【完結】王女様の暇つぶしに私を巻き込まないでください

むとうみつき

文字の大きさ
39 / 135
二年生 後期

39 悪意

しおりを挟む

「い~ち」

「うがああぁぁああ!!!」

「に~い」

「ふんなああぁぁあ~!!!」

「さ~ん」

べショッ!!!

「もうムリ~」

「まだ三回目だぞ!本気か?!」


私は今、ライリー様に体力テストという名の拷問を受けている。
場所は以前ユラン様と来たことがあるグラウンドだ。

「アマーリエだって腕立て百回は余裕で出来るぞ」

いや、それアマーリエ様がおかしいから。
王女様なのに、なんで腕立て百回余裕で出来るんだ。

心の中でそう毒づきながら、私は地面にうつ伏せに潰れたまま、過去の自分の発言を反省していた。

なんでこんなことになっているかというと、ウィンターパーティーでエルダー様に壁ドンされた時、怒りに任せてライリー様に体術を教えてくださいと言ったからだ。

でもよく考えたら私は魔法が使えるから、いざとなったら風魔法で吹っ飛ばせばいい。

つまり、無理して筋肉ムキムキにならなくていいんじゃない?と、ライリー様が何も言って来ないのをいいことに忘れた振りをしていた。

そうしたら今日、体術を教える前にどのくらい動けるのか確認したいって言われて、騎士の訓練服に着替えさせられ、グラウンドまで引っ張られて来られた。

ライリー様は忘れていなかったようだ。

「シェリル嬢は、まず基礎体力をつけた方が良さそうだな」

「はい~」

地面に伏せたまま、なんとか答える。

「…少し休憩するか」

「はい~」

休憩と聞いてゴロンと転がり、仰向けになって目を閉じる。

「お前、その格好…。女捨ててるのか?」

酷いことを言う。
こんな格好になってしまうまで、百メートル走だ腹筋だと色々やらせたくせに。

「まあ、いいか」

はい。もうどうでもいいです。

目をつぶって仰向けで寝転がる私の隣に、ライリー様が座る気配がした。
散々動いて汗をかいた体に、冬の冷たい風が心地いい。

「ウィンターパーティーの時、助けてやれなくて悪かったな」

申し訳なさそうな声。
助けられなかったというのは、エルダー様の壁ドンのことだろうか。

「お前とエルダーが星のテラスに行ったって聞いて急いで向かったんだが、まあ、無事で良かったよ」

「星のテラス?」

「やっぱり知らなかったんだな。知ってたら、お前なら行かないもんな」

「え?何ですか?それ」

思わず目を開けてライリー様を見る。
困ったようなライリー様の顔。

「あのテラスは、会場の端の目立たない所にあるだろう?人目につきにくいから、逢瀬目的で使う奴らがいるんだ。周囲の木立が切れて星が良く見えるから、星のテラスと呼ばれている」

「逢瀬目的?!」

「そういう目的で使う奴らを見張っている奴もいる。お前がエルダーと二人きりで星のテラスに行ったことは、結構な噂になってるぞ」

「ええー?!」

知らなかった。

しかも噂になっている?
なんてことだ!
全然気が付かなかった!

マチルダ様のことと雷魔法のことで頭がいっぱいで、周りの状況見えてなかった。

「そういえば、ユランからエルダーの様子がおかしいって報告が上がってたけど、最近どうだ?」

「…最近は寄って来ません」

そう、空き教室でユラン様に雷魔法らしきもので追い払われてから、以前のようにしつこく纏わり付いてくることは無くなった。

心の底から良かったと思っている。

「たまに目が合うくらいでしょうか。ただ…なんか暗い?エルダー様って、いつもみんなにニコニコ笑いかけている印象でしたけど、最近は暗い表情をしているように思います」

「確かにそうだな」

「何かあったんでしょうかね」

エルダー様に恨みはあるけど、明らかにこれまでと違うどんよりした顔を見ると、それはそれで気になってしまう。

私に対する迷惑行為も、よく考えるとアマーリエ様の暇つぶしに付き合っているだけで、私が王女であるアマーリエ様や高位貴族であるエルダー様に強く出られないのと同じように、エルダー様もアマーリエ様には逆らえないのだから、仕方ないともいえる。

