オムライス食べたい ~ゲーム漫画アニメの感想、それからオカルトや都市伝説について思ったこと書く意識の低いエッセイ~

ごったに

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ごったに的ホットワード2024②漫画・アニメ編(前編)

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・「推しの子(最終回)」
 話題作が完結。ジャンプ+で全話読ませてもらった。消化不良な気がするけど完走することが大事なので実写映画も低みの見物。

◎編者コメント
 すっげ炎上してたな。
 おまけ漫画にもファンの不満が爆発してた。
 筆者はアニメ勢なので、2・5次元編凄かったけど話全然進まなかったなぁ感しかなかった。

・「ドラゴンボール(鳥山明)」
 ありがとう。お疲れ様でした。バイバイドラゴンボールワールド!

◎編者コメント
 衝撃だった。
 都市伝説界隈では『SANDLAND』の劇場アニメ化を契機に、支配者層に彼は消されたのだと言われている。
 水資源を独占する悪者と戦う、という筋が都合が悪かったのだろうと。
 でも『マッドマックス怒りのデスロード』の続編みたいな映画って今年じゃなかったか?
『怒りのデスロード』も悪者が水資源を独占していたが、あれは許されるのか? と筆者の冷静な部分は疑っているのだが……女権拡張論的なテーマのある映画だからいいのか?(筆者は劇場で爆睡キメた映画なのだが、後年に女権拡張論の映画だと教えられて、爆睡したのは寝不足と『アベンジャーズ2』のせいだけではないのかもと思った)
 いや、日本の水源を買い漁っている国はハリウッドのある国ではないから……そういうこと?
 欧米のコンテンツはポリコレ染めだけど、かの国の某大ヒットゲームはポリコレコンサルのスイートベイビーを拒否してレビューボムを食らうも大好評。それはDEI推進で欧米コンテンツが凋落していることの裏に、かの国が存在している……という噂もあるし? 最近のハリウッド映画にはかの国の資金が大量に注ぎ込まれているし……?
 一方で日本の水道事業民営化(=外資への売却)促進の裏に、某フィクサーの娘が欧米のさる一族に嫁いだ話もあるし……一枚岩でないにしても、まあ真っ黒だよね。
 ゲーム編で触れた『ドラゴンクエストⅢ HD-2D』へのポリコレの介入、鳥山氏の死去直後に『ドラゴンボール』はポリコレに即していると勝手なことを宣う記事を書いて炎上したネット記事……きな臭いこと極まりない。
 有名漫画家が亡くなると、必ずなんらかの薄汚いハイエナどもがどこからともなくやってくるのは常だ。
 賢明なる読者諸兄はくれぐれも、手塚作品を利用して日本人の遺産を寄付の美名の下にかすめとろうとしている某団体を利用しないよう親族に気を配って欲しい。

・「ちびまる子ちゃん(TARAKO)」
 同じくありがとう。お疲れ様でした。ミツウロコのCM観ると泣きそう。

◎編者コメント
 同じく衝撃だった。
 筆者は日曜の夜の「令和に昭和を召喚するアニメ枠×2」があまり得意ではないので、最近は観ていない。
 とはいえ国民的アニメの主人公声優の逝去というのは、驚かされた。

・「コードギアス~奪還のロゼ」
 オールハイルブリタァァアニアァアァ!!!自分の中のこういうのでいいんだよおじさんが現れてしまう正統続編!欲を言えばテレビ版で再編成してもう少し肉厚にしてほしかったけど、亡国のアキトと比べるとThe コードギアスだったので大満足!

◎編者コメント
 楽しそうでなによりだ。
 筆者はTV版しか知らない。めっちゃ泣いたなぁ。

・「ドラゴンボールDAIMA」
 こちらも原作DBから数年後の話で「超」とは別の世界線で展開されている。昔からあった設定が深掘りされていて今後の展開が気になるところ!

