花衣ー皇国の皇姫ー

AQUA☆STAR

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決戦編

第66話 堕ちる

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 私は、生まれた時から孤独だった。

 この地がまだ迦ノ国と呼ばれていなかった頃、貧しい村の小さな家に生まれた私には、肉親と呼べる存在が母しかいなかった。

 父の顔は知らない。物心ついた頃にはすでにいなかったし、聞いた話じゃ戦に出稼ぎへ行ったきり戻ってきていないらしい。

 唯一の収入源であった父の稼ぎがなくなり、私たちの生活は一変した。

 病気で床に伏せがちな母は、肉体労働が出来ない代わりに体を売ることを選んだ。

 来る日もくる日も、違う男に抱かれる母。そんな母を横目に、私は食料の買い出しや、売りに出す草履を編んでいた。

 私にとって、母は私のために必死で働いてくれている。

 しかし、周りは違った。

 体を売る母と、痩せ細り正気のない娘、そんな私たちは卑しい親子として他の村人たちから蔑まれ、村の厄介者として扱われた。

 次第に、私や母は気がおかしくなり始める。その引き金になったのが、私が草履売りの帰りに暴漢に乱暴され、道に打ち捨てられたことだった。

 あの日のことをよく覚えてる。暗い場所に連れ込まれ、お腹がはち切れそうになるくらい大きな物を挿れられた。

 散々弄ばれた私は、凍えるような寒さの中、一人土の上に倒れていた。

 生きる希望も気力も失い、そのまま朽ち果てようとした私の心の中に、もう一人の自分が生まれた。

 それが、ピュラだ。

 ピュラは凶暴な性格で、日に日に私の心を侵していく。

「あんたには人殺しの才能があるんだよ、ルージュ」

 ピュラに唆された私。でも、最初はその事実を受け入れはしなかった。

 自分を襲った暴漢の1人を殺すまでは。

「あはは、気持ちいいでしょう⁉︎これが人を殺す快感ってものよ⁉︎」
「さぁ、もっともっと殺そうよ!」

 暴漢を殺し、村人を殺し、役人を殺し、兵士を殺した。何人殺したか覚えていない。

 やがて、私の人殺しの才に目をつけた暗殺組織、荒吐。今の私は、人を殺して生活に困らないのであれば、暗殺組織だろうと外道だろうと、何にでもなれる。

 こうして、私は堕ちていった。


 ◇


 父の言葉を思い出す。あの時父は、刀を信じろと言っていた。武人の魂である刀を信じることで、武人と刀は共鳴し、初めて本来の力を発揮する。

「燃えろ!」

 刀身に呪力を載せ、焔を創り出す。焔を纏う業火を横に振るい、濡れ女の液体から創り出された黒い蛇へと迫る。

 何かが燃える嫌な臭いが鼻につく。横に振るった刀身から扇状に放たれた焔が、濡れ女の周囲にいた蛇たちを焼き払った。

「小癪な‼︎何度倒そうが無駄だよ‼︎」

 濡れ女は塒を巻いていた自身の尾を伸ばし、横から勢いよく叩きつけてきた。その攻撃を躱し、目の前を過ぎ去った尾に距離を詰めて斬りかかる。

 しかし、濡れ女の尾は正しく蛇そのもの。その上、妖であるため尾の鱗は堅牢。振り下ろした刀身は弾かれ、火花が飛び散る。

「絞め殺してやるよ‼︎」

 尾を斬るために距離を詰めていた俺を絞め殺そうと、濡れ女は尾を巻きつけようとしてくる。

「ぎゃあっ‼︎」
「ッ⁉︎」
「御剣殿‼︎余が援護する‼︎」

 カヤの放った矢が濡れ女の片目に突き刺さり、攻撃が途中で止まる。その隙を見逃さず、すかさず腰に差していた小太刀を抜き取り、まだ人の姿を保っていた濡れ女の腰と尾の境目にそれを突き刺す。

「◇◯△★ッ⁉︎」

 小太刀には、千代の施してくれた大御神の加護が備わっている。これは妖に対して効果を発揮する。小太刀を突き刺された濡れ女は、刺突の痛みと加護の痛みに苦しみの悲鳴をあげる。

「許サナイ‼︎オ前タチ全員、殺シテヤル‼︎」
「濡れ女、いや、ルージュ」

 俺は攻撃を避けながら、妖と化したルージュに語りかける。

「本当なら、人であったお前と戦いたかった。その選択が本当に自らが望んだ結果なら、俺は全力でお前を斬る」
「ガアァァ‼︎」
「その姿が己の望んでいなかったものなら、その未練ごと断ち斬ってやる」

 振り下ろしてきた右腕の付け根に、刀身を当てる。濡れ女の右腕に食い込んだ刀身は、その勢いそのままに右腕を宙へと吹き飛ばした。

「常世で本当の自分と向き合うといい」

 居合いの構えから抜き出した業火の刀身は、焔を纏いながら濡れ女の胴を捉える。その感触は妖のものではなく、まだ辛うじて人間の姿を保っていたルージュの肉体を断ち斬った。