いや、だからって恨みは消えないけども。

「まあ、付き纏わられなくなったので、私は平和に過ごさせて貰っています」

「…お前、勉強は出来るし頭も回るのに、たまに残念だな」

「何がですか?」

「いや…いい。お前はそのままでいいと思う」

いやいや、何が残念なのか教えてください。

そう言おうと思って口を開いたら、先にライリー様がポツリと呟いた。

「それにしても、アルノーには驚いたな」

「…ああ、そうですね。今日でちょうど一週間でしょうか」

「ああ」

レオナルド殿下に生徒会室に呼び出された翌日、今度はアルノー先輩もいなくなってしまった。
寮の部屋には、マチルダ嬢に会いに行くと書かれた紙が置いてあったそうだ。

レオナルド殿下が苦虫を噛み潰したような顔で教えてくれた。

「シェリル嬢、君はくれぐれも軽率な行動を取らないように」

釘を刺すようにそう言われたけど、一体私を何だと思っているんだろう。
隣にいたウィルフレッド様まで、うんうん頷いていたのが非常に気になる。


「ライリー様も、本当のこと知ってるんですね」

アルノー先輩も、マチルダ様と同じく体調不良で休んでいることになっているはずだ。
アルノー先輩失踪を知っているということは、マチルダ様のことも知っているんだろう。

「まあ、俺は将来レオナルド殿下の側近になるからな」

「アマーリエ様と結婚するからですか?」

「いや、違う」

あれ?違うの?

「…むしろ逆だな。俺はアマーリエが結婚したら婚家には着いていけない。だからレオナルド殿下の側近になることが決まっているんだ」

ライリー様が静かな声で言った。

「いくら騎士とはいえ、元婚約者候補の男が結婚後も側にいるなんておかしいだろ」

寝転がったままライリー様を見上げると、悲しげな顔をしているように見えた。

「結婚出来ないと、決まっているような言い方ですね」

「そうだな」

ライリー様は遠い目をして、グラウンドの先を見ている。

ライリー様とアマーリエ様は、お互い思い合っていると思っていた。
でも、アマーリエ様は王族だ。
意に染まない結婚でも、受け入れるしかないのかもしれない。

ライリー様も…。

「アルノーみたいに、追いかけて行けたらいいんだけどな」

小さな小さな声で、ライリー様が呟いた。


一陣の風が吹き、その冷たさに思わず身震いした。
もう体はすっかり冷えている。

「よぅし!じゃあ取り敢えず、グラウンド十周するか!」

「ええ?!」

取り敢えずって何だ!

ライリー様が勢いよく立ち上がる。

「俺も走る!」

「ええー!!!」

止めて!
自分が走りたいなら私を巻き込まないでひとりで走って!