◎編者コメント
 野沢雅子氏以外の声優が全とっかえらしい、ということしか知らない。
 さすがはレジェンド。ルフィ2代目声優に立候補する逸話が、筆者は大好きだ。

・「セーラームーンR/Super」
 旧作アニメ版セーラームーンの2作目と3作目。セル画のクオリティとは思えない表現やゴールデンタイムにやっていたのが今では信じられないようなシーンがあったりで、結局面白い。来年で旧作アニメ版を観終えたいところ。

◎編者コメント
 選定メンバーが今年個人的にこの過去作品を見た、ということの模様。
 それにしても、ゴールデンにやっていたのが信じられないシーンか……。
 違うね。
 当時の基準で「こんなことも」流せない「今」の方が信じられないんだよ。

・「響け!ユーフォニアム」
 数々のアニメを今年も観てきたけれども、個人的にNo.1はコレ。2期OPのフルは何回も聴いてしまう。こういう風に取り組める仲間がいる人は誰がなんと言うと幸せなことなので、もし今そういう状況にいるなら大事にしてほしい。

◎編者コメント
 赤眼鏡先輩が最高に性癖!
 先輩が卒業するときの映画をTVでやってたから、それは観たな。
 その先輩が卒業したとしてもこの作品は滅茶苦茶面白いに決まっているので、今年あった新しいアニメシリーズも観たかったのだが……!
 1話が始まる時期を把握してなかったので見逃してしまい、観るのを断念してしまった。

・「弱キャラ友崎くん」
 人にオススメされて1期と2期両方視聴。ストーリー展開はともかく、もろアレなゲームと「鬼正しい(おにただ)」の力で観れた。人生を面白くするにはゲームを攻略する感覚で行けば良い、という考え方も自分と何となく合っていたのでそこも良かったのかな。

◎編者コメント
 そういや2期今年だっけ。
 確かにこれを選定したメンバーが凄く好きそうなアニメである。人生はゲーム、みたいな言説が好きなメンバーなので。
 筆者も1期は観たが、メインヒロインが不快すぎて2期は遠慮させてもらった。
鬼正しいおにただ」は流行らんて。
 メインヒロイン以外は可愛い女の子も出てくるのだが、何というかその……得意でない描写も多いので。
(筆者の陽キャ描写受容限界を超えている)
 あとは個人的な因縁のある作品ということもある。

・「勇気爆発バーンブレイバーン」

◎編者コメント
 うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!
 こんなアニメを、待っていたああああああああああああああああああああああああああっ!!
 タイトルに反してリアル路線のミリタリーロボット作品が始まるも、自衛隊と米軍が演習中に宇宙からの敵に襲われるという不思議な展開をする。
 主人公・イサミが絶体絶命のピンチに陥ったとき、そいつはやってきた。
 同じく宇宙から降ってきた、緑の閃光が敵の攻撃からイサミを守ったのである。
 それが喋るロボット、ブレイバーンだった!!
 勇者シリーズだこれー!? だよな!? そのタイトルならこういうアニメになるよな!?
 と、筆者も興奮で涙腺が決壊してしまった。
 ちょっと気持ち悪い感じでイサミへ自らへの搭乗を迫る、ブレイバーン。
 夥しい数の敵を鎧袖一触、猛速で飛翔しながら蹴散らし、爆発させていく……コックピットにブレイバーンの歌唱によるテーマソング(番組OP曲)を流しながら。
 とんでもねぇ熱さととんでもねぇイロモノ感!
 方向性は違うが『健全ロボダイミダラー』以来、久しぶりに筆者の好きなロボットアニメが帰ってきた感じがした。
『ダイナゼノン』? あれはウルトラ枠だから。
 超展開やブレイバーンの正体に圧倒されたが、最終回はすごく……ウルトラマンだったな。
 ティガというか、Zというか……。
 というのも、メインライターが小柳 啓伍こやなぎ けいご氏で『ウルトラマンブレーザー』のメインライターを務めた方だったんだよねぇ。
 何にせよ、伝説になったアニメだとは思う。

・「魔法少女にあこがれて」

◎編者コメント
 原作勢が歯噛みして血涙を流すえっちなアニメだった。
 原作に乳首は基本出ないので。
 魔法少女が実在し、悪と戦っている世界。
 魔法少女たちが同じ学校にいるとも知らず、彼女たちに憧れる少女、うてな。
 彼女はある日、マスコットキャラと出会い、魔法少女になる契約をかわす────かわしたつもりだった。
 実際にうてながなったのは魔法少女ではなく、それと敵対する組織の幹部だったのだ。
 魔法少女に立ちはだかる敵として振る舞うことを強制されるも、戦闘の中でうてなはドSへと覚醒。
 それとほぼ同時に鞭(戦闘鞭というかSM用の鞭)を武器として振るううちに、魔法少女の青担当の子をドMに覚醒させてしまう。
 えっちで、百合要素ありの魔法少女アニメで────最高だった!
 闇堕ちもいいけど、えっちもね!
 筆者にこのアニメの原作を勧めたメンバーが選定してなかったのは、少し不服かも。

