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おかしい。
車が自宅のある住宅街に近づいてきた頃、そう直感した。
別に、日曜の午後だからっていつも子供が道路で遊んでいるわけではない。
けれど、いつもと違う妙な静けさがあった。
窓を開け、身を乗り出して外を見回す。
「ああああああああああああああっ!!」
不意に聞こえてきたのは、子供の泣く声。
「あっ!」
声のした方を見れば、屋根の上に、迷彩服に身を包んだ四つん這いの人間。
盛り上がった筋肉に、短く刈られたブロンドの髪。
付き合いのない家だ。
けれど屋根に上るのが趣味の西洋人が住んでいるなんて、俺は聞いたことがない。
性別が一見してわからないそいつは、子供の首根っこを咥え持っていた。
四足獣の親がするようなそれだが、自分の子供ではなかろう。
思い出すのは四方津から聞いた、子供を攫う在日新ライス軍の噂。
その家の裏の方から、子供のものらしい名前を叫ぶ女の声が聞こえる。
母親が放電能力で交戦しないのは、不能なのか。それとも……。
「ん? どうし……うわっ!」
「うおわああああっ!?」
急ハンドルが切られ、ブレーキが悲鳴を上げる。
「……痛ってぇ!」
急停止による慣性の法則か何かのはたらきで、俺は車内にひっくり返ってしまう。
腰も打ったが、後頭部にやたら強い衝撃を感じた。
目の奧で星が散るとか、額に貫通する痛みとかの次元じゃない。筆舌に尽くしがたい痛みだ。脳幹をやるとシャレにならんよ、という身体からの警告。
車のシートって、こんな殺意高い硬さだっけ?
果たして、目を剥いて見上げた先で俺は激痛の原因と目が合った。
「ごめん、膝で。胸とか太腿で、受け止めてやれなかった」
「……なるほど。ラッキースケベならぬ、即死の膝(アンラッキーニーキック)ね」
「大丈夫? おっぱい、揉む?」
「親の車ん中でそれは……もとい、冗談でもそんな自分を安売りすんなよ」
本調子じゃない明代のエロい冗談は、元気なときのそれよりもそそるものがあった。
でも幼馴染相手にそんなのできるわけもなく、俺は遠慮して身体を起こす。
「私の胸ってそんなに、魅力ないのかよ。せっかく大きくなったのに」
あとで骨の折れるフォローをすることになる気がするが、今は気持ちを切り替える。
「マジかよ」
フロントガラスの向こうには、四つん這いの女軍人の姿があった。
側頭部をバリカンでガッツリ刈り込んだ、モヒカンの雷獣。
さすがは軍属、もとい軍用犬紛い。
コンビニで対峙した元日本人の雷獣と違って、髪が伸び放題ではない。身だしなみを管理されている。
雷獣事件が認知されてきたこともあり、父が緊張しているのが後部座席からもわかる。
対する軍人雷獣は、大口を開いて雷鳴のごとき吼え声を上げる。
全身に電気を纏い、こちらに向かってじりじりと距離を詰めてくる。
「お父さん、次に車を買い替える時は、電気自動車にしようかな」
「電気自動車って、落雷で充電できるスーパーマシンじゃないから」
四方津ならいつか作るかもしれないが、今はまだない。
在日新ライス軍とことを構えるな、そもそも私闘をするな。
釘を刺されている上に、俺の肉体も弛んだままだ。
筋トレも始めた、プロテインも四方津から渡されて飲んでいる。
でも、思うような効果は出ていない。
当然だ。今まで身体を鍛えたこともない俺が、急にそんなことをしても都合よく筋肉なんかつかない。
意図せずして、俺は傍らの明代を見る。
目が合うなり、ビクッ、と明代の肩が跳ねた。
きっと、俺が縋るような目をしていたからだろう。
胸焼けのような罪悪感に苛まれた。
元日本人の雷獣相手でも、明代は深手を負ったのだ。
ましてや、相手はライス共和国人から雷獣になった奴だ。元から軍人だったのか、雷獣化してから軍に飼われているのかはわからない。けれど、あれよりずっと強そうだ。
いくら女だからって、明代に戦ってくれるよう願うなんて、ダメだ。
「ごめん」