私の心の叫びは伝わらず、休憩は終了し、ライリー様は私が一周している間にグラウンドを十周していた。


毎日の筋トレとランニングを約束させられて、今日の訓練は終わりと言われた。

取り敢えずお礼を言ってグラウンドを後にした。

もうすぐ宿屋のバイトの時間だけど、一旦教室に戻って制服に着替えなくてはならない。
クタクタの体に鞭打って足速に教室に戻る。

冬は日が落ちるのが早い。
うっすら暗くなった廊下は人の気配がなく、少し薄気味悪く感じた。

逸る気持ちで教室のドアを開けると、

「え?!何これ!!!」

私の机の上には、無惨にもビリビリに破かれ、インクで真っ黒に染められた、魔術学の教科書があった。


誰もいない教室の中で、そこだけがやけに生々しく、ここにいない誰かの悪意を伝えていた。
しおりを挟む
感想 123

あなたにおすすめの小説

【完結】天下無敵の公爵令嬢は、おせっかいが大好きです

ノデミチ
ファンタジー
ある女医が、天寿を全うした。 女神に頼まれ、知識のみ持って転生。公爵令嬢として生を受ける。父は王国元帥、母は元宮廷魔術師。 前世の知識と父譲りの剣技体力、母譲りの魔法魔力。権力もあって、好き勝手生きられるのに、おせっかいが大好き。幼馴染の二人を巻き込んで、突っ走る! そんな変わった公爵令嬢の物語。 アルファポリスOnly 2019/4/21 完結しました。 沢山のお気に入り、本当に感謝します。 7月より連載中に戻し、拾異伝スタートします。 2021年9月。 ファンタジー小説大賞投票御礼として外伝スタート。主要キャラから見たリスティア達を描いてます。 10月、再び完結に戻します。 御声援御愛読ありがとうございました。

婚約者を姉に奪われ、婚約破棄されたエリーゼは、王子殿下に国外追放されて捨てられた先は、なんと魔獣がいる森。そこから大逆転するしかない?怒りの

山田 バルス
ファンタジー
王宮の広間は、冷え切った空気に満ちていた。  玉座の前にひとり、少女が|跪い《ひざまず》ていた。  エリーゼ=アルセリア。  目の前に立つのは、王国第一王子、シャルル=レインハルト。 「─エリーゼ=アルセリア。貴様との婚約は、ここに破棄する」 「……なぜ、ですか……?」  声が震える。  彼女の問いに、王子は冷然と答えた。 「貴様が、カリーナ嬢をいじめたからだ」 「そ、そんな……! 私が、姉様を、いじめた……?」 「カリーナ嬢からすべて聞いている。お前は陰湿な手段で彼女を苦しめ、王家の威信をも|貶めた《おとし》さらに、王家に対する謀反を企てているとか」  広間にざわめきが広がる。  ──すべて、仕組まれていたのだ。 「私は、姉様にも王家にも……そんなこと……していません……!」  必死に訴えるエリーゼの声は、虚しく広間に消えた。 「黙れ!」  シャルルの一喝が、広間に響き渡る。 「貴様のような下劣な女を、王家に迎え入れるわけにはいかぬ」  広間は、再び深い静寂に沈んだ。 「よって、貴様との婚約は破棄。さらに──」  王子は、無慈悲に言葉を重ねた。 「国外追放を命じる」  その宣告に、エリーゼの膝が崩れた。 「そ、そんな……!」  桃色の髪が広間に広がる。  必死にすがろうとするも、誰も助けようとはしなかった。 「王の不在時に|謀反《むほん》を企てる不届き者など不要。王国のためにもな」  シャルルの隣で、カリーナがくすりと笑った。  まるで、エリーゼの絶望を甘美な蜜のように味わうかのように。  なぜ。  なぜ、こんなことに──。  エリーゼは、震える指で自らの胸を掴む。  彼女はただ、幼い頃から姉に憧れ、姉に尽くし、姉を支えようとしていただけだったのに。  それが裏切りで返され、今、すべてを失おうとしている。 兵士たちが進み出る。  無骨な手で、エリーゼの両手を後ろ手に縛り上げた。 「離して、ください……っ」  必死に抵抗するも、力は弱い。。  誰も助けない。エリーゼは、見た。  カリーナが、微笑みながらシャルルに腕を絡め、勝者の顔でこちらを見下ろしているのを。  ──すべては、最初から、こうなるよう仕組まれていたのだ。  重い扉が開かれる。

