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人生に疲れた話
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死にたい。
まだ昼だというのに会社から逃げるように出てきてしまった。
職場と自宅の代わり映えのない往復。女らしい私生活を切り捨てて、自分なりにやってきたつもりだった。
パワハラ、セクハラ。お局のイジメにも耐えてやっと自分のところにやってきた大きい企画。上司のしょーもないミスが何故か私のせいになり。さっきの会議で延々と吊るし上げられた。ミスした上司も、いつもは声が大きいお局も、私に目も合わせず下を向きっぱなし。
悔しくて悔しくて何度も泣きそうなったのを無理矢理耐えた。ここで泣いたらまた何か言われる。
最終的には私が全ての責任を取るという結論で会議は終わった。
もういい、もう充分だ。
死にたい。
近くに教会があるのはしっていた。通勤の途中にある古い教会だ。私と同い年ぐらいのシスターが子供達と一緒に遊んでいるのを見かけていた。
ああ。あの人は心から楽しそうに仕事をしているなあ。なんていつも思っていた。
救われたかったのだろう。気づいたら教会の扉を開いていた。
でも、勝手も分かるわけはなく、なんとなく神聖な空気感とか、そういうものに気圧され、出て行こうとした時。
声をかけられた。
「どうされましたか?」
振り返ると、いつも見かける楽しそうなシスターの子だった。
「いえ、別に」
「むむ!あなた人生に悩んでますね?私にはわかるんです!」
ガシッと腕を掴まれてしまった。
「え、いや、ちょっと」
「ささっ。こちらへどうぞ!一杯だけお茶飲んでってください」
顔はすごくにこにこしてるのになんか腕の力はめっちゃ強い。
なんか、かなり強引に奥の小部屋に連れていかれ、一つしかないテーブル席?に座らされてしまった。
「お待たせしました。この紅茶とっても美味しいんですよ?あ、お砂糖は要ります?」
「砂糖は結構です。」
「そうですか、大人ですね!」
と紅茶の入ったカップを私の前においてくれた。
凄くいい匂い。
「それで、なんであなたみたいな美人さんがそんなに暗い顔をしているんですか?」
「えっと、それは・・・」
悩んでいたことは事実だけど、関係のない人に話す話でもないしな。
「関係ない人だからいいんじゃないですか」
え?いま心の声を読まれた?この子エスパー?
「あと、この部屋は元々懺悔室を改修したもので、そういう意味じゃあ秘密を打ち明けるのにはぴったりの場所なんです。」
「まあ。それじゃあ」
もう、会社に戻るつもりもないし。せっかくだから全部話しちゃおうかな
「死にたいんです。私。」
私が話をしている間シスターは一生懸命話を聴いてくれた。とっても大きなリアクション付きで。
そのリアクションが良くてどうでもいいことまでついつい話してしまった。大事な会議の日に血液型占いが最悪だったことや、流れ星を見かたのにお願いできなかったこと。上司の声が嫌いなこととか。
色々、全部。
なんだかシスターの怒った顔や悲しんでいる顔を見ているとこっちまで感情が高ぶってしまった。
不覚にも最終的には、涙が止まらなくなった。
「―――って、今会社を飛び出してきたところ」
「ぞうだったんですがあ。お姉さんすごく頑張っていたのに。だがら死にたいなんて言ってたんでずねえ」
シスターは顔をぐしゃぐしゃにして私の話を聞いてくれていた。
ゴシゴシと涙を拭いて、顔を上げる。
「ずずっ。わかりました!今日はもう会社に戻るのやめましょう!私のお手伝いをしてください!」
そんな急に言われても……。
彼女の目は真剣である。
まあ、死のうと思っていたぐらいだ、もうどうにでもなれ。
「わかった。何を手伝えばいい?」
「お!もうどうにでもなれって感じいいですね!」
やっぱりエスパー?
