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傍らにそれが立つだけで、火傷を負うほどの灼熱。
バチバチと、ショートした機械のように放電する腕は、燃え上がっていた。
「四方津が何を言おうと関係ねぇ。消し炭にしてやるから、さっさと立て」
もしや、と思っていたがその言葉で確信した。
「……オト、ちゃん……?」
「タッちゃん。身体が少しでも回復したら、できるだけ離れて」
ロンググローブのごとく腕に炎を纏うのは、明代だった。
制服の袖は焼き切れ、顔に付着した煤はまるでドス黒い感情の表出。
「タッちゃんのこと、鉄板焼きにしたくないから」
「……ホーリーシット! パイロキネシス!?」
立ち上がったアニサキス曹長が、頓狂な声を上げる。
どうしたことか、軍服がところどころ焼け焦げている。
なにがなんだかわからないが、状況を見れば起きたことは浮き彫りになる。
自分の認知できていない記憶の空白を、推測で埋める。
首を掴まれ持ち上げられた、あの時。
帰ってきた明代が、アニサキス曹長に火を放った。
トドメを刺されるはずだった俺は、余裕を失ったアニサキス曹長に投げ捨てられた。
こんなところだろうか。
「来ないなら、こっちから行くぞ」
ごう、と明代の背中に業火が燃え上がる。
まるで不動明王像だ、と思ったのも束の間。
火炎は瞬く間に分化し、いくつもの火球となってアニサキス曹長に殺到した。
しかし、一発としてアニサキス曹長にそれらは命中しなかった。
肩透かしを食らったような顔をしたのも一瞬。
アニサキス曹長はファイティングポーズを取って、その場でサイドステップを始める。
「明代、逃げろ!」
まただ。
風に溶けるように、あの巨体が消える。
まさに、疾風迅雷。
バルクアップした俺と互角以上の筋肉を鍛錬で身に付ければ、瞬間移動すら可能にするというのか。
「当たらないよ、ファイアーガール」
即座に殴ることをせず、消えては現れ、現れては消えを繰り返すアニサキス曹長。
火球をわざとらしくギリギリで避け、明代を挑発している。
まずい。
血の気の多い明代には効果覿面、あんなのすぐに頭に血が上ってしまう。
心配した通り、目に見えて火球の投射精度が乱れ始めた。
火球自体は即時に補充されているが、それもいつまでもつのやら。
「ハン! 所詮は平和ボケしたジャップ!」
馬鹿にして吐き捨て、アニサキス曹長は前傾姿勢を深くした。
「来るぞ、明代!」
変化を見逃さなかった俺は、声を張り上げる。
しかし、明代は迎撃の姿勢を取らない。
まさか明代のやつ、捨て鉢になっているのか?
もしくは、増援が駆けつけるまでの時間稼ぎか?
クソッ!
俺にもっと、力があれば。
雷獣の犬歯もアニサキス曹長の鉄拳も跳ね返す、鋼よりも硬い筋肉があれば!
歯噛みする俺をよそに、アニサキス曹長は脚に力を溜め────────姿を消す。
まただ。コンビニ前での戦闘と、同じことが起きてしまう!
また俺は明代に庇われて、明代に傷を負わせてしまう。
情けなさ過ぎて、涙が出た。
死の突風が起こり、何の力もない俺の涙を瞬時に乾かす。
「タッちゃんを、泣かせたな」
いくら発火能力を得た明代でも、敵うわけがない。
アニサキス曹長のでたらめな速さと膂力の前では、なす術もない。
絶望の瞬間は、今まさに────────────────
「NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!」
訪れなかった。
「なにいっちょ前に苦しんでるんだよ」
火の輪くぐりに失敗した猛獣。
否、飛んで火にいる夏の虫。
鳥肌ものの悲鳴だった。
明代を殴り殺さんと肉薄したアニサキス曹長の前に、炎の壁が立ち塞がった。
突っ込んだら、火ダルマになるのは必定。
アニサキス曹長は明代の側をかすめ、その背後へとカッ飛んでいった。
「タッちゃんの受けた苦痛は、そんなもんじゃねぇぞ」
軍服を燃やし、肌を爛れさせる炎を揉み消さんと、転げまわるアニサキス曹長。
言葉通り、それで終わりではなかった。
見覚えのある、右手を挙げるポーズを明代が取った瞬間。
ゴオオオオッ!
大気を灼き、極光が落ちてきた。
視界をUVに染め抜いて、逆巻くのは超高熱火炎。
火柱が、アニサキス曹長を呑み込んでいた。
地より噴きあがる炎は飴を舐める舌のごとく、獲物の肉をじっくりと焼き焦がす。
現世に地獄を召喚する絶技。
業火の消えた後には、黒焼きになったアニサキス曹長の遺骸だけが残っていた。
「チッ! 灰にはなんねぇのかよ」
興奮しているのか、覚悟を決めてきたのか。
悪態をつく明代に、なんと声を掛けたらいいのか迷った。
むしろ、その資格があるのか?
