【猫画像あり】島猫たちのエピソード

島猫たちのエピソード2023

ヘルニア猫再び

妊娠していないのにお腹が異常に膨らんできた地域猫さん。
既に避妊手術済みの「さくらねこ」です。

餌やりボランティアが発見したのが８月２５日。
ヘルニアは交通事故などの強い衝撃によって腹膜が破れ、その穴から内臓が出てしまった状態。
大きな手術が必要で、石垣島ではオペ出来る病院は少ない。

すぐに病院に予約を入れましたが、手術予約が多く、９月１９日に決まりました。

ヘルニアの治療は１０～２０万、またはそれ以上にもなる外科手術です。
時間もかなり要するそうで、手術は１日に１匹までとなります。


偶然かもしれませんが、ヘルニア発症は成猫メスに多い気がします。
今年のヘルニア相談が全部メス猫です。

８／１２手術のヘルニアは、獣医師の見立てでは交通事故原因ではなく、エイズウイルスによって全身の筋肉が弱くなり、妊娠した事で圧迫されて破れたもののようだとの事でした。
つまり、メスの場合は交通事故の他に、エイズ発症や妊娠などもヘルニアの原因になるという事でしょうか。

６月２０日に手術済みの母猫。
ふくぎの会から支援募集の拡散依頼を受けた猫
この子もメス、子育て中でした。

今月１２日に手術済みの猫。
ＴＮＲの避妊も兼ねた手術をしました。
この子もメス、妊娠末期でしたが胎児は子宮内で死亡していました。


そして８／１２手術猫と同じ緑地公園の猫が、今回のヘルニア猫。
左耳にＶ字型のカットが入っているのは、ＴＮＲ済みのメス猫という目印です。
妊娠原因ではなく交通事故によるものと思われます。

現在、９／１９手術の費用をラリマー公式ブログ・インスタにて御支援募集中です。