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第一章
5.5 あなたの世界に恋をして
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柳さくらは、いわゆる内弁慶と呼ばれる性格をしている。
他者とは彼女にとって恐れる存在であるが、それは彼女の攻撃性を否定するものではない。
それでいてなによりも自身が攻撃されることを恐れる彼女は交友関係も狭い。
無意識下で、自身に危害を加えないと断言できる人間しか近くに置きたがらないからだ。
そんな彼女がほぼ唯一といっていいほど心を開いている友人が四ノ宮真昼である。
出会いは中学時代まで遡る。
小学生の時、自身の持つ元来の攻撃性により痛い目を見たさくらが、他者との関わりに最も恐怖を覚えていた時期だった。
そんなさくらに、まひるは持ち前の度胸でぐいぐいと距離を詰め、距離を取ろうとするさくらを上回った。
当初さくらはやたらと距離が近いまひるに辟易していたものの、その明るく表裏のない性格に絆され、今では胸を張って親友と呼べるほど大好きになった。
何より包容力があり、自身を守ってくれそうなまひるの隣は、さくらにとって心地よい場所であった。
そして、さくらの想い人は、その四ノ宮真昼の兄にあたる四ノ宮朝陽である。
彼とさくらの出会いは、彼女が四ノ宮家に初めて伺った時。
ではなく。
それは、さくらが中学生の頃。さくらがまひるに心を許した頃。
さくらはある日の学校からの帰り道、家の鍵が見当たらないことに気が付いた。
そして右往左往しているところにふらっと男が寄ってきて「なにか探し物?」なんて声をかけてきたのだった。
さくらはうろたえた。
その男の学生服から、近くの高校生であることはすぐに分かった。
男は優しく微笑んでいたが、さくらにとって家族以外の年上の男は畏怖の対象だった。
だが、その男の目を見て、さくらは考えを改めた。
その男の目に、自身が全く映っていないことに、男が“さくらに全く興味がない”ことを感じ取った。
まるで敵意や害意を感じさせない男の、押し売りのような親切に、さくらは首肯した。
鍵は、見つかった。
自動販売機の前に落ちていた。
ふと立ち寄ったその自動販売機に思い至ったのは普段の通学路を何度も往復した後だった。
結構な時間を共に歩き回った男は特に辟易した様子も見せずに、満足そうに笑ってさっさといなくなった。
それから数日経った頃。
さくらは、親友であるまひるの家に訪問し、そしてその男に遭遇する。
男は、からっぽの目でさくらをちらりと見て、会釈をした。
その男にまひるが肘打ちをかます。
ぐえ、という呻き声を上げて、そして男はようやくさくらの方を向いて言う。
「初めまして、四ノ宮朝陽です。まひるちゃんと仲良くしてくれて、ありがとね」
そう言って微笑む朝陽を見て、そのままふらりと背を向け自分の部屋へと戻っていく姿を見て。
“その目に色が宿る”瞬間を目の当たりにした時、柳さくらは、人生で初めて恋に落ちた。
そして、それが自身の親友の兄であるという事実に運命を感じたのだった。
さくらは、すぐさままひるにアサヒのことを尋ねた。
そもそも兄が大好きなまひるは、聞かれるがままにアサヒの話をするのだった。
園城緋毬はさくらに対し、アサヒの上っ面しか見ていないと評した。
少なくともさくらにとって、それは誤った評価だ。
さくらはある意味、四ノ宮朝陽のその異常性に恋をしたのだった。
自身の世界と、他者の世界を極端なほど別って捉えているその感性に共感し、そして内側に対する優しさに、さくらは心を奪われたのだった。
しかしながら、嫌われることを恐れるさくらは直接的な行動がとれなかった。
彼女にできることと言えば、度々四ノ宮家におもむくばかり。たまにアサヒがいる日は当たりの日だった。
アサヒはさくらのことを、まひると同じように「ナギちゃん」と呼ぶ。
さくらは気づいていた。
アサヒが、自分の下の名前すら把握していないということを。
それでもよかった。
ナギちゃんというあだ名は、まひるとアサヒしか使わない。
それは十分特別と言えるものだ。
そして彼女にとっては、それで満足だった。
だって運命だ。
焦らなくとも距離はいずれ近づいていく。そう考えていた。
しかし時が経ち、アサヒが大学生となり一人暮らしを始めたことでさくらの見通しは崩れた。
飽くまで未だ友人の兄でしかないアサヒを尋ねるわけにもいかず。
それでいて、なにやらアサヒの近くに女の影があるらしい。
さくらは焦った。
なにか自然に距離を詰める手段はないかとネットやSNSで調べ。
そうしてさくらは悪魔の噂にたどり着いた。