俺が弱いばっかりに、やっぱりこうなるのか。
アニサキス曹長は敵だ、とか、俺を守るためだった、なんて。
そんな言い訳は、明代の負った業の前では何の慰めにもならない。
明代に、人を殺させてしまった。それだけが事実であり、結果だ。
「タッちゃん!」
呆然とする俺に、明代が駆け寄ってきた。
「もうすぐ四方津の医療チームが来るから! だから、もう少しの辛抱だよ! 絶対、絶対に大丈夫だから!」
「そんなことより俺は、オトちゃんを……オトちゃんを人殺しにしてしまったことが……」
「もう。どうしてタッちゃんはいつもそう馬鹿なんだよ」
「……ファイアーガールの言う通りだぜ、タツオボーイ。ユーは早とちりの馬鹿だ」
掠れきっているが、強い意志の籠ったライス国訛りの日本語。
「嘘だろ、オエッ! 気っ色悪い、何なんだよそれ!」
怯えた声を上げる明代に倣い、俺もアニサキス曹長の遺骸を見る。
できることなら見たくはなかった光景に、肌が粟立った。
黒焦げの焼死体から、ピンク色の無数の細い肉紐が伸びて蠢いていたのだ。
「まさか、筋線維」
寄生虫の群れのようなそれの正体に思い至り、自然と口にしていた。
「Exactly! HAHAHA! 美女も一皮剥けばこの通りってわけだ、タツオボーイ!」
結びつき、肥大化し、まとまったかと思えば細分化して。
筋線維の群れは、焼死体を立ち上がれるまでに肉体を再生させてしまった。
「くっ、こいつ。不死身なのか」
「ワッツ? エレメンタリーで実験しなかったか? カエルの脚に電極繋いで、電気を流して動かすやつ。在日新ライス軍の雷獣部隊が、どうしてみんなあんなにマッチョなのかthinkしなかったのか?」
「ま、まさか。いや、そんな馬鹿な!」
「最初はみんな否定してかかる。でも、ミーはトライした。他人と違うことをしなきゃ、サクセスできないものだよ、タツオボーイ!」
「体外に放電するのではなく、筋肉を動かすことに電気を使った……!?」
「アンビリーバブル? But! ザッツ、ファクト!」
両手の親指を自身に向けて、アニサキス曹長は高らかに宣言した。
放電性能の通称と裏腹に、そんな使い方ができるなんて。想像すらしなかった。
電撃抜きでも高い、雷獣の人間離れした膂力、俊敏性、戦闘力。
その秘密を解き明かし、実践し、著しい成果を得る。軍隊や戦争が科学を発展させてきたとは、こういうことか。
「たとえ絶縁体のボディと、マッチョにヘンシンする能力がボーイにあろうと」
皮膚が再生されるも軍服はそうもいかない。
全然見ても嬉しくない裸体を晒したアニサキス曹長が、吼えた。
「Electrical resurrectionの有無は、超えられない壁として立ちはだかり! ユーはミーに勝てない、永遠のアンダードッグなフェムボーイというわけだ!」
まったく反論できない。
明代がパイロキネシスとやらに目覚めて駆けつけてくれなければ、俺は死んでいた。
今も、首の皮一枚繋がってるだけの瀕死状態だ。
だがいくら明代が消し炭にしようとも。
電気の力で際限なく蘇生するアニサキス曹長を倒す術は、俺たちにはない。
詰みだ。
「ア──ッハッハッハッハッハッハッハッハッハ! それで勝ったつもりか、クソデブス!」
絶望しかけた俺の隣で、豪快に笑うは幼馴染。
「負け戦が決まって、気でも触れたかファイアーガール」
一瞬、場違いな高笑いにアニサキス曹長もたじろいだ。しかし、すぐに得心がいったように憐れむ目を明代に向けた。
しかし。
俺の幼馴染は、虚勢でもなんでもなく堂々としていた。
「なんで? 再生するのは筋肉だけなんでしょ? いや、神経もするのかもしらんけど」
「だけ? 何が言いたい、ファイアーガール!」
「タッちゃん、ごめん。まだ立てる?」
「向こうがゾンビなら、こっちはネクロマンサーかよ。無理だつっても、立たせるくせに」
電撃再生のできない俺の腕は、当然使えない。
顔やら胸やらに、一撃一撃が交通事故クラスのラッシュを浴びてるから、姿勢を保つのも苦痛が凄い。背骨が生きてるのが奇跡だ。
「耳貸して、あいつを倒す方法がある。軍人の戦闘センスを鑑みれば、たぶん、一度しか使えない」
バチバチと、ショートした機械のように放電する腕は、燃え上がっていた。
「四方津が何を言おうと関係ねぇ。消し炭にしてやるから、さっさと立て」
