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第4章 六凶編 VS 百鬼夜行之衆・猛毒獣大陸
第118話 貢ぎ物の代償
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キャバクラでの張り込みで、ターゲットの素行が言動から次々と露呈した。
「はい、飛鳥ちゃん。マネー🖤。」
懐から1万円を取り出し、流暢に渡す。
「いつもありがとうございます🖤。飛鳥のご主人様🖤。」
「いや~、ご主人様とか照れる~!」
酔いが回っていることもあって、満面のニヤケ顔でデレデレになる。
「Xmasも近いし、飛鳥からもお返し。」
「え~、お返しって何よ~?そんなんええで。気持ちだけで十分やで。」
飛鳥は懐から、何かを取り出した。それは無地のDVDディスクである。
「何やこれ?」
「これは、前に飛鳥に喧嘩売った女探偵を返り討ちにした時のDVD。」
近くのテーブルで、盗聴していた雫はピンと来た。
(玲奈ちゃんのヤツやな?あの時のパパ活してた連中の主犯か…。)
DVDに食らいつく彼は、酒で上機嫌になっていた。
「へ~、飛鳥ちゃんに喧嘩売った女探偵か~!どんな面してるか見てみたいわ~!」
「ねぇ、いつも飛鳥への貢ぎ物ありがとうございます🖤」
「構へんて、好きになった女にはな、会社の金やろうとナンボでもくれたるわ、ハッハッハッ!!」
「徹さん、太っ腹~!」
他のキャバ嬢におだてられ、彼は立ち上がって上機嫌に踊り出す。
「世の中な、金持ってるヤツが偉いんやー!!!」
情報を集めることが出来た2人は、盗聴器を回収し、店を後にした。
「証拠は揃ったな。」
「それにしても、あの男、気分悪いわ。」
「それはウチも思う。ああいうクソ野郎は叩きのめしたらなアカン。」
その日は、事務所に戻ってから解散。翌日、雫と美夜子は証拠を整理し、調査結果報告の段取りを組み立てる。まずは、盗聴器で盗聴した内容を再生する。
「いつも飛鳥への貢ぎ物ありがとうございます🖤」
「ああ、ワシは会社員で儲かっとるし、その前までミナミで金融屋してたんや。へへ、その時もやけど、金のためなら汚いことも平気でやったわ。」
美夜子は、要点をメモにとる。
「とんでもない男ね。」
「会社の金をちょろまかしてもな、その後、その金で株やって取り戻してるからセーフや。」
「いつも貢いでくれてありがとうございま~す。」
「ええで、ええで。会社の金なんか横領するんは簡単やからな。飛鳥ちゃんに貢ぐ、それでお返しが来る。WINWINやで。」
「流石、徹さん、イケてる~!」
この盗聴で分かったこと
・彼は、会社の金を横領し、この飛鳥というキャバ嬢に貢いでいた。
・朝貢冊封のような形で貢ぎ、見返りを貰っていた。
・会社の金を不正に株に注ぎ込み、それで得られた金で帳尻を合わせていた。
「金の亡者やな。金と色欲にまみれた憐れな餓鬼畜生には、地獄を見せたらなアカンわ…。」
「そうですね。雫さん。ジェンダー平等の時代に、こんな薄汚い欲まみれのオッサンからは、何もかも取り上げて、カンダタがさ迷った「「蜘蛛の糸」」に出てきた地獄へ送りましょう…。」
静かな怒りを滲ませ、2人は着々と準備を進める。依頼人の悠里にアポイントを取り、車で大阪市へ向かう。淀屋橋のオフィス街は飲食店も充実しており、中々値が張る。昼休みになり、近くのカフェで悠里と会う。
「お忙しいところ、すいません。先日ご依頼賜りました中村探偵事務所の烏丸雫と申します。」
