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1章
11話目 後編 腐死者復活
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そして本当に真っ直ぐ進むと、イグラスに着いてしまった。
もうすでに死人だからか、ここまで一キロ近くあった距離を全力で走ったのにも関わらず、動悸や息切れなどが全くなかった。こういう意味では好都合だ。
道中にララたちがいないことから、もう中にいるのだろうと考えてフレディのいる門の前に向かっていく。
「ただでさえ世間話でも気分が悪くなる言い方で死者を冒涜するな。お前の悪いところだ」
「う、うっす……」
フレディが同じ門番の若い男に説教らしきことをしていたが、こっちも急いでいるのでその合間に割り込ませてもらうことにする。
「死人って誰か死んだのか?」
「ん?ああ、昨日冒険者になったばかりの奴がな……って、お前は!?」
一度は鬱陶しそうに表情を歪めたフレディだったが、俺の顔を見た瞬間ありえないものを目撃したような驚愕の顔になった。
「え……こいつ、死んだんじゃなかったんスか!?」
すると若い男からそんな失礼な発言が飛んでくる。
ああ、もうベラルたちから俺のことを聞いたのか。
だけど俺はここにいるし、あいつらが冗談を言っていたという体にしてしらばっくれておこう。
「いや、大変だったんだぜ?パペディとかいう変な魔物に襲われたりしてさ……」
「パペディ!?それはお前……たしかにお前やあの少女だけだったら死んでもおかしくない相手だな……それでよく生きてたな」
事実を少し混ぜて嘘を吐く……そうすれば意外とバレないものだ。
それにベラルはあの時、俺を殺したとは言いたくなさそうな発言をしていたから、真実を言い触らすことはあまりないだろうと踏んでの嘘でもある。その読みはあたったみたいだ。
俺は悟られないよう、苦笑いを浮かべて演技する。
「まぁな。代わりにプレートを失くしちまったけど」
「ああ、それならさっき、お前がここから出ていく時に、一緒だった彼女が連れてきた男女のうちの一人が持ってるのを見たよ。今回は特別に通してやるから、さっさと追いかけて返してもらってこい!」
「マジか!それはありがたい、恩に着る!」
……計画通り!
もちろんベラルが俺のプレートを持っていき、ララを見たフレディが「あいつはどうしたんだ?」みたいな質問をするだろうとは思ってたし、その時に喋れないララの代わりにベラルが俺のプレートを見せて俺の死を証明することは予想していた。
……まぁ、その考えがはずれて、プレートの再発行やらなんやら面倒な手続きをしなきゃいけなくなった場合は、優しいフレディが融通効かせてくれないかなーなんて甘い考えもあったけれど。
だけど結果的にいい方向に転がったので、今はこの状況を利用させてもらおう。
「それにしてもお前、その『目』……」
「はい?」
「……いや、なんでもない」
何か言いたげだったが、急いでいたこともあってフレディには軽く礼を言い、すぐに門をくぐってララたちのところへ向かった。
すると連合本部に向かう道中で意外と早くララたちの姿を見つけた。
彼女がシルフィの襟首を持ち上げて何やら言い合ってるようだが……って、いくらシルフィが軽そうだからって、人間がああも浮くもんなんだな……
「……アゥ?」
ララの怪力に改めて感心していると、イクナが固まっていた俺の顔を覗いてきた。
「……こっちだ」
そのイクナを手招きし、物陰に隠れる。
幸い降り続いている雨のおかげで外に出歩いてる人も少なく、俺が怪しまれることもない。
そこからララたちの様子を遠目に観察していると、ララが先に歩き出してシルフィ、ベラルとその後に続く。
少々険悪な雰囲気だったが、大きな喧嘩にもならずに済んだらしい。
……ということで。
「さすがに入口でたむろされると、入りづらくて邪魔なんですけど」
「なっ……!?」
連合本部の扉をくぐり、すぐそこでウルクさんに俺のことをバラそうとしていたベラルのマヌケ面を拝みながらそう言う。
シルフィに至っては「ひっ!?」と化け物でも見たかのような反応を示してくれている。ああ、でも実際バラバラに殺したのに蘇った時点で化け物ですよね、すみませんでした。
