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奮闘記
9、少年は想いを自覚する
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それから小一時間して、ようやく月美が落ち着き、護は客室に案内され、荷物を広げることができた。
「ふぅ……」
今までの疲れのせいか、護は畳の上に横になるなり、少し重たいため息をつく。
横になりながら、護は部屋の天井や壁を見つめる。
――そういや、ここってうちが去年使ってた部屋か……
なぜか、この家で過ごしたときの記憶がよみがえってくる。
年に一度、出雲を訪れた時には家族でこの部屋に泊まらせてもらっていた。
隣は月美の部屋らしく、夜になって眠れないときは、壁越しに月美と二人きりで昼のうちに話すことのできなかった分だけ、たくさんの話をしたこともある。
――会えなかった一年の間、どこで何してたのか、いろいろ話したっけ
そのときのやり取りを思い出すだけで、顔が熱くなってくる。
鏡を見るまでもなく、自分の顔が真っ赤になっていることがわかってしまう。
その現象に、思い当たることがあった護は、ぽつりと、隣の部屋どころかどこで聞き耳を立てているかわからない式神にも聞こえないような音量でつぶやいた。
「……やっぱ、これって……好き、ということなのだろうなぁ」
そうつぶやくと、改めてそのことを自覚し、恥ずかしさが倍増する。
増えてしまったその感情の処理に困り、声に出ない悲鳴を上げながら頭を抱え、うずくまり、悶絶した。
自覚がなかったわけではない。
そうなのかもしれないとは、心のどこかで思っていた。
護がこの二十年足らずで交流してきた他人の中で、月美の存在が一番大きいものだということもわかっている。
しかし、まさかいままで過ごしてきた大好きだった時間を思い出すだけで、うなりながら頭を抱えるほど恥ずかしいと感じているとは、自分のことながらまったく理解していなかった。
――それだけ、月美に惚れこんでるってことなんだろうな……いまさら気づくって、これはある意味、一生の不覚だ……
再びため息をつき、護は呼吸と動悸が落ち着くまでその場を動くことができなかった。
ようやく動けるようになったのは、月美に呼ばれて夕食を食べに行く時だった。
----------------------------
夕食を終え、護は近くにあった銭湯に入っていた。
さすがに、十年近い付き合いがあるとはいえ、他人の家の風呂を頂戴するのは、少々気が引けるということもあったが、大きな要因は別にある。
――月美が使った風呂に入って思うと、どうも変な方向に思考がいきそうだ
片思いであるからこそ、月美を大切にしたいし、変な目で見るようなことをしたくはない。
そう考えてのことだ。
亜妃は護が銭湯を使いたいと話したときに、楽しそうな微笑みを浮かべていた。
――亜妃さんのあの笑顔。絶対、何か察してたよなぁ
自分の心中がばれていると思うと、少し気恥しくはあったが、彼女が味方してくれたことはありがたかった。
ひそかに感謝しつつ、護は東京とはまた違う街並みを眺めながら、散歩気分で歩きながら風森家に戻ると、宛てがわれた部屋へと入っていく。
部屋に入るとすぐに窓から屋根に上り、そのまま腰かけて、星を見上げる。
護の視界には東京の夜空とは違い、満天の星々が広がっていた。
およそ、東京では眺めることのできない、視界いっぱいに広がる星空に自然と眼が細まり、ため息が漏れ出る。
「あ、ここにいた」
突然、月美の声が聞こえてきたので下に視線をやると、案の定、彼女が窓からこちらを見上げている。
月美は護がいる場所を見上げながら、近所迷惑にならない程度に声を抑えて問いかけた。
「ね、そっちに行ってもいい?」
「もちろん」
護が答えるや否や、月美は屋根に上ると護の隣に腰かけ、護と同じように星を見上げる。
「綺麗な星空……晴れてよかったぁ」
「あぁ、そうだな……」
護は月美のその表情を見て、ほっとしたような、優しい微笑みを浮かべた。
その微笑みを見たからなのか、月美の頬は少し紅くなる。
月美にとって幸いなのは、その顔を護に見られていないことだろう。
それだけ、護の意識は星空に向けられている。
自分が隣にいるというのに、まるで自分は眼中にないとでもいうような態度に、月美は不満そうに頬を膨らませた。
「ねぇ、護。護はどうして星を見るのが好きなの?」
「好き、というかなぁ……半ば習慣のようなものだからかな?好きとか嫌いじゃなくて、もう星見は俺の一部みたいなもんだよ」
