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番外編
平穏な日常8 新年会という名の女子会と男子会を同時開催です1
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「新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」
年が明けて何回言ったか分からない程の台詞を、今年に入って初めての顔合わせの相手に言った。
親しき中にも礼儀あり、だからね。
その相手は高校からの友達で、中崎彩華。私は彩ちゃんと呼んでいる。
仕事を終えて寄り道に寄ったコーヒーショップ・クレマチス。
彩ちゃんの旦那様が経営するお店に私は遊びに来た。昨日のうちに今日寄るからとメールで連絡を入れておいたのだ。
彩ちゃんは娘の遥ちゃんを抱っこしている。生後3か月ぐらいになったのかな?ふっくらしてるほっぺが可愛いね!
後で抱っこさせてもらおう。
「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」
勿論彩ちゃんだけでなく、彩ちゃんの旦那様であるマスターの浩介さんと、同じくクレマチスの従業員で調理担当の前原みうにもご挨拶(こっちも高校からの友達)。
それぞれ挨拶も貰ったけど、みうちゃんからは「環菜ちゃん、あけおめー、ことよろー」と適当な返事が。
幾ら友達だからって駄目ですって、みうちゃんはマスターから小言を貰っていた。
あはは、今はお客さんと来てるからね、私。
「マスター、私が忘れてしまわないうちに、今日の目的の豆の注文を先にお願いしてもいいですか?」
そう、前回は帰り際に買っていこうと思っていたのに、つい彩ちゃん達とおしゃべりに夢中になってしまって本来の目的である豆を買い忘れちゃったんだよね。なので、今日は先に注文してしまおうと思ったのだ。
「今日はマンデリンを300gとコロンビアを300gお願いします」
私の言い回しが面白かったようで、マスターに微かに笑われつつ、焙煎されたコーヒー豆が入った大きな瓶を見て決めたその二つを注文した。
「それとあとは、エチオピアのホットを一つ」
今飲みたい分のコーヒーの注文も追加した。
私と彩ちゃんはカウンター席に並んで座り、膝の上に遥ちゃんを抱っこさせてもらっている。随分体重も増えてきてずっしりとした重みを感じる。人見知りをしない子なので私に抱っこされても上機嫌だ。
「でね、先月の忘年会の事なんだけど」
そう言って私が先月会社の忘年会に参加した時の隣の席になった一つ年上の女性の話やその他にもあった面白い話を幾つかしていたら、彩ちゃんは羨ましいと言ってきた。
「だって、ほら育児休業中で仕事に行ってないから、忘年会も新年会も無いでしょ?例えあったとしてもアルコールは元々飲めないけど、楽しそうだなって思って。でも、忘年会って大抵煙草の匂い充満している店ばかりでしょ?私も匂いが苦手だから、その女の人の気持ちも分かる気がする」
「まあ、確かにね。私もあんまり好きじゃないけど。宗司さんも吸わないし。浩介さんも吸わないんですよね?」
後半は目の前で仕事をしているマスター本人へと問いかけた。
「はい、吸いません。知り合いで吸っているのは遼一だけですね。遼一も自宅以外では吸わないことにしているらしいですけど、最近は奥さんに言われて禁煙を始めたようですよ」
「そうなんですか。今はどこでも禁煙が当たり前になってきてますもんね」
公共施設なんかは特にそうだ。うちの会社の西島では喫煙室が設けられているから、そこでのみ喫煙は可能となっている。
「厚生労働省から飲食店は分煙以上とすることを義務付けた対策案も公表しましたし。うちでは最初から禁煙をお願いしてますから問題はありませんけどね」
