この令嬢、凶暴につき

AQUA☆STAR

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第一章

第十五話 混沌のベルランド

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 〈魔界 王の城ケストレル〉

 魔界、それは人の住む現界と対をなす世界。一般的には、魔界と現界を繋ぐ出入り口はダンジョンとして認知され、魔界族たちが住まう世界とされている。

「幹部全員が集められるなんて、珍しいわね」

 そう話を切り出したのは魔界族の一種、吸血鬼ヴァンパイアの女王であるリリアス、ヴァンパイアの頂点に立つ彼女はロードと呼ばれる真化を遂げており、幹部の中でも序列第二位と高位に座っている。

「仕方があるまい、暗黒騎士がやられたのだ。人間の脅威は現実味を帯びている」
「え、え、暗黒騎士さんがやられちゃったんですか…ど、どど、どうしましょう」

 次に口を開いたのは獣魔人と呼ばれる種族の頂点に立つ獣人、ビーストロード。魔界族の軍を率いる将軍ヴァニエス。序列第三位。獣人の中でも獣に近い因子を持っており、狼の様な顔と全身の体毛が特徴的である。

「心配いらなぬぞアネモネ、我らの力には及ばぬ」
「ほ、ほ、本当ですかヴァニエスさん」

 小さくふるふると震える内気な黒髪の少女、魔人の少女で序列第四位のアネモネ。見た目は年端のいかない少女の姿であるがその実力は第四位の地位を冠するに値するほどのものである。

「クーヤ、例の人間と戦ったの?どんなだった?」
「んー?」

 リリアスが向かいに座っていた少女、クーヤに質問を投げかける。その質問に答えず、クーヤは持っていた人形で遊び始めてしまう。

「くく、相変わらずクーヤは可愛いな。そう思うだろ、レイド」
「あぁ」

 クーヤの様子を眺めていた骸骨が隣の男に賛同を求める。骸骨の名はケアルガ、序列第五位。不死者アンデットの長にして、生前は大魔法士として名を馳せていた男である。ケアルガの隣に座る赤い瞳に黒い髪、そして顔を包むフードの付いたコートを着た男。

 彼の名はレイド、彼自身は魔界族ではなく元人間。人の身でありながら、ケアルガに続く第六位の序列に収まっているのは、彼の実力が相当なものであることを物語っている。

「皆様、王が参られます」

 脇に控えていたメイドがそう言ってが手を挙げると、部屋の天井、その中心から黒い渦が広がり、ギョロリと蠢き幹部たちを見る一つの目玉が現れる。グローナー駅でレイ達が相対した魔王であった。

「魔王様、ご機嫌麗しゅうございます」

 この場にいるものは皆、王の前に膝をついて頭を垂れていた。魔王の目玉は周囲を一瞥すると、何処からともなく声を発する。

「さて、皆に集まってもらったのは他でもない。知っているとは思うが、外なる神が定命の者に新たな手駒を生み出した。こちらに対して本格的に対立する動きを見せている」

 魔王はそう口火を切ると、魔晶板に映像を映し出す。そこにはクーヤと一戦交えたレイの姿が映し出される。

「レイ=フライア、定命の者のギャング組織リベル・ファミリアのボスだ。此奴とクーヤが戦ったが、あろうことか撃退された」
「脅威ですね。クーヤの戦闘能力は我々の中でも群を抜いている。それでも敵わないとなると……」
「うむ、我も驚いた。まさかここまでの力を持っているとは思わなかった。此奴は我らの計画の遂行を遮る障壁となり得る」

 魔王の言葉にケアルガが続く。

「しかし、人間も往生際が悪い。素直に我々に支配されておけばいいものを」
「定命の者は厄介な事に思考が異なる。我らに屈服する事を良しとする者もいれば、家に出た不快害虫の如く殺し、反抗する者もいる。一様には纏められんのだよ。レイドならよく理解できるはずだ」
「表と裏、両面から浸透する必要がある。ましては、外なる神々が手を出しているのなら、慎重に動くべきかと」
「そんなまどろっこしいこと考えなくても、単純明快な全面戦争にしたら?」
「リリアスよ、今はその時ではない。現界には定期的に魔物を送り込んでおけ。こちらの意図を探られんようにな」

 魔王はそう言うと、黒い渦の中に消える。

「我の体を取り戻した暁には、現界を我らの支配する地獄と化そうぞ」


 ◇


〈ベルランド タウンズヒール〉


 アレックス=ジョンソンはとある場所に向かっていた。表通りから一筋入ると、その先は地元住民達の集まる路地裏商店街となっていた。ここは建物同士の間に作られた裏路地のため、光が差し込まない。

