花衣ー皇国の皇姫ー

AQUA☆STAR

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総撃編

第44話 凍てつく闇

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 宇都見国 東方 諸国連合との国境付近


 皇国が斎国との講和を確立させ、同盟関係を結んでから7日後。宇都見国の東方に位置するこの地では、東征のために宇都見国軍が大軍を展開しており、東方に位置する諸国連合との間で数年に渡る戦いを繰り広げていた。

 諸国連合は東方に存在する小さな国々が、東征を行う宇都見国に対抗するために団結したものである。

 西から侵略する宇都見国に対して力に劣るが数年の間国土を守っていた。

 対する宇都見国は、大量の剣奴を主体とする2戦級の兵士ばかりで構成されており、それを率いる者のみが宇都見国人であった。

 両者の戦力差は一目瞭然であったが、蝦夷が国土の一部を犠牲にするのみにとどまっていることが、この戦いの結果である。当然、宇都見国人が蛮族と揶揄する小国家への東征に、これほどの期間と労力を費やしているということを、元首である元王はよく思っていなかった。

「では、我らが王は明日までに東征を成功させるか、この王離に総大将の座を降りろと言っておられるのか…」
「後任はもう決まっているわぁ。あなたにはこれまでの失態について責任を取ってもらうつもりよ」

 宇軍本陣の天幕の空気は張り詰めていた。
 
 片や、この宇都見国東征軍の指揮を担う総大将。将軍の一人である王離。

 将軍の中でも武闘派として知られており、一度戦場に舞い降りれば、瞬く間に数十の敵の死体の山を築き上げる猛将。

 そして、そんな王離に事実を突きつけるのは、元王の妃であり、氷の女王として恐れられる咲耶波姫であった。

「例え、我が王の妃様がここまで用件をお伝えに参ったとであっても、我は戦線を放棄することはできぬと申しておく。我でなければ、この戦線は一気に崩壊し、逆に諸国連合が我が国の領土に流れ込んでくることになる」
「ふ、ふふふ。あなた、本当にそんな事になるとでも思っているのかしら。ここ数年に渡る戦いの中で、諸国連合が大国である宇都見国を攻める要素なんてあったのかしら。奴らが戦っているのは、私たちが攻めたからでしょう。連合を形成するのみに留まる蛮族どもが、新たに領土を欲するのかしら?」
「い、いや。それは」

 咲耶波は虚仮にした表情で王離を見つめる。

「東征が行われる前、諸国連合は全く我が国に興味を示さず、ましては国の土地を領土ではなく自らの生活範囲として認識している。あなたは、そんな彼らからの領土侵攻から祖国を守っていると言ったけど、その要素はどこにあるのかしらぁ?」
「自分を総大将の座から下ろされるのなら、勝手にされるがいい。後任の者が、この王離の後釜に務まるかというのは疑問であるが」
「では、そうさせてもらうわ」

 そう言った咲耶波が右手を横に振るうと、どこからともなく現れた大鎌の刃が王離の首を刈り取る。

「へっ?」
「気が変わったの。ちなみに、あなたの後任は私よ。これまで随分といいように言ってくれたわね。苦しまずに一瞬で殺してあげた慈悲に感謝しなさい」

 大鎌によって斬り付けられた王離の首がずり落ち、首を失った王離の身体が支える意思を失って倒れた。

「副官以上の無能は殺して差し上げなさい。私の部下に無能は必要ないわ」

 その言葉を皮切りに、咲耶波の部下たちが王離の副官や采配士を斬り殺していく。運よく静粛を免れた兵士たちは、一様に言葉を失って立ち尽くしてしまう。

「あなた達、ぼうっと突っ立っていないで動きなさい。くれぐれも、無能として殺されないようにね」

 恐怖に怯える兵士たちを見て、咲耶波は不気味に微笑むのだった。


 ◇


 斎国 西南方 山中


 大和からの帰路についていた瑞穂たちは、日が落ちて辺りが闇に包まれる前に、山道から少し外れた川沿いで野営をすることにした。

 皇国まであと少し、このまま夜通し歩こうという意見もあったが、敵地でなくとも夜の山は獣や蟲に襲われる可能性がある。

 周囲は暗闇に包まれているが、薪で焚かれた火が天幕とその周囲を鈍く照らしていた。この時間の火の守りは俺だ。火を絶やさぬように、また寝静まっている他の者達が安心して眠れるように、周囲に気を配っていた。

