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第5章 六凶編 VS ブラッディマリア・ブルードラグーン
第220話 現世と地獄の乱戦
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乱戦の中、武装した信者達は抵抗する神戸市民達に、容赦無く暴行を加える。手榴弾や催涙弾が飛び、辺りは煙に包まれ、異様な雰囲気に包まれる。
「逆らう者は殺せぇ!!!」
「助けてくれぇ!!」
機動隊が駆けつけ、救急車も来る。雅文達は幹部達を見つけた。
「アイツらが幹部やな!!」
突撃する雅文達を、教祖が見つけた。
「ん?アイツらは…。」
ひかりの会からの援軍リーダーの、ドルガンも気づく。モンゴル人は、かつて騎馬遊牧民と呼ばれ、チンギス・ハーンがユーラシア大陸を制圧し、モンゴル帝国を作り上げたことがあるように、険しい草原世界を生き抜いて来た。その闘争本能が湧き、すぐさま反乱分子だと見抜いた。
「教祖様、奴らが我らの東アジア征服計画の邪魔をした者達です。そして、あの中に雫と玲奈がいます。奴らは探偵と言っていました。」
雫と玲奈に、潜入されていたことを知り、教祖の白木勤は仰天した。
「何だと?!じゃあ何か、あの2人は潜入調査として、入信していたのか?!くっ、舐めたマネを!!出し抜いたつもりだろうが、この戦いで全滅させてやる!!!」
その頃、所長は状況を分析し、主力同士の戦いに持ち込むことを考える。
中村探偵事務所&KANSAI BLACK PANTHER
中村景満
烏丸雫
神田雅文
桐島美夜子
音無玲奈
陳青鴻
松本孝一
緒方正昭
矢神李羅
世界T教会 教祖&出家信者
白木勤
高橋優菜
奥田美玖里
片山純一
中山卓
小川茉莉子
ひかりの会 特攻部隊隊長・副隊長・四天王
ドルガン・ゲンボルト
パク・チュヨン
チュ・ガンジ
李桃娥
ファン・ハンボ
ムン・スヨン
こちらは9人。対する相手の主力は12人。何とか一騎打ちに持ち込みたい。粉塵の中、教会近くに辿り着く。
「ここが教会やな?」
「そうやな。君達に力を貸してもらうなんて2年ぶりだな。また頼むで!」
「あぁ、任せとけ!」
向かってくる雅文達を見て、静観していた幹部達も動き出す。
「本気で我々に勝てるとでも?」
「小日本のゴミ共、殺してあげるわ!」
「みんなまとめて消してやる…。」
いきり立つ援軍。勤も余裕の笑みを浮かべる。
「まぁ、待て。奴らの兵力は9人。こちらは12人だ。古来より戦は、大将が討たれると負けだ。だから、私とドルガン、チュヨンはここに残ろう。あとは信者達が護衛してくれる。」
「確かにな。簡単に皆殺しにしては、面白くないな。」
「そうね。なら、こうしましょう。」
副隊長のチュヨンは、好戦的な笑みを浮かべる。今から9人がポートアイランドの主要エリアへ散らばる。そこへやってきた雅文達を倒し、勝者は教会へ戻る、というバトルゲーム形式にする。教会に近づこうとする雅文達だが、そこに信者達がたちはだかり、盾でブロックされる。
「フフフ、あなた達ね!!我らひかりの会に喧嘩を売った探偵って言うのは!!」
チュヨンが意気揚々と話す。教祖と特攻部隊隊長と副隊長を倒したければ、今から2時間以内に出家信者と四天王を含む9人を倒すこと、と条件を提示。もし、2時間以内に倒せなかった、もしくは雅文達が全滅した場合は、このポートアイランドにいる者達を皆殺しにして、韓国から信者達を大量に移住させて、ここを拠点に日本を制圧する、と高らかに宣言した。
「どう?この方が面白いでしょ?あなた達に命運がかかってるのよ!!」
チュヨンのふざけた提案に、孝一は怒りを爆発させる。
「ふざけんな!!海外の侵略者が!!!」
所長は、毅然とした態度でチュヨンと睨み合う。
「落ち着け。受けて立とう。我々は、百鬼夜行之衆と猛毒獣大陸を倒した。お前達も倒してくれる。」
出家信者と四天王達が、ポートアイランド各地に散らばる。現在の時刻は14時。全員覚悟を決めて、各地に散らばた。
「奴らを倒すぞ!!」
中公園に向かったのは、陳と所長。近くには、ポートアイランドビルが聳え立つ。そこに現れたのは、ひかりの会援軍四天王の、チュ・ガンジとファン・ハンボの韓国人コンビ。純白のカンフースーツを着ている。
「チョッパリ(日本人の蔑称)のオッサン2人か、軽々と殺してやろうか?」
「待てよ、ガンジ。俺のトンファーでコイツらの頭蓋骨砕いてやるよ。」
