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「世界最強への道」第百七章

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俺達はあの後、二人を運んで休んだ
体力が回復するとすぐさま出発した
「う~ん…今回は危なかったな…」
「晋平殿のおかげで勝てたでごさるよ」
「ありがとな」
「いやぁ…まあな…ははははは!」
「マスター…今回は凄かったな」
「助かったぜ、晋平」
「晋平さん流石です!」
そんな会話をしていた時…
「グ…グリル殿…」
「ん、何だよ聡美」
「ちょっと話したいことが…」
聡美はグリルを人気のない場所に呼んだ
「何だよ聡美、改まって」
「じつは…料理を教えてほしいでござる」
「え…料理作ってどうするの?」
「いや、女たる者…料理くらい…ははは」
(そう言えば確か晋平の好みって…あ…)
「……なるほどね…」
「え?」
「なるほど~、そう言う事なら教えるよ~
いや~乙女心はわからない物だねぇ~」
「え…ちょっと待ってほしいでごさる…!」
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