マスターはそう言って私の注文したコーヒーを遥ちゃんが届かない位置へと置いてくれた。(こういう配慮もこの店の良いなと思う所だ)
「遥、お母さんの所においで?」
まだ言葉は理解していないと思うけど、差し出されたお母さんの手を見て遥ちゃんは元の場所へと戻りたがった。
コーヒーが届いたのを見て彩ちゃんは遥ちゃんを自分の膝へと移動してくれたらしい。
うーん、流石にお母さんに抱っこされた方が喜んでいる。やっぱり子供はお母さんが一番なんだろうね。
折角なのでコーヒーを熱いうちに頂いた。
「美味し」
自宅で買って帰ったコーヒーを飲むのも美味しいけど、やっぱりこの店で飲むコーヒーの方が美味しいな。
「あ、ねえ彩ちゃん。新年会が羨ましいなら私達だけで新年会する?みうちゃんと菜々ちゃんも呼んで。あ、七海さんもどうかな?仕事忙しいかな?」
奈々ちゃんとは彩ちゃんの妹さんでフルネームは橘菜々。この店の隣に住んでいて、クレマチスのスイーツ担当だ。
七海さんのフルネームは秋葉七海(旧姓・桜野)。奈々ちゃんの旦那様である小説家の橘巧(旧姓・影山)さんの元担当をしていた人。
因みに七海さんの旦那様はイラストレーターで秋葉遼一さんというお名前。巧さんの小説のイラストを描いてます。
何かイベントをするごとによく集まっているメンバーなのです。
「いつもここのお店ばっかり借りているからたまには家で集まる?」
そんなに広くはないアパートだけれど、集まるメンバーの事は宗司さんも良く知っているので特に怒られることはないと思う。
「いいな、やりたいな新年会。環菜ちゃんのお家かぁ。それも心惹かれるけど、娘の必要なものを一式持っていくのは大変だから、するならやっぱりここが一番楽かな?」
今はまだ着替えやおむつ等いっぱい持って移動することになるらしい。そうだね、新年会をするとなれば短時間じゃきっと終わらないしね。話し出すと止まらいしねー、私達。
「はい、はい、はい、はいっ!私も新年会参加希望ですっ」
話が聞こえたらしく離れたところにいたみうちゃんから、早くも参加希望宣言が出た。そんなに大声で叫ばなくても聞こえるのに。相変わらず元気だなー。
「うちは全然構いませんよ。どうせするなら巧や遼一も呼んで、女子と男子と同時開催します?」
笑顔でマスターから更なる提案が。
むむむ。そのメンバーが集まるのなら宗司さんも多分喜んで来たがるだろうしなぁ。うーん。
「んーっっっ、じゃあ場所提供は中崎家にお願いするとして、料理は今回私沢山用意します。飲み物は他の人にお願いすると言うのはどうでしょうか」
悩んだ末に私はそう提案してみた。
「えーっ、環菜ちゃんだけ料理用意するんじゃあ大変だよ。私も料理作って来るよ」
そうみうちゃんも後押ししてくれた。これは決まりかな?
「じゃあ、菜々にはスイーツ頼んでおくね。後は七海さんに飲み物頼んでみるけど仕事かなあ。後で聞いてみるね」
彩ちゃんが奈々ちゃんと、七海さんと連絡を取ってくれることになった。
「あっ、そうだ、もう一人呼んでもいいかな?」
「もう一人?」
誰だろう?
「七海さんが担当している新人作家の藤田一葉(ふじたかずは)さんと、牛島榛(うしじましん)さん。前から環菜ちゃんに会って見たいなーって言ってたの。一葉ちゃんがね、環菜ちゃんと宗司さんの馴れ初めを聞きたいって言ってたから」
「馴れ初めって・・・。彩ちゃん一体その人に私の事をなんて説明したの?」
一度会ってみたいと興味をもたれる程って相当だよね?
じとーっと元凶を見つめれば、あからさまに視線をさ迷わせていた。
ちょっ、ほんとその人に何言ったの!?
説明してくれる気はないらしく、彩ちゃんは話をガラッと変えてきた。
「でね、二人はもう一緒に暮らしてて今度結婚することが決まってるんだけど、新居に最近猫を飼ったらしくて。実はその猫とうちのくろちゃんとお見合いさせてみようかなっていう話が出てるの。それを新年会の日にしちゃ駄目かな?」
「へえ、くろちゃんにお見合い!」
それは面白そう!
