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島猫たちのエピソード2023
里親希望がこない保健所の猫たち
しおりを挟む画像は2023年10月7日現在、八重山保健所に収容中の猫たちです。
現在、仔猫・成猫合わせて7頭が収容されています。
この他に、ミルクボランティアに託されている乳飲み子もいます。
ラリマーでは乳飲み子を育てられるメンバーがいないので、乳飲み子の相談がきた場合は保健所に相談するようにお伝えしています。
保健所には登録ボランティアがいて、空きがあれば乳飲み子を育ててくれます。
しかし、保健所に入ってもなかなか里親希望はきません。
この成猫2匹は3月29日からずっと保健所にいます。
ノミダニ駆除・検便駆虫・ウイルス検査・避妊去勢手術済み。
保健所の猫の引き出しは保護団体がしていますが、現在は保護施設が満員、預かりボランティアもいないので、保健所の猫たちが引き出せずにいます。
上の茶トラと三毛の兄弟と思われるこの猫は、収容されて間もなく出産、複数の犬たちの吠え声が響く保健所内では落ち着いて子育てが出来ないため引き出し、現在は【よなみー】という仮名でラリマーの施設内にいます。
仔猫たちは東京のNPO法人ねこけんメンバーYKさんが受け入れして下さり、既に譲渡済みです。
収容番号12~15の仔猫は、6月に保健所に入った幼猫たちです。
現在はノミダニ駆除・検便駆虫・ワクチン接種が済んでいます。
3ヶ月が経過しましたが、1匹も里親希望がきていません。
八重山保健所は離島の小さな施設です。
動物の収容場所は少なく、同じ部屋の中に犬のケージと猫のケージが置かれています。
ケージの数はあまり多くはなく、犬も猫も数頭で満員に近くなります。
石垣島は野良猫の多い島です。
至る所で猫を見かけます。
春~秋は繁殖期で、あちこちに仔猫がいます。
筆者は昨日の深夜0時過ぎ、仕事帰りに車を運転していたら、生後2~3ヶ月くらいと思われる仔猫を4匹見かけました。
その付近には数十頭規模の猫の群れがいる場所があるので、親猫はいるものとみて放置して通り過ぎました。
現在その繁殖地は、ボランティアによってTNRが行われています。
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