二人格は生活に困る

黒咲　空気

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第2章　零を消していくマジックナンバー　戦争編

79話　罰

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2人の対戦が怒っている最中であった。
飛鳥が隠し扉を自分が安全のうちに探していると押せそうなブロックがあった。
「見つけた」
ブロックを押すと人が1人だけ入れそうな扉が現れ飛鳥は入って行こうとした時、剣を交えているシャンリーがひとつの言葉を残した。
「この奥で生きて帰れると思わない方がいい、たとえ貴方としても」
この発言を無視して飛鳥は扉を通っていった。
その部屋はとても暗い部屋であった、見えそうで見えないが何かたくさんものがあることはわかった。
「暗いし、不気味悪い」
警戒しながら歩いていると1人の女の声が聞こえてきた。
その姿は、飛鳥はすぐに誰かわかった。
「失望の4の子守堕こもりだ　早苗」
「懐かしいですね。久しぶりに名前を呼ばれました」
「そう、だけど名前を呼んでもらったのは敵だよ」
「知ってますだけど嬉しいのです」
「そうかい」
塩対応をしている飛鳥に呆れたようであった。
子守堕は、布団にくるまっている状態でボタンを押した。
回路が起動したのか周りにあった松明が光を出し照らさせた。
「これでどうですか？眩しい」
「助かるよ」
飛鳥はポケットに常備していたピストルを出して子守堕に向けた。
向けたピストルに子守堕は、笑顔であった
「久しぶりの対戦ですかあまり好きではないですが放浪者のためですね」
「そんなに笑顔なのはどうして？」
「弱いピストルには何も感じないで喜怒哀楽の喜だけで十分です」
飛鳥はピストルの引き金を引こうとした時、周りが真っ黒な輝きを起こして子守堕を囲んだ。
「やば、」
焦って飛鳥は引き金を引き弾が発射され子守堕に当たると思いきや囲んでいた真っ黒い輝きが攻撃を通していないようだった。
「パラレル起動　起動名　裁かれる運命のドラマ」
輝きが終わるとすぐに飛鳥はもう一度引き金を引き弾を連発した。
その弾は、今度は布団に命中し、子守堕は攻撃を受けなかった。
「どういうこと？」
飛鳥がまた焦るのは同然である。布団でピストルの弾を完全にガードできるとは思えないからだ。
「これはね。防弾チョキに使われる材質のものを布団に利用したもので暖かいの　でも　」
笑顔であった子守堕の顔は、不気味になり飛鳥に指ピストルを作ると打った風にした。
「バァーン」
飛鳥は何をしているのか分からないが急に体に異変を感じた。熱いようで痛いようで説明ができない息遣いが悪くなっていると子守堕が話した。
「私のパラレルは、周りにいる人物裁きを与える者であるなら今まで行った行動に対して2倍、3倍で反射して精神的ダメージを与えるかコピーをして相手の攻撃をするかのどれかを選択する。その代わり条件としては、私がその人物を昔に戦ったことがあるならコピーして使えるけど威力は最も少ないし、裁きの対象とはならないで死ぬことはあまりないってこと」
「ってことは、」
「この戦いだけで貴方を倒させてもらう」
飛鳥は精神的ダメージを受け、意識に問題ができているがこの発言に反抗するように飛鳥は子守堕を少し睨んだ。
「あら怖い」
飛鳥vs子守堕　開幕

一方で六花の方では、六花はピンチであった。
「逃げ続けるのはダメだよ」
大小関係なしで放浪者は、強そうな剣を何本も発射していた。
「はぁはぁ」
ダッシュしながら攻撃を避けているが六花の息遣いは荒くなっておりパラレルを先見の明で分かっている影響で行動が制限されていた。
「作戦を立てないと負ける」
六花は脳内に自分の世界を作り瞬時に考えた。
「どうする、敵のパラレルは、僕と相性が少し悪い気がするけど問題は、この食らってしまったダメージだ」
アドレナリンが無くなり始め脇腹のダメージが痛みを生み出して集中を消し去っている
「大きいのいくぞ」
ダッシュしていたが大きすぎる剣の方向は走っている方向であり、戻ろとしてもできなかった。
「やばい、だけど」
消えていなかった剣を手に取りバントの構えをして大きい剣を待ち構えた。
「そうか、君は成功するって考えいるんだね」
スパぁと音が鳴り
「ぐはぁ」
構えていた六花に手に取っていた剣は絶対あり得ないことを起こし刺さっていた。
あり得ないこととは、手に取っていた剣はその剣の真ん中の部分が横に伸び六花の腹に刺さったのだ。
ダメージを受けている六花のところにさらに大きな剣が迫り力が出なくなっている六花に重力が来た。
「おらぁー」
六花は、声を大きくして攻撃を守り大きな剣の位置を横にずらしてかわした。
刺さっていた剣も消え六花には絶大なダメージがきていた。
「もう敗北を認めろ」
「何言っているんだ、まだやってやるよほらょおー」
剣をぶん投げ放浪者がいる方に飛んでいったが爆発して剣が粉々になり煙を出した。
攻撃を失敗したと思いきや六花はそれが作戦であり、放浪者に近づきていた。
「来やがったな」
「僕は、貴方を信じていました。」
六花は、全力で放浪者をアッパーして命中した。

次回
パラレル

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