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夢の続き
しおりを挟む人間には二種類ある。
「何をしても赦される者」と、
「何もしなくても赦されない者」
前者と後者は決して相容れない。
理解しようという思考にすら至らない存在。
神様がもしいるのだとしたら、
あまりに残酷すぎる。
あまりに滑稽すぎる。
神様がもしいるのだとしたら、
本能の赴くままに、それこそほくそ笑みながら、
ストーリーを書き綴っているのだろう。
この世界は五月蝿い。
どんなに耳を塞いでも、無限に押し寄せてくる。
どんなに逃げても、永遠に追いかけてくる。
決して遁れる事は出来ないのだ。
だからこそ、愛を求める。
ただただ、寄り添いたいと願う。
それが相容れぬ関係であっても、寄り添ってほしいと夢を見る。
夢の続きを、また見ることにしよう。
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