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「世界最強への道」第三百五十三章

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「いいか…あいつは俺達が床を揺らして
落とそうとした時ダメージを和らげるため
右足一本で地面を踏んでた瞬間があった
その後遺症が明らかに現れてるんだよ
そこを利用するんだ…あいつの踏ん張りが
弱まったところで…大甲の力を借りる…」
(大甲すまない!)
「奴はミスを犯した…それは自分で
足場を血で滑りやすくしてしまったこと
奴の足を蹴ることで…滑らせるんだ」
(ほんの一瞬のタイミングが命…!
しかも相手が滑る確率は五分五分
だが、ほかに策は思いつかん…なら!)
「魚流・海鮮落とし!」
「何だ!?」
魚実の放った蹴りは正確に確実に
足を滑らせる一番のポイントに落とし
案の定大甲の大量の血を踏み…滑った
その瞬間グリルは大声で叫んだ
「晋平!一気に決めるんだ!
奴は今身動きが取れない!今やれば
確実に倒せるぞ!」
「おし…行くぞ紅魔!」
「了解、究極奥義発動せよ」
<我生と魔の狭間に生まれし混沌の闇>
(馬鹿な…馬鹿な馬鹿な馬鹿な!)
<過ちを犯し大罪人を葬り去りし者>
(あり得ない!こんなこと…)
<我役目の果てに其方に罰を与えよう>
「ありえるはずがないんだぁぁぁぁぁぁ!」
<永・遠・衰・弱・封・印>
そう言うとビッグバーンの周りに
無数の透明で文字の書かれた水晶玉が現れた
<反省せざる者よ、永遠と奈落の下へと
落ちてゆくがいい…そこの眠りにつくのだ>
「嘘だがぁ…あぁああぁぁぁ」
<さらば、永遠に>
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