30 / 32
第8章 強襲
しおりを挟む
ゲリラ本部イグニカ。本部内ではけたたましくサイレンが鳴り響いていた。
「いよいよ来たね」セツナが緊張した面持ちでいった。
「ま、だいたいの国境の要塞都市は潰されてしもたしな、そりゃ本丸攻めてくるわな」
サルトビはいつも通り飄々としている。
「あんたは緊張感なさすぎなのよ、まったく」カエデが文句をたれている。
「私に何かできる事はありませんか?」ガーネット姫が言う。
「姫様は地下にあるシェルターに隠れてて。シンラ、姫様の護衛頼めるかい?」
「承知した」シンラはガーネット姫を連れシェルターに向かった。
「さて、これでこっちも準備万端だ。いっちょ暴れるとしますかね」
セツナは2丁拳銃を手に持つ。とそこへ見張りの隊員が駆け込んできた。だいぶあせっている
ようである。
「どうしたんや?そんなにあわてて」サルトビが問いかける
「はあ・・・はあ・・・それが」見張り兵はつばを飲み込む。
「ニンゲンヘイキの大群の先頭に・・・タチカゼ頭領が!!!」
「なんやて!?」
「まさかタチカゼみずから来るなんて・・・過去にけりつけようって訳かしらね」
カエデは顔をしかめた。
「・・・みんな、タチカゼの事はあたしにまかせてくれないかな」セツナがいう
「ちょっと待てや、タチカゼはアホほど強くなってるんやろ!?一人でなんてむちゃや!!」
「頼むよ・・・」セツナは頭を下げた。それを見たカエデは一息ため息をつくと
「・・・わかったわ。ただし無茶はしない事、やばくなったらすぐ逃げなさい!」
「ありがとう」セツナは表情を変えずに言った。
「・・・ほならいこか、お客様をお出迎えに。接待接待!」
サルトビは手に持った槍をくるっと一回転させて言った。
#####################################
押し寄せて来る無数のニンゲンヘイキ。ゲリラ軍は何とか瀬戸際で基地への侵入を防いでいた。
「ははは、流石にただのニンゲンヘイキでは要塞は落ちないか。そろそろ僕が動くべきかな?」
タチカゼがゆっくりと動き出そうとした瞬間だった。銃声が鳴り響き、一発がタチカゼの顔を
かすめた。かすめた傷はすぐ再生され治った。
「ふふ、お客様か」タチカゼが目の前でおこなわれてる乱戦にを目やる。
乱戦の中から銃弾が飛び交い目の前のニンゲンヘイキが倒れていく。
「ターチーカーゼエエエエエエエエエ!!!」
セツナがタチカゼの目の前に立った。
「よぉ、セツナ!久しぶりだな」
タチカゼは旧友に軽く手を挙げた。
「いよいよ来たね」セツナが緊張した面持ちでいった。
「ま、だいたいの国境の要塞都市は潰されてしもたしな、そりゃ本丸攻めてくるわな」
サルトビはいつも通り飄々としている。
「あんたは緊張感なさすぎなのよ、まったく」カエデが文句をたれている。
「私に何かできる事はありませんか?」ガーネット姫が言う。
「姫様は地下にあるシェルターに隠れてて。シンラ、姫様の護衛頼めるかい?」
「承知した」シンラはガーネット姫を連れシェルターに向かった。
「さて、これでこっちも準備万端だ。いっちょ暴れるとしますかね」
セツナは2丁拳銃を手に持つ。とそこへ見張りの隊員が駆け込んできた。だいぶあせっている
ようである。
「どうしたんや?そんなにあわてて」サルトビが問いかける
「はあ・・・はあ・・・それが」見張り兵はつばを飲み込む。
「ニンゲンヘイキの大群の先頭に・・・タチカゼ頭領が!!!」
「なんやて!?」
「まさかタチカゼみずから来るなんて・・・過去にけりつけようって訳かしらね」
カエデは顔をしかめた。
「・・・みんな、タチカゼの事はあたしにまかせてくれないかな」セツナがいう
「ちょっと待てや、タチカゼはアホほど強くなってるんやろ!?一人でなんてむちゃや!!」
「頼むよ・・・」セツナは頭を下げた。それを見たカエデは一息ため息をつくと
「・・・わかったわ。ただし無茶はしない事、やばくなったらすぐ逃げなさい!」
「ありがとう」セツナは表情を変えずに言った。
「・・・ほならいこか、お客様をお出迎えに。接待接待!」
サルトビは手に持った槍をくるっと一回転させて言った。
#####################################
押し寄せて来る無数のニンゲンヘイキ。ゲリラ軍は何とか瀬戸際で基地への侵入を防いでいた。
「ははは、流石にただのニンゲンヘイキでは要塞は落ちないか。そろそろ僕が動くべきかな?」
タチカゼがゆっくりと動き出そうとした瞬間だった。銃声が鳴り響き、一発がタチカゼの顔を
かすめた。かすめた傷はすぐ再生され治った。
「ふふ、お客様か」タチカゼが目の前でおこなわれてる乱戦にを目やる。
乱戦の中から銃弾が飛び交い目の前のニンゲンヘイキが倒れていく。
「ターチーカーゼエエエエエエエエエ!!!」
セツナがタチカゼの目の前に立った。
「よぉ、セツナ!久しぶりだな」
タチカゼは旧友に軽く手を挙げた。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
運命のいたずら世界へご招待~
夜空のかけら
ファンタジー
ホワイト企業で働く私、飛鳥 みどりは、異世界へご招待されそうになる。
しかし、それをさっと避けて危険回避をした。
故郷の件で、こういう不可思議事案には慣れている…はず。
絶対異世界なんていかないぞ…という私との戦い?の日々な話。
※
自著、他作品とクロスオーバーしている部分があります。
1話が500字前後と短いです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる