感じの心境。
______こいつやべえやつだ
_______________________
店長は完全実力主義ですね、セイの叔父さんも。
短い( ; ; )
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