「でしょ!?」
にこって笑う彩ちゃんの術に嵌った私。まあ、いいや。
こうして新年会という名の女子会と男子会が開催されることが決定したのです。
年が明けて何回言ったか分からない程の台詞を、今年に入って初めての顔合わせの相手に言った。
親しき中にも礼儀あり、だからね。
その相手は高校からの友達で、中崎彩華。私は彩ちゃんと呼んでいる。
仕事を終えて寄り道に寄ったコーヒーショップ・クレマチス。
彩ちゃんの旦那様が経営するお店に私は遊びに来た。昨日のうちに今日寄るからとメールで連絡を入れておいたのだ。
彩ちゃんは娘の遥ちゃんを抱っこしている。生後3か月ぐらいになったのかな?ふっくらしてるほっぺが可愛いね!
後で抱っこさせてもらおう。
「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」
勿論彩ちゃんだけでなく、彩ちゃんの旦那様であるマスターの浩介さんと、同じくクレマチスの従業員で調理担当の前原みうにもご挨拶(こっちも高校からの友達)。
それぞれ挨拶も貰ったけど、みうちゃんからは「環菜ちゃん、あけおめー、ことよろー」と適当な返事が。
幾ら友達だからって駄目ですって、みうちゃんはマスターから小言を貰っていた。
あはは、今はお客さんと来てるからね、私。
「マスター、私が忘れてしまわないうちに、今日の目的の豆の注文を先にお願いしてもいいですか?」
そう、前回は帰り際に買っていこうと思っていたのに、つい彩ちゃん達とおしゃべりに夢中になってしまって本来の目的である豆を買い忘れちゃったんだよね。なので、今日は先に注文してしまおうと思ったのだ。
「今日はマンデリンを300gとコロンビアを300gお願いします」
私の言い回しが面白かったようで、マスターに微かに笑われつつ、焙煎されたコーヒー豆が入った大きな瓶を見て決めたその二つを注文した。
「それとあとは、エチオピアのホットを一つ」
今飲みたい分のコーヒーの注文も追加した。
私と彩ちゃんはカウンター席に並んで座り、膝の上に遥ちゃんを抱っこさせてもらっている。随分体重も増えてきてずっしりとした重みを感じる。人見知りをしない子なので私に抱っこされても上機嫌だ。
「でね、先月の忘年会の事なんだけど」
そう言って私が先月会社の忘年会に参加した時の隣の席になった一つ年上の女性の話やその他にもあった面白い話を幾つかしていたら、彩ちゃんは羨ましいと言ってきた。
「だって、ほら育児休業中で仕事に行ってないから、忘年会も新年会も無いでしょ?例えあったとしてもアルコールは元々飲めないけど、楽しそうだなって思って。でも、忘年会って大抵煙草の匂い充満している店ばかりでしょ?私も匂いが苦手だから、その女の人の気持ちも分かる気がする」
「まあ、確かにね。私もあんまり好きじゃないけど。宗司さんも吸わないし。浩介さんも吸わないんですよね?」
後半は目の前で仕事をしているマスター本人へと問いかけた。
「はい、吸いません。知り合いで吸っているのは遼一だけですね。遼一も自宅以外では吸わないことにしているらしいですけど、最近は奥さんに言われて禁煙を始めたようですよ」
「そうなんですか。今はどこでも禁煙が当たり前になってきてますもんね」
公共施設なんかは特にそうだ。うちの会社の西島では喫煙室が設けられているから、そこでのみ喫煙は可能となっている。
「厚生労働省から飲食店は分煙以上とすることを義務付けた対策案も公表しましたし。うちでは最初から禁煙をお願いしてますから問題はありませんけどね」
マスターはそう言って私の注文したコーヒーを遥ちゃんが届かない位置へと置いてくれた。(こういう配慮もこの店の良いなと思う所だ)
「遥、お母さんの所においで?」
まだ言葉は理解していないと思うけど、差し出されたお母さんの手を見て遥ちゃんは元の場所へと戻りたがった。
コーヒーが届いたのを見て彩ちゃんは遥ちゃんを自分の膝へと移動してくれたらしい。