なおも不機嫌そうな月美の問いかけに、護は星を見上げながら苦笑を浮かべた。
月美と初めて会った時よりもずっと前から、分家の大人たちと一緒に星を眺めるためだけに夜更かししていたこともあった。
それだけに、なぜ夜空が好きになったのかがわからない。
もしかしたら、単に星が好きだからなのかもしれないし、綺麗な月を見ていたいからなのかもしれないが、明確な理由が護の中にはなかった。
「わからないんだ?」
「わからない」
「そう、なんだ」
「そうだよ」
一通りの言葉のやり取りを終えると、二人はまた互いに口を閉ざす。
しかし、その沈黙は先ほどより長くは続かず、今度は護の方から話しかけてきた。
「月美は、星を見るのが好きなのか?」
「ううん。わたしは星よりも月を見ている方が好きなの」
月美は目を細めてそう返し、夜空に浮かんでいる三日月を見上げた。
「本当は鎮守の森にあるあの桜の木に登って、そこから眺めるのが好きなの」
「あぁ……確かに、あの木の上からだったらよく見えそうだしな」
「けど、さすがに夜中に一人で出歩くわけにもいかないから、こうやって、部屋の中や屋根の上で我慢しているんだ」
でもね、と月美は一度、口を閉ざし、顔をうつむかせた。
「でもね、それだけじゃないんだよ?部屋にいると、いろんなこと考えちゃうから」
「いろんなこと?」
護に聞き返され、月美はうつむいたまま少し顔を赤らめ、小さくうなずく。
「護のこと。元気なのかなとか、大怪我してないかなとか、今日はなにしたのかなとか。あと、わたしのこと、考えてるのかなとか」
月美の言葉に少しだけ驚きはしたものの、護は月美の方を見て、優しく微笑んだ。
「俺も。月美のこと、いつも考えてる」
そっと、月美の手に自分の手を重ねて、護は答えた。
離れているからこそ、さびしいからこそ、遠くにいる特別な人のことを考えない日々はない。
護もまた、自分のことを考えてくれているということを知り、月美は胸のうちが温かくなっていく感覚を覚えた。
「あのね。わたし、護にいつか言おうと思っていたことがあるの」
月美は重ねられた手の中で、自分の手をきゅっと結び、顔を伏せながら、今にも消え入りそうな声で護に語りかける。
護は月美の方に顔を向け、その先に紡がれる言葉を待った。
「わたし、わたしね。護が……あなたの、ことが」
月美が言いかけた瞬間、突然、一つの影が護の顔面へと飛び込んできた。
「ふぅ……」
今までの疲れのせいか、護は畳の上に横になるなり、少し重たいため息をつく。
横になりながら、護は部屋の天井や壁を見つめる。
――そういや、ここってうちが去年使ってた部屋か……
なぜか、この家で過ごしたときの記憶がよみがえってくる。
年に一度、出雲を訪れた時には家族でこの部屋に泊まらせてもらっていた。
隣は月美の部屋らしく、夜になって眠れないときは、壁越しに月美と二人きりで昼のうちに話すことのできなかった分だけ、たくさんの話をしたこともある。
――会えなかった一年の間、どこで何してたのか、いろいろ話したっけ
そのときのやり取りを思い出すだけで、顔が熱くなってくる。
鏡を見るまでもなく、自分の顔が真っ赤になっていることがわかってしまう。
その現象に、思い当たることがあった護は、ぽつりと、隣の部屋どころかどこで聞き耳を立てているかわからない式神にも聞こえないような音量でつぶやいた。
「……やっぱ、これって……好き、ということなのだろうなぁ」
そうつぶやくと、改めてそのことを自覚し、恥ずかしさが倍増する。
増えてしまったその感情の処理に困り、声に出ない悲鳴を上げながら頭を抱え、うずくまり、悶絶した。
自覚がなかったわけではない。
そうなのかもしれないとは、心のどこかで思っていた。
護がこの二十年足らずで交流してきた他人の中で、月美の存在が一番大きいものだということもわかっている。
しかし、まさかいままで過ごしてきた大好きだった時間を思い出すだけで、うなりながら頭を抱えるほど恥ずかしいと感じているとは、自分のことながらまったく理解していなかった。
――それだけ、月美に惚れこんでるってことなんだろうな……いまさら気づくって、これはある意味、一生の不覚だ……
再びため息をつき、護は呼吸と動悸が落ち着くまでその場を動くことができなかった。
ようやく動けるようになったのは、月美に呼ばれて夕食を食べに行く時だった。
----------------------------
夕食を終え、護は近くにあった銭湯に入っていた。
