｢世界最強への道｣

｢世界最強への道｣第三百六十六章

｢ご機嫌麗しゅう皆様！私の名は
セクトニア･クロッカス流離いの華麗なる
曲芸師でございます､以後お見知りおきを！｣
紳士風の身なりをした男がそう叫んだ
｢曲芸…？ならこのお手玉って｣
｢はい私のでございます…しかし
証拠が見つかったからにはあなた方には
死んでいただきたく存じます！｣
｢な…｣
｢曲芸･火事吹き…ブォォォー！｣
｢口から火…舐めんなよ！｣
｢曲芸｣
｢鬼神…｣
｢爆発バルーンアート｣
｢花火!?どこ行きやがった？｣
｢信玄､上だ！｣
｢やり方そのものはわるくないが
少々自分の腕力に頼りすぎているな…｣
(そうだ…あの男の言う通りだ)
｢曲芸一輪車･バトン斬り｣
(すぐに決めようっていうセッカチさ…
戦いで邪魔にしかならない強情さ…
そんな下らない物のせいで…友をなくした！
俺はもう…あのときみたいな)
｢イッツア､フィナーレ！｣
｢小ゴリラ！｣
(過ちは犯さない！)