「お姉さんには屋根裏の掃除を手伝ってもらいます!」
ハシゴを登ると明らかに何年も掃除されていない屋根裏であることが一目でわかった。
ゴミ?の山で奥の天窓がふさがれており、かなり暗い。
これ本当に片付くかなあ。
「まあまあそんな顔しないでください。ちゃんとお礼もいたしますから。では!とりかかりましょう!」
片手にランプ、片手にゴミ袋を持ったシスターは勢いよく突っ込んでいき、そして案の定転んだ。
両手が塞がっているためにかなり派手にゴミの山に文字通り突っ込んでしまった。
ゴミ山が雪崩のように崩れシスターが埋まる。
「大丈夫!?」
慌てて駆け寄って手をさしのばす。
「す、すみません」
なんだかんだ恥ずかしかったようで顔を赤くしながら私の手をとる。
よいしょと引っ張ると私に抱きつく形になった。
あ、いい匂い。
「失礼しました。気を取直して頑張りましょー!へへへ」
予想通り、いや予想以上にゴミの山は手強く、なにかの彫像やら絵画まで出てきた。
「これ売ったらかなり高いんじゃないの?」
「どうですかね-?あとで院長に聞いてみましょう」
ゴミを片付けて掃除をしていると不思議と心が落ち着いてきたような気がする。
ひたすら無心で床を拭いたり、ゴミを運んだり。
はあ、そういえば確かに最近こんなに何も考えないで身体動かした事なかったなあ。
上司の顔色伺ったり、嫌いな同僚に愛想良くしたり。資料作るときだっって色んな奴の顔が浮かんで、馬鹿みたいに気使って。最終的にはあの仕打ちだし。
シスターはテキパキとゴミを片している。顔は真剣だけどどこか楽しそうで…正直すごく羨ましい。
「お?どうしたんですか?あー。その手に持っている小さめの椅子はバラバラにしてここに入れてください」
「―――あなたはどうしてシスターになったの?」
「え?私ですか?うーんとなんだろ、なんとなくですかね?小さい頃に教会でにいるシスターを見かけたんですよ。そしたらなんかその人すごく楽しそうで。私も将来こうなりたいなぁって思ったんですよね。それで気づいたらシスターになってました!」
「ふーん。そっか。小さい頃からの夢か」
あれ?まてよ?
「あ!私も同じだわ」
「むむ?どういうことですか?」
思い出した。
小さい頃、バリバリ働いているお姉さんを見て、格好いいと思った。
私もこうなりたいって思ったんだ。
なんで忘れてたんだろう。
「私も小さい頃からの夢だったんだ。カッコいい働く女の人になるの」
「じゃあほとんど叶ってますね。お姉さんメチャメチャ格好いいですよ!」
なんか照れるな。
「よし!もう一息です!頑張りましょう」
「おわったー!!!つかれたーーーーーー!」
いや、本当に…。こんなに身体動かしたのいつぶりだろう。
もうすっかり陽も落ちてしまっている。
「ありがとうございました!ふー。これで院長に怒られなくてすみますー」
「あれ?私、本当に手伝わされたけなの?」
「あーいえいえ!お礼の件ですよね。忘れてないですよ。そこの天窓から外を覗いてみてください」
「え?まあいいけど」
天窓を開けて少し顔をだす。
「え?」
真っ黒な夜空にたくさんの光の線。
「流れ星?」
「そうです!先程言っていましたよね。お星さまに願い事をしそびれたって。これでいくらでもお願いできますね!」
そういえば今日はしし座流星群とかテレビでやっていたっけ?