 その環境ゆえか、表通りの商店街とは比べてコアな物が売られていたりする。例えば、電信機や通信機といった機械関係から、夜の営みが少し激しくなる薬(もちろん違法)など様々。もちろん、その筋の人間しか使い道の分からない代物も多々ある。

「あら、アレックスじゃない。珍しいわね、ちょっと遊んで行かない?」
「先約があってな。また今度」

 アレックスは顔見知りの娼婦と軽く言葉を交わす。向かう先は娼館に挟まれた小さな酒場、名はポドロール、元々はランドルフ一家のシマの店だったが、今はリベル・ファミリアによって運営されている。店の扉の前にはピンバッジを付けた屈強な男が二名立っていた。

「ご用は?」
「ダンスに招待された。ほらよ」

 男にウェンデルから手渡された手紙を見せた後、入念なボディチェックがされる。ようやく中に通されたアレックスであったが、中の様子が以前と異なる事に気がつく。

 本来、ギャングの支配下、またはそれに準ずる店は治安が悪く、荒くれ者が多い。しかしポドロールではそのような様子が見られなかった。集まっているのは地元住民が大半、ギャングの恐怖など感じない空気が広がっていた。

「アレックス=ジョンソンだな。上でボスが待っている」

 アレックスは男に連れられ、店の二階へと案内される。扉を開けると、そこには丸眼鏡を掛けた青年が一人、椅子に腰掛けタイプライターを叩いていた。

「えっ、あ、ども」
「あんたがレイ=フライアか?」
「い、いえ、僕はただの会計顧問でして、ボスならそこに」

 アレックスが視線を移すと、窓枠に腰掛けて煙草を吸う桃髪の女性がいた。その佇まいは只者ではない雰囲気を醸し出している。

「あんたがリベル・ファミリアのボス、レイ=フライアか」
「えぇ、まぁね。そこに掛けて、今コーヒーを淹れるわ」

 レイは慣れた手つきで部屋のコーヒーメーカーを操作すると、三杯のコーヒーを淹れる。アレックスは出されたコーヒーを飲むと、驚いた表情でレイの方を見つめた。

「あんた、コーヒー淹れるの上手いな」
「趣味で凝っているだけ、褒めてもらえるなんて光栄だわ。改めまして、お会いできて光栄よミスターアレックス。早速本題に移るけど、貸元として優秀なあなたなら、アタシが何を言いたいか分かっているんじゃなくて?」
「ベルランド、強いて言えば競馬の投票所の運営をリベル・ファミリアで請け負わせて欲しい、だろ?」

 その言葉を聞き、レイは薄らと笑う。こうした交渉事に双方が無駄な事前説明を省けると上手く進む。

「その通り。さすがは王都一の貸元、手腕が優秀なだけあるわね」

 現在、アーニスト王国における競馬の興行は、大きく分けて正規投票所と非正規投票所に分かれている。王のスポーツと称される競馬は、国が直接管理する投票所が設置されている。しかし、投票所から遠い場所に住む者たちにとって、近くて都合のいい投票所を求めるのは必然だ。

 そこで、ブラックマターズは正規の投票所がない支配地域に、組織が運営する非正規の投票所を置いている。所謂ノミ行為と呼ばれる手法だ。本来、正規の投票所で馬券を購入した際に主催者が得る分の売上がなくなり、その分が代わりに客が得る分として上乗せになる。客達は競馬場や正規の投票所へと行く手間が省ける上、組織は上乗せした分を除いた残りをそのまま利益に計上することができる。

 ベルランドの他、王都の8つの地区も同様にブラックマターズの私設投票所が置かれている。王国法ではこれらの運営や設置は禁止されているが、運営がブラックマターズである事や様々な事情から野放しとなっている。

 ベルランド私設投票所の主な運営を任されていたのが、ベルランドを地盤とするランドルフ一家であり、またその一家の雇われであるアレックスだった。一家は黒布の代わりに上手く投票所を運営することで、彼らの抑圧を免れているとも言える。

 そしてベルランドにおける興行の運営を一手に担っているのが、アレックス=ジョンソン、通称"換金屋"彼であった。

「トレバー、彼に説明を」
「はい、ではミスターアレックス。こちらの提示する条件を確認してください」

 横でタイプライターを打っていたトレバーが、取引内容を打ち込んだ書類をトレバーに手渡す。内容は曖昧であるが、当の本人達には互いに何を求めているか理解していた。

 〈リベル・ファミリアは頭目レイ=フライアの名の下、アレックス=ジョンソンにファミリーへの協力を求める。注釈:協力とは当人はリベル・ファミリアのために働き、協力関係である間その庇護を受けられるものとする〉

「ウェンデルから聞いたかもしれないけど、あなたには幾つかサプライズもある。ちょうど先日、この酒場のオーナーに空きが出来たの。この権利書と鍵、手に取れば契約成立とする」

 レイはそう言うと、テーブルにポドロールの権利書と鍵を置く。

「いいぜ、ただしこちらも条件がある」
「言ってみて」
「要求は2つ、1つはあんたらが俺が構えている興行に助力すること。ファイトクラブ、賭博レース何でもいい。あんたらが盛り上げてくれ」
「構わない」
「そして2つ目、俺の身の安全を保証すること。ブラックマターズからはもちろん、身内のランドルフからもだ。これから上を裏切るヤバいことをしようとしてるんだ、それくらいしてもらわないと困る」
「トレバー、今の条件を書き出して。それと金の関係も」
「はい、ボス」

 トレバーはタイプライターで条件を書き込むと、新たな契約書をレイに手渡す。レイはその末尾に筆記体で自分の名前を記すと、それをトレバーに手渡す。彼も同じく筆記体で自分の名前を記した。

「契約成立ね。この店はあなたのもの、好きに使いなさい。それと、今後ともよろしく」
「あぁ、こちらこそな」

 アレックスは差し出された手をがっしりと掴む。


 ◇


 元々ランドルフ一家が運営していたベルランドの非正規投票所は大賑わいを見せていた。

「二番のマーシャルクローに銀貨13枚!」
「俺は金貨1枚だ」
「皆並べ!ちゃんと全員賭けられるからな!」

 ベルランドの住民はかつてのランドルフ一家のやり方に不満を持っていた。ランドルフ一家のやり方は簡単に言えば押し売り、そしてピンハネ。本来、客が勝ち馬で得るべき利益の3割を懐に入れていた。

 客達は非正規投票所がリベル・ファミリアによって運営され、これが改善されることを期待していた。レイはこれを無しとし、客には水で溶ける紙を使った馬券が手渡され、自分がどの馬に幾ら賭けたか分かるようにした。もちろん、これまでランドルフ一家がピンハネしていた分を全て客の利益としたことで、反響は大きかった。

 また、レイは同時に保安庁に手を回していた。保安官の中でも少なからずこの非正規投票所を利用する保安官がいる。彼らの行為にケチをつけない代わりに、運営を見逃すように仕組んだ。これも、取引をしたリドリーの働きが大きい。

「すごい盛況ぶりね。アレックス」
「あぁ、ミスフライア。こんなの、今までなら考えられなかったよ」
「ボス、セラが奥で呼んでます」
「分かった」

 レイは投票所の奥の部屋に向かう。そこではセラとトレバーが賭け金の整理と帳簿整理を行っていた。

「レイ様、これが各競馬場からの報告です」

 セラから手渡されたのは、各競馬場でランドルフ一家の押し売りを抑えている部下達からの報告だった。ランドルフ一家は、ファミリーの介入によって競馬場から客を奪い取ることが出来なくなっているとのことだ。

「上々ね、トレバー、これから忙しくなるから覚悟しておきなさい」
「はい!」

 レイは部下達と共に次のプランの実行に向けて動き始める。それはランドルフ一家とリベル・ファミリアが本格的に衝突する日も近いことを意味していた。


 ◇


 非正規投票所の運営が順調に進む中、レイはある人物に呼び出される。ホワイトベルンの中央、工業地区の一画に工房を構える協力者の一人、レスリーと呼ばれる青年だった。

「レスリー、いる?」

 工房の中は絶えず機械が動いている。蒸気がもくもくとあがり、中は蒸し暑い。工房の奥へと進むと、机に向かって作業をする彼を見つけた。

「レスリー、来たわ」
「ようこそいらっしゃいました、レイさん。頼まれていた件、終わりましたよ」

 作業を中断したレスリーは立ち上がると、壁に掛けられていた銃を手に取り彼女の元へと戻ってくる。

「ご要望の通り、強装弾と魔装弾に耐えられる銃身、内部機関の交換を行いました。現状、これが現時点で最高の出来栄えです」

 レイはレスリーに調整を依頼していた愛銃のゲヘナを手に取ると、動作を確認する。素早く弾を装填し、廃莢、そして再び装填。一寸の狂い、隙もなくそれを繰り返す。

「動きも滑らかになっている。よく出来ているわ」
「ありがとうございます。ですが、強装弾ならともかく、何故魔装弾にこだわるのですか?失礼ながら人間相手なら、通常弾か強装弾で申し分ないかと思うのですが…」

 レイは弾丸を廃莢すると、それをジャケットの内側、シャツの上に装着していたホルスターに手際よく仕舞い込む。

「人間ならね。これからアタシが相手をするのは御伽話や寝物語の存在、人ならざる者たちだからね」

 レスリーは、そう言ったレイの背中から禍々しい気を感じた。彼の本能が感じ取ったのか、それは彼自身にも分からない。

「レスリー、これは?」
「あぁ、それですか?まだ試作段階なのですが、良ければ試してみますか?」

 壁掛けに掛けられていたガントレットを手にする。目立たない色の革と金属で造られた代物であるが、重さはあまり感じることはなく、柔軟性も申し分ない。

「両腕に装着すればそれ自体を防御に使えるのはもちろんですが、面白い機能をつけてみました。レイさん、手のひらを上に向けてあちらに腕を突き出して貰えますか?」
「こう?」

 レイが両手を前に突き出すと、レスリーがガントレットに付けられていた装置に触れる。すると、ガントレットからワイヤーが射出され、工房の壁にアンカーが突き刺さる。

「ワイヤーガン?こんな小さなガントレットの中に装備してるの?」
「はい。従来は拳銃と同等の大きさでそれ単体しか造ることが出来ませんでしたが、僕が新たに開発した強化ワイヤーを使っていてピアノ線の様に細く、巻き取り機も最小限まで小さくすることが出来たので、あえてガントレットの中に内蔵してみました」
「すごい…」
「さらに」

 次にレスターがガントレットに嵌め込まれていた紫色の宝石に触れると、ワイヤーを伝って強力な電流が流れる。

「雷の魔晶石を嵌め込んでいるので、ワイヤーを打ち込んだ対象に電流を喰らわせられます」
「はは…えげつな」
「良かったら、これからしばらく使ってください。試作品ですので不具合があるかも知れませんが、デバッグして頂けると助かります」

 それから30分後。ベルランド、アンガーストリート。レイはレスターの工房からベルランドの仮拠点に戻る最中、緑色の服を着た男達に包囲される。

 彼らはランドルフ一家の構成員たちであり、先日のレイ達によるタウンズヒールのバーでの襲撃と奪取に対する御礼参りに来た。今日は護衛を連れてきていなかったレイは、たった一人で30人規模の敵と相対する。

「よぉ、クソ女」
「この前の礼、たっぷり返してやんよ」
「覚悟できてんだろうな?」

 一家の構成員たちはレイの周囲を取り囲み、退路を断つ。しかし、レイは一切動揺することなく、敵の頭数を数えると、首から下げていた懐中時計を確認する。

「10…20…30。5分くらいか」
「何だとてめぇ!」
「やっちまッ⁉︎」

 まず、正面の男の胴体にゲヘナを向けて強装弾を撃ち込む。新しく調整されたゲヘナから撃ち出された弾丸は、正面の男の胴を貫き、さらに後方にいた男までも吹き飛ばす。

 男達はレイに一斉に襲いかかる。斧、剣、ナイフ、棍棒など、近接武器を手に襲い来る男達の攻撃を、レイは一撃ずつ躱し、同時に徒手格闘で応戦し、次々と男達を倒していく。

 そして、最初に襲いかかってきた男達が全員倒れ、次の攻撃の波までに隙が生じる。その隙をついてレイはポケットから強装弾を3発取り出すと、2発を指で弾いて空中に飛ばす。その間に、空薬莢を抜き取り、手にしていた1発を薬室に詰める。

 射撃、廃莢、空中に弾いていた弾薬を廃莢と同時に薬室に押し込む、を繰り返す。

「これでも喰らいやがれ!」

 拳銃を構えた男は、至近距離でレイを狙う。しかし、レイの頭部を狙って発射したものの、素早い動きのせいで捉えられず、反対側にいた仲間に流れ弾を当ててしまった。レイは弾丸が自分の側を通り抜けた直後、男の持つ拳銃を蹴り上げて宙に浮かせる。すかさず顔面に拳を一発喰らわせて、怯んだところ腹部を蹴り飛ばして吹き飛ばす。

 空中に蹴り上げていた拳銃を受け取ると、回転式弾倉に込められていた残り4発を擊ち、弾倉が空になった拳銃を持ち替えて鈍器として使う。

「畜生、マジで強ぇ…」

 レイは意識を保っていた一人に近づき、しゃがみ込んで顔を上げさせる。

「ランドルフ一家に伝言よ。あなた達と戦争するとね」
「せ、戦争…だと?」

 そう言って、レイは弾丸の一つにランドルフ一家の長、ボス・グレイの名前を刻み込むと、男の目の前に置いて立ち去って行った。
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