 人である上半身と、妖である下半身を切り離したことで、濡れ女はその場に倒れ込んだ。本体である濡れ女が倒れると同時に、本体から分離した蛇たちは液体となり崩れ落ちていく。

 俺は、地に身を落とし、虫の息となったルージュの元へと歩み寄る。

「目が、醒めたかも、しれない…」

 口に血を含みながら、俺を見るルージュは話を続ける。

「長い間、本当の自分を忘れていた…ゴホッ」

 この吐血の量では、恐らく話すことも苦痛のはずだ。それでも、ルージュは話をやめなかった。

「もう一人の自分に、心を奪われ、自分を忘れていた…私は、人殺しなんてしたくなかった…ごめん、お母さん…」

 眼は虚になり、徐々に生気が失われていく。

「何も見えない…どこ、どこにいるの、お母さん…助けて、助けてよ…」

 そう言ったルージュが差し出した手を、隣にやってきた瑞穂が優しく握りしめる。

"瑞穂…お前"

「お母さん、迎えに来てくれたんだ…お母さんの手、あったかいなぁ…」

 最後にそう言ったルージュの手から力が失われる。残忍なもう一人の自分から切り離されたルージュは、最期は母親に迎えられて逝った。

 瑞穂はその目を優しく閉じてやる。

「油断できない相手だった」
「…」
「瑞穂?」
「この子も、戦乱の世が生み出した悲しき犠牲の一人だったのね…」
「そうかも知れないな…」

 やがて、ルージュの亡骸が灰になって消えていくと、瑞穂は立ち上がる。

「千代、私たちの思念を妨害している主の場所、分かる?」
「は、はい。少し時間が掛かりますが、何とか…」
「猶予はないわ、今すぐ取り掛かって」
「わ、わかりました!」

 瑞穂に指示された千代は、木の棒で地面に即席の術式を描いていく。千代がその中心に座り、祝詞を唱えるのを傍らから見守る。

「八百万の大神、恐れ恐れ頼み白す。数多の生きし魂の営みの中、大神奉りし者の心砕かんとす術を行ひし者…」

 地面に描いた術式に呪力が通り、青白い光を発する。その様子に、離れて見守っていたカヤが驚きの表情を浮かべる。

「斎ノ巫女、千代殿の実力には感服せざるを得ないな…」

 大和においても、初代斎ノ巫女であった白雪舞花を始め、斎ノ巫女の実力は禍ツ大和大戦の伝承から広く知られていた。

「千夜は、あいつは俺たちの自慢の呪術師だからな」

 すると、祝詞を読み終えた千代がゆっくりと立ち上がる。呪力を使い過ぎたせいか、少しふらつくも、側にいた藤香に肩を支えられる。

「はぁ、はぁ…見えました…」
「千代、あなた大丈夫?」
「大丈夫でございます。こ、ここから北西に位置する山が、思念の出処であることが分かりました…」

 千代がそう言った場所は、ここから北西に約3里ほど離れた山だと言う。

「少し寄り道するわ。恐らく、千代の言った場所には、私たちの行動を故意に妨害する者がいるはずよ。これからそいつらを倒して、迦ノ国おける私たちの戦略を優位にする」
「ですが、すでに相手もこちらの行動を察知し、場所を移動するのでは?」
「その可能性も確かにあるわ。でも、放ってはおけない。何を意図して妨害しているのか突き止めないと。それが迦ノ国の者であれば戦は有利になる。でも、もしそれが奴らなら…」
「奴ら?奴らとは何じゃ?」
「私たちの本当の敵よ…」

 瑞穂はカヤに、始祖の妖であるタタリのことを話した。


 ◇


 一方、仁の率いる皇国遠征軍総勢2万は、第1軍の守護する笹野城で補給を済ませたあと、信貴の都に無血のまま入洛を果たしていた。

 志苑との密約のおかげで、この地で戦が起こることはなかった。

「仁、皇様たちの近況は?」
「どうも、ここから北西の千林という都に入り、さらに北上し迦軍の本隊を追っているようですね」

 中心に位置する旧領主の館で地図を見る仁は、リュウの問いにそう答える。

「それにしても、聖上の言葉通り、無血でこれほどの規模の都に入洛出来るとは…」
「何でも、この地を収めていた領主との約束だったみたいだな。向こうも抵抗せず、こちらも危害を加えない。それが入洛の条件だと」
「ねぇ、これからどうするの?」
「従軍巫女が、聖上にお付きの斎ノ巫女殿から受けた思念では、聖上たちは長居城の攻略に参加せず、あくまでも大和の皇女殿下と共に迦国皇ウルイを追うとの事。ですので、我々はここから速やかに南下し、手薄となった長居城を早急に占拠、そして、北上中の迦国軍本隊を孤立させるために動きます」