うーん、流石にお母さんに抱っこされた方が喜んでいる。やっぱり子供はお母さんが一番なんだろうね。
折角なのでコーヒーを熱いうちに頂いた。
「美味し」
自宅で買って帰ったコーヒーを飲むのも美味しいけど、やっぱりこの店で飲むコーヒーの方が美味しいな。
「あ、ねえ彩ちゃん。新年会が羨ましいなら私達だけで新年会する?みうちゃんと菜々ちゃんも呼んで。あ、七海さんもどうかな?仕事忙しいかな?」
奈々ちゃんとは彩ちゃんの妹さんでフルネームは橘菜々。この店の隣に住んでいて、クレマチスのスイーツ担当だ。
七海さんのフルネームは秋葉七海(旧姓・桜野)。奈々ちゃんの旦那様である小説家の橘巧(旧姓・影山)さんの元担当をしていた人。
因みに七海さんの旦那様はイラストレーターで秋葉遼一さんというお名前。巧さんの小説のイラストを描いてます。
何かイベントをするごとによく集まっているメンバーなのです。
「いつもここのお店ばっかり借りているからたまには家で集まる?」
そんなに広くはないアパートだけれど、集まるメンバーの事は宗司さんも良く知っているので特に怒られることはないと思う。
「いいな、やりたいな新年会。環菜ちゃんのお家かぁ。それも心惹かれるけど、娘の必要なものを一式持っていくのは大変だから、するならやっぱりここが一番楽かな?」
今はまだ着替えやおむつ等いっぱい持って移動することになるらしい。そうだね、新年会をするとなれば短時間じゃきっと終わらないしね。話し出すと止まらいしねー、私達。
「はい、はい、はい、はいっ!私も新年会参加希望ですっ」
話が聞こえたらしく離れたところにいたみうちゃんから、早くも参加希望宣言が出た。そんなに大声で叫ばなくても聞こえるのに。相変わらず元気だなー。
「うちは全然構いませんよ。どうせするなら巧や遼一も呼んで、女子と男子と同時開催します?」
笑顔でマスターから更なる提案が。
むむむ。そのメンバーが集まるのなら宗司さんも多分喜んで来たがるだろうしなぁ。うーん。
「んーっっっ、じゃあ場所提供は中崎家にお願いするとして、料理は今回私沢山用意します。飲み物は他の人にお願いすると言うのはどうでしょうか」
悩んだ末に私はそう提案してみた。
「えーっ、環菜ちゃんだけ料理用意するんじゃあ大変だよ。私も料理作って来るよ」
そうみうちゃんも後押ししてくれた。これは決まりかな?
「じゃあ、菜々にはスイーツ頼んでおくね。後は七海さんに飲み物頼んでみるけど仕事かなあ。後で聞いてみるね」
彩ちゃんが奈々ちゃんと、七海さんと連絡を取ってくれることになった。
「あっ、そうだ、もう一人呼んでもいいかな?」
「もう一人?」
誰だろう?
「七海さんが担当している新人作家の藤田一葉(ふじたかずは)さんと、牛島榛(うしじましん)さん。前から環菜ちゃんに会って見たいなーって言ってたの。一葉ちゃんがね、環菜ちゃんと宗司さんの馴れ初めを聞きたいって言ってたから」
「馴れ初めって・・・。彩ちゃん一体その人に私の事をなんて説明したの?」
一度会ってみたいと興味をもたれる程って相当だよね?
じとーっと元凶を見つめれば、あからさまに視線をさ迷わせていた。
ちょっ、ほんとその人に何言ったの!?
説明してくれる気はないらしく、彩ちゃんは話をガラッと変えてきた。
「でね、二人はもう一緒に暮らしてて今度結婚することが決まってるんだけど、新居に最近猫を飼ったらしくて。実はその猫とうちのくろちゃんとお見合いさせてみようかなっていう話が出てるの。それを新年会の日にしちゃ駄目かな?」
「へえ、くろちゃんにお見合い!」
それは面白そう!
「でしょ!?」
にこって笑う彩ちゃんの術に嵌った私。まあ、いいや。
こうして新年会という名の女子会と男子会が開催されることが決定したのです。
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