「ん?」

 天幕から出てきたのは瑞穂だった。瑞穂の火の守りの時間はまだもう少し後のはずだ。

「どうした。まだもう少し寝てて構わないぞ」
「ちょっと眠れなくて。話し相手になってあげる」

 そう言うと、瑞穂は焚き火の前に座ると、俺の肩にもたれ掛かってきた。

 夜も暑いせいか、瑞穂の服が乱れ、胸元が露わになっていた。

「ふ、服くらいちゃんと着ろ」
「だって、暑いもの。それに、御剣くらいなら見られても困らないし」
「俺は困るんだ」

 何とか服装を整えさせようとするが、瑞穂は頑なにそれを拒む。確かに、暑い上に焚き火の前だ。ある程度は仕方がないところではあるが。

「御前試合お疲れ様。3人とも、よく頑張ったわね」
「最後は締まりのない終わり方だったがな…」

 最後とは、俺とゴウマの試合だ。ゴウマに木刀を握り潰された俺は、折れた木刀を投げつけ、それを弾き飛ばす隙をついてゴウマの左頬を一発全力で殴った。

 俺の渾身の一撃を受けたゴウマは、頭を揺らしたせいかそのまま後ろに倒れてしまった。対する俺の右手の拳も、今もまだゴウマの鋼のような頬を殴った痛みが残っている。

「かっこ良かったよ、その、最後の試合?」
「ありがとな」
「ねぇ、御剣」

 瑞穂の優しい声が心に響く。

 振り向くと同時に、唇に何かが当たる。

 口の中に広がる甘い味。

 それは、瑞穂の唇だった。

「ん、なっ、瑞穂、お前…」
「本当は、全てが終わってから伝えるつもりだったけど。急がないと誰かに先を越されそうだったから」

 突然のことに、俺の頭の中は真っ白になり、何も考えられなくなった。

「驚かせちゃった?」
「いや、まぁ、瑞穂。お前、結構大胆なんだな…」
「あ、改めてそう言われると、恥ずかしい…」

 しかし、俺はその気持ちに応えることができなかった。

 俺は従者だ。主に忠誠を誓っている。

 その主と主従を超える関係になってはならない。瑞穂もそれを分かっているのか、俺に答えを求めてこなかった。

 しかし、人としての本能的な欲求の所為で気持ちが昂る。

「あのね、御剣…」
「あ、あぁ…」
「私、その、御剣のことがね…」

 身体を掴み、もう一度瑞穂を抱きしめようとした時だった。

「ッ!?何か来る…」

 そう言って、立ち上がった瑞穂は刀の柄に手を沿えた。
 
 確かに、俺も気配を感じた。それと、若干ではあるが呪力の流れ。

 しかも、その呪力は何と言うか、感じると気持ちの悪いものだった。

 例えるなら、底の見えない濁った水のようだ。

「敵か?」
「分からない。でも、何だかその、気味が悪い感じがする…」
「皆起きろ!」

 俺の声に、天幕で眠りについていた全員が目を覚まして飛び出してくる。

「どうした、御剣」
「武器を持て日々斗、来るぞ」

 すると、闇の中から黒の装束に身を包んだ影が複数、ゆっくりと姿を現す。

「なんだ、こいつら…」

 その影は人の動きとはかけ離れた雰囲気を纏い、獣のようにふらふらと身体を揺らし、ゆっくりと近づいてくる。

「み、瑞穂様。この人たちから、生の呪力が感じられません」
「生の呪力?」

 千代が黒装束たちを恐れている。

「生物は皆、生きている間は色のある呪力、いわば生の呪力を持っています。しかし、その命が消えると、身体に残るのは死の呪力。つまり、色のない黒色の呪力なのです」
「つまり、こいつらは生きてないってことか?」
「お、おそらくは…」
「完全に囲まれている…」

 天幕の周りには、この場を取り囲むかの様に何人もの黒装束たちが闇から姿を表す。

 その手には刀を始め、鎖鎌や鍵爪といった暗器まで様々な武器が握られている。

 共通するのは、立ち姿。一様に俯く様に立ち、こちらの動きをじっと観察している様に見えた。

「瑞穂、千代を頼む。日々斗、凛を。ユーリはホルスを」
「分かったわ」
「藤香、ミィアン。俺と敵を蹴散らすぞ」
「任せてぇな!」

 各々が武器を構える。

「来るぞ!」

 飛び出したのは、黒装束たちが先だった。周囲を取り囲んでいた全員が、一斉に俺たちに向けて飛び込んでくる。

「ユーリ様、結界を!」
「お任せください!」

 千代とユーリが、周囲に結界を創り出す。飛びついてきた黒装束たちは、突如現れた結界に動きを止められる。

 その隙をついて、俺と藤香、そしてミィアンが動きの止まった黒装束たちを片っ端から斬りつけていく。

 黒装束の胴体に刀身を滑らせるが、手応えがない。

“血が付いていない?”

