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「世界最強への道」第三百九十七章

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「晋平殿、お体のほうは大丈夫でござるか?」
晋平の体に包帯を巻きながら聡美は言った
「あぁ、腕を少し切っただけだよ
俺よりも…信玄の方が心配だな」
「…そうでござるな」
あれから信玄はずっと下をうつむき
黙り込み続け、考え続けていた
「飯ができたぞ!まずは腹ごしらえだ」
「そうだな明日は魚実達を
探しに行かなきゃならないしな」
「信玄殿もいただかれては?」
「そう…だな…」
その夜は信玄はほとんど言葉を交わさず
そのまま寝室へと向かった
「信玄、やっぱ悩んでるでござるな」
「誘いが誘いだからな」
(…まさかな)
[その夜、街の公園にて]
「この誘いは返事を期待してもいいのか?
しかし夜に呼ぶとは急だったな、信玄」
「返事をしに来ました」
「…答えは?」
「あの誘いは…」
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