トンファーを振り回して、いきり立つハンボ。所長は、背広を脱ぎ、カッターシャツの腕捲りをして構える。陳も戦闘用に黒いカンフースーツを着ている。
「舐めてもらったら困るで。」
「哀れなカルトの傀儡が。」
BE KOBEモニュメントのあるポーアイしおさい公園に雫が来た。
「どこ行ったんや?ウチに怖気付いたんか?」
そこに、何者かが横から飛び蹴りをかまし、雫は咄嗟に避けた。白いチャイナドレスに身を包んだ黒髪ショートの女性。手には青龍刀が握られている。
「ニーハオ!!我是李桃娥!!(私は、李桃娥!!)小日本(日本人の蔑称)が!!凌遅刑に処してやるわ。」
「凌遅刑って、アンタは北京ダックなん?」
UCCコーヒー博物館前に、雅文が現れる。
「どこへ行ったのか?ティータイムにはまだ早いな…。」
そこに白装束に身をまとったニヒルな青年が現れた。
「フン、珈琲もいいが、お前には敗北者にお似合いの煮え湯を飲ませてやるよ!!」
世界T教会出家信者の片山純一、拳法の使い手。
「お前ら倒して、今夜はクリスマス。聖夜を祝いたいんや。倒させてもらうで!!」
中村景満・陳青鴻VSチュ・ガンジ・ファン・ハンボ
烏丸雫VS李桃娥
神田雅文VS片山純一
コーヒー博物館のすぐ近くにある神戸青少年科学館に来た美夜子と玲奈。そこに、純白のビキニアーマーを着た2人の女性信者が現れた。
「私の名は、高橋優菜!!逆らう者は消してやるわ!!」
「同じく、小川茉莉子!!切り刻んでアゲル🖤」
美夜子と玲奈も身構える。
「木刀でも戦える。消してやる、と言われて消される程、ヤワな女やないわ。かかってきなさい!!」
「玲奈はな、サキュバスになった女や!!!カルト教団なんか地獄に送ったるで!!!」
カピバラやハシビロコウで有名な神戸どうぶつ王国。避難勧告が出ているので、園内はもぬけの殻。
「誰もおらんな?あの鳥がハシビロコウか。」
李羅は、園内を見渡す。そこに白装束を着たシャーマン風の女性がいた。
「私の名は、奥田美玖里。逆らう者は呪い殺す…。」
神戸ワールド記念ホールには、孝一と正昭が来た。そこに、中山卓とムン・スヨンが現れた。
「瓦割りのように、テメェらの頭も割ってやろうか?」
「テコンドーの一撃を、味わいなさい。」
拳法使いの2人に、互いに臨戦態勢になる。
「武者震いがしてくるな。」
「リーダー、やってやりましょうよ!!」
桐島美夜子・音無玲奈VS高橋優菜・小川茉莉子
矢神李羅VS奥田美玖里
松本孝一・緒方正昭VS中山卓・ムン・スヨン
「逆らう者は殺せぇ!!!」
「助けてくれぇ!!」
機動隊が駆けつけ、救急車も来る。雅文達は幹部達を見つけた。
「アイツらが幹部やな!!」
突撃する雅文達を、教祖が見つけた。
「ん?アイツらは…。」
ひかりの会からの援軍リーダーの、ドルガンも気づく。モンゴル人は、かつて騎馬遊牧民と呼ばれ、チンギス・ハーンがユーラシア大陸を制圧し、モンゴル帝国を作り上げたことがあるように、険しい草原世界を生き抜いて来た。その闘争本能が湧き、すぐさま反乱分子だと見抜いた。
「教祖様、奴らが我らの東アジア征服計画の邪魔をした者達です。そして、あの中に雫と玲奈がいます。奴らは探偵と言っていました。」
雫と玲奈に、潜入されていたことを知り、教祖の白木勤は仰天した。
「何だと?!じゃあ何か、あの2人は潜入調査として、入信していたのか?!くっ、舐めたマネを!!出し抜いたつもりだろうが、この戦いで全滅させてやる!!!」
その頃、所長は状況を分析し、主力同士の戦いに持ち込むことを考える。
中村探偵事務所&KANSAI BLACK PANTHER
中村景満
烏丸雫
神田雅文
桐島美夜子
音無玲奈
陳青鴻
松本孝一
緒方正昭
矢神李羅
世界T教会 教祖&出家信者
白木勤
高橋優菜
奥田美玖里
片山純一
中山卓
小川茉莉子
ひかりの会 特攻部隊隊長・副隊長・四天王
ドルガン・ゲンボルト
パク・チュヨン
チュ・ガンジ
李桃娥
ファン・ハンボ
ムン・スヨン
こちらは9人。対する相手の主力は12人。何とか一騎打ちに持ち込みたい。粉塵の中、教会近くに辿り着く。
「ここが教会やな?」
「そうやな。君達に力を貸してもらうなんて2年ぶりだな。また頼むで!」
「あぁ、任せとけ!」
向かってくる雅文達を見て、静観していた幹部達も動き出す。
「本気で我々に勝てるとでも?」
「小日本のゴミ共、殺してあげるわ!」
「みんなまとめて消してやる…。」
いきり立つ援軍。勤も余裕の笑みを浮かべる。
「まぁ、待て。奴らの兵力は9人。こちらは12人だ。古来より戦は、大将が討たれると負けだ。だから、私とドルガン、チュヨンはここに残ろう。あとは信者達が護衛してくれる。」
「確かにな。簡単に皆殺しにしては、面白くないな。」
「そうね。なら、こうしましょう。」
副隊長のチュヨンは、好戦的な笑みを浮かべる。今から9人がポートアイランドの主要エリアへ散らばる。そこへやってきた雅文達を倒し、勝者は教会へ戻る、というバトルゲーム形式にする。教会に近づこうとする雅文達だが、そこに信者達がたちはだかり、盾でブロックされる。
「フフフ、あなた達ね!!我らひかりの会に喧嘩を売った探偵って言うのは!!」
チュヨンが意気揚々と話す。教祖と特攻部隊隊長と副隊長を倒したければ、今から2時間以内に出家信者と四天王を含む9人を倒すこと、と条件を提示。もし、2時間以内に倒せなかった、もしくは雅文達が全滅した場合は、このポートアイランドにいる者達を皆殺しにして、韓国から信者達を大量に移住させて、ここを拠点に日本を制圧する、と高らかに宣言した。
「どう?この方が面白いでしょ?あなた達に命運がかかってるのよ!!」
チュヨンのふざけた提案に、孝一は怒りを爆発させる。
「ふざけんな!!海外の侵略者が!!!」
所長は、毅然とした態度でチュヨンと睨み合う。
「落ち着け。受けて立とう。我々は、百鬼夜行之衆と猛毒獣大陸を倒した。お前達も倒してくれる。」
出家信者と四天王達が、ポートアイランド各地に散らばる。現在の時刻は14時。全員覚悟を決めて、各地に散らばた。
「奴らを倒すぞ!!」
中公園に向かったのは、陳と所長。近くには、ポートアイランドビルが聳え立つ。そこに現れたのは、ひかりの会援軍四天王の、チュ・ガンジとファン・ハンボの韓国人コンビ。純白のカンフースーツを着ている。
「チョッパリ(日本人の蔑称)のオッサン2人か、軽々と殺してやろうか?」
「待てよ、ガンジ。俺のトンファーでコイツらの頭蓋骨砕いてやるよ。」
トンファーを振り回して、いきり立つハンボ。所長は、背広を脱ぎ、カッターシャツの腕捲りをして構える。陳も戦闘用に黒いカンフースーツを着ている。
「舐めてもらったら困るで。」
「哀れなカルトの傀儡が。」
BE KOBEモニュメントのあるポーアイしおさい公園に雫が来た。
「どこ行ったんや?ウチに怖気付いたんか?」
そこに、何者かが横から飛び蹴りをかまし、雫は咄嗟に避けた。白いチャイナドレスに身を包んだ黒髪ショートの女性。手には青龍刀が握られている。
「ニーハオ!!我是李桃娥!!(私は、李桃娥!!)小日本(日本人の蔑称)が!!凌遅刑に処してやるわ。」
「凌遅刑って、アンタは北京ダックなん?」
UCCコーヒー博物館前に、雅文が現れる。
「どこへ行ったのか?ティータイムにはまだ早いな…。」
そこに白装束に身をまとったニヒルな青年が現れた。
「フン、珈琲もいいが、お前には敗北者にお似合いの煮え湯を飲ませてやるよ!!」
世界T教会出家信者の片山純一、拳法の使い手。
「お前ら倒して、今夜はクリスマス。聖夜を祝いたいんや。倒させてもらうで!!」
中村景満・陳青鴻VSチュ・ガンジ・ファン・ハンボ
烏丸雫VS李桃娥
神田雅文VS片山純一
コーヒー博物館のすぐ近くにある神戸青少年科学館に来た美夜子と玲奈。そこに、純白のビキニアーマーを着た2人の女性信者が現れた。
「私の名は、高橋優菜!!逆らう者は消してやるわ!!」
「同じく、小川茉莉子!!切り刻んでアゲル🖤」
美夜子と玲奈も身構える。
「木刀でも戦える。消してやる、と言われて消される程、ヤワな女やないわ。かかってきなさい!!」
「玲奈はな、サキュバスになった女や!!!カルト教団なんか地獄に送ったるで!!!」
カピバラやハシビロコウで有名な神戸どうぶつ王国。避難勧告が出ているので、園内はもぬけの殻。
「誰もおらんな?あの鳥がハシビロコウか。」
李羅は、園内を見渡す。そこに白装束を着たシャーマン風の女性がいた。
「私の名は、奥田美玖里。逆らう者は呪い殺す…。」
神戸ワールド記念ホールには、孝一と正昭が来た。そこに、中山卓とムン・スヨンが現れた。
「瓦割りのように、テメェらの頭も割ってやろうか?」
「テコンドーの一撃を、味わいなさい。」
拳法使いの2人に、互いに臨戦態勢になる。
「武者震いがしてくるな。」
「リーダー、やってやりましょうよ!!」
桐島美夜子・音無玲奈VS高橋優菜・小川茉莉子
矢神李羅VS奥田美玖里
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