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3章
11話目 中編 秘められた想い
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【うーん、でも本当に起きないにゃ~?実は起きてたりしゃいか?ホレホレ!】
さっきまで離れていたレチアの声が足音と共に段々と近付き、ついには耳元まで来てるんじゃないかってくらいの距離でレチアが声を発しながら何かをしているようだった。
感覚までは再現できないから何をしているかは予想になるが、多分俺の体のどこかを突っついたりして確かめてるのだろう。
――チュッ
「……え?」
【……え?】
現実の俺と録音されているララの声が重なる。
待って、凄く変なというかいやらしい音が聞こえたんですけど!
【な、ななっ、何してるの……!?】
ララもか細いながらで今までより一番聞き取りやすい声を発して疑問を投げかけていた。
いやホント、何されちゃってるの俺!?
【何って……ヤタの頬っぺにチューしただけにゃ?】
「いやだけって、何してんのお前!?」
「うーん……」
録音の声にツッコミを入れても返事が返ってこないことは重々承知だったがツッコミざるを得なかった。
自分でも驚くほど大きめの声を出してしまったのだが、みんな唸るだけで起きることはなかった。
【キキキ、キスって……】
ララの動揺も声から窺えた。今俺の横にいる彼女の顔が赤くなって戸惑ってる姿が容易に想像できるな。
【ふーむ……反応がないってことはやっぱりしっかり眠ってるかにゃ?】
【な、なんでそんな確かめ方……】
【だってヤタは痛みを感じないにゃ?だけど感触はちゃんと感じられるみたいで、ちょっと前におっぱい触らせたら凄い勢いでびっくりしてたからにゃ。だから今回もそれで起きるんじゃにゃーかと思ったんだけどにゃ~?おりゃ】
音声の向こうで自分の体が動かされる音や布が擦れる音とかが聞こえてきて、なんというか……あの……凄くエロいです。
そりゃアレだよ?頬にとはいえキスなんてされて視覚がない状態でそんなゴソゴソされたら誰だって妄想しちゃいますよ。
【な、なら私だって……!】
ララが対抗するようなことを言い、俺の近くで布の擦れる音がまた増える。
おいおいおいおい、お前まで何してんだよ!?
まさか……?
【ニャハハハハ!ララちも自分のを揉ませるなんて大胆にゃねー?】
何を揉ませてるんですかねお二人さんんんんっ!
アナさん、本当にその映像見れないんですかね!?
【不要な内容だったため記録していません】
クソゥ!
おい、数時間前の俺!ちょっとでいいからそこを代わってくれ!ちょっとでいいから!
俺の必死の懇願も虚しく音声は進み、ある意味地獄のような時間が五分くらい続いた後、ようやく解放された。
【ニャッハハハハハハ!ヤタが寝てるってわかってるのにずっと揉ませちゃったにゃ。これをヤタが知ったら凄く悔しがると思うにゃ?】
当たりだよコンチクショウ!
しかもその状況がより鮮明に分かる音声付きだから後で口頭で知らされるより何倍もの屈辱感と劣情になったわ!
【……イクナも、チュチュする?揉む?】
するとイクナもそんなことを言い出す。
言葉遣いがまだ拙いせいでキスのことをチュチュと言ってしまっているのだろう。可愛いな。
だがしかし、いくら不可抗力とはいえそんなことされたらこれから生涯、ララとレチアにロリコンのレッテルを貼られて生きてくことになりそうなので勘弁してください。
えっ、しないよね?してないよね!?
【それはダメにゃよ、イクナ】
おぉ、レチアが止めてくれた!