そして、ある男に家庭教師という名目で紹介されたロアノスという男が悪魔であると知り、戦いで勝ち残れば願いが叶うと知り、契約と相成ったのだった。
さくらが当初望んでいた願いは“アサヒと仲良くなること”。
さくらが契約の際に捧げた供物は“家の鍵”。
それはさくらにとって、とても思い入れのあるものだった。
悪魔ロアノスは、正しくその価値を理解した。
・・・
時刻は午前二時半の少し前。
駅前ビルの屋上で、少女・柳さくらと悪魔・ロアノスは、街を見下ろしていた。
二人は今宵の獲物を物色する。
さくらがチョーカーをつけた二人組を見つけ、声を上げる。
「あの子は?」
ロアノスはさくらの言葉にその相手を確認し、
「あれは人間かも」
そう答えた。
その回答を受け、さくらは首を傾げる。
「あれ?ロアノス前に言ってたよね。こんな時間に二人組で出歩いている一般人なんていないだろうって」
咎めるようなその言葉に、ロアノスは目を向けずに答えた。
「…そうそういない、と言ったんだ。人間の可能性もある」
さくらは、その言葉に「ふーん」と相槌を打ち、言う。
「でも悪魔の可能性もあるんだよね?」
「さくら」
反対に、ロアノスの言葉に咎める色を感じ取ったさくらがロアノスを睨む。
「なんで?今までも“人間”を狙ってきたじゃない」
「それは契約者だからだ。関係のない人間を襲ったところで、」
そんなロアノスの言葉を遮るように、さくらは、
「少なくとも敵じゃないことはわかるよね。何が問題?」
そう被せた。
ロアノスは少し黙って、それからさくらの真意を測るようにその目を見ながら言葉を吐く。
「僕は反対だ」
ロアノスの言葉に、さくらはまた首を傾げた。
「どうして?」
心底不思議そうに。
「どうして反対するの?わたしがやりたいこと、ロアノスはちゃんとわかってるんだよね?それにこれは、ロアノスのためでもあるってわかるよね?」
なぜロアノスが自分の行動を妨げるのかが全く理解できないとでも言うように、さくらは尋ねた。
ロアノスは言葉を返さない。
「もういい」
渋い顔をするロアノスに背を向け、獲物を見据え、さくらは言う。
「あなたが反対してもわたしがやればいいんだよね?」
そうしてさくらが一歩踏み出そうとした時に、
「ダメだよ、ナギちゃん」
さくらは背後から、その声を聞いた。
「こんばんは。何か探し物?」
続けられる涼しい声は、今最もさくらが恐れているもの。
そしてさくらは声の方に振り返り、その声の主の顔を見た。
「あ、アサヒさん…」
少年悪魔を侍らせたその男の名を、震える声で口にした。
他者とは彼女にとって恐れる存在であるが、それは彼女の攻撃性を否定するものではない。
それでいてなによりも自身が攻撃されることを恐れる彼女は交友関係も狭い。
無意識下で、自身に危害を加えないと断言できる人間しか近くに置きたがらないからだ。
そんな彼女がほぼ唯一といっていいほど心を開いている友人が四ノ宮真昼である。
出会いは中学時代まで遡る。
小学生の時、自身の持つ元来の攻撃性により痛い目を見たさくらが、他者との関わりに最も恐怖を覚えていた時期だった。
そんなさくらに、まひるは持ち前の度胸でぐいぐいと距離を詰め、距離を取ろうとするさくらを上回った。
当初さくらはやたらと距離が近いまひるに辟易していたものの、その明るく表裏のない性格に絆され、今では胸を張って親友と呼べるほど大好きになった。
何より包容力があり、自身を守ってくれそうなまひるの隣は、さくらにとって心地よい場所であった。
そして、さくらの想い人は、その四ノ宮真昼の兄にあたる四ノ宮朝陽である。
彼とさくらの出会いは、彼女が四ノ宮家に初めて伺った時。
ではなく。
それは、さくらが中学生の頃。さくらがまひるに心を許した頃。
さくらはある日の学校からの帰り道、家の鍵が見当たらないことに気が付いた。
そして右往左往しているところにふらっと男が寄ってきて「なにか探し物?」なんて声をかけてきたのだった。
さくらはうろたえた。
その男の学生服から、近くの高校生であることはすぐに分かった。
男は優しく微笑んでいたが、さくらにとって家族以外の年上の男は畏怖の対象だった。
だが、その男の目を見て、さくらは考えを改めた。
その男の目に、自身が全く映っていないことに、男が“さくらに全く興味がない”ことを感じ取った。
まるで敵意や害意を感じさせない男の、押し売りのような親切に、さくらは首肯した。
鍵は、見つかった。
自動販売機の前に落ちていた。
ふと立ち寄ったその自動販売機に思い至ったのは普段の通学路を何度も往復した後だった。
結構な時間を共に歩き回った男は特に辟易した様子も見せずに、満足そうに笑ってさっさといなくなった。
それから数日経った頃。
さくらは、親友であるまひるの家に訪問し、そしてその男に遭遇する。
