｢世界最強への道｣

｢世界最強への道｣第三百三十四章

(無理だ…あんな化け物倒す方法なんて…
いや､心臓一噛みすれば…やるしかない！)
｢ワォォォォォォウゥゥゥゥ！｣
｢来るか､力でねじ伏せてやる！｣
(力で圧倒する強引な戦闘術…
パターンは単純で読みやすい！)
｢…で？皮噛みつくしてお終いか？｣
(嘘だろ…心臓を噛み契ったのに)
｢一つ押しといてやるよ､豆知識
タコには心臓が三つあるんだ…よ！｣
(そんなのアリかよ､クソ！)
｢フォガァァ！｣
｢犬化の種族ってのは鼻を塞がれると
感覚が麻痺して動けなくなるんだろ？
こんな種族だから生物学には詳しくてね
お前みたいな奴の弱点は沢山知ってる｣
｢フォガァファガァ！…ゴガァ｣
｢そろそろ限界か？もっと強く摘まんで
そうすりゃぁ…あの世へゴーだなぁ｣
｢ファ…ガ…ハァ…｣
｢タコ野郎､そこまでだ｣
｢これはこれは…我がライバルよ
そんな体で大丈夫か？ハッハハハ！｣