「おぉ、戻ったかヤタ!」
「おかえりなさいヤタ様……それにイクナちゃん!」
「……」
事実を知らないウルクさんとアイカさんは快く出迎えてくれる。
しかしイクナは俺を殺そうとした元凶がそこにいるからか、不機嫌な態度を無言で睨むという目に見える形で取っていた。
「……イクナちゃん、どうかしたんですか?なんだかベラルさんを凄い睨み付けているんですが……?」
アイカさんがいつの間にか俺の横に移動して耳打ちしてきた。
いきなりフレンドリーだな。この距離感はさすがに恥ずかしいんですけど……と思ったのだが、意外と動揺することはなかった。
「さぁ?イクナの好きなものでも横取りしたんじゃないですか?」
何となく汗ばんで大人の色気を漂わせているはずのアイカに視線を向けることもなく、ララたちの方向を見ながら適当にそう答える。
「……なんだか雰囲気変わりました?こう……目の当たりなどが?」
遠回しに腐ってるって言いたいの?いいんだよ、その腐った目でこっちを見ないでってハッキリ言ってくれても。
その場合、俺の心がポッキリいくけども。
「それこそわかりませんが……一度死にかけたからじゃないでしょうか?」
死にかけたというか、死んで蘇ったというか、今も死んだままだというか……正直、ややこしい状態ではあるよね。
「フハハハハ!大きな冒険で経験を積み、男になった証拠じゃないか!」
俺たちの話を聞いていたウルクさんが笑いながら言う。
騒ぎを聞き付けたグラッツェさんや他の冒険者たちも集まり、軽い宴会状態となってしまっていた。
そんな中、チラリとベラルたちの方を見ると、ベラルは苦々しい顔で、シルフィは恐ろしいものを見る顔で俺に視線を向けている。
すると今までノーリアクションだったララが俺の方へ向かってきて――
――ギュッ。
……思いっ切り抱き着いてきた。
周りからは冒険者たちから「ひゅーひゅー!」とか「ララちゃんが男誘惑してるぞー!」なんて野次が飛ばされる。
「……ララ?」
彼女の名前を呼ぶと、抱擁している腕へさらに力が入るのを感じた。
「ラ……ぐふぅっ!?」
苦しい……また物理的に殺されそうです。
もうすでに死人だからか、ここまで一キロ近くあった距離を全力で走ったのにも関わらず、動悸や息切れなどが全くなかった。こういう意味では好都合だ。
道中にララたちがいないことから、もう中にいるのだろうと考えてフレディのいる門の前に向かっていく。
「ただでさえ世間話でも気分が悪くなる言い方で死者を冒涜するな。お前の悪いところだ」
「う、うっす……」
フレディが同じ門番の若い男に説教らしきことをしていたが、こっちも急いでいるのでその合間に割り込ませてもらうことにする。
「死人って誰か死んだのか?」
「ん?ああ、昨日冒険者になったばかりの奴がな……って、お前は!?」
一度は鬱陶しそうに表情を歪めたフレディだったが、俺の顔を見た瞬間ありえないものを目撃したような驚愕の顔になった。
「え……こいつ、死んだんじゃなかったんスか!?」
すると若い男からそんな失礼な発言が飛んでくる。
ああ、もうベラルたちから俺のことを聞いたのか。
だけど俺はここにいるし、あいつらが冗談を言っていたという体にしてしらばっくれておこう。
「いや、大変だったんだぜ?パペディとかいう変な魔物に襲われたりしてさ……」
「パペディ!?それはお前……たしかにお前やあの少女だけだったら死んでもおかしくない相手だな……それでよく生きてたな」
事実を少し混ぜて嘘を吐く……そうすれば意外とバレないものだ。
それにベラルはあの時、俺を殺したとは言いたくなさそうな発言をしていたから、真実を言い触らすことはあまりないだろうと踏んでの嘘でもある。その読みはあたったみたいだ。
俺は悟られないよう、苦笑いを浮かべて演技する。
「まぁな。代わりにプレートを失くしちまったけど」
「ああ、それならさっき、お前がここから出ていく時に、一緒だった彼女が連れてきた男女のうちの一人が持ってるのを見たよ。今回は特別に通してやるから、さっさと追いかけて返してもらってこい!」
「マジか!それはありがたい、恩に着る!」
……計画通り!