 何よりも、人を斬れば付くはずの血が、全く刀身に付いていない。代わりに刀身に付いていたのは、粘り気のある腐臭漂う肉片。

 何度も斬りつけるが、一、二度斬っただけではなかなか倒れない。獣の様な唸り声をあげるばかりで、悲鳴や断末魔すらあげない。

「ミィアン、藤香。斬るだけじゃ倒せない。完全に肉体を破壊するか頭を狙うんだ!」
「分かったぇ!」

 ミィアンは空中から黒装束に方天戟を振り下ろす。落下の勢いも相まって、方天戟を振り下ろされた黒装束は、頭部から腰まで真っ二つになる。

 その顔は腐り果てた人の顔であった。

 しかし、驚くことにその黒装束は動きを停めることなく、なおもミィアンに襲い掛かろうとしていた。

「なっ!?」
「嘘っ、頭から真っ二つになっているのよ!?」
「こいつら普通じゃないぞ、気を抜くなよ!」

 何度も斬りつけることでようやく倒すことができるが、一向に数は減らない。

 それよりも、こいつらは一体何なんだ。

 生き物として、人の形をして、頭から真っ二つに斬られて平然としている生き物が、この世に存在するのだろうか。

「グ、グル、クガガ」

 倒した黒装束が唸る。すると、別の黒装束が倒して動けなくなった黒装束に飛びつき、その身体を貪り始めた。

 そして、そのおぞましい全身が露わになる。

「ひっ!?」
「まさか、餓鬼か?」

 餓鬼、名あり妖の一種で餓えに苦しみながら死んだ人の末路。生前、極限の餓えに苦しんでいたことから、餓鬼となった者は生きとし生ける者全てを喰らい尽くそうとする。
 
 特徴的なのが、その肥大した腹。

「け、結界がもう保ちません!」

 千代の悲痛な声と共に、俺たちが餓鬼の群れに飲み込まれかけていた時だった。

 聞き覚えのある遠吠え。それはあの時、斎国との戦いで俺たちが劣勢の時、颯爽と現れ、皇国軍の窮地を救った白い狼。

 シラヌイだった。

 すぐに結界の周囲を取り囲んでいた餓鬼たちを、その前脚に備える鋭い鍵爪で斬り倒していく。シラヌイの登場で、あれほど苦戦を強いられていた餓鬼がいとも簡単に葬り去られてしまった。

 シラヌイの思いがけない参戦によって、一転攻勢に転じた俺たちは、何とか襲いかかってきた餓鬼たちを全て倒すことができた。

「はぁはぁ、みんな無事?」
「はい、何とか…」

 皆の無事を確認した瑞穂は、刀を鞘に納めてシラヌイへと近く。俺はその傍らに控えた。

「あなた、利水の戦いの時に助太刀してくれた狼よね?」
「如何にも」

 人の体をゆうに超える獣を相手に、瑞穂は一切怯むことはなかった。

「あなたは何者?」

 するとシラヌイの体が光に包まれる。

 やがてその光は、シラヌイの体を狼の姿から、雪の様に白い髪と、頭に毛の生えた狼の耳を持つ少女の姿へと変化させる。

「この姿は、何年ぶりかのぅ…」
「お、女の子?でも、さっきまで狼の姿をして…」

 少女は自分の身体に触れて異常のないことを確認すると、瑞穂の前に歩み寄った。

「久方振りじゃのう、カミコ殿。否、今は瑞穂之命殿と呼んだ方が良いか?」
「なぜ、カミコのことを。それに、私のことを知っているの?」
「知っているも何も、妾は真神、真の名は不知火大神。彼の大戦にて御身の側を守護した内一柱じゃよ」


 ◇


 自らを大神と称した少女の言葉に、千代をはじめ、小夜やユーリが驚愕する。

 彼女たちは大神が先の禍ツ大和大戦によって信仰を失い、この世から姿を消したことを知っている上で、目の前にいる少女シラヌイの存在を理解できずにいた。

「し、神力は感じられますが、にわかに、信じられません…」
「何じゃ、斎ノ巫女とあろうお主は妾の言葉を信用せぬのか。うむ、それは残念じゃ」
「いっ、いえっ、そういう訳では!ですが、大神様は皆、先の禍ツ大和大戦以降、お隠れになられたと聞いていますので…」
「確かに、斎ノ巫女殿の言っていることは間違いない。しかし、それは人の信仰が失われたことが所以である」
「では、あなたは違うと?」
「妾は真神、元は一匹のただのひねくれ狼じゃ。妾を信仰するのは人ではなく、雑多な動物共。して、動物の信仰がなくならぬ限り、妾は現世にあり続けるのじゃ」

