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「世界最強への道」第四百二十一章

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「簡潔に言うなら君達が闘っている
敵は俺達の敵でもあるんだよ
実際にオクトパーは色々と奪われたし
俺も商売道具を壊された…な?
境遇は同じだろ?」
「あぁ、俺はおかげさまでこの包帯だ」
「……」
「ごめんよ、手を離すと叫ぶぞとばかりの
顔してるからさもう少し我慢してね?
一応俺達の立ち位置は同じなんだから
機関が潰れ一文無しになった俺達は
悪行からはキッパリ足を洗ったんだ
今はしがない人形劇屋をやっているの
町を転々と飛び回ってな」
「まぁそういうわけで…」
ガタガタガタガタガタガタガタッ!
(な、何だ!?地震?)
「…もう追っ手が来たか」
「オクトパー守っておけ俺は瓦礫を防ぐ
…蜘蛛の巣インパクト!」
「懐かしい感じだな、このヒリヒリと
体が焼き付くような緊張感…」
「…うむ、やはり心地いい」
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