「こんにちは、探偵さん。」
「今日は、昨夜の調査報告書を持って参りました。」
悠里に報告書を見せ、証拠を提示した。
「やっぱりそうやったんですね。許されへん…。」
「どうします?お偉いさんにも言うときます?」
「はい。」
それから、人事担当者と社長にも、このことを話した。会社の金を横領して私腹を肥やしたり、不正に得た金でそれを誤魔化すのは、れっきとした犯罪である。証拠は手に入れた。あとは、本人に勘付かれずに、現行犯の所を押さえて、警察に逮捕してもらう。そして、懲戒解雇という形で首を切る。
「その方が、貴方方にとってもよろしいでしょう。」
「貴方は一体?」
「ウチ?ウチは烏丸雫。探偵や。」
その夜、業務は終了し、ほとんどの社員が退勤して静まり返ったオフィスを、雫と美夜子が注意深く張り込む。
「ウチの作戦通りに動いてな。危なくなったら、美夜子が助けに行くから。」
「分かりました。」
オフィスの金庫がある部屋の周辺を、キョロキョロと見回し、恐る恐る侵入する宗谷徹。慣れた手つきで現金を引き出し、こっそりと懐に収める。
「へっへっへっ。チョロいもんや。」
そこに悠里が現れ、彼の犯行を制した。
「そこまでよ!」
「あぁ、何や?」
「貴方やったのね。会社のお金を横領して、キャバクラで注ぎ込んでたのは!」
「ハァ、何のことや?証拠はあるんか、証拠は!」
白を切る彼に、悠里は盗聴器を再生する。すると、自信満々だった彼の顔がみるみる青ざめていった。
「会社のお金を横領するなんて、貴方はビジネスマン以前に人間失格よ!それに貴方が誤魔化そうとしていた株、暴落してたわ。ダウ平均株価が、毎回毎回爆上がりする思うたら大間違いよ!株以外でどうやって不正にお金を手に入れたのか、教えなさい!」
証拠を手に入れ、探偵がバックにいることから、悠里は自信をもって彼を糾弾する。だが、彼は不敵な笑みを浮かべて応戦した。
「ハッハッハッ!教えたるわ。ダークウェブや。」
「ダークウェブ?」
「そうや。普段使うてるGoogleやYahoo!で辿り着けへん魔の領域や。そこではな、麻薬・武器・臓器と何でも売ってるんや。特にな、麻薬と臓器は高値で売れるんや…。」
目を見開き、不気味な笑みを浮かべる彼に、悠里は背筋が凍る。
「臓器売買なんて、貴方には良心というものが無いの!」
「あぁ?あるかい、そんなもん。金や金。世の中金が全てや。臓器売買はな、いっぱい売れるで。へへへ、そうや。お前の内臓よこせや、なぁ、よこせって…。それか、お前ブチ殺して生き人形として売ったら高く売れるな。へへへ。」
恐怖で足がすくむ悠里に、彼が襲い掛かる。そこに、美夜子が助走をつけて飛び蹴りを食らわした。
「あべしっ!!!!」
彼はぶっ飛び、床に倒れた。
「大丈夫?」
「はい、貴女は?」
「我輩は、桐島美夜子。探偵である。」
立ち上がって襲いかかる彼の攻撃を、美夜子はひょいひょいと避ける。
「クソぉ!ちょこまかと!」
「我輩の蹴りを受けて、立ち上がるなんて、中々しぶといわね。」
横腹に蹴りを入れ、更に太もも、脛、鳩尾と連続攻撃。
「ぐはぁ…。ハァハァ…。何やお前は?!」
「貴方みたいな亡者のオッサンは、フェードアウトしなさい!この世から!!」
ひざまづいた所に、強烈な回し蹴りが顔面に炸裂して1発KO。
その後、駆けつけた警官によって彼は逮捕され、社長直々に懲戒解雇を告げられた。こうして企業内の悪は摘まみ出された。その場で報酬を受け取り、意気揚々と大阪を後にする雫と美夜子。
「美夜子ちゃん、腕上げたな。」
「ありがとうございます。」