「なんで謝る? 雷を撃てる私を、辰雄が頼るのは普通だろ」
強がって笑う明代。でも、震えているのがわかる。
家族を惨殺したのは、おそらく雷獣。
憎しみ、悲しみ、恐怖、怒り。
そういった感情がない交ぜになって、自分でもどうしていいかわからないのだろう。
バチバチッ、と明代が拳から放電してみせる。
「辰雄。手、握ってくれるか」
「は? う、うん」
戸惑った瞬間に明代の瞳の奧に暗いものが見え、慌てて従った。
戦いに臨む心細さから、心理的に何かに縋りたい、とかだろうか。
相手が父か俺の二択なのが申し訳なくなる。
不意に、明代が俺の手を振り解いた。
「ありがと、辰雄」
「お、おい。いいのか」
言ってから、もっと手を握っていたかったみたいになっているのに気付く。
顔が熱い。
だが、明代は俺をからかわなかった。
「おじさん。ここは私に任せてください」
「えっ!? 乙子ちゃん!? ちょっと、待ちなさい!」
父の制止を無視して、明代は車を降りる。
ドアが閉まると同時、明代が腕を振りかぶる。
「退けっ!」
即座にそれは振り下ろされる。
閃光が車内を青白く染め、轟音が落雷のあったことを知らせる。
はずだった。
「えっ。なんで?」
愕然とする明代の横顔は、引き攣っていた。
拳に紫電を纏わせ、再度、腕を上げ下ろしする。
だが、やはり軍人雷獣に雷は落ちない。
「明代っ!」
扉を開け、明代を車内に引っ張り込もうとした瞬間。
「うわっ!」
勢いよく突っ込んできた軍人雷獣により、扉が乱暴に閉じられた。
あまりの衝撃に、反対側のドアの方へ弾き飛ばされる。
また頭を打ったが、痛がっている場合ではない。
「あ、明代っ!」
いない。
窓の外に明代の姿がない。
「おい、嘘だろ」
バックミラーに、軍人雷獣に組み敷かれた明代が映っていた。
「辰雄。お前はここにいろ」
シートベルトを外す音がして、父が車を降りようとしている。
「父さん!? 無茶だ!」
「ほっとけないだろ!」
それでも俺は父の肩を引っ張って、降りようとするのを止(と)めた。
「危ない!」
ダアアアアアアアアアアンッ!!
凄まじい衝撃に車体が揺れた。
いや、タイヤが浮いていたと思う。
「そんな」
運転席目掛けて、新手の軍人雷獣が突進してきたのだ。
ドアが内側に向かって、凹んでいる。
新手は一匹ではない。
一匹、また一匹と建物の影から這い出してくる。
あっという間に、父の車は軍人雷獣に取り囲まれてしまった。
「クソッ! 乙子ちゃんが降りる前に、轢き殺しておけばっ!」
「無茶なこと言うなって。生兵法は大怪我の基だろ」
自棄になった父が、クラクションに拳を叩きつける。
ビーッ、とけたたましい音が響く。しかし、軍人雷獣たちは怯みもしない。いやらしい笑みを深めて、下品に舌なめずりをしてじりじりと距離を詰めてくる。
「辰雄、お前が乙子ちゃんを引き留めておけばっ」
「八つ当たりしてる場合かよ」
「ああっ、もういい!」
父の癇癪にシンクロするように、エンジンが咆哮を上げる。
速度計の針が一気に右へ跳ねる。
「しっかり掴まってろよ」
「うわぁっ!」
助手席の背もたれにしがみつくのが、精一杯だった。
しかし。
包囲網を突破すべく急発進した車は、みるみるうちに減速した。
それどころか。
「お、おわあああああああああっ!?」
今度はリアが浮き上がった。
「おいおい、スーパーヒーローじゃねぇんだぞ」
暴走列車を腕力で止め、乗客の命を救う。
スーパーヒーローものなら手垢のつきまくった展開だが、これは真逆だ。
他の雷獣より一回り大きい雷獣が、フロントバンパーを抱き込んで車体を持ち上げている。
「まずい、逃げろ!」
「えっ」
ドアを蹴り開けて、父は車外へと飛び出した。
「早く!」
そうこうしているうちに、車の浮き具合が大きくなっている。
このままじゃ、遊園地のゴンドラだ。
海賊船を模したアトラクションで、振り幅がだんだん増大して最終的に一回転までするやつ。
他の絶叫系よりマシかとナメてかかると、嫌な汗かくんだよなぁ……って!