【完結】 悪役令嬢が死ぬまでにしたい10のこと

淡麗 マナ
恋愛
2022/04/07 小説ホットランキング女性向け1位に入ることができました。皆様の応援のおかげです。ありがとうございます。 第3回 一二三書房WEB小説大賞の最終選考作品です。(5,668作品のなかで45作品) ※コメント欄でネタバレしています。私のミスです。ネタバレしたくない方は読み終わったあとにコメントをご覧ください。 原因不明の病により、余命3ヶ月と診断された公爵令嬢のフェイト・アシュフォード。 よりによって今日は、王太子殿下とフェイトの婚約が発表されるパーティの日。 王太子殿下のことを考えれば、わたくしは身を引いたほうが良い。 どうやって婚約をお断りしようかと考えていると、王太子殿下の横には容姿端麗の女性が。逆に婚約破棄されて傷心するフェイト。 家に帰り、一冊の本をとりだす。それはフェイトが敬愛する、悪役令嬢とよばれた公爵令嬢ヴァイオレットが活躍する物語。そのなかに、【死ぬまでにしたい10のこと】を決める描写があり、フェイトはそれを真似してリストを作り、生きる指針とする。 1.余命のことは絶対にだれにも知られないこと。 2.悪役令嬢ヴァイオレットになりきる。あえて人から嫌われることで、自分が死んだ時の悲しみを減らす。(これは実行できなくて、後で変更することになる) 3.必ず病気の原因を突き止め、治療法を見つけだし、他の人が病気にならないようにする。 4.ノブレス・オブリージュ 公爵令嬢としての責務をいつもどおり果たす。 5.お父様と弟の問題を解決する。 それと、目に入れても痛くない、白蛇のイタムの新しい飼い主を探さねばなりませんし、恋……というものもしてみたいし、矛盾していますけれど、友達も欲しい。etc. リストに従い、持ち前の執務能力、するどい観察眼を持って、人々の問題や悩みを解決していくフェイト。 ただし、悪役令嬢の振りをして、人から嫌われることは上手くいかない。逆に好かれてしまう! では、リストを変更しよう。わたくしの身代わりを立て、遠くに嫁いでもらうのはどうでしょう? たとえ失敗しても10のリストを修正し、最善を尽くすフェイト。 これはフェイトが、余命3ヶ月で10のしたいことを実行する物語。皆を自らの死によって悲しませない為に足掻き、運命に立ち向かう、逆転劇。 【注意点】 恋愛要素は弱め。 設定はかなりゆるめに作っています。 1人か、2人、苛立つキャラクターが出てくると思いますが、爽快なざまぁはありません。 2章以降だいぶ殺伐として、不穏な感じになりますので、合わないと思ったら辞めることをお勧めします。

【完結】立場を弁えぬモブ令嬢Aは、ヒロインをぶっ潰し、ついでに恋も叶えちゃいます!

MEIKO
ファンタジー
最近まで死の病に冒されていたランドン伯爵家令嬢のアリシア。十六歳になったのを機に、胸をときめかせながら帝都学園にやって来た。「病も克服したし、今日からドキドキワクワクの学園生活が始まるんだわ!」そう思いながら一歩踏み入れた瞬間浮かれ過ぎてコケた。その時、突然奇妙な記憶が呼び醒まされる。見たこともない子爵家の令嬢ルーシーが、学園に通う見目麗しい男性達との恋模様を繰り広げる乙女ゲームの場面が、次から次へと思い浮かぶ。この記憶って、もしかして前世?かつての自分は、日本人の女子高生だったことを思い出す。そして目の前で転んでしまった私を心配そうに見つめる美しい令嬢キャロラインは、断罪される側の人間なのだと気付く…。「こんな見た目も心も綺麗な方が、そんな目に遭っていいいわけ!?」おまけに婚約者までもがヒロインに懸想していて、自分に見向きもしない。そう愕然としたアリシアは、自らキャロライン嬢の取り巻きAとなり、断罪を阻止し婚約者の目を覚まさせようと暗躍することを決める。ヒロインのヤロウ…赦すまじ!  笑って泣けるコメディです。この作品のアイデアが浮かんだ時、男女の恋愛以外には考えられず、BLじゃない物語は初挑戦です。貴族的表現を取り入れていますが、あくまで違う世界です。おかしいところもあるかと思いますが、ご了承下さいね。

白い結婚を言い渡されたお飾り妻ですが、ダンジョン攻略に励んでいます

時岡継美
ファンタジー
 初夜に旦那様から「白い結婚」を言い渡され、お飾り妻としての生活が始まったヴィクトリアのライフワークはなんとダンジョンの攻略だった。  侯爵夫人として最低限の仕事をする傍ら、旦那様にも使用人たちにも内緒でダンジョンのラスボス戦に向けて準備を進めている。  しかし実は旦那様にも何やら秘密があるようで……?  他サイトでは「お飾り妻の趣味はダンジョン攻略です」のタイトルで公開している作品を加筆修正しております。  誤字脱字報告ありがとうございます!