「陳さんの言うてた海外での特訓、頑張りや。」
「はい。」
「はい、飛鳥ちゃん。マネー🖤。」
懐から1万円を取り出し、流暢に渡す。
「いつもありがとうございます🖤。飛鳥のご主人様🖤。」
「いや~、ご主人様とか照れる~!」
酔いが回っていることもあって、満面のニヤケ顔でデレデレになる。
「Xmasも近いし、飛鳥からもお返し。」
「え~、お返しって何よ~?そんなんええで。気持ちだけで十分やで。」
飛鳥は懐から、何かを取り出した。それは無地のDVDディスクである。
「何やこれ?」
「これは、前に飛鳥に喧嘩売った女探偵を返り討ちにした時のDVD。」
近くのテーブルで、盗聴していた雫はピンと来た。
(玲奈ちゃんのヤツやな?あの時のパパ活してた連中の主犯か…。)
DVDに食らいつく彼は、酒で上機嫌になっていた。
「へ~、飛鳥ちゃんに喧嘩売った女探偵か~!どんな面してるか見てみたいわ~!」
「ねぇ、いつも飛鳥への貢ぎ物ありがとうございます🖤」
「構へんて、好きになった女にはな、会社の金やろうとナンボでもくれたるわ、ハッハッハッ!!」
「徹さん、太っ腹~!」
他のキャバ嬢におだてられ、彼は立ち上がって上機嫌に踊り出す。
「世の中な、金持ってるヤツが偉いんやー!!!」
情報を集めることが出来た2人は、盗聴器を回収し、店を後にした。
「証拠は揃ったな。」
「それにしても、あの男、気分悪いわ。」
「それはウチも思う。ああいうクソ野郎は叩きのめしたらなアカン。」
その日は、事務所に戻ってから解散。翌日、雫と美夜子は証拠を整理し、調査結果報告の段取りを組み立てる。まずは、盗聴器で盗聴した内容を再生する。
「いつも飛鳥への貢ぎ物ありがとうございます🖤」
「ああ、ワシは会社員で儲かっとるし、その前までミナミで金融屋してたんや。へへ、その時もやけど、金のためなら汚いことも平気でやったわ。」
美夜子は、要点をメモにとる。
「とんでもない男ね。」
「会社の金をちょろまかしてもな、その後、その金で株やって取り戻してるからセーフや。」
「いつも貢いでくれてありがとうございま~す。」
「ええで、ええで。会社の金なんか横領するんは簡単やからな。飛鳥ちゃんに貢ぐ、それでお返しが来る。WINWINやで。」
「流石、徹さん、イケてる~!」
この盗聴で分かったこと
・彼は、会社の金を横領し、この飛鳥というキャバ嬢に貢いでいた。
・朝貢冊封のような形で貢ぎ、見返りを貰っていた。
・会社の金を不正に株に注ぎ込み、それで得られた金で帳尻を合わせていた。
「金の亡者やな。金と色欲にまみれた憐れな餓鬼畜生には、地獄を見せたらなアカンわ…。」
「そうですね。雫さん。ジェンダー平等の時代に、こんな薄汚い欲まみれのオッサンからは、何もかも取り上げて、カンダタがさ迷った「「蜘蛛の糸」」に出てきた地獄へ送りましょう…。」
静かな怒りを滲ませ、2人は着々と準備を進める。依頼人の悠里にアポイントを取り、車で大阪市へ向かう。淀屋橋のオフィス街は飲食店も充実しており、中々値が張る。昼休みになり、近くのカフェで悠里と会う。
「お忙しいところ、すいません。先日ご依頼賜りました中村探偵事務所の烏丸雫と申します。」
「こんにちは、探偵さん。」
「今日は、昨夜の調査報告書を持って参りました。」
悠里に報告書を見せ、証拠を提示した。
「やっぱりそうやったんですね。許されへん…。」
「どうします?お偉いさんにも言うときます?」
「はい。」