「一回転したら廃車じゃねぇか!」
タックルするようにしてドアを開け、外へと転がり出た。
「辰雄っ、避けろ!」
「伏せて、辰雄!」
父の怒号と、明代の悲鳴が重なる。
「……へ?」
車が自宅のある住宅街に近づいてきた頃、そう直感した。
別に、日曜の午後だからっていつも子供が道路で遊んでいるわけではない。
けれど、いつもと違う妙な静けさがあった。
窓を開け、身を乗り出して外を見回す。
「ああああああああああああああっ!!」
不意に聞こえてきたのは、子供の泣く声。
「あっ!」
声のした方を見れば、屋根の上に、迷彩服に身を包んだ四つん這いの人間。
盛り上がった筋肉に、短く刈られたブロンドの髪。
付き合いのない家だ。
けれど屋根に上るのが趣味の西洋人が住んでいるなんて、俺は聞いたことがない。
性別が一見してわからないそいつは、子供の首根っこを咥え持っていた。
四足獣の親がするようなそれだが、自分の子供ではなかろう。
思い出すのは四方津から聞いた、子供を攫う在日新ライス軍の噂。
その家の裏の方から、子供のものらしい名前を叫ぶ女の声が聞こえる。
母親が放電能力で交戦しないのは、不能なのか。それとも……。
「ん? どうし……うわっ!」
「うおわああああっ!?」
急ハンドルが切られ、ブレーキが悲鳴を上げる。
「……痛ってぇ!」
急停止による慣性の法則か何かのはたらきで、俺は車内にひっくり返ってしまう。
腰も打ったが、後頭部にやたら強い衝撃を感じた。
目の奧で星が散るとか、額に貫通する痛みとかの次元じゃない。筆舌に尽くしがたい痛みだ。脳幹をやるとシャレにならんよ、という身体からの警告。
車のシートって、こんな殺意高い硬さだっけ?
果たして、目を剥いて見上げた先で俺は激痛の原因と目が合った。
「ごめん、膝で。胸とか太腿で、受け止めてやれなかった」
「……なるほど。ラッキースケベならぬ、即死の膝(アンラッキーニーキック)ね」
「大丈夫? おっぱい、揉む?」
「親の車ん中でそれは……もとい、冗談でもそんな自分を安売りすんなよ」
本調子じゃない明代のエロい冗談は、元気なときのそれよりもそそるものがあった。
でも幼馴染相手にそんなのできるわけもなく、俺は遠慮して身体を起こす。
「私の胸ってそんなに、魅力ないのかよ。せっかく大きくなったのに」
あとで骨の折れるフォローをすることになる気がするが、今は気持ちを切り替える。
「マジかよ」
フロントガラスの向こうには、四つん這いの女軍人の姿があった。
側頭部をバリカンでガッツリ刈り込んだ、モヒカンの雷獣。
さすがは軍属、もとい軍用犬紛い。
コンビニで対峙した元日本人の雷獣と違って、髪が伸び放題ではない。身だしなみを管理されている。
雷獣事件が認知されてきたこともあり、父が緊張しているのが後部座席からもわかる。
対する軍人雷獣は、大口を開いて雷鳴のごとき吼え声を上げる。
全身に電気を纏い、こちらに向かってじりじりと距離を詰めてくる。
「お父さん、次に車を買い替える時は、電気自動車にしようかな」
「電気自動車って、落雷で充電できるスーパーマシンじゃないから」
四方津ならいつか作るかもしれないが、今はまだない。
在日新ライス軍とことを構えるな、そもそも私闘をするな。
釘を刺されている上に、俺の肉体も弛んだままだ。
筋トレも始めた、プロテインも四方津から渡されて飲んでいる。
でも、思うような効果は出ていない。
当然だ。今まで身体を鍛えたこともない俺が、急にそんなことをしても都合よく筋肉なんかつかない。
意図せずして、俺は傍らの明代を見る。
目が合うなり、ビクッ、と明代の肩が跳ねた。
きっと、俺が縋るような目をしていたからだろう。
胸焼けのような罪悪感に苛まれた。
元日本人の雷獣相手でも、明代は深手を負ったのだ。
ましてや、相手はライス共和国人から雷獣になった奴だ。元から軍人だったのか、雷獣化してから軍に飼われているのかはわからない。けれど、あれよりずっと強そうだ。
いくら女だからって、明代に戦ってくれるよう願うなんて、ダメだ。
「ごめん」
「なんで謝る? 雷を撃てる私を、辰雄が頼るのは普通だろ」
強がって笑う明代。でも、震えているのがわかる。
