二人格は生活に困る

黒咲 空気

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第1章 神からの贈り物

21話 探し物と突入

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 応接室から戻ってきた後、教室にて先生に呼び出された。
「おい、白夜ちょっと来い」
「なんですか?」
 少しずつ近づきながらも白夜は、ためらっていた。
「何ためらってそうなんだ」
「げぇ、なんで分かるんだよ。」
「雰囲気」
「はいはい」
 たわいもない話を先生はやめ白夜に言った。
「お前、今何企んでる?」
「シャベルでグラウンドを掘ろっかなと思いまして」
「あー確かに矢吹先生が校長先生と話していたがそんな内容だったのか」
 先生は手を顔に当てあちゃーという顔をしたが周りから見たら何かやらかしたと思えるので男子生徒が白夜に聞いた。
「お前w。なにやらかした」
「してねぇよ。犯行前で止められた」
「ww」
 男子生徒は質問の答えに笑った。周りも聞いていたのかヒソヒソと話している人もいれば笑っているものもいた。
「分かった。特殊な事情でもあるんだな」
「はいそう言うことなので貴方にも許可をついでに貰っていいですか?」
「矢吹先生が協力したんだな」
「もちろん」
「いろんな先生に言っておくよ。ほぉって置いてくれって」
 白夜は、お辞儀をして自分の席に戻った。
 そして今日の学校は終了した。
 ベットに寝そべるとくうまがいが話をしだした。
 くうまがい(おい、話があるんだが)
「なんだ?俺は疲れてるんだ。」
 くうまがい(お前の武器だけ決めるのを忘れていた。)
 白夜は、思った。
 (お前が戦うんじゃなくて俺が戦うのかよ)
 くうまがい(その通りだ。)
「心を読むんじゃない」
 くうまがい(じゃ話の続きをしようか)
 白夜は、時計を確認して料理を作り始めた。
「了解した.で俺の武器はどうなるんだ。」
 くうまがい(校舎の裏に落ちているものがある。それがお前の武器だ。)
「それってパイプの棒か?」
 くうまがい(なにを言っている)
「よかった。」
 くうまがい(ピッタリな武器だぜ。名前は、クロスドローン 性能は2つの特殊なドローンを同時に操りミサイルや銃を発射する特殊な武器だ。これは、多重同時思考を持っているお前だけが使えるものである)
「まじか。」
 料理が完成して料理を机の上に設置のちご飯を食べ出した。
 くうまがい(それ美味しそうだな)
「うっせぇ黙って食うのを見てろ」
 くうまがいは食べたそうな声をしている。
 くうまがい(なぁ食わせてくれよ。昨日も解読とかで味を感じることできなかったからよ)
「味を感じること?」
 白夜は、不思議に思っていたことが分かった。なぜご飯を食べている時、たまに味がわからなくなるのか疑問になっているがやっと解決した。
「お前が味を奪っていたんだな。」
 くうまがい(バレたかwwまぁ許せ)
「分かったよ。仏の顔も三度までだからな許してやるよ。」
 くうまがいとの会話が終わり寝る支度を終わらせて今日を終わらせた。
 そっから白夜は、言っていたように武器を回収した。
見た目は本当にドローンのような感じだが神秘さが残っていた。くうまがいが追加で言っていたのはこれが使える条件的に人間界では使用ができないらしい。
仕方ないのでドローンを安く手に入れて練習をしておいた。他の人たちもそれぞれ特訓をしていって夏休み開始を迎えた。
それから少しの日がたち現在朝である。
「朝になったか今日が実行日なのか?」
くうまがい(そうだぜ集合時間に間に合わせろよ。)
「分かってるよ」
学校行く準備をして8月2日今日がグラウンドの中央にて計画が始まろうとしている。
学校に来ている時には、みんなが集合していた。
「くう、遅いですよ。」
「すまん。途中で寝ちゃって」
「くう先輩寝てしまったら意味がないですよ。」
「はいはい。アリス」
「先輩たち掘り終わりましたよ。」
掘り終わったところを見ると発言通りに球体があった。
「俺は、準備ができているが他の人たちは出来ているか?」
みんなは、自信満々に答えた。
「もちろん。準備完了しています。」
白夜は、球体に触れて矢吹先生以外は、消えていった。
「はぁー彼ら行っちゃった。じゃあ先生~」
「はいなんですか?」
「戻すのを手伝ってください」
「了解です」
2人は、シャベルを持ち土を戻している
「矢吹先生、彼ら大丈夫ですかね。」
「大丈夫ですよ。みんな頭いい人多いですから生存できますよ。」
彼らに対して安心して先生たちは職員室に帰った。
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