54 / 111
第2章 零を消していくマジックナンバー
50話 登山
しおりを挟む
この日は三連休であった、平野たちは今、雑愛山の麓にいた。今日この日は平野、大和、六花は雑愛山の探索を開始する。
「遅いぞお前ら」
「ナツさん今日テンション高くないですか?」
「運動をたくさんしているから運動部の脳になってきたんじゃない」
元気な平野に比べて2人はテンションが低く目に少しくまがあった。
「お二人さん寝てないのか?」
「最近、色々していたので」
「いろいろ?」
六花はテンションは低いが動きがウキウキしているように平野は見えた。
全員が雑愛山に突入した時に、不穏な雰囲気がした。
「不穏だな」
「そうですね。怖いので警戒をしながら行きましょう」
「ちょっと待ってください。思い出したことがあります。」
そう言うとポケットからスマホを取り出し電話をし、またポケットに入れたが今回はレンズが電話相手に全体のことを知らせる入れ方になっている。
「誰に電話したの?」
「私だ」
スマホから絵画の声が聞こえた。
「こちらからも情報などを掴みたいと言うことでアリスに頼んだ」
「?てかいつからアリスって呼んでる?」
「まぁ関係ないから今は不穏なところを歩きましょ」
「そうだね」
疑問もたくさんあるがとりあいず全員は前に進むことにした。
登っている最中はクマの声や虫の囀りがとても響いてきた。
「ねぇくまいないよね」
「いないと思うよ」
「なつさんストップ」
そう言うと平野は止まり尋ねる前に六花は言った。
「僕的に理解できることが二つあります。一つ目はこの先はちょっとツーンとしてきます。二酸化炭素がたくさん充満しているような気がします。」
六花はしゃがみ込みあまり息を吸わないようなことをなんとなくで命令して2人はその通りにあまり吸わないようにしていた。
「どう言うことだ?二酸化炭素があるってわかる?」
「それは」
言おうとしたが絵画は割り込み言った。
「私が教えてあげよう。まず二酸化炭素は『無味無臭』と言われているだからにおいでは判別できない。
でもだ、二酸化炭素って嗅いだら実は分かるんだ。
例えば、コーラをがぶ飲みして、ゲップをすると、鼻がツーンとするよね。
あの、『ツーン』の原因が二酸化炭素です。
ということは、二酸化炭素はにおいがあるかもしれないと言う可能性があることを考えそれは昔の私が調べておいた。においについて
調べたところによると『におい』には『匂い』『臭い』と2つの漢字がある。
匂い…いいにおい、芳香
臭い…不快なにおい、悪臭
があるが今回の現象はツーンによって分かった。しかしゲップはしないのはおかしい、と言うことは六花は、ゲップを無動作に行いそれに気づいていないことになる。」
「そうかもしれないですね」
鼻をずっと押さえ込んでいる六花はゆっくり立ち上がり
話を続けた。
「二つ目を言わないといけないですよね。それは、」
言おうとした時、六花は倒れ何を言おうとも返事がなかった。
だが六花は人差し指で一つの場所を指していた。そこには明らかに強そうな男と大熊が立っていた。
「あと2人かだが両方女子はちょっときついかな」
「もぅーもぅー」
強そうな男は、動物の翻訳機を持っていた。
「なになに、あいつらに敵意はないようだ。そうだけど侵入者は追い返さないと行けないでしょ」
「もぅーもぅー」
「片方は強い気がするか確かにそうだなじやぁ」
強そうな男は、2人に対してこっちに来いと挑発するように手で表現した。
「どうします?」
「行こう」
平野は、誰であっても堂々とし、六花を背負い彼らの誘いを付き合うことにした。
次回
何がしたいのかわからない1人と1匹は愛し失い終わりを求めていた。
「遅いぞお前ら」
「ナツさん今日テンション高くないですか?」
「運動をたくさんしているから運動部の脳になってきたんじゃない」
元気な平野に比べて2人はテンションが低く目に少しくまがあった。
「お二人さん寝てないのか?」
「最近、色々していたので」
「いろいろ?」
六花はテンションは低いが動きがウキウキしているように平野は見えた。
全員が雑愛山に突入した時に、不穏な雰囲気がした。
「不穏だな」
「そうですね。怖いので警戒をしながら行きましょう」
「ちょっと待ってください。思い出したことがあります。」
そう言うとポケットからスマホを取り出し電話をし、またポケットに入れたが今回はレンズが電話相手に全体のことを知らせる入れ方になっている。
「誰に電話したの?」
「私だ」
スマホから絵画の声が聞こえた。
「こちらからも情報などを掴みたいと言うことでアリスに頼んだ」
「?てかいつからアリスって呼んでる?」
「まぁ関係ないから今は不穏なところを歩きましょ」
「そうだね」
疑問もたくさんあるがとりあいず全員は前に進むことにした。
登っている最中はクマの声や虫の囀りがとても響いてきた。
「ねぇくまいないよね」
「いないと思うよ」
「なつさんストップ」
そう言うと平野は止まり尋ねる前に六花は言った。
「僕的に理解できることが二つあります。一つ目はこの先はちょっとツーンとしてきます。二酸化炭素がたくさん充満しているような気がします。」
六花はしゃがみ込みあまり息を吸わないようなことをなんとなくで命令して2人はその通りにあまり吸わないようにしていた。
「どう言うことだ?二酸化炭素があるってわかる?」