もちろんベラルが俺のプレートを持っていき、ララを見たフレディが「あいつはどうしたんだ?」みたいな質問をするだろうとは思ってたし、その時に喋れないララの代わりにベラルが俺のプレートを見せて俺の死を証明することは予想していた。
……まぁ、その考えがはずれて、プレートの再発行やらなんやら面倒な手続きをしなきゃいけなくなった場合は、優しいフレディが融通効かせてくれないかなーなんて甘い考えもあったけれど。
だけど結果的にいい方向に転がったので、今はこの状況を利用させてもらおう。
「それにしてもお前、その『目』……」
「はい?」
「……いや、なんでもない」
何か言いたげだったが、急いでいたこともあってフレディには軽く礼を言い、すぐに門をくぐってララたちのところへ向かった。
すると連合本部に向かう道中で意外と早くララたちの姿を見つけた。
彼女がシルフィの襟首を持ち上げて何やら言い合ってるようだが……って、いくらシルフィが軽そうだからって、人間がああも浮くもんなんだな……
「……アゥ?」
ララの怪力に改めて感心していると、イクナが固まっていた俺の顔を覗いてきた。
「……こっちだ」
そのイクナを手招きし、物陰に隠れる。
幸い降り続いている雨のおかげで外に出歩いてる人も少なく、俺が怪しまれることもない。
そこからララたちの様子を遠目に観察していると、ララが先に歩き出してシルフィ、ベラルとその後に続く。
少々険悪な雰囲気だったが、大きな喧嘩にもならずに済んだらしい。
……ということで。
「さすがに入口でたむろされると、入りづらくて邪魔なんですけど」
「なっ……!?」
連合本部の扉をくぐり、すぐそこでウルクさんに俺のことをバラそうとしていたベラルのマヌケ面を拝みながらそう言う。
シルフィに至っては「ひっ!?」と化け物でも見たかのような反応を示してくれている。ああ、でも実際バラバラに殺したのに蘇った時点で化け物ですよね、すみませんでした。
「おぉ、戻ったかヤタ!」
「おかえりなさいヤタ様……それにイクナちゃん!」
「……」
事実を知らないウルクさんとアイカさんは快く出迎えてくれる。
しかしイクナは俺を殺そうとした元凶がそこにいるからか、不機嫌な態度を無言で睨むという目に見える形で取っていた。
「……イクナちゃん、どうかしたんですか?なんだかベラルさんを凄い睨み付けているんですが……?」
アイカさんがいつの間にか俺の横に移動して耳打ちしてきた。
いきなりフレンドリーだな。この距離感はさすがに恥ずかしいんですけど……と思ったのだが、意外と動揺することはなかった。
「さぁ?イクナの好きなものでも横取りしたんじゃないですか?」
何となく汗ばんで大人の色気を漂わせているはずのアイカに視線を向けることもなく、ララたちの方向を見ながら適当にそう答える。
「……なんだか雰囲気変わりました?こう……目の当たりなどが?」
遠回しに腐ってるって言いたいの?いいんだよ、その腐った目でこっちを見ないでってハッキリ言ってくれても。
その場合、俺の心がポッキリいくけども。
「それこそわかりませんが……一度死にかけたからじゃないでしょうか?」
死にかけたというか、死んで蘇ったというか、今も死んだままだというか……正直、ややこしい状態ではあるよね。
「フハハハハ!大きな冒険で経験を積み、男になった証拠じゃないか!」
俺たちの話を聞いていたウルクさんが笑いながら言う。
騒ぎを聞き付けたグラッツェさんや他の冒険者たちも集まり、軽い宴会状態となってしまっていた。
そんな中、チラリとベラルたちの方を見ると、ベラルは苦々しい顔で、シルフィは恐ろしいものを見る顔で俺に視線を向けている。
すると今までノーリアクションだったララが俺の方へ向かってきて――
――ギュッ。
……思いっ切り抱き着いてきた。
周りからは冒険者たちから「ひゅーひゅー!」とか「ララちゃんが男誘惑してるぞー!」なんて野次が飛ばされる。
「……ララ?」
彼女の名前を呼ぶと、抱擁している腕へさらに力が入るのを感じた。
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苦しい……また物理的に殺されそうです。
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