 本来であれば、仁は速やかに瑞穂一行と合流し、同一の行動を取りたいところであった。しかし、これほどの軍勢を携えている以上、移動にはそれ相応の時を要する。

 遠征軍の目標は敵の国都占拠、そして中央政権の奪取である。長居城にどれほどの兵力が待ち構えているかが分からない以上、兵力を分散させ半数を国都占拠に向かわせるのは危険が孕んでいる。

「ここは、聖上を信じて我々は長居城攻略を目指しましょう」
「そうだな。なら、明日の明朝にはここを発つか」
「えぇ…」


 ◇


 その頃、高野では山の頂上に位置する砦では、コチョウ率いる大和軍と、ウルイ率いる本隊の到着まで砦を包囲する迦国軍との間で、持久戦が展開されていた。

「相手も一筋縄ではいかんな。こうも守りに徹されると、堅固な砦も相まって中々落ちない」

 オルルカンから千浪と共に砦の攻略を任された兇蓮は、犠牲を必要最小限に抑えるため、新兵器の投入を行う。

 それが人工交配された蟲、その名もシルガカ。羽根を持つガチャムタと、鋭い鎌と鱗を持つアンクグを掛け合わせたもので、体長は従来のアンクグよりも小さく個体の戦闘力は低くなったが、飛行能力とガチャムタの驚異的な繁殖力を得た。

 陣営の前方に配置されていた迦国の蟲師たちが、檻に収容されていたシルガカを解き放つ。

 蟲師たちは、それらが自軍に被害を及ぼさないよう、特殊な笛でシルガカの群れを操る。

「矢が足りないぞ!こっちに補充頼む!」
「頭を下げろ!」
「エッ⁉︎」

 空中から降下してきたシルガカが、城壁で弓を射ていた大和兵の首を刎ねる。それまで優勢に戦いを進めていた大和軍の陣営が混乱に包まれる。

 しかし、訓練された大和兵たちの立ち直りも早い。

 空中を飛行するシルガカを弓兵と呪術師が攻撃して撃ち落とし、地に落ちた後は歩兵が複数人で無力化する。

 こう着状態であった戦いが、少しずつ動き出そうとしていた。

「まずいわね。このままだと、こちらの戦力が削られていく…」
「コチョウ様、本国から思念伝達です!」
「内容は?」
「はい。総司令ハクメイ様より、カゲロウ様が率いる影虎隊1万が、高野に向けて移動中とのことです。我々には、今しばらくこの前線を守り抜いてもらいたいとのこと」
「到着予定は?」
「通常なら明後日、早くて明日の日暮れだと思われます」

 コチョウは部下に聞かれないよう、小さく舌打ちをする。

 カゲロウが率いる影虎隊は兵士個々の能力が高く、知将カゲロウの元、数々の功績を積み重ねてきた歴戦の部隊だ。

 しかし、コチョウが舌打ちをした理由は彼らの戦い方にある。それは、彼らが必ず戦いに勝利するため、あらゆる知略を用いることであった。

 そのため、影虎隊は安全策を優先し、動きが通常の部隊の倍以上遅滞する。これは、行軍中の周辺警戒や、野戦陣地の構築、罠の回避に力を入れているのだ。

 コチョウとしては、一刻も早く高野に救援を寄越してほしいところではあるが、自分たちのやり方を変えない頑固な影虎隊を急かすのは無理な話であると理解していた。

「カゲロウに思念を繋いでくれるかしら?」
「承知しました」

 呪術師の1人がコチョウの元へと歩み寄ると、祝詞を唱える。

「カゲロウ、聞こえるかしら?」
「聞こえるよ。言っておくけど、到着はまだだよ?」
「知っているわ。現在地は?」
「一田辺りかな」

 一田は、高野から北西に位置し、帝京と高野の間を三分の一くらいの場所である。

「こっちは劣勢なの。何とか明日の日暮れまでに間に合わすことは出来ないかしら?」
「善処はするよ。でも、これまでに三度足止めを食らっているんだ」

 カゲロウ率いる影虎隊は、行軍中に迦国軍の兵による奇襲を受け、これを退けていた。

「あと、あなたに一つ伝えておくべきことがあった。僕たちはあなたを助けに行くわけじゃないから」
「…どういうことかしら?」
「僕たちは北上する迦国軍を塩瀬で迎え討つつもりさ。言っとくけど、これは総司令の命令だからね」
「見捨てるつもり?」
「僕はただ命令に従っているだけさ。それに、あなた程の強さなら、その程度防ぎきるのも訳ないんじゃない?」

 コチョウはその言葉に返事を返すことなく、思念を終える。

「シオン、殿下。せめて二人がいてくれれば、どれだけ心強かったかしら…」

 櫓から城壁を見下ろしたコチョウは、祝詞を唱えると自らの周囲に呪術で形成した無数の蝶を発現させる。蝶は羽根を羽ばたかせて宙を舞い、彼女が刀を一振りすれば、大和兵に襲いかかるシルカガの群れに、刀に纏っていた蝶たちが纏わりつく。

 空を覆っていたシルカガたちが、次々と地に墜ちていく。
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