エセエッセイ

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MOBAのストレス

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最近、スマホゲームでジャンルでいうところのMOBAをやっている。

「リーグ・オブ・レジェンド」や「ポケモンユナイト」がそのジャンルである。

細かい説明は省くが、このゲームをやっていて思うのは「いかに相手にストレスを与えるか」というのがわかりやすく感じる。

このストレスに耐えられなくなった方が負けるのだ。

これは何もMOBAに限らず、ゲームはもちろん、スポーツにも当てはまるだろう。

人はストレスというとマイナスのイメージを抱くことが大半だと思うが、こと上記2つに関してはその限りではない。

ストレスに耐えて解決策を見出し、それを突破すると人は快感を覚える。

自分は性格が悪いので、こういうゲームをしている時はいかに相手にストレスを与えられるかを考えてしまう。

目的と手段が入れ替わってしまうのだが、自分はこのストレスを与えることがとても楽しく、勝敗は二の次になってしまう。

楽しみ方は人それぞれとは言うけれど、これではいけないなと思うようにもなってきている。

これは自分に「負けても良い言い訳」を与えているだけなのではないかと。

勝負事で「負けても良い」ということは基本的にはないだろう。

相手からしたら自分のやっているストレスを与える行為は「だから何?」と思うだろう。

何なら相手はそのストレス行為を跳ね除けて勝利を勝ち取るのだから気持ち良いだろう。

そんな手助けを自分からする必要はない。

「負けても良い」ということを常とすると「負け癖」がついてしまう。

自分はすっかり染み付いてしまっているが、このシミを取り除きたい。

『また勝てなかった』

と言うのを極力なくし

『勝ちたい』

という気持ちに切り替えていきたい。

話は最初に戻るが、MOBAというゲームはチーム戦なのでさらにこの『勝ちたい』という気持ちは強く持たなければならない。

自分だけが楽しんでも仕方がないものだし、相手にストレスを与えることを楽しんで負けたら、それはただのゲームの荒らし行為に他ならない。

何事もチーム戦はジコチューであってはいけない。

それをプレッシャーと感じてストレスを感じる必要はないが、ある程度の圧はあった方が人は背筋が伸びる。

そんなわけで、MOBAというチーム戦を一通り体験したら、次は1対1の勝負事で勝利を収めたいものである。
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