【猫画像あり】島猫たちのエピソード

島猫たちのエピソード2024

保護から譲渡までにかかる費用

参考までに、下記は2024年現在、保護猫に必要になる基本医療費です。
（病院によって差があります）

・ノミダニ駆除薬：ネクスガードキャットコンボまたはブロードライン＝１本2000～2500円
　※上記はノミ・ダニ、内部寄生虫の総合駆除薬です。
・検便：1000～1500円
　※ネクスガードキャットコンボやブロードラインで駆虫できないコクシジウムやマンソンなどがいた場合は駆虫薬費用として＋1000～3000円ほどかかります
・ウイルス検査：4000～5000円
・３種混合ワクチン：１回4000～5000円
　※仔猫は２回あり8000～10000円になります。

上記の他、貰い手がつかなければ生後４～５ヶ月で避妊去勢手術をします。
病院によって差がありますが、オス18000～20000円くらい、メス20000～25000円くらいです。
石垣市が半分くらい助成金を出してくれるので、石垣市に住民票があれば半額くらいで済みます。

仔猫が正式譲渡になったら、里親さんから医療費の一部を貰っていますが、全額ではありません。
ラリマーの規定ではウイルス検査代・ワクチン代・避妊去勢手術代のみとなっています。
保護間もなく、医療が済む前に石垣市内で譲渡になった場合は医療費の請求は無く、里親さんに自分で病院へ行って医療を済ませてもらっています。

竹富町の場合は下記画像参照。
特に西表島はウイルス検査や避妊去勢手術がまだの猫は島内に入れてもらえません。

石垣島では一般的にはウイルス検査は「避妊去勢手術のついでにしたらいいよ」と病院から言われます。
そのため、個人で保護活動をしている人の中には、仔猫のウイルス検査をしていない人もいます。
ワクチンは石垣島の病院では「生後３ヶ月くらいになったら」とか「体重１キロくらいになったら」と案内されることが多く、生後２ヶ月くらいのチマチマだとまだ未接種ということがよくあります。
避妊去勢手術は石垣島では「体重２キロくらいから」「生後半年くらいから」と病院から案内されます。

東京の場合は保護してすぐ検査系は済ませるそうで、ウイルス検査もそこに含まれます。
ワクチンは体重500g超えたら接種が基本になっているそうです。
避妊去勢手術は体重１キロ超えたら済まます。
全体的に医療タイミングやペースが石垣島よりもかなり早いですが、大阪の保護ボラさんも似たペースなので、それが本来の医療タイミングなのでしょう。

ラリマーでは石垣島の中では譲渡がなかなか進まないので、東京のボランティアに仔猫を託しています。
個人保護主の仔猫を送り出すこともあります。
その際は、空輸にかかる費用は保護主が負担します。

この空輸代が去年に比べて怖いぐらい値上がりしています。
仔猫１匹の輸送費、Ｓキャリーなら去年は5000～5500円でした。
今年４月に料金改定があり、Ｓキャリー仔猫１匹で画像の金額になっています。

※空輸の際は持ち込み前にキャリーのタテヨコ高さと、仔猫を入れた総重量を計っておくことをオススメします。