「それは」
言おうとしたが絵画は割り込み言った。
「私が教えてあげよう。まず二酸化炭素は『無味無臭』と言われているだからにおいでは判別できない。
でもだ、二酸化炭素って嗅いだら実は分かるんだ。
例えば、コーラをがぶ飲みして、ゲップをすると、鼻がツーンとするよね。
あの、『ツーン』の原因が二酸化炭素です。
ということは、二酸化炭素はにおいがあるかもしれないと言う可能性があることを考えそれは昔の私が調べておいた。においについて
調べたところによると『におい』には『匂い』『臭い』と2つの漢字がある。
匂い…いいにおい、芳香
臭い…不快なにおい、悪臭
があるが今回の現象はツーンによって分かった。しかしゲップはしないのはおかしい、と言うことは六花は、ゲップを無動作に行いそれに気づいていないことになる。」
「そうかもしれないですね」
鼻をずっと押さえ込んでいる六花はゆっくり立ち上がり
話を続けた。
「二つ目を言わないといけないですよね。それは、」
言おうとした時、六花は倒れ何を言おうとも返事がなかった。
だが六花は人差し指で一つの場所を指していた。そこには明らかに強そうな男と大熊が立っていた。
「あと2人かだが両方女子はちょっときついかな」
「もぅーもぅー」
強そうな男は、動物の翻訳機を持っていた。
「なになに、あいつらに敵意はないようだ。そうだけど侵入者は追い返さないと行けないでしょ」
「もぅーもぅー」
「片方は強い気がするか確かにそうだなじやぁ」
強そうな男は、2人に対してこっちに来いと挑発するように手で表現した。
「どうします?」
「行こう」
平野は、誰であっても堂々とし、六花を背負い彼らの誘いを付き合うことにした。
次回
何がしたいのかわからない1人と1匹は愛し失い終わりを求めていた。
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
男女比1:10。男子の立場が弱い学園で美少女たちをわからせるためにヒロインと手を組んで攻略を始めてみたんだけど…チョロいんなのはどうして?
悠
ファンタジー
貞操逆転世界に転生してきた日浦大晴(ひうらたいせい)の通う学園には"独特の校風"がある。
それは——男子は女子より立場が弱い
学園で一番立場が上なのは女子5人のメンバーからなる生徒会。
拾ってくれた九空鹿波(くそらかなみ)と手を組み、まずは生徒会を攻略しようとするが……。
「既に攻略済みの女の子をさらに落とすなんて……面白いじゃない」
協力者の鹿波だけは知っている。
大晴が既に女の子を"攻略済み"だと。
勝利200%ラブコメ!?
既に攻略済みの美少女を本気で''分からせ"たら……さて、どうなるんでしょうねぇ?
RISING 〜夜明けの唄〜
Takaya
ファンタジー
戦争・紛争の収まらぬ戦乱の世で
平和への夜明けを導く者は誰だ?
其々の正義が織り成す長編ファンタジー。
〜本編あらすじ〜
広く豊かな海に囲まれ、大陸に属さず
島国として永きに渡り歴史を紡いできた
独立国家《プレジア》
此の国が、世界に其の名を馳せる事となった
背景には、世界で只一国のみ、そう此の
プレジアのみが執り行った政策がある。
其れは《鎖国政策》
外界との繋がりを遮断し自国を守るべく
百年も昔に制定された国家政策である。
そんな国もかつて繋がりを育んで来た
近隣国《バルモア》との戦争は回避出来ず。
百年の間戦争によって生まれた傷跡は
近年の自国内紛争を呼ぶ事態へと発展。
その紛争の中心となったのは紛れも無く
新しく掲げられた双つの旗と王家守護の
象徴ともされる一つの旗であった。
鎖国政策を打ち破り外界との繋がりを
再度育み、此の国の衰退を止めるべく
立ち上がった《独立師団革命軍》
異国との戦争で生まれた傷跡を活力に
革命軍の考えを異と唱え、自国の文化や
歴史を護ると決めた《護国師団反乱軍》
三百年の歴史を誇るケーニッヒ王家に仕え
毅然と正義を掲げ、自国最高の防衛戦力と
評され此れを迎え討つ《国王直下帝国軍》
乱立した隊旗を起点に止まらぬ紛争。
今プレジアは変革の時を期せずして迎える。
此の歴史の中で起こる大きな戦いは後に
《日の出戦争》と呼ばれるが此の物語は
此のどれにも属さず、己の運命に翻弄され
巻き込まれて行く一人の流浪人の物語ーー。
天日ノ艦隊 〜こちら大和型戦艦、異世界にて出陣ス!〜
八風ゆず
ファンタジー
時は1950年。
第一次世界大戦にあった「もう一つの可能性」が実現した世界線。1950年4月7日、合同演習をする為航行中、大和型戦艦三隻が同時に左舷に転覆した。
大和型三隻は沈没した……、と思われた。
だが、目覚めた先には我々が居た世界とは違った。
大海原が広がり、見たことのない数多の国が支配者する世界だった。
祖国へ帰るため、大海原が広がる異世界を旅する大和型三隻と別世界の艦船達との異世界戦記。
※異世界転移が何番煎じか分からないですが、書きたいのでかいています!
面白いと思ったらブックマーク、感想、評価お願いします!!※
※戦艦など知らない人も楽しめるため、解説などを出し努力しております。是非是非「知識がなく、楽しんで読めるかな……」っと思ってる方も読んでみてください!※
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる