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第2章 零を消していくマジックナンバー 戦争編
95話 死んだものへの敵討ち
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真ん中にて2人は最後のnear5を下敷きにし、話していた。
「アスタロイドが死んだことは知っているけど」
「そうですか、悲しみはないんですか?」
「ないよ」
静かな悲しみがあることが多田には分かっていた。
ボロボロの体で背中をさすった。
「やめて」
「わかったぁよ」
その後、話していると足音が聞こえていた。
「トコトコ」
優しい音が通路中に響き大和たちがいた部屋にも聞こえてきた。
「なに?敵!」
「俺は何もできないぞ」
暗いところから現れた人はミレスであった。
「貴方は大和さんでしたか?久しぶりとでも言っておきます」
「話は聞いていたけど、苦手な性格かも」
「分かる」
多田はゆっくり壁に寄り大和はミレスのいる方へと歩き出した。
大和とミレスの距離が両方の適正の範囲に入った時に両方停止した。
「パラレル起動 起動名 追加されていくノルマのように」
「BKPショートカット起動 ハドウモード」
と言った瞬間に兵器は形を変えて地面に刺さるスピーカーが現れた。
「アスタロイドを超えるために貴方を倒す、発射」
スピーカーから大きな音が一直線にミレスの方に飛んできた。
「重力 下に落ちなさい」
両手を使って一つは大和の身体の方にもう一つは飛んでいく攻撃に使った。
「攻撃を無効化しても無理だよ くぅ!」
大和に重力が押し寄せて動きづらくなったが大和が放った攻撃は重力を貫通していた。
「はぁやばい」
咄嗟のところで避けることができたが右腕に命中して無くなってしまった。
BKPが元に戻り重力を受けながらミレスの方を見ていた
ミレスはしゃがんで痛がっていた。
「痛い、はぁはぁ レディの腕を簡単に持っていくのはダメでしょ」
「私もレディだから別にいいでしょ」
「私は特別、重力反転」
ミレスのいる方に重力が変わり大和は抵抗ができずに向かった。
「まともな抵抗ができなくても」
「わしはお主の頭脳じゃ」
三羽矢の声が鮮明の聞こえ目が燃えているような感覚になった。
「強制BKPショートカット同時起動 紅吹雪」
BKPは黒い光を放ちながら変形した胸当てが不安定に原型となに変わらないものに変わっていてその周りを謎の物質が周りを飛んでいた。
「重力を無視して」
「BKPは、重力には負けない」
完全に接近する前にミレスは重力を急に解除してその余韻が無くなる前にミレスは左腕を器用に動かして重力が含まれた槍を作り出した。
「重力反転」
槍は少し飛んでいる大和の方に飛んでいった。
「守って」
謎の物質が大和を守るように防ぎ槍とぶつかった。
「どかーん」
と物騒な音をしていた。少し飛んだ状態でいる大和はぶつかっている途中、違和感なく着地していた。
「重力強化」
と言うと更に槍は勢いを増しBKPに負担が襲ってきた。
「やばいのじゃ、コントロールがむずくなっておる」
「私も協力をするから、勝つよ」
「・・・勇敢になったな」
「もちろん」
BKPは周りを飛んでいた他の物質たちを集結させて強化されていった。
白熱している中、多田は敵に察知されないように何かを取り出していた。
「最後の攻撃を入れれば勝てる、卑怯でもいい」
取り出したのは先ほど戦った敵が持っていた後1発のピストルであった。
「取っといてよかった、当たれよ」
発砲した音は、白熱していても聞こえ大和は聞こえても驚かず多田を信じていった。
「発砲音、あの人をやっていればよかった」
「当たれ!」
発砲した銃弾は足に命中して体勢が崩れた。
「今しかない」
「は!」
「死んだものへの敵討ちだ」
謎の物質は集結した影響で威力が増し、鋭利な部分が至る所に突き刺さった。
「BKP解除」
大和は疲れで倒れたがミレスが動かなくなったことがわかった。
「これで本当に終わりにしてほしい」