さっきまでは酔っぱらいの絡みみたいになってたけど、やっぱそういうTPOの常識は持ってくれて――
【そういうのはイクナがもっと大きくなってヤタからエッチな目で見られるようになってからにゃ。そうすればヤタも逃げられなく――にゃふっ!?】
物凄く不穏なことをレチアがイクナに教えようとしたところで、その頭をパコーンッ!と爽快に叩く音が聞こえた。
【けどなんだかんだ言って、ララちもヤタのこと好きにゃ?】
何やら俺の体を動かす音を聞きつつ、破天荒なことを言い出して俺は吹き出す。
向こう側でも吹き出すような音が聞こえたから多分ララも同じリアクションをしてると思う。
【えっ……そ、それは!な、なん……あぅ……!】
突然のカミングアウトというか、デリカシーの欠けらも無い質問にララもたじたじな様子。
まぁ、俺が寝ててイクナも除けば実質二人きりだからデリカシーは守られてるかもしれんが。
だけどその言葉の中に気になるものがあった。
ララち「も」だと……?それじゃあ、まるでレチアが俺のことを一人の男性として好きと言ってるみたいじゃないか。
【もちろん僕はヤタのこと、一人の男性として好きにゃ。あ、これはまだヤタには内緒にゃ?】
まるで今の俺の思考を読み取ったかのような言葉に、非常に申し訳なくなってしまった。
……いや、誠に……本当のホントーの誠に、申し訳ありませんっ!
レチアたちは俺にそんな性能があるなんて知らないのは当然だったとして、俺もまさかこのタイミングで聞いちゃうとは思わなかったし……言い訳じゃないヨ?
にしても……マジかよ。レチアが俺のことを一人の男として好きって……
今まで嘘や罰ゲームで散々言われたことはあったけれど、俺が寝てる時に本音的な感じで言ってくれたのは初めてだ。
学生の寝たフリしてるになんて言われてたのは陰口くらいだものね。
アレ?なんだろう、嬉しいのか悲しいのかわからないけど涙が出てきたや……
【賊の奴らから助けてくれたり奴隷堕ちした僕を借金しながらその場で引き取ってくれたり……ヤタの目はともかく、色々気が効いたり優しいんだにゃ。それに僕が亜種だってことにも全く気にしないでおっぱいばっかりチラチラ見てるところもポイント高いにゃ】
言わないでよぉー!
なんでそれ言っちゃうの?っていうか気付いてたの!?
しょうがないじゃん、男の子だもん!
実際、非現実的なお胸の大きな女性が目の前でたゆんたゆん揺らしてたら思わず目を向けちゃうのが性っていうやつじゃないッスかね?
あと、こんだけ身長とアンバランスで滅多にいない大きさの胸を持ってたら同じ女性でも見ちゃうんじゃないですかね?
え、それでも目の腐ってる俺が見ていい理由にはならない?はい、すいませんでした。
【でも僕は奴隷だから告白はできないにゃ。奴隷は使われるのが仕事であって、主人と肩を並べられるのは御法度……でもララちは違うにゃ!声も出せるようになったし、好きなら好きって言うにゃ!】
後押しをするようにそう言うレチア。だが肝心なことがまだ口にしてないぞ?
ララが俺のことをどう思ってるか、だ。
ただでさえ目が腐ってる男だぞ、俺は?
そんな奴を好きになる物好きなんてそうそういないだろうし、そもそもララは俺の死んでも生き返ったり人を食っちまう醜悪な部分を近くで見てきたんだ。
たとえ百年の恋だったとしてもそんなの見りゃ百年の嫌悪に変わるわ。
だからララは多分きっと――
【少なくとも、嫌いじゃ……ない】
そうそう嫌ってはないだろう……え?
俺は耳を疑った。
嫌ってない?だってお前……俺は人間を食ったんだぞ?しかもお前の目の前で。
あの時思いっ切り怯えてたじゃねぇか?