もしや、と思っていたがその言葉で確信した。
「……オト、ちゃん……?」
「タッちゃん。身体が少しでも回復したら、できるだけ離れて」
ロンググローブのごとく腕に炎を纏うのは、明代だった。
制服の袖は焼き切れ、顔に付着した煤はまるでドス黒い感情の表出。
「タッちゃんのこと、鉄板焼きにしたくないから」
「……ホーリーシット! パイロキネシス!?」
立ち上がったアニサキス曹長が、頓狂な声を上げる。
どうしたことか、軍服がところどころ焼け焦げている。
なにがなんだかわからないが、状況を見れば起きたことは浮き彫りになる。
自分の認知できていない記憶の空白を、推測で埋める。
首を掴まれ持ち上げられた、あの時。
帰ってきた明代が、アニサキス曹長に火を放った。
トドメを刺されるはずだった俺は、余裕を失ったアニサキス曹長に投げ捨てられた。
こんなところだろうか。
「来ないなら、こっちから行くぞ」
ごう、と明代の背中に業火が燃え上がる。
まるで不動明王像だ、と思ったのも束の間。
火炎は瞬く間に分化し、いくつもの火球となってアニサキス曹長に殺到した。
しかし、一発としてアニサキス曹長にそれらは命中しなかった。
肩透かしを食らったような顔をしたのも一瞬。
アニサキス曹長はファイティングポーズを取って、その場でサイドステップを始める。
「明代、逃げろ!」
まただ。
風に溶けるように、あの巨体が消える。
まさに、疾風迅雷。
バルクアップした俺と互角以上の筋肉を鍛錬で身に付ければ、瞬間移動すら可能にするというのか。
「当たらないよ、ファイアーガール」
即座に殴ることをせず、消えては現れ、現れては消えを繰り返すアニサキス曹長。
火球をわざとらしくギリギリで避け、明代を挑発している。
まずい。
血の気の多い明代には効果覿面、あんなのすぐに頭に血が上ってしまう。
心配した通り、目に見えて火球の投射精度が乱れ始めた。
火球自体は即時に補充されているが、それもいつまでもつのやら。
「ハン! 所詮は平和ボケしたジャップ!」
馬鹿にして吐き捨て、アニサキス曹長は前傾姿勢を深くした。
「来るぞ、明代!」
変化を見逃さなかった俺は、声を張り上げる。
しかし、明代は迎撃の姿勢を取らない。
まさか明代のやつ、捨て鉢になっているのか?
もしくは、増援が駆けつけるまでの時間稼ぎか?
クソッ!
俺にもっと、力があれば。
雷獣の犬歯もアニサキス曹長の鉄拳も跳ね返す、鋼よりも硬い筋肉があれば!
歯噛みする俺をよそに、アニサキス曹長は脚に力を溜め────────姿を消す。
まただ。コンビニ前での戦闘と、同じことが起きてしまう!
また俺は明代に庇われて、明代に傷を負わせてしまう。
情けなさ過ぎて、涙が出た。
死の突風が起こり、何の力もない俺の涙を瞬時に乾かす。
「タッちゃんを、泣かせたな」
いくら発火能力を得た明代でも、敵うわけがない。
アニサキス曹長のでたらめな速さと膂力の前では、なす術もない。
絶望の瞬間は、今まさに────────────────
「NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!」
訪れなかった。
「なにいっちょ前に苦しんでるんだよ」
火の輪くぐりに失敗した猛獣。
否、飛んで火にいる夏の虫。
鳥肌ものの悲鳴だった。
明代を殴り殺さんと肉薄したアニサキス曹長の前に、炎の壁が立ち塞がった。
突っ込んだら、火ダルマになるのは必定。
アニサキス曹長は明代の側をかすめ、その背後へとカッ飛んでいった。
「タッちゃんの受けた苦痛は、そんなもんじゃねぇぞ」
軍服を燃やし、肌を爛れさせる炎を揉み消さんと、転げまわるアニサキス曹長。
言葉通り、それで終わりではなかった。
見覚えのある、右手を挙げるポーズを明代が取った瞬間。
ゴオオオオッ!
大気を灼き、極光が落ちてきた。
視界をUVに染め抜いて、逆巻くのは超高熱火炎。
火柱が、アニサキス曹長を呑み込んでいた。
地より噴きあがる炎は飴を舐める舌のごとく、獲物の肉をじっくりと焼き焦がす。
現世に地獄を召喚する絶技。
業火の消えた後には、黒焼きになったアニサキス曹長の遺骸だけが残っていた。
「チッ! 灰にはなんねぇのかよ」
興奮しているのか、覚悟を決めてきたのか。
悪態をつく明代に、なんと声を掛けたらいいのか迷った。
むしろ、その資格があるのか?