・「怪異と乙女と神隠し」

◎編者コメント
 都市伝説って、ああ、そういうネットロアてきなやつ!?
 小説のアイデアが枯渇してきたと悩むアラサー豊満ワナビ(再デビューを目指している感じ)女性書店員が、呪歌により幼女に変身する能力を得てしまう。
 それを契機に、人ならざる気配のする同僚とともに数々の怪異に巻き込まれていく伝奇もの、なのだが。
 まあ、この豊満書店員のあられもないカットが端々に挟まれて、眼福なのだよなぁ。
 胸は当然デカいのだが、「ケツとタッパのいい」女でもあるのだ!
 ホラーとエロスはいにしえより相性ベストマッチ、古事記にも書いてある!
 く~~~~っ、お兄さん好きでしょ、こういうの!
 書店員、能力を調節して幼女だけでなく学校での怪異調査のためにJKにも変身しちゃうから、こう……様々な肉付きを楽しめて守備範囲が広い!
 レフト、センター、ライトできるって感じ!
 中学生は同僚の妹(こちらも可愛い! ブラコン!)が担当しているから、隙がないよね!
 怪異もいにしえの文献から出てきたようなのから、ヴァーチャル配信者のアバターを借りた現代ナイズドされた妖怪までバラエティ豊か。

・「狼と香辛料 merchant meets the wise wolf」

◎編者コメント
 再アニメ化作品。
 今年は『アマテラス解体新書』の記述を元に、こじつけ含めて本エッセイで都市伝説解釈させてもらった。
 とんでもない知識量が作品のバックグラウンドに見えて、舌を巻いたよねぇ。

・「逃げ上手の若君」

◎編者コメント
「こら。死んだらどうする」
 1話でメスの顔を見せて視聴者のハートを鷲掴みにした、2024年を代表するショタ。
 その名も北条時行。
 Twitterには北条の子孫を名乗るユーザーが登場し、先祖に欲情した報告をしてバズっていた。稀有な経験をされましたな。
 諏訪頼重は『ネウロ』世界のキャラと比べても遜色ない濃いキャラだし、敵方の武将らも癖が強すぎる!
 2期制作は決まっているようなので、楽しみに待ちたい。
 アニメからハマって原作を大人買いしたメンバーもいた。
 漫画好きとのことで、今年を代表する漫画を挙げてもらいたかったが、多忙らしくワードの選定は少なかった。

・「負けヒロインが多すぎる!」

◎編者コメント
 筆者が原作勢であることは、以前のエッセイで書いた通り。
 原作の不穏な「#Me too」を多用するヒロインが改変されていたことに、胸をなでおろした。
(原作を知っているがゆえに、八奈見はただの食いしんぼうでヒロインとして見れないのよな)
 海外勢にやたら人気だったらしく、確かに面白かったが驚きを隠せない筆者である。
 ライトノベル、まだまだ世界で戦えるんだな!!
 まあ、「senpai」が海外でヒロインの恋心に気付いてくれないいけずな年上男性みたいなアニメ用語というか、スラングとして定着してるって聞いたこともあるし……負けヒロイン概念の切なさの需要が高いのかもしれない。
(※本作において各勝ちヒロインとくっつく男性キャラは、全員それぞれの負けヒロインの想いに気付かされています)
 最近のラブコメは二極化している、みたいな話を聞いたことがある。
 一途にブレずに一人のヒロインを想い続けるのと、出てくるヒロイン全員が主人公に惚れる系。
 後者は普通にハーレム系では?みたいに思われるだろうが、想像の域を超えているらしい。
 そんな中、『マケイン』は主人公が自分の恋に気付いていない立ち位置という新鮮味がウケているのかもしれない。


────────後編へ、つづく!
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