「綺麗…」
天窓に切り取られた夜空には満点の星が流れ続ける。
ああ。これならいくらでも願いが叶いそうだ。
上司も同僚も後輩もお局も、会社も私生活もなんだかもうどうでもいいや。
「―――シスターさん?まさかこれがそのお礼?」
「はい!…あれ?」
「私、会社無断で午後休んでその報酬がこの星空だけ?」
「ごめんなさい!そうですよね?あわわ、どうしよう」
「…ふふふっ。冗談。」
「よかったあ」
「掃除したお礼がこの星空なんて」
本当に本当に
「最高」
ただただ、気が済むまで夜空を見つめていた。
まだ昼だというのに会社から逃げるように出てきてしまった。
職場と自宅の代わり映えのない往復。女らしい私生活を切り捨てて、自分なりにやってきたつもりだった。
パワハラ、セクハラ。お局のイジメにも耐えてやっと自分のところにやってきた大きい企画。上司のしょーもないミスが何故か私のせいになり。さっきの会議で延々と吊るし上げられた。ミスした上司も、いつもは声が大きいお局も、私に目も合わせず下を向きっぱなし。
悔しくて悔しくて何度も泣きそうなったのを無理矢理耐えた。ここで泣いたらまた何か言われる。
最終的には私が全ての責任を取るという結論で会議は終わった。
もういい、もう充分だ。
死にたい。
近くに教会があるのはしっていた。通勤の途中にある古い教会だ。私と同い年ぐらいのシスターが子供達と一緒に遊んでいるのを見かけていた。
ああ。あの人は心から楽しそうに仕事をしているなあ。なんていつも思っていた。
救われたかったのだろう。気づいたら教会の扉を開いていた。
でも、勝手も分かるわけはなく、なんとなく神聖な空気感とか、そういうものに気圧され、出て行こうとした時。
声をかけられた。
「どうされましたか?」
振り返ると、いつも見かける楽しそうなシスターの子だった。
「いえ、別に」
「むむ!あなた人生に悩んでますね?私にはわかるんです!」
ガシッと腕を掴まれてしまった。
「え、いや、ちょっと」
「ささっ。こちらへどうぞ!一杯だけお茶飲んでってください」
顔はすごくにこにこしてるのになんか腕の力はめっちゃ強い。
なんか、かなり強引に奥の小部屋に連れていかれ、一つしかないテーブル席?に座らされてしまった。
「お待たせしました。この紅茶とっても美味しいんですよ?あ、お砂糖は要ります?」
「砂糖は結構です。」
「そうですか、大人ですね!」
と紅茶の入ったカップを私の前においてくれた。
凄くいい匂い。
「それで、なんであなたみたいな美人さんがそんなに暗い顔をしているんですか?」
「えっと、それは・・・」
悩んでいたことは事実だけど、関係のない人に話す話でもないしな。
「関係ない人だからいいんじゃないですか」
え?いま心の声を読まれた?この子エスパー?
「あと、この部屋は元々懺悔室を改修したもので、そういう意味じゃあ秘密を打ち明けるのにはぴったりの場所なんです。」
「まあ。それじゃあ」
もう、会社に戻るつもりもないし。せっかくだから全部話しちゃおうかな
「死にたいんです。私。」
私が話をしている間シスターは一生懸命話を聴いてくれた。とっても大きなリアクション付きで。
そのリアクションが良くてどうでもいいことまでついつい話してしまった。大事な会議の日に血液型占いが最悪だったことや、流れ星を見かたのにお願いできなかったこと。上司の声が嫌いなこととか。
色々、全部。
なんだかシスターの怒った顔や悲しんでいる顔を見ているとこっちまで感情が高ぶってしまった。
不覚にも最終的には、涙が止まらなくなった。
「―――って、今会社を飛び出してきたところ」
「ぞうだったんですがあ。お姉さんすごく頑張っていたのに。だがら死にたいなんて言ってたんでずねえ」
シスターは顔をぐしゃぐしゃにして私の話を聞いてくれていた。
ゴシゴシと涙を拭いて、顔を上げる。
「ずずっ。わかりました!今日はもう会社に戻るのやめましょう!私のお手伝いをしてください!」
そんな急に言われても……。
彼女の目は真剣である。
まあ、死のうと思っていたぐらいだ、もうどうにでもなれ。
「わかった。何を手伝えばいい?」
「お!もうどうにでもなれって感じいいですね!」
やっぱりエスパー?
