73 / 73
知らぬは私ばかりなり
4 どうしよう?完結
しおりを挟む
「成人したからって調子にのって飲みすぎるからだ。ほら、起きて水を飲みなさい」
くてっとしている千夏の体を難なく支えてくれている笹倉課長の手は、人ひとりの体重にぶれることなくしっかりとしている。
かちょーって結構力持ち・・・なんてことをぼんやりと思いながら、耳に心地いい低音の声を子守歌代わりに深い眠りに落ちそうになっていたところに体を動かされては、流石に少し目が覚めた。
「ふにゃ?」
「寝ぼけてないで水を飲みなさい」
千夏は再び閉じそうになりそうになりながらも瞼を持ち上げると、畳と一緒に目に入ったのはダークグレイの生地。
この時点で課長に起こされているということは自覚はあるものの、夢の中の出来事の一部として感覚が曖昧になっている。気持ちいい睡魔と、うっとりと聞き入ってしまいそうになる低音にただ浸りたい。
あー・・・、なんかこれ良さそう。適度に高さがあって、幅も良さそう。
酔っ払いの千夏が目の前の何かを見て思いついたのは、これを使えば良さそうだよねというズレた思い付き。差し出された水はそのままに本能が赴くまま、「これ」に抱き着いた。
少し高くて硬さもあったけれど、畳に直に寝るよりずっといい。それになんだか温かくていい匂いがする。
「おやすみなさぁい」
これでは起こさないでくださいねぇと続けようとしたが最早言葉は続けられなかった。直ぐに夢の中へと入りこんだ。
「おっ、おいっ!?」
「野間さんっ!?」
千夏は目の前にあった使い勝手が良さそうな枕に抱き着き再び眠りについた。が、これに驚いたのは、抱き着かれた本人である笹倉と、傍にいた環菜だ。
笹倉は突然部下が自分の膝に抱き着きつくと、早くも眠り込んでしまったことに対してワザとらしい誘いでもなく、ただ眠りたくてこうなったことはなんとなく理解が出来ていた。
だからと言って粗雑に扱い、床に頭を打ち付け差すのもどうかと悩む。すやすやと眠る野間を前にしてどう対処していいのか分からずに焦るだけ。
「野間さん、野間さんっ、起きてっ!」
お願い~っと千夏の肩を懸命に揺らし起こそうとする環菜の努力も空しく、本格的に寝てしまったらしい千夏からは目覚めようとする反応が返ってこなかった。
そんな焦る二人に、徐々に周りも気が付き始めた。面白そうにニヤついているもの、同じように驚くもの、中には膝枕をされている笹倉課長に懸想していたのか青ざめた顔色の女性の姿も。その中で一番の強者は千夏と同じ課の荻野主任だった。携帯を取り出し、面白しろそうだと動画を撮り始めた。
一人が撮り始めるのを見ると次第にその人数が増えていった。
周りの対応にぎょっとした笹倉は騒ぎとなっている原因を起こすのではなく、着ていた上着を脱ぐと千夏に被せ被写体にならないように隠した。
***
休日を挟み出社した千夏はあまり話したこともない人も含め、あちこちから生暖かな目を向けられたまま朝の挨拶を受けた。
「お早う。頑張ってね」
何を?仕事を?
入社したばかりの新人でもない。理由が分からなくて頭の中を疑問だらけにしつつ企画部へと出勤すると、最初に荻野主任の姿が見えた。
「荻野主任、お早うございます」
「お早う、野間さん」
元気に千夏が挨拶をすると、にこにこと人付きがいい笑顔を浮かべて主任からの挨拶を受けた。
「あの、荻野主任。聞きたいことがあるのですが」
「うん?どうかした?」
気のせいでは無ければ自分が人の視線を集めていたような気がする。頑張れと言われる理由も分からない。その理由を誰か知っていないかと思い尋ねてみた。
「ああ。そのこと」
どうやら知っていたらしく荻野主任は朗らかに目を細め笑った。
「はい。これが理由だよ」
そう言って胸元から携帯を取り出し操作して千夏に画面を見やすいよう差し出してくれた。
そこに映っていたのは、記憶がない事実。あろうことか明らかに熟睡をしている自分の姿が映っていた。
―――課長の膝に。幸せそうな顔で。
いっやああぁぁぁぁぁーっっっっっ!!
「うおっ!?」
衝撃的な画像に、思わず千夏が放り投げた携帯をすかさずキャッチした荻野主任。
「あっぶないなー。壊れでもしたらどうしてくれるの。まだ分割終わってないのに」
壊すと嫁から文句が出るとぶつぶつ言われたけど、千夏にしてみれば社内で絶叫を放たなかったことを褒めてもらいたいぐらいだった。
その場にしゃがみ込み頭を抱え込んだ千夏は、なんで?なんで?と疑問のオンパレードだった。
頑張れって、仕事じゃなくて、課長とのこと!?
予想外の理由で応援されていたことを教えられ、動揺しまくった。
忘年会からどうやって帰ったのかは帰宅して家族から聞いた。母曰く、酔いつぶれた千夏を自宅まで連れてきたのは環菜さんとその夫の木槌課長の二人だと。タクシーで連れてきてくれたと聞いた。
そのことを二人には今日謝るのとお礼を言うつもりだったが、まさかこんなことをしでかしていたなんて。
なんとなく朧げに笹倉課長の笑顔にキュンとしたことは覚えている。でもでも、まさかだからと言って課長に膝枕してもらっていたなんて。しかも、皆の前でぇぇぇぇ。
酔ったからなんて言い訳をしてもやってしまった事実は無かったことにはならない。好きかも?と自覚をしたばかりだというのに、何をやったんだ自分!とぼこぼこに自分を殴りたい。
羞恥と反省の気持ちで死ねそうと青くなっている千夏の背中に声がかかった。
「お早う、荻野さん、・・・と、そこにいるのは野間さん?」
今一番聞きたくない声が聞こえた。
「笹倉課長、お早うございます」
どん底にいる千夏などお構いなしの荻野主任は無事な携帯を元へ戻しながら上司に挨拶を言った。
「どうした?野間さん、今日も具合が悪い?」
上司の挨拶を受けて無視したままなのは、社会人として失格だとおもう。千夏はなるべく顔を会わせないようにしながら立ち上がった。
「・・・お早うございます。それと、・・・先日は済みませんでした・・・」
記憶がないからといって、何も言わずにスルーは出来ない。視線を下に向けたままなんとか言葉を繋いだ。
見えるのはやはり見覚えのあるスーツの裾と靴。その持ち主の膝で寝ていたと思うと顔から火が出そうだ。
「ああ、そのこと。―――私的には役得だったと思ってるけど?」
揶揄いでもなく本音に聞こえた柔らかな声に思わず上を向いてしまった千夏は、あの時と同じ笑顔をそこに見た。
***
この日から数日後。膝枕をきっかけに千夏は新年を迎えてから笹倉課長と付き合い始めることになった。環菜さんには課長との付き合いをどうすればいいのかよく相談に乗ってもらっている。
年齢が離れている笹倉課長との付き合いは、穏やかに始まった。落ち着きある男性とのお付き合いは恋愛初心者の千夏の戸惑いも上手く助けてくれた。
ただ本人は知らないままだったが、周りは千夏と笹倉課長の付き合いが始まったのは随分前からだったという認識なのだった。
くてっとしている千夏の体を難なく支えてくれている笹倉課長の手は、人ひとりの体重にぶれることなくしっかりとしている。
かちょーって結構力持ち・・・なんてことをぼんやりと思いながら、耳に心地いい低音の声を子守歌代わりに深い眠りに落ちそうになっていたところに体を動かされては、流石に少し目が覚めた。
「ふにゃ?」
「寝ぼけてないで水を飲みなさい」
千夏は再び閉じそうになりそうになりながらも瞼を持ち上げると、畳と一緒に目に入ったのはダークグレイの生地。
この時点で課長に起こされているということは自覚はあるものの、夢の中の出来事の一部として感覚が曖昧になっている。気持ちいい睡魔と、うっとりと聞き入ってしまいそうになる低音にただ浸りたい。
あー・・・、なんかこれ良さそう。適度に高さがあって、幅も良さそう。
酔っ払いの千夏が目の前の何かを見て思いついたのは、これを使えば良さそうだよねというズレた思い付き。差し出された水はそのままに本能が赴くまま、「これ」に抱き着いた。
少し高くて硬さもあったけれど、畳に直に寝るよりずっといい。それになんだか温かくていい匂いがする。
「おやすみなさぁい」
これでは起こさないでくださいねぇと続けようとしたが最早言葉は続けられなかった。直ぐに夢の中へと入りこんだ。
「おっ、おいっ!?」
「野間さんっ!?」
千夏は目の前にあった使い勝手が良さそうな枕に抱き着き再び眠りについた。が、これに驚いたのは、抱き着かれた本人である笹倉と、傍にいた環菜だ。
笹倉は突然部下が自分の膝に抱き着きつくと、早くも眠り込んでしまったことに対してワザとらしい誘いでもなく、ただ眠りたくてこうなったことはなんとなく理解が出来ていた。
だからと言って粗雑に扱い、床に頭を打ち付け差すのもどうかと悩む。すやすやと眠る野間を前にしてどう対処していいのか分からずに焦るだけ。
「野間さん、野間さんっ、起きてっ!」
お願い~っと千夏の肩を懸命に揺らし起こそうとする環菜の努力も空しく、本格的に寝てしまったらしい千夏からは目覚めようとする反応が返ってこなかった。
そんな焦る二人に、徐々に周りも気が付き始めた。面白そうにニヤついているもの、同じように驚くもの、中には膝枕をされている笹倉課長に懸想していたのか青ざめた顔色の女性の姿も。その中で一番の強者は千夏と同じ課の荻野主任だった。携帯を取り出し、面白しろそうだと動画を撮り始めた。
一人が撮り始めるのを見ると次第にその人数が増えていった。
周りの対応にぎょっとした笹倉は騒ぎとなっている原因を起こすのではなく、着ていた上着を脱ぐと千夏に被せ被写体にならないように隠した。
***
休日を挟み出社した千夏はあまり話したこともない人も含め、あちこちから生暖かな目を向けられたまま朝の挨拶を受けた。
「お早う。頑張ってね」
何を?仕事を?
入社したばかりの新人でもない。理由が分からなくて頭の中を疑問だらけにしつつ企画部へと出勤すると、最初に荻野主任の姿が見えた。
「荻野主任、お早うございます」
「お早う、野間さん」
元気に千夏が挨拶をすると、にこにこと人付きがいい笑顔を浮かべて主任からの挨拶を受けた。
「あの、荻野主任。聞きたいことがあるのですが」
「うん?どうかした?」
気のせいでは無ければ自分が人の視線を集めていたような気がする。頑張れと言われる理由も分からない。その理由を誰か知っていないかと思い尋ねてみた。
「ああ。そのこと」
どうやら知っていたらしく荻野主任は朗らかに目を細め笑った。
「はい。これが理由だよ」
そう言って胸元から携帯を取り出し操作して千夏に画面を見やすいよう差し出してくれた。
そこに映っていたのは、記憶がない事実。あろうことか明らかに熟睡をしている自分の姿が映っていた。
―――課長の膝に。幸せそうな顔で。
いっやああぁぁぁぁぁーっっっっっ!!
「うおっ!?」
衝撃的な画像に、思わず千夏が放り投げた携帯をすかさずキャッチした荻野主任。
「あっぶないなー。壊れでもしたらどうしてくれるの。まだ分割終わってないのに」
壊すと嫁から文句が出るとぶつぶつ言われたけど、千夏にしてみれば社内で絶叫を放たなかったことを褒めてもらいたいぐらいだった。
その場にしゃがみ込み頭を抱え込んだ千夏は、なんで?なんで?と疑問のオンパレードだった。
頑張れって、仕事じゃなくて、課長とのこと!?
予想外の理由で応援されていたことを教えられ、動揺しまくった。
忘年会からどうやって帰ったのかは帰宅して家族から聞いた。母曰く、酔いつぶれた千夏を自宅まで連れてきたのは環菜さんとその夫の木槌課長の二人だと。タクシーで連れてきてくれたと聞いた。
そのことを二人には今日謝るのとお礼を言うつもりだったが、まさかこんなことをしでかしていたなんて。
なんとなく朧げに笹倉課長の笑顔にキュンとしたことは覚えている。でもでも、まさかだからと言って課長に膝枕してもらっていたなんて。しかも、皆の前でぇぇぇぇ。
酔ったからなんて言い訳をしてもやってしまった事実は無かったことにはならない。好きかも?と自覚をしたばかりだというのに、何をやったんだ自分!とぼこぼこに自分を殴りたい。
羞恥と反省の気持ちで死ねそうと青くなっている千夏の背中に声がかかった。
「お早う、荻野さん、・・・と、そこにいるのは野間さん?」
今一番聞きたくない声が聞こえた。
「笹倉課長、お早うございます」
どん底にいる千夏などお構いなしの荻野主任は無事な携帯を元へ戻しながら上司に挨拶を言った。
「どうした?野間さん、今日も具合が悪い?」
上司の挨拶を受けて無視したままなのは、社会人として失格だとおもう。千夏はなるべく顔を会わせないようにしながら立ち上がった。
「・・・お早うございます。それと、・・・先日は済みませんでした・・・」
記憶がないからといって、何も言わずにスルーは出来ない。視線を下に向けたままなんとか言葉を繋いだ。
見えるのはやはり見覚えのあるスーツの裾と靴。その持ち主の膝で寝ていたと思うと顔から火が出そうだ。
「ああ、そのこと。―――私的には役得だったと思ってるけど?」
揶揄いでもなく本音に聞こえた柔らかな声に思わず上を向いてしまった千夏は、あの時と同じ笑顔をそこに見た。
***
この日から数日後。膝枕をきっかけに千夏は新年を迎えてから笹倉課長と付き合い始めることになった。環菜さんには課長との付き合いをどうすればいいのかよく相談に乗ってもらっている。
年齢が離れている笹倉課長との付き合いは、穏やかに始まった。落ち着きある男性とのお付き合いは恋愛初心者の千夏の戸惑いも上手く助けてくれた。
ただ本人は知らないままだったが、周りは千夏と笹倉課長の付き合いが始まったのは随分前からだったという認識なのだった。
0
お気に入りに追加
851
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(41件)
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
【R18】隣のデスクの歳下後輩君にオカズに使われているらしいので、望み通りにシてあげました。
雪村 里帆
恋愛
お陰様でHOT女性向け33位、人気ランキング146位達成※隣のデスクに座る陰キャの歳下後輩君から、ある日私の卑猥なアイコラ画像を誤送信されてしまい!?彼にオカズに使われていると知り満更でもない私は彼を部屋に招き入れてお望み通りの行為をする事に…。強気な先輩ちゃん×弱気な後輩くん。でもエッチな下着を身に付けて恥ずかしくなった私は、彼に攻められてすっかり形成逆転されてしまう。
——全話ほぼ濡れ場で小難しいストーリーの設定などが無いのでストレス無く集中できます(はしがき・あとがきは含まない)
※完結直後のものです。
【R18】ドS上司とヤンデレイケメンに毎晩種付けされた結果、泥沼三角関係に堕ちました。
雪村 里帆
恋愛
お陰様でHOT女性向けランキング31位、人気ランキング132位の記録達成※雪村里帆、性欲旺盛なアラサーOL。ブラック企業から転職した先の会社でドS歳下上司の宮野孝司と出会い、彼の事を考えながら毎晩自慰に耽る。ある日、中学時代に里帆に告白してきた同級生のイケメン・桜庭亮が里帆の部署に異動してきて…⁉︎ドキドキハラハラ淫猥不埒な雪村里帆のめまぐるしい二重恋愛生活が始まる…!優柔不断でドMな里帆は、ドS上司とヤンデレイケメンのどちらを選ぶのか…⁉︎
——もしも恋愛ドラマの濡れ場シーンがカット無しで放映されたら?という妄想も込めて執筆しました。長編です。
※連載当時のものです。
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
【R-18】私を乱す彼の指~お隣のイケメンマッサージ師くんに溺愛されています~【完結】
衣草 薫
恋愛
朋美が酔った勢いで注文した吸うタイプのアダルトグッズが、お隣の爽やかイケメン蓮の部屋に誤配されて大ピンチ。
でも蓮はそれを肩こり用のマッサージ器だと誤解して、マッサージ器を落として壊してしまったお詫びに朋美の肩をマッサージしたいと申し出る。
実は蓮は幼少期に朋美に恋して彼女を忘れられず、大人になって朋美を探し出してお隣に引っ越してきたのだった。
マッサージ師である蓮は大好きな朋美の体を施術と称して愛撫し、過去のトラウマから男性恐怖症であった朋美も蓮を相手に恐怖症を克服していくが……。
セックスシーンには※、
ハレンチなシーンには☆をつけています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
明けましておめでとうございます。完結おめでとうございます。千夏ちゃん、記憶無くなってたのですね………無くした記憶を他の人が知ってるのって、嫌ですよね~~。そんなには無いけど………さてさて、今年はよい年になるでしょうか??よい年になるといいな~~~
Chiiさん、あけましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になりました。
今年もよろしくお願いします。
千夏の記憶がないのは、寝てたから。
課長の膝という認識がないまま枕にしてたからです。
堅そうですけどねー。
おはようございます。どこで誰が出てきたか、と、思って読み返していたら、ただ、夢中になって読んでしまいました。千夏ちゃんの王子様は、笹倉さんでしたか。もう、駄目ですよ。男の人の前で、酔っ払っちゃったら。もう( ☆∀☆)
Chiiさん、こんにちは。
読み返して頂いて有難うございます。
本編書いているあたりから、書こうかな~と考えていた話なのでようやく書けたなという感じです。
次で完結予定です。
おはようございます。久しぶりの環奈ちゃんですね。相変わらず仲良しなんでしょうね。ちかちゃんには好きな人がいるのでしょうか??
Chiiさん、お早うございます。
はい、久々に環菜登場です。
知夏の相手は名前だけは以前出ています。
誰なのかはまだ内緒。