俺が弱いばっかりに、やっぱりこうなるのか。
アニサキス曹長は敵だ、とか、俺を守るためだった、なんて。
そんな言い訳は、明代の負った業の前では何の慰めにもならない。
明代に、人を殺させてしまった。それだけが事実であり、結果だ。
「タッちゃん!」
呆然とする俺に、明代が駆け寄ってきた。
「もうすぐ四方津の医療チームが来るから! だから、もう少しの辛抱だよ! 絶対、絶対に大丈夫だから!」
「そんなことより俺は、オトちゃんを……オトちゃんを人殺しにしてしまったことが……」
「もう。どうしてタッちゃんはいつもそう馬鹿なんだよ」
「……ファイアーガールの言う通りだぜ、タツオボーイ。ユーは早とちりの馬鹿だ」
掠れきっているが、強い意志の籠ったライス国訛りの日本語。
「嘘だろ、オエッ! 気っ色悪い、何なんだよそれ!」
怯えた声を上げる明代に倣い、俺もアニサキス曹長の遺骸を見る。
できることなら見たくはなかった光景に、肌が粟立った。
黒焦げの焼死体から、ピンク色の無数の細い肉紐が伸びて蠢いていたのだ。
「まさか、筋線維」
寄生虫の群れのようなそれの正体に思い至り、自然と口にしていた。
「Exactly! HAHAHA! 美女も一皮剥けばこの通りってわけだ、タツオボーイ!」
結びつき、肥大化し、まとまったかと思えば細分化して。
筋線維の群れは、焼死体を立ち上がれるまでに肉体を再生させてしまった。
「くっ、こいつ。不死身なのか」
「ワッツ? エレメンタリーで実験しなかったか? カエルの脚に電極繋いで、電気を流して動かすやつ。在日新ライス軍の雷獣部隊が、どうしてみんなあんなにマッチョなのかthinkしなかったのか?」
「ま、まさか。いや、そんな馬鹿な!」
「最初はみんな否定してかかる。でも、ミーはトライした。他人と違うことをしなきゃ、サクセスできないものだよ、タツオボーイ!」
「体外に放電するのではなく、筋肉を動かすことに電気を使った……!?」
「アンビリーバブル? But! ザッツ、ファクト!」
両手の親指を自身に向けて、アニサキス曹長は高らかに宣言した。
放電性能の通称と裏腹に、そんな使い方ができるなんて。想像すらしなかった。
電撃抜きでも高い、雷獣の人間離れした膂力、俊敏性、戦闘力。
その秘密を解き明かし、実践し、著しい成果を得る。軍隊や戦争が科学を発展させてきたとは、こういうことか。
「たとえ絶縁体のボディと、マッチョにヘンシンする能力がボーイにあろうと」
皮膚が再生されるも軍服はそうもいかない。
全然見ても嬉しくない裸体を晒したアニサキス曹長が、吼えた。
「Electrical resurrectionの有無は、超えられない壁として立ちはだかり! ユーはミーに勝てない、永遠のアンダードッグなフェムボーイというわけだ!」
まったく反論できない。
明代がパイロキネシスとやらに目覚めて駆けつけてくれなければ、俺は死んでいた。
今も、首の皮一枚繋がってるだけの瀕死状態だ。
だがいくら明代が消し炭にしようとも。
電気の力で際限なく蘇生するアニサキス曹長を倒す術は、俺たちにはない。
詰みだ。
「ア──ッハッハッハッハッハッハッハッハッハ! それで勝ったつもりか、クソデブス!」
絶望しかけた俺の隣で、豪快に笑うは幼馴染。
「負け戦が決まって、気でも触れたかファイアーガール」
一瞬、場違いな高笑いにアニサキス曹長もたじろいだ。しかし、すぐに得心がいったように憐れむ目を明代に向けた。
しかし。
俺の幼馴染は、虚勢でもなんでもなく堂々としていた。
「なんで? 再生するのは筋肉だけなんでしょ? いや、神経もするのかもしらんけど」
「だけ? 何が言いたい、ファイアーガール!」
「タッちゃん、ごめん。まだ立てる?」
「向こうがゾンビなら、こっちはネクロマンサーかよ。無理だつっても、立たせるくせに」
電撃再生のできない俺の腕は、当然使えない。
顔やら胸やらに、一撃一撃が交通事故クラスのラッシュを浴びてるから、姿勢を保つのも苦痛が凄い。背骨が生きてるのが奇跡だ。
「耳貸して、あいつを倒す方法がある。軍人の戦闘センスを鑑みれば、たぶん、一度しか使えない」
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