男は、からっぽの目でさくらをちらりと見て、会釈をした。
その男にまひるが肘打ちをかます。
ぐえ、という呻き声を上げて、そして男はようやくさくらの方を向いて言う。
「初めまして、四ノ宮朝陽です。まひるちゃんと仲良くしてくれて、ありがとね」
そう言って微笑む朝陽を見て、そのままふらりと背を向け自分の部屋へと戻っていく姿を見て。
“その目に色が宿る”瞬間を目の当たりにした時、柳さくらは、人生で初めて恋に落ちた。
そして、それが自身の親友の兄であるという事実に運命を感じたのだった。
さくらは、すぐさままひるにアサヒのことを尋ねた。
そもそも兄が大好きなまひるは、聞かれるがままにアサヒの話をするのだった。
園城緋毬はさくらに対し、アサヒの上っ面しか見ていないと評した。
少なくともさくらにとって、それは誤った評価だ。
さくらはある意味、四ノ宮朝陽のその異常性に恋をしたのだった。
自身の世界と、他者の世界を極端なほど別って捉えているその感性に共感し、そして内側に対する優しさに、さくらは心を奪われたのだった。
しかしながら、嫌われることを恐れるさくらは直接的な行動がとれなかった。
彼女にできることと言えば、度々四ノ宮家におもむくばかり。たまにアサヒがいる日は当たりの日だった。
アサヒはさくらのことを、まひると同じように「ナギちゃん」と呼ぶ。
さくらは気づいていた。
アサヒが、自分の下の名前すら把握していないということを。
それでもよかった。
ナギちゃんというあだ名は、まひるとアサヒしか使わない。
それは十分特別と言えるものだ。
そして彼女にとっては、それで満足だった。
だって運命だ。
焦らなくとも距離はいずれ近づいていく。そう考えていた。
しかし時が経ち、アサヒが大学生となり一人暮らしを始めたことでさくらの見通しは崩れた。
飽くまで未だ友人の兄でしかないアサヒを尋ねるわけにもいかず。
それでいて、なにやらアサヒの近くに女の影があるらしい。
さくらは焦った。
なにか自然に距離を詰める手段はないかとネットやSNSで調べ。
そうしてさくらは悪魔の噂にたどり着いた。
そして、ある男に家庭教師という名目で紹介されたロアノスという男が悪魔であると知り、戦いで勝ち残れば願いが叶うと知り、契約と相成ったのだった。
さくらが当初望んでいた願いは“アサヒと仲良くなること”。
さくらが契約の際に捧げた供物は“家の鍵”。
それはさくらにとって、とても思い入れのあるものだった。
悪魔ロアノスは、正しくその価値を理解した。
・・・
時刻は午前二時半の少し前。
駅前ビルの屋上で、少女・柳さくらと悪魔・ロアノスは、街を見下ろしていた。
二人は今宵の獲物を物色する。
さくらがチョーカーをつけた二人組を見つけ、声を上げる。
「あの子は?」
ロアノスはさくらの言葉にその相手を確認し、
「あれは人間かも」
そう答えた。
その回答を受け、さくらは首を傾げる。
「あれ?ロアノス前に言ってたよね。こんな時間に二人組で出歩いている一般人なんていないだろうって」
咎めるようなその言葉に、ロアノスは目を向けずに答えた。
「…そうそういない、と言ったんだ。人間の可能性もある」
さくらは、その言葉に「ふーん」と相槌を打ち、言う。
「でも悪魔の可能性もあるんだよね?」
「さくら」
反対に、ロアノスの言葉に咎める色を感じ取ったさくらがロアノスを睨む。
「なんで?今までも“人間”を狙ってきたじゃない」
「それは契約者だからだ。関係のない人間を襲ったところで、」
そんなロアノスの言葉を遮るように、さくらは、
「少なくとも敵じゃないことはわかるよね。何が問題?」
そう被せた。
ロアノスは少し黙って、それからさくらの真意を測るようにその目を見ながら言葉を吐く。
「僕は反対だ」
ロアノスの言葉に、さくらはまた首を傾げた。
「どうして?」
心底不思議そうに。
「どうして反対するの?わたしがやりたいこと、ロアノスはちゃんとわかってるんだよね?それにこれは、ロアノスのためでもあるってわかるよね?」
なぜロアノスが自分の行動を妨げるのかが全く理解できないとでも言うように、さくらは尋ねた。
ロアノスは言葉を返さない。
「もういい」
渋い顔をするロアノスに背を向け、獲物を見据え、さくらは言う。
「あなたが反対してもわたしがやればいいんだよね?」
そうしてさくらが一歩踏み出そうとした時に、
「ダメだよ、ナギちゃん」
さくらは背後から、その声を聞いた。
「こんばんは。何か探し物?」
続けられる涼しい声は、今最もさくらが恐れているもの。
そしてさくらは声の方に振り返り、その声の主の顔を見た。
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