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「世界最強への道」第五十二章

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「じつな俺の故郷…クッキングタウンにも
機関の連中が来たんだよ…
それで奴ら…国中の住民をさらったんだ…
[君達は今日から機関の専属シェフだ!]
って言って…もちろん俺達は嫌だった…
一度仲間達と機関の本部から抜け出した…
だけど…俺以外は捕まっちまった…
仲間は今も強制的に料理を作らされてる…
それを思うと…俺…悔しくて悔しくて…!」
「そうだったのか…」
「ちょっと待て…グリル…もしかしてお前…
機関の本部の場所を…知っているのか?」
「あぁ…知っているとも」
「え…本当なのか?」
「これは…もの凄い進展だぞ…マスター」
「あぁ…グリルその場所を
教えてくれるか?」
「いいぞ…仲間にしてくれるならな」
「俺はもちろんいいぞ…信玄と魚実は?」
「俺もいいぞ…困ることもないからな」
「私もいいですよ」
「決まりだな…よろしくな君達…
改めて俺はグリル、調理族だよ」
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