悪役令嬢エリザベート物語

kirara
ファンタジー
私の名前はエリザベート・ノイズ 公爵令嬢である。 前世の名前は横川禮子。大学を卒業して入った企業でOLをしていたが、ある日の帰宅時に赤信号を無視してスクランブル交差点に飛び込んできた大型トラックとぶつかりそうになって。それからどうなったのだろう。気が付いた時には私は別の世界に転生していた。 ここは乙女ゲームの世界だ。そして私は悪役令嬢に生まれかわった。そのことを5歳の誕生パーティーの夜に知るのだった。 父はアフレイド・ノイズ公爵。 ノイズ公爵家の家長であり王国の重鎮。 魔法騎士団の総団長でもある。 母はマーガレット。 隣国アミルダ王国の第2王女。隣国の聖女の娘でもある。 兄の名前はリアム。  前世の記憶にある「乙女ゲーム」の中のエリザベート・ノイズは、王都学園の卒業パーティで、ウィリアム王太子殿下に真実の愛を見つけたと婚約を破棄され、身に覚えのない罪をきせられて国外に追放される。 そして、国境の手前で何者かに事故にみせかけて殺害されてしまうのだ。 王太子と婚約なんてするものか。 国外追放になどなるものか。 乙女ゲームの中では一人ぼっちだったエリザベート。 私は人生をあきらめない。 エリザベート・ノイズの二回目の人生が始まった。 ⭐️第16回 ファンタジー小説大賞参加中です。応援してくれると嬉しいです

【完結】勘当されたい悪役は自由に生きる

雨野
恋愛
 難病に罹り、15歳で人生を終えた私。  だが気がつくと、生前読んだ漫画の貴族で悪役に転生していた!?タイトルは忘れてしまったし、ラストまで読むことは出来なかったけど…確かこのキャラは、家を勘当され追放されたんじゃなかったっけ?  でも…手足は自由に動くし、ご飯は美味しく食べられる。すうっと深呼吸することだって出来る!!追放ったって殺される訳でもなし、貴族じゃなくなっても問題ないよね?むしろ私、庶民の生活のほうが大歓迎!!  ただ…私が転生したこのキャラ、セレスタン・ラサーニュ。悪役令息、男だったよね?どこからどう見ても女の身体なんですが。上に無いはずのモノがあり、下にあるはずのアレが無いんですが!?どうなってんのよ!!?  1話目はシリアスな感じですが、最終的にはほのぼの目指します。  ずっと病弱だったが故に、目に映る全てのものが輝いて見えるセレスタン。自分が変われば世界も変わる、私は…自由だ!!!  主人公は最初のうちは卑屈だったりしますが、次第に前向きに成長します。それまで見守っていただければと!  愛され主人公のつもりですが、逆ハーレムはありません。逆ハー風味はある。男装主人公なので、側から見るとBLカップルです。  予告なく痛々しい、残酷な描写あり。  サブタイトルに◼️が付いている話はシリアスになりがち。  小説家になろうさんでも掲載しております。そっちのほうが先行公開中。後書きなんかで、ちょいちょいネタ挟んでます。よろしければご覧ください。  こちらでは僅かに加筆&話が増えてたりします。  本編完結。番外編を順次公開していきます。  最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

侯爵令嬢に転生したからには、何がなんでも生き抜きたいと思います!

珂里
ファンタジー
侯爵令嬢に生まれた私。 3歳のある日、湖で溺れて前世の記憶を思い出す。 高校に入学した翌日、川で溺れていた子供を助けようとして逆に私が溺れてしまった。 これからハッピーライフを満喫しようと思っていたのに!! 転生したからには、2度目の人生何がなんでも生き抜いて、楽しみたいと思います!!!

処理中です...