強がりを言っている、と思ったのだが……
【私も……彼に色んなところで助けてもらった……さっきも。だから……感謝はしてる】
何やら含みのある言い方だが、ちゃんと感謝されていたことには嬉しく思う。
ただ如何せん「嫌いじゃない」か……
男なら一度はハーレムを夢見るもんだし、俺だってそういう願望がないわけじゃない。
どうせなら多くの女性から好意を持たれたいと思うのも必然なわけで。
えっ、男?いやもうルフィスさんだけでお腹いっぱいですから勘弁してください。
さっきまで離れていたレチアの声が足音と共に段々と近付き、ついには耳元まで来てるんじゃないかってくらいの距離でレチアが声を発しながら何かをしているようだった。
感覚までは再現できないから何をしているかは予想になるが、多分俺の体のどこかを突っついたりして確かめてるのだろう。
――チュッ
「……え?」
【……え?】
現実の俺と録音されているララの声が重なる。
待って、凄く変なというかいやらしい音が聞こえたんですけど!
【な、ななっ、何してるの……!?】
ララもか細いながらで今までより一番聞き取りやすい声を発して疑問を投げかけていた。
いやホント、何されちゃってるの俺!?
【何って……ヤタの頬っぺにチューしただけにゃ?】
「いやだけって、何してんのお前!?」
「うーん……」
録音の声にツッコミを入れても返事が返ってこないことは重々承知だったがツッコミざるを得なかった。
自分でも驚くほど大きめの声を出してしまったのだが、みんな唸るだけで起きることはなかった。
【キキキ、キスって……】
ララの動揺も声から窺えた。今俺の横にいる彼女の顔が赤くなって戸惑ってる姿が容易に想像できるな。
【ふーむ……反応がないってことはやっぱりしっかり眠ってるかにゃ?】
【な、なんでそんな確かめ方……】
【だってヤタは痛みを感じないにゃ?だけど感触はちゃんと感じられるみたいで、ちょっと前におっぱい触らせたら凄い勢いでびっくりしてたからにゃ。だから今回もそれで起きるんじゃにゃーかと思ったんだけどにゃ~?おりゃ】
音声の向こうで自分の体が動かされる音や布が擦れる音とかが聞こえてきて、なんというか……あの……凄くエロいです。
そりゃアレだよ?頬にとはいえキスなんてされて視覚がない状態でそんなゴソゴソされたら誰だって妄想しちゃいますよ。
【な、なら私だって……!】
ララが対抗するようなことを言い、俺の近くで布の擦れる音がまた増える。
おいおいおいおい、お前まで何してんだよ!?
まさか……?
【ニャハハハハ!ララちも自分のを揉ませるなんて大胆にゃねー?】
何を揉ませてるんですかねお二人さんんんんっ!
アナさん、本当にその映像見れないんですかね!?
【不要な内容だったため記録していません】
クソゥ!
おい、数時間前の俺!ちょっとでいいからそこを代わってくれ!ちょっとでいいから!
俺の必死の懇願も虚しく音声は進み、ある意味地獄のような時間が五分くらい続いた後、ようやく解放された。
【ニャッハハハハハハ!ヤタが寝てるってわかってるのにずっと揉ませちゃったにゃ。これをヤタが知ったら凄く悔しがると思うにゃ?】
当たりだよコンチクショウ!
しかもその状況がより鮮明に分かる音声付きだから後で口頭で知らされるより何倍もの屈辱感と劣情になったわ!
【……イクナも、チュチュする?揉む?】
するとイクナもそんなことを言い出す。
言葉遣いがまだ拙いせいでキスのことをチュチュと言ってしまっているのだろう。可愛いな。
だがしかし、いくら不可抗力とはいえそんなことされたらこれから生涯、ララとレチアにロリコンのレッテルを貼られて生きてくことになりそうなので勘弁してください。
えっ、しないよね?してないよね!?
【それはダメにゃよ、イクナ】
おぉ、レチアが止めてくれた!
