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噂3
しおりを挟むそのままショーツの中に手を入れ、コリコリとしたところをつまむ。
「ひゃっ」
ぴくり、と体を反応させ首に絡む腕に力が入る。気にも止めず、今度はその辺りを小刻みに指を震わせると、濡れたものが指にねっとりとつき、次第にぴちゃぴちゃと音を立てていやらしい雰囲気になってくる。
「あ、ぁん……」
もうその快感に耐えきれなくなったのか、ユーリは俺の胸にしがみついてきた。ショーツから手を離すとユーリをベッドへ横向きに根転がせ、俺は服を脱ぐ。
ユーリは恥ずかしそうに枕をつかみ、こちらを見ないようにしている。
横に寝転がり、ユーリの腰をサワサワと触れ、少しずつ胸の方に手を伸ばして行く。
腰をユーリの尻に押し付け、硬いものを感じさせ。
グイグイと入るべき場所に押しつける。
「入りたいって言ってるぜ」
ユーリは耳まで真っ赤にして、無表情でいる。何も返してこない。パチパチと瞬きを何度もしている。
「服、脱いで」
煩わしい服を脱がせると、下着も脱がせ、生まれたままの姿になる。
ベッドの上にちょこんと座り隠すように両手でそれぞれの場所を隠している。
視線はとにかく下向きで、こちらを見ようとしない。
俺は口の端を小さくあげると、両手で隠している腕をシーツに押し付けるように押し倒す。
ユーリの足の間に俺の膝を滑り込ませ、そのまま唇をよせた。
頬を寄せ、もう一度唇を重ね合わせる。
「ユーリ」
名を呼ぶと、トロンとした目でこちらを見る。余韻を味わっているのかのように。
俺はユーリの両胸を揺らし、鎖骨に胸の間に腹の筋にとキスを落としていく。
たゆんたゆんと揺れる膨らみに情欲が強くなる。
胸を揉みながら頸をペロリと舐める。ちゅ、ちゅ、とあちらこちらに湿ったキスをする。
胸の突起をレロっと舐め上げ、ちゅ、と吸ってみる。
「あン……」
色々な方向から舌で刺激を与え、ピンク色の先が更に細く硬くなる。
軽く歯で噛んでみると、んくッ、と目をぎゅっと閉じて耐える姿が可愛らしくてそそられる。
俺はまた頸に顔を埋め、髪の香りに包まれながら俺の太くなったそれをユーリの花に押し込んでゆく。
「く、ゥ……」
俺の声も漏れる。
中はもうとっくに濡れていて、すぐに俺を受け入れてくれた。
「んぁ……はッ」
「気持ちイィ……俺、たまんね……ハァ……」
素の自分が出てしまう。
ユーリの両胸を柔らかく揉みながら、ゆっくり前後に動かしだす。
ゆるん、ゆるんと滑らかに。
「あはハァッ……!」
ユーリの甲高い声が、動きと共に聞こえだす。少しずつ前後する早さが増していく。このままだとすぐ出してしまいそうだ。
俺はベッドに座り、ユーリを膝の上に座らせ、そそり立つそれを見せる。
ユーリはどうしたらいいかわからない笑顔でこちらを見る。
「自分で入れて」
ユーリは恥ずかしそうにしたが、恐る恐る俺のモノを支える。小さくて細い指が、俺のそれを触っている事に、心臓が高鳴ってゆく。
ユーリは自分のそこにあてがい、そっと沈みこませた。ギュギュ、とそれを咥え込んでいく。
「ん……ぁッ……ふ」
「ク……」
今までとは違う感覚に俺は今にも腰を振りたくなるが、我慢してそのまま待つ。
「身体を上げたり下げたりして」
そういうと、ユーリは肩に手を乗せ、言う通りにする。ぬぷ、と動くたびに俺の先に刺激が与えられる。
「……ハァッ」
次第にユーリが上下ではなく、前後にゆさゆさと揺らしだす。ユーリからぬるりとした液体が溢れてくる。俺のものが混じっているのか、ユーリだけのものかは分からないが。
「あっ、アッ…アン、アッ!」
自分で腰を動かしながら俺によりかかるようにして、髪を振り乱している。気持ちの良い場所を自ら刺激し続ける姿にたまらなくなり、俺のペースで上に叩き上げる。
ユーリの形のよい乳房が、上下に揺れるさまがいやらしい。
「あっ、あはッ! あ…ンッ」
突然の俺からの刺激に、虚ろだった目がまん丸くなる。
俺はユーリを胸に押しつけて、腰を振る。もう、そろそろ耐えられない。
欲望の赴くまま、ユーリの頸にキスを落とし、耳を舐め、髪をワシャワシャと撫で、唇に深いキスをし、激しく吐出するまで腰を振った。
「イヤッ……んぁ!」
ドクドクと、俺のそれは中で暴発した。
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