ヒトリゴト。

曖昧な記憶、確かな現実。

「お金で幸せは買えますか？」

幸せはお金では買えない。と言う人がいるが、
お金が無くては幸せにはなれない。
お金が無くては生きていけない。

人は何のために生まれて、何のために生きるのか。
そもそも「自分」というものを認識したのはいつからだろう。
気が付いたらここに居た。
気が付いたら迷っていた。

「何のために生きるのか。」
そのような思考に至った時点で、少し歪んでいるのかもしれない。おかしいのかもしれない。

おかしい。
なのに笑えない。
こんなにもおかしいのに、全然笑えない。

笑われた方がまだマシなのに、笑われすらしない。
いや、そもそも認識すらされていないのだろう。
「認めてもらえない事」よりも「認識されない事」の方がはるかに虚しい。

認めてくれなくてもいい。
心配してくれなくてもいい。
ただ、否定しないでくれればそれでいい。

「生きているだけでいい。」
そう思ってくれるだけで、ただそれだけでいい。
でもそれすら叶わない。
どんなに願っても、決して叶わない夢。