【猫画像あり】島猫たちのエピソード

島猫たちのエピソード2023

傍にいるよ

老猫ルネ、ガリ痩せで体重はチョモやランマより軽い。
一番小さいマータとほぼ同じくらいという軽さ。

ルネは去年１１月５日に緑地公園に遺棄された猫。
２０２２年に棄てられた１７６匹の１匹です。
エイズキャリアの老猫で、ゴハンを食べずガリガリに痩せて保護された猫。
我が家で預かり始めたのが１１月２１日。

あれから８ヶ月。
食が細くて食べる量が少ないので、エナジーちゅーるや仔猫用シーバなどをどうにか食べさせていたルネ。
深夜１時頃、仕事から帰って見たらフラフラで、少し歩いてはパタンと倒れるという異変。
ケージの水を新しくしても、全く飲まない。
いつもなら水を替えてあげるとすぐ飲むのに。

触ってみると体温が下がってるのが分かり、箱に寝かせてフリースをかけてみた。
人の傍にいるのが好きで、ケージの掃除中はずっとスリゴロしてくるルネ。
今夜はケージではなく箱を傍に置いて見守ろう。
フラフラなのにすり寄って来たルネを撫でて「傍にいるよ」と声をかけると、箱の中で落ち着いてくれた。
特に苦しそうにする様子は無い。

箱の中で横たわるルネが、時々顔を上げてこちらを見てくるのは、傍にいるか確かめてるような感じがする。
「ここにいるよ」と声をかけて撫でてあげると、安心したようにまた眠る。


ルネを見守りつつこれを書いていたら、夜が明けました。
危篤かと思われた老猫は、まだ生きています。
持ち直してくれるだろうか？

今日は譲渡会の開催日ですが、猫よろず相談はLINE対応に切り替えて、筆者は譲渡会欠席します。