さっきまでは酔っぱらいの絡みみたいになってたけど、やっぱそういうTPOの常識は持ってくれて――
【そういうのはイクナがもっと大きくなってヤタからエッチな目で見られるようになってからにゃ。そうすればヤタも逃げられなく――にゃふっ!?】
物凄く不穏なことをレチアがイクナに教えようとしたところで、その頭をパコーンッ!と爽快に叩く音が聞こえた。
【けどなんだかんだ言って、ララちもヤタのこと好きにゃ?】
何やら俺の体を動かす音を聞きつつ、破天荒なことを言い出して俺は吹き出す。
向こう側でも吹き出すような音が聞こえたから多分ララも同じリアクションをしてると思う。
【えっ……そ、それは!な、なん……あぅ……!】
突然のカミングアウトというか、デリカシーの欠けらも無い質問にララもたじたじな様子。
まぁ、俺が寝ててイクナも除けば実質二人きりだからデリカシーは守られてるかもしれんが。
だけどその言葉の中に気になるものがあった。
ララち「も」だと……?それじゃあ、まるでレチアが俺のことを一人の男性として好きと言ってるみたいじゃないか。
【もちろん僕はヤタのこと、一人の男性として好きにゃ。あ、これはまだヤタには内緒にゃ?】
まるで今の俺の思考を読み取ったかのような言葉に、非常に申し訳なくなってしまった。
……いや、誠に……本当のホントーの誠に、申し訳ありませんっ!
レチアたちは俺にそんな性能があるなんて知らないのは当然だったとして、俺もまさかこのタイミングで聞いちゃうとは思わなかったし……言い訳じゃないヨ?
にしても……マジかよ。レチアが俺のことを一人の男として好きって……
今まで嘘や罰ゲームで散々言われたことはあったけれど、俺が寝てる時に本音的な感じで言ってくれたのは初めてだ。
学生の寝たフリしてるになんて言われてたのは陰口くらいだものね。
アレ?なんだろう、嬉しいのか悲しいのかわからないけど涙が出てきたや……
【賊の奴らから助けてくれたり奴隷堕ちした僕を借金しながらその場で引き取ってくれたり……ヤタの目はともかく、色々気が効いたり優しいんだにゃ。それに僕が亜種だってことにも全く気にしないでおっぱいばっかりチラチラ見てるところもポイント高いにゃ】
言わないでよぉー!
なんでそれ言っちゃうの?っていうか気付いてたの!?
しょうがないじゃん、男の子だもん!
実際、非現実的なお胸の大きな女性が目の前でたゆんたゆん揺らしてたら思わず目を向けちゃうのが性っていうやつじゃないッスかね?
あと、こんだけ身長とアンバランスで滅多にいない大きさの胸を持ってたら同じ女性でも見ちゃうんじゃないですかね?
え、それでも目の腐ってる俺が見ていい理由にはならない?はい、すいませんでした。
【でも僕は奴隷だから告白はできないにゃ。奴隷は使われるのが仕事であって、主人と肩を並べられるのは御法度……でもララちは違うにゃ!声も出せるようになったし、好きなら好きって言うにゃ!】
後押しをするようにそう言うレチア。だが肝心なことがまだ口にしてないぞ?
ララが俺のことをどう思ってるか、だ。
ただでさえ目が腐ってる男だぞ、俺は?
そんな奴を好きになる物好きなんてそうそういないだろうし、そもそもララは俺の死んでも生き返ったり人を食っちまう醜悪な部分を近くで見てきたんだ。
たとえ百年の恋だったとしてもそんなの見りゃ百年の嫌悪に変わるわ。
だからララは多分きっと――
【少なくとも、嫌いじゃ……ない】
そうそう嫌ってはないだろう……え?
俺は耳を疑った。
嫌ってない?だってお前……俺は人間を食ったんだぞ?しかもお前の目の前で。
あの時思いっ切り怯えてたじゃねぇか?
強がりを言っている、と思ったのだが……
【私も……彼に色んなところで助けてもらった……さっきも。だから……感謝はしてる】
何やら含みのある言い方だが、ちゃんと感謝されていたことには嬉しく思う。
ただ如何せん「嫌いじゃない」か……
男なら一度はハーレムを夢見るもんだし、俺だってそういう願望がないわけじゃない。
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