それから、人事担当者と社長にも、このことを話した。会社の金を横領して私腹を肥やしたり、不正に得た金でそれを誤魔化すのは、れっきとした犯罪である。証拠は手に入れた。あとは、本人に勘付かれずに、現行犯の所を押さえて、警察に逮捕してもらう。そして、懲戒解雇という形で首を切る。
「その方が、貴方方にとってもよろしいでしょう。」
「貴方は一体?」
「ウチ?ウチは烏丸雫。探偵や。」
その夜、業務は終了し、ほとんどの社員が退勤して静まり返ったオフィスを、雫と美夜子が注意深く張り込む。
「ウチの作戦通りに動いてな。危なくなったら、美夜子が助けに行くから。」
「分かりました。」
オフィスの金庫がある部屋の周辺を、キョロキョロと見回し、恐る恐る侵入する宗谷徹。慣れた手つきで現金を引き出し、こっそりと懐に収める。
「へっへっへっ。チョロいもんや。」
そこに悠里が現れ、彼の犯行を制した。
「そこまでよ!」
「あぁ、何や?」
「貴方やったのね。会社のお金を横領して、キャバクラで注ぎ込んでたのは!」
「ハァ、何のことや?証拠はあるんか、証拠は!」
白を切る彼に、悠里は盗聴器を再生する。すると、自信満々だった彼の顔がみるみる青ざめていった。
「会社のお金を横領するなんて、貴方はビジネスマン以前に人間失格よ!それに貴方が誤魔化そうとしていた株、暴落してたわ。ダウ平均株価が、毎回毎回爆上がりする思うたら大間違いよ!株以外でどうやって不正にお金を手に入れたのか、教えなさい!」
証拠を手に入れ、探偵がバックにいることから、悠里は自信をもって彼を糾弾する。だが、彼は不敵な笑みを浮かべて応戦した。
「ハッハッハッ!教えたるわ。ダークウェブや。」
「ダークウェブ?」
「そうや。普段使うてるGoogleやYahoo!で辿り着けへん魔の領域や。そこではな、麻薬・武器・臓器と何でも売ってるんや。特にな、麻薬と臓器は高値で売れるんや…。」
目を見開き、不気味な笑みを浮かべる彼に、悠里は背筋が凍る。
「臓器売買なんて、貴方には良心というものが無いの!」
「あぁ?あるかい、そんなもん。金や金。世の中金が全てや。臓器売買はな、いっぱい売れるで。へへへ、そうや。お前の内臓よこせや、なぁ、よこせって…。それか、お前ブチ殺して生き人形として売ったら高く売れるな。へへへ。」
恐怖で足がすくむ悠里に、彼が襲い掛かる。そこに、美夜子が助走をつけて飛び蹴りを食らわした。
「あべしっ!!!!」
彼はぶっ飛び、床に倒れた。
「大丈夫?」
「はい、貴女は?」
「我輩は、桐島美夜子。探偵である。」
立ち上がって襲いかかる彼の攻撃を、美夜子はひょいひょいと避ける。
「クソぉ!ちょこまかと!」
「我輩の蹴りを受けて、立ち上がるなんて、中々しぶといわね。」
横腹に蹴りを入れ、更に太もも、脛、鳩尾と連続攻撃。
「ぐはぁ…。ハァハァ…。何やお前は?!」
「貴方みたいな亡者のオッサンは、フェードアウトしなさい!この世から!!」
ひざまづいた所に、強烈な回し蹴りが顔面に炸裂して1発KO。
その後、駆けつけた警官によって彼は逮捕され、社長直々に懲戒解雇を告げられた。こうして企業内の悪は摘まみ出された。その場で報酬を受け取り、意気揚々と大阪を後にする雫と美夜子。
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「ありがとうございます。」
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「はい。」
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