「願うんじゃ」
アスタロイドが負けた相手に勝利をし、敵討ちをしたことに安心して眠りについてしまった。
次回
最終局面その1
「アスタロイドが死んだことは知っているけど」
「そうですか、悲しみはないんですか?」
「ないよ」
静かな悲しみがあることが多田には分かっていた。
ボロボロの体で背中をさすった。
「やめて」
「わかったぁよ」
その後、話していると足音が聞こえていた。
「トコトコ」
優しい音が通路中に響き大和たちがいた部屋にも聞こえてきた。
「なに?敵!」
「俺は何もできないぞ」
暗いところから現れた人はミレスであった。
「貴方は大和さんでしたか?久しぶりとでも言っておきます」
「話は聞いていたけど、苦手な性格かも」
「分かる」
多田はゆっくり壁に寄り大和はミレスのいる方へと歩き出した。
大和とミレスの距離が両方の適正の範囲に入った時に両方停止した。
「パラレル起動 起動名 追加されていくノルマのように」
「BKPショートカット起動 ハドウモード」
と言った瞬間に兵器は形を変えて地面に刺さるスピーカーが現れた。
「アスタロイドを超えるために貴方を倒す、発射」
スピーカーから大きな音が一直線にミレスの方に飛んできた。
「重力 下に落ちなさい」
両手を使って一つは大和の身体の方にもう一つは飛んでいく攻撃に使った。
「攻撃を無効化しても無理だよ くぅ!」
大和に重力が押し寄せて動きづらくなったが大和が放った攻撃は重力を貫通していた。
「はぁやばい」
咄嗟のところで避けることができたが右腕に命中して無くなってしまった。
BKPが元に戻り重力を受けながらミレスの方を見ていた
ミレスはしゃがんで痛がっていた。
「痛い、はぁはぁ レディの腕を簡単に持っていくのはダメでしょ」
「私もレディだから別にいいでしょ」
「私は特別、重力反転」
ミレスのいる方に重力が変わり大和は抵抗ができずに向かった。
「まともな抵抗ができなくても」
「わしはお主の頭脳じゃ」
三羽矢の声が鮮明の聞こえ目が燃えているような感覚になった。
「強制BKPショートカット同時起動 紅吹雪」
BKPは黒い光を放ちながら変形した胸当てが不安定に原型となに変わらないものに変わっていてその周りを謎の物質が周りを飛んでいた。
「重力を無視して」
「BKPは、重力には負けない」
完全に接近する前にミレスは重力を急に解除してその余韻が無くなる前にミレスは左腕を器用に動かして重力が含まれた槍を作り出した。
「重力反転」
槍は少し飛んでいる大和の方に飛んでいった。
「守って」
謎の物質が大和を守るように防ぎ槍とぶつかった。
「どかーん」
と物騒な音をしていた。少し飛んだ状態でいる大和はぶつかっている途中、違和感なく着地していた。
「重力強化」
と言うと更に槍は勢いを増しBKPに負担が襲ってきた。
「やばいのじゃ、コントロールがむずくなっておる」
「私も協力をするから、勝つよ」
「・・・勇敢になったな」
「もちろん」
BKPは周りを飛んでいた他の物質たちを集結させて強化されていった。
白熱している中、多田は敵に察知されないように何かを取り出していた。
「最後の攻撃を入れれば勝てる、卑怯でもいい」
取り出したのは先ほど戦った敵が持っていた後1発のピストルであった。
「取っといてよかった、当たれよ」
発砲した音は、白熱していても聞こえ大和は聞こえても驚かず多田を信じていった。
「発砲音、あの人をやっていればよかった」
「当たれ!」
発砲した銃弾は足に命中して体勢が崩れた。
「今しかない」
「は!」
「死んだものへの敵討ちだ」
謎の物質は集結した影響で威力が増し、鋭利な部分が至る所に突き刺さった。
「BKP解除」
大和は疲れで倒れたがミレスが動かなくなったことがわかった。
「これで本当に終わりにしてほしい」
「願うんじゃ」
アスタロイドが負けた相手に勝利をし、敵討ちをしたことに安心して眠りについてしまった。
次回
最終局面その1
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