さすがに、十年近い付き合いがあるとはいえ、他人の家の風呂を頂戴するのは、少々気が引けるということもあったが、大きな要因は別にある。
――月美が使った風呂に入って思うと、どうも変な方向に思考がいきそうだ
片思いであるからこそ、月美を大切にしたいし、変な目で見るようなことをしたくはない。
そう考えてのことだ。
亜妃は護が銭湯を使いたいと話したときに、楽しそうな微笑みを浮かべていた。
――亜妃さんのあの笑顔。絶対、何か察してたよなぁ
自分の心中がばれていると思うと、少し気恥しくはあったが、彼女が味方してくれたことはありがたかった。
ひそかに感謝しつつ、護は東京とはまた違う街並みを眺めながら、散歩気分で歩きながら風森家に戻ると、宛てがわれた部屋へと入っていく。
部屋に入るとすぐに窓から屋根に上り、そのまま腰かけて、星を見上げる。
護の視界には東京の夜空とは違い、満天の星々が広がっていた。
およそ、東京では眺めることのできない、視界いっぱいに広がる星空に自然と眼が細まり、ため息が漏れ出る。
「あ、ここにいた」
突然、月美の声が聞こえてきたので下に視線をやると、案の定、彼女が窓からこちらを見上げている。
月美は護がいる場所を見上げながら、近所迷惑にならない程度に声を抑えて問いかけた。
「ね、そっちに行ってもいい?」
「もちろん」
護が答えるや否や、月美は屋根に上ると護の隣に腰かけ、護と同じように星を見上げる。
「綺麗な星空……晴れてよかったぁ」
「あぁ、そうだな……」
護は月美のその表情を見て、ほっとしたような、優しい微笑みを浮かべた。
その微笑みを見たからなのか、月美の頬は少し紅くなる。
月美にとって幸いなのは、その顔を護に見られていないことだろう。
それだけ、護の意識は星空に向けられている。
自分が隣にいるというのに、まるで自分は眼中にないとでもいうような態度に、月美は不満そうに頬を膨らませた。
「ねぇ、護。護はどうして星を見るのが好きなの?」
「好き、というかなぁ……半ば習慣のようなものだからかな?好きとか嫌いじゃなくて、もう星見は俺の一部みたいなもんだよ」
なおも不機嫌そうな月美の問いかけに、護は星を見上げながら苦笑を浮かべた。
月美と初めて会った時よりもずっと前から、分家の大人たちと一緒に星を眺めるためだけに夜更かししていたこともあった。
それだけに、なぜ夜空が好きになったのかがわからない。
もしかしたら、単に星が好きだからなのかもしれないし、綺麗な月を見ていたいからなのかもしれないが、明確な理由が護の中にはなかった。
「わからないんだ?」
「わからない」
「そう、なんだ」
「そうだよ」
一通りの言葉のやり取りを終えると、二人はまた互いに口を閉ざす。
しかし、その沈黙は先ほどより長くは続かず、今度は護の方から話しかけてきた。
「月美は、星を見るのが好きなのか?」
「ううん。わたしは星よりも月を見ている方が好きなの」
月美は目を細めてそう返し、夜空に浮かんでいる三日月を見上げた。
「本当は鎮守の森にあるあの桜の木に登って、そこから眺めるのが好きなの」
「あぁ……確かに、あの木の上からだったらよく見えそうだしな」
「けど、さすがに夜中に一人で出歩くわけにもいかないから、こうやって、部屋の中や屋根の上で我慢しているんだ」
でもね、と月美は一度、口を閉ざし、顔をうつむかせた。
「でもね、それだけじゃないんだよ?部屋にいると、いろんなこと考えちゃうから」
「いろんなこと?」
護に聞き返され、月美はうつむいたまま少し顔を赤らめ、小さくうなずく。
「護のこと。元気なのかなとか、大怪我してないかなとか、今日はなにしたのかなとか。あと、わたしのこと、考えてるのかなとか」
月美の言葉に少しだけ驚きはしたものの、護は月美の方を見て、優しく微笑んだ。
「俺も。月美のこと、いつも考えてる」
そっと、月美の手に自分の手を重ねて、護は答えた。
離れているからこそ、さびしいからこそ、遠くにいる特別な人のことを考えない日々はない。
護もまた、自分のことを考えてくれているということを知り、月美は胸のうちが温かくなっていく感覚を覚えた。
「あのね。わたし、護にいつか言おうと思っていたことがあるの」
月美は重ねられた手の中で、自分の手をきゅっと結び、顔を伏せながら、今にも消え入りそうな声で護に語りかける。
護は月美の方に顔を向け、その先に紡がれる言葉を待った。
「わたし、わたしね。護が……あなたの、ことが」
月美が言いかけた瞬間、突然、一つの影が護の顔面へと飛び込んできた。
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