二人格は生活に困る

黒咲 空気

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第2章 零を消していくマジックナンバー

60話 戦力と不明

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千葉、飛鳥、六花は残り電話にいるアスタロイドと白夜、絵画で家で何かをしようとしていた。
千葉が急ぎながら紙とペンを持っていき何かを書き始めた。
「何を書いている?」
「チーム零の戦力を今書いてあげようと思ってな」
「いいね。少し手伝うよ」
飛鳥は、千葉の行動に手伝って少しずつ資料と言えるほどのものがすぐに出来上がり電話で話していた六花などはまた集合することになった。
「で、どうなった?」
白也が電話越しに聞いてみると資料として見せながら答えた。
「わからないこともあるができる限りの情報を出したぜ」

チーム零のメンバーについて
リーダー
「自由の1の放浪者」
自分の名前を放浪者と名乗り本名は何も言わなかった。
最強として恐れられているが信頼があり面白いことを優先する天才であり、今回は直接辞めることを言ったら言われた。「逃げるなら面白くしてくれよ」って言われチーム零の壊滅の賛同した。
パラレルは不明であり最強であることしかわからない

「やっぱりパラレルの効果は不明なのか?」
残念そうに白夜は言うと心当たりを回り千葉は
「少しだけ思い出せるのは自由の称号は本物だと思うぜ」
「私も見たことなんですけど物質コントロール系ではないと考えます。」
「お、ありがとうまぁだけど仕方ないから臨機応変で頑張りましょう」
とりあいず頑張ろうと言う雰囲気を生み出した。

そして次のメンバーを見ることにした。
副リーダー
「油断の2のガイスト」
唯一個性がありまくりのメンバーたちをまとめられる、指示を出せるのがガイストであり対応力が気持ち悪いほどある為、今回の害悪ポジションになると考えている。
パラレルは、「ディラックスにはご注意を」
効果は仮説ではありますがディラックスとはガイストが作った用語であり意味を聞いたところ、油断していると死に直面するかもしれないと言う意味でした。このことから油断していると何かやばいことが起きると想定しました。

「なるほどってことは油断はしてはいけない」
「そう言うことになります追加で言うとチーム零の幹部以外の部下の数は5000人を超えているので背後から攻撃も怖い点としてあります。」
「だけど部下と言ってもパラレルとか全く使えないだろ」
とアスタロイドは面白がりながら言うと飛鳥は真剣な言い方で答えた。
「いや、たまに強い奴とかいるから」
「なんですと」
千葉は知らないことを聞いたのか驚いて反応した。
「15人に選ばれていないけど16人目って言われている部下はいるし全員注意です。」
みんな「はい」
資料を見ていると一つだけ気になる点があった。
「千葉、なんでここの2人は、情報が少ないんだ。」
確かにそうだ。

「不幸の3の不可維澄」
こいつの情報は全く知らない。同じ仕事になったこともないし会議にはあまり出ない人でした。それと同じで
「失望の4の子守堕 早苗」は引きこもりな性格でコミュニケーションは取れないからこちらも知らない人

「ほんとに知らないんだな」
「そうりぁそうですよ。怖いぐらい話したことないですもの何も知らないに決まっております」
「自信満々に言うな」
千葉は飛鳥の頭にデコピンをした。
「ちょっと痛い」
このような会話中でも白夜は資料に目を通しているとこんな質問をしてみた。
「チーム零が強いことはこの資料を見ればわかるがなぜ捜索されない警察も動くだろ」
飛鳥は珍しく低い声でゆっくりと話した。
「警察が動かない理由は圧倒的な証拠削除の力が高いところでチーム零が指名手配とかされないのは暗殺と一緒で誰にも見られない最強ポイントに連れ込んでいるからかもね。」
「そうか」
白夜が目をゆっくり閉じた光景を見て何か考えたんだとアスタロイドは瞬時に理解して
「次みようぜ」と言い戦力をもっと確認することにした。

次回
戦力と不明 その2
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