「お姉さんには屋根裏の掃除を手伝ってもらいます!」
ハシゴを登ると明らかに何年も掃除されていない屋根裏であることが一目でわかった。
ゴミ?の山で奥の天窓がふさがれており、かなり暗い。
これ本当に片付くかなあ。
「まあまあそんな顔しないでください。ちゃんとお礼もいたしますから。では!とりかかりましょう!」
片手にランプ、片手にゴミ袋を持ったシスターは勢いよく突っ込んでいき、そして案の定転んだ。
両手が塞がっているためにかなり派手にゴミの山に文字通り突っ込んでしまった。
ゴミ山が雪崩のように崩れシスターが埋まる。
「大丈夫!?」
慌てて駆け寄って手をさしのばす。
「す、すみません」
なんだかんだ恥ずかしかったようで顔を赤くしながら私の手をとる。
よいしょと引っ張ると私に抱きつく形になった。
あ、いい匂い。
「失礼しました。気を取直して頑張りましょー!へへへ」
予想通り、いや予想以上にゴミの山は手強く、なにかの彫像やら絵画まで出てきた。
「これ売ったらかなり高いんじゃないの?」
「どうですかね-?あとで院長に聞いてみましょう」
ゴミを片付けて掃除をしていると不思議と心が落ち着いてきたような気がする。
ひたすら無心で床を拭いたり、ゴミを運んだり。
はあ、そういえば確かに最近こんなに何も考えないで身体動かした事なかったなあ。
上司の顔色伺ったり、嫌いな同僚に愛想良くしたり。資料作るときだっって色んな奴の顔が浮かんで、馬鹿みたいに気使って。最終的にはあの仕打ちだし。
シスターはテキパキとゴミを片している。顔は真剣だけどどこか楽しそうで…正直すごく羨ましい。
「お?どうしたんですか?あー。その手に持っている小さめの椅子はバラバラにしてここに入れてください」
「―――あなたはどうしてシスターになったの?」
「え?私ですか?うーんとなんだろ、なんとなくですかね?小さい頃に教会でにいるシスターを見かけたんですよ。そしたらなんかその人すごく楽しそうで。私も将来こうなりたいなぁって思ったんですよね。それで気づいたらシスターになってました!」
「ふーん。そっか。小さい頃からの夢か」
あれ?まてよ?
「あ!私も同じだわ」
「むむ?どういうことですか?」
思い出した。
小さい頃、バリバリ働いているお姉さんを見て、格好いいと思った。
私もこうなりたいって思ったんだ。
なんで忘れてたんだろう。
「私も小さい頃からの夢だったんだ。カッコいい働く女の人になるの」
「じゃあほとんど叶ってますね。お姉さんメチャメチャ格好いいですよ!」
なんか照れるな。
「よし!もう一息です!頑張りましょう」
「おわったー!!!つかれたーーーーーー!」
いや、本当に…。こんなに身体動かしたのいつぶりだろう。
もうすっかり陽も落ちてしまっている。
「ありがとうございました!ふー。これで院長に怒られなくてすみますー」
「あれ?私、本当に手伝わされたけなの?」
「あーいえいえ!お礼の件ですよね。忘れてないですよ。そこの天窓から外を覗いてみてください」
「え?まあいいけど」
天窓を開けて少し顔をだす。
「え?」
真っ黒な夜空にたくさんの光の線。
「流れ星?」
「そうです!先程言っていましたよね。お星さまに願い事をしそびれたって。これでいくらでもお願いできますね!」
そういえば今日はしし座流星群とかテレビでやっていたっけ?
「綺麗…」
天窓に切り取られた夜空には満点の星が流れ続ける。
ああ。これならいくらでも願いが叶いそうだ。
上司も同僚も後輩もお局も、会社も私生活もなんだかもうどうでもいいや。
「―――シスターさん?まさかこれがそのお礼?」
「はい!…あれ?」
「私、会社無断で午後休んでその報酬がこの星空だけ?」
「ごめんなさい!そうですよね?あわわ、どうしよう」
「…ふふふっ。冗談。」
「よかったあ」
「掃除したお礼がこの星空なんて」
本当に本当に
「最高」
ただただ、気が済むまで夜空を見つめていた。
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