家族を惨殺したのは、おそらく雷獣。
憎しみ、悲しみ、恐怖、怒り。
そういった感情がない交ぜになって、自分でもどうしていいかわからないのだろう。
バチバチッ、と明代が拳から放電してみせる。
「辰雄。手、握ってくれるか」
「は? う、うん」
戸惑った瞬間に明代の瞳の奧に暗いものが見え、慌てて従った。
戦いに臨む心細さから、心理的に何かに縋りたい、とかだろうか。
相手が父か俺の二択なのが申し訳なくなる。
不意に、明代が俺の手を振り解いた。
「ありがと、辰雄」
「お、おい。いいのか」
言ってから、もっと手を握っていたかったみたいになっているのに気付く。
顔が熱い。
だが、明代は俺をからかわなかった。
「おじさん。ここは私に任せてください」
「えっ!? 乙子ちゃん!? ちょっと、待ちなさい!」
父の制止を無視して、明代は車を降りる。
ドアが閉まると同時、明代が腕を振りかぶる。
「退けっ!」
即座にそれは振り下ろされる。
閃光が車内を青白く染め、轟音が落雷のあったことを知らせる。
はずだった。
「えっ。なんで?」
愕然とする明代の横顔は、引き攣っていた。
拳に紫電を纏わせ、再度、腕を上げ下ろしする。
だが、やはり軍人雷獣に雷は落ちない。
「明代っ!」
扉を開け、明代を車内に引っ張り込もうとした瞬間。
「うわっ!」
勢いよく突っ込んできた軍人雷獣により、扉が乱暴に閉じられた。
あまりの衝撃に、反対側のドアの方へ弾き飛ばされる。
また頭を打ったが、痛がっている場合ではない。
「あ、明代っ!」
いない。
窓の外に明代の姿がない。
「おい、嘘だろ」
バックミラーに、軍人雷獣に組み敷かれた明代が映っていた。
「辰雄。お前はここにいろ」
シートベルトを外す音がして、父が車を降りようとしている。
「父さん!? 無茶だ!」
「ほっとけないだろ!」
それでも俺は父の肩を引っ張って、降りようとするのを止(と)めた。
「危ない!」
ダアアアアアアアアアアンッ!!
凄まじい衝撃に車体が揺れた。
いや、タイヤが浮いていたと思う。
「そんな」
運転席目掛けて、新手の軍人雷獣が突進してきたのだ。
ドアが内側に向かって、凹んでいる。
新手は一匹ではない。
一匹、また一匹と建物の影から這い出してくる。
あっという間に、父の車は軍人雷獣に取り囲まれてしまった。
「クソッ! 乙子ちゃんが降りる前に、轢き殺しておけばっ!」
「無茶なこと言うなって。生兵法は大怪我の基だろ」
自棄になった父が、クラクションに拳を叩きつける。
ビーッ、とけたたましい音が響く。しかし、軍人雷獣たちは怯みもしない。いやらしい笑みを深めて、下品に舌なめずりをしてじりじりと距離を詰めてくる。
「辰雄、お前が乙子ちゃんを引き留めておけばっ」
「八つ当たりしてる場合かよ」
「ああっ、もういい!」
父の癇癪にシンクロするように、エンジンが咆哮を上げる。
速度計の針が一気に右へ跳ねる。
「しっかり掴まってろよ」
「うわぁっ!」
助手席の背もたれにしがみつくのが、精一杯だった。
しかし。
包囲網を突破すべく急発進した車は、みるみるうちに減速した。
それどころか。
「お、おわあああああああああっ!?」
今度はリアが浮き上がった。
「おいおい、スーパーヒーローじゃねぇんだぞ」
暴走列車を腕力で止め、乗客の命を救う。
スーパーヒーローものなら手垢のつきまくった展開だが、これは真逆だ。
他の雷獣より一回り大きい雷獣が、フロントバンパーを抱き込んで車体を持ち上げている。
「まずい、逃げろ!」
「えっ」
ドアを蹴り開けて、父は車外へと飛び出した。
「早く!」
そうこうしているうちに、車の浮き具合が大きくなっている。
このままじゃ、遊園地のゴンドラだ。
海賊船を模したアトラクションで、振り幅がだんだん増大して最終的に一回転までするやつ。
他の絶叫系よりマシかとナメてかかると、嫌な汗かくんだよなぁ……って!
「一回転したら廃車じゃねぇか!」
タックルするようにしてドアを開け、外へと転がり出た。
「辰雄っ、避けろ!」
「伏せて、辰雄!」
父の怒号と、明代の悲鳴が重なる。
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