 シラヌイは、大神である自らが現世にいる理由を、自らを信仰するものの存在があるからだと説明する。

 八百万いると言われる大神は、必ずしも人が信仰する大神だけにとどまらない。

 シラヌイの様に動物に信仰される大神がいる。シラヌイの他に、ミトと呼ばれる猫の大神もいるという。

 そういった大神の柱たちは、人からの信仰がなくなった現世においても存在し続けているのだ。

 彼、そして彼女らがこれまで人前に姿を見せなかったのは、その存在が明るみになることによって、新たな宗教的対立を生み出すことを避けるためであった。

「矢継ぎ早の質問ですまないが、何故あなたは瑞穂を助ける?」
「それについては、追々説明するとしようかの。今は先に、ここを早急に離れるべきではなかろうて?」

 餓鬼たちの襲撃を受け、シラヌイの助力で何とか退けたものの、瑞穂たちは次に同じ規模の襲撃を受けるとまずいと判断していた。

「そうね。みんな、疲れているだろうけど荷を纏めて出立の準備よ」
「はっ、はい!」
「シラヌイ、あなたはどうするの?」
「そうじゃな。妾はまだ、御身に伝えていないことがある故、しばらく道中共にさせてもらうとしよう」

 瑞穂たちは次の襲撃を回避するため、素早く荷物をまとめて野営場所を離れることにした。


 ◇


 夜通し歩いたことで、夜明けまでに斎国の国境を越えることができた。

 私たちを襲ってきた妖、餓鬼。

 斎国との戦におけるデイダラボッチとがしゃ髑髏。

 そして、真那村の遺跡にいた飛縁魔と名無し。

 これら全てに共通するのが、黒装束を着た正体不明の集団の存在。中でも斎国との戦の際に、デイダラボッチへと変態した人物は、最後にその精神を乗っ取られていた。

 どうやら私たちは今、三つ巴の状態にある。いや、もしかして状況はもっと複雑なのかもしれない。

 琥珀をはじめとする密偵や志能備に、黒装束について当たらせているが、中々その成果が上がってこない。

 目に見える相手と、目に見えない相手。

 そこに現れたシラヌイという大神の存在。これが誰かの筋書き通りに進んでいるとするならば、これほど気持ちの悪いものはない。

 千賀の地で休息を取ることにした私たちは、千賀における可憐お姉様の居城【荒金城】へ入城した。

 お姉様はちょうど皇都にいるため、今はここを不在にしていた。そのため、応接室を自由に使うことができた。

「あなたが私の事を知っている前提で話をさせてもらうわ。私は瑞穂之命、豊葦原瑞穂皇国の皇よ」
「真神のシラヌイ、真名は不知火大神じゃ。古くは大御神である御身の前身、カミコ殿に仕えておった」
「仕えていた…やはり、あなたはカミコと関係があるのね」

 シラヌイは湯飲みを傾け茶を啜る。

「見たところ御身は一応、自身が大御神殿の生まれ変わりであることを自覚しておいでの様じゃが…」
「精神世界で、カミコと会ったわ。そこで全ての事実を伝えられた」
「そうじゃったか。なら、妾が御身に気を遣う必要も、特にはないということじゃな」

 湯飲みを卓に静かに置く。

「単刀直入にお伝えする。タタリが御身を狙っておる。彼奴は自らを滅したカミコ殿を酷く怨んでおる様じゃ」
「タタリ、あの禍ツ大和大戦の元凶が?」

 タタリ、文献上では禍ツ神である禍褄棚綺大神を操り大戦を引き起こし、最後は使役していた祟神諸共、神滅刀にて滅されたと云われている。

「神滅刀によって滅されたはずでは?」
「彼奴の素は万物の怨念。怨念は永遠に尽きることはない。故に、完全に滅されず存在し続けておる。そして、今は自らを滅そうとした大御神に復讐を目論んでおるのじゃ」
「そのタタリが大御神の生まれ変わりである私を狙う理由は分かる。でも、なぜそれが今なの?」
「それは妾にも分からぬ。しかし、大和からの帰還の道中に起こった襲撃、先の戦での異変。現に彼奴が関わっておるのは明らかじゃ」

 大神であるシラヌイがそう言うのだ。おそらくタタリは本当に私の事を狙っているのだろう。

 だとすれば、これまでの不可解な出来事にも納得がいく。

「シラヌイ、あなたはこれからどうするつもりなの?私としては、暫くの間そばにいてほしいのだけど…」
「案ずる事なかれ。暫しの間、御身の元でまた仕えさせてもらうとしよう。妾はカミコ殿に何度も救われたのじゃ。御身が妾が側にいることを許してくれるのであれば、その恩を少しずつ返していきたいと思うておる」

 こうして、私の元に大神のシラヌイが仕えることになった。

 タタリという見えざる敵。

 一抹の不安を拭えないまま、私は次の段階へ進むため、千賀から皇都へと舞い戻ることにした。
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