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第13話 カメラマンへ
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阪神淡路大震災を乗り越え、1996年4月、薫は4回生になった。就職活動が解禁され、薫はカメラマンとして働ける業界を絞って、就活を始めた。スーツに身を包み、地元の京都や大阪を駆け回る。グラビア写真を売り込むが、中々採用されず、夕陽を見つめる日々が続いた。
(グラビア写真を、もっと撮ることやな。)
彼の愛読していた週刊少年ジャンプは、SLAM DUNK・DRAGON BALL・幽☆遊☆白書が終わり、週間少年サンデー・週刊少年マガジンなどに抜かれ、暗黒期に入っていた。
(「「名探偵コナン」」、探偵の話か…。新一と蘭の関係って、「「金田一少年の事件簿」」のあの2人みたいやな…。)
バブル経済が崩壊し、平成不況と呼ばれる不景気、オウム真理教による社会不安とテロ行為、阪神淡路大震災と、様々な出来事があった。そんな中、周りの同級生の内定が決まる中、梅雨の時期を迎えた。
雨が続き、ジメジメした空気と相まって薫は悶々としていた。コレクションした「スーパー写真塾」を読み漁り、入念にグラビア写真について研究する。
「制服、水着、こういうのが1番絵になるんやな…。」
グラビア撮影会に申し込み、撮影を楽しみにした。ある日、博信とオリンピックについて話した。
「7月に、アトランタオリンピックあるんよ。サッカー、楽しみやな!」
「楽しみって、相手どこなん?」
1996アトランタオリンピックに出場する日本代表。組み合わせは、ブラジル・ナイジェリア・ハンガリーとなっている。ブラジルは、W杯最多優勝を誇り、ロナウド・リヴァウド・ベベット・カフーなどを擁するサッカー王国である。ナイジェリアは、初出場のアメリカW杯でベスト16に進出。カヌー・オコチャ・ババンギダなどのタレントがおり、「スーパーイーグルス」と呼ばれている。ハンガリーは、かつてのW杯で「マジック・マジャール」と呼ばれた古豪である。W杯出場が無い日本にとっては難敵ばかり。
「いや、ブラジルは手強いで!」
薫は、ブラジルがサッカー王国であることは知っている。
「せやけどな、相手が強い方が燃えるやん。」
博信はワクワクしていた。
「まぁ、始まらな分からんからな…。」
6月中旬、薫はグラビア撮影会で大阪に赴いた。そこで、一昨年出会った茉莉奈に再会した。撮影後に、彼女が帰るのを見計らい、思いきって話しかけた。
「お疲れ様、茉莉奈ちゃん。」
「あ、薫さん!お久しぶりです!!」
立ち話も何だということで、喫茶店に行き、再会を喜んだ。
「久しぶりやね。去年は地震があって大変やったな…。」
「はい、私は大阪に住んでいますが、こっちもものすごく揺れて怖かったです…。」
阪神淡路大震災では、京都や大阪も被害を受けた。震災の他に、オウム真理教のサリン事件と社会不安に見舞われた。
「薫さん、元気そうで良かったです!」
「あぁ…。僕も茉莉奈ちゃんに、また会えて良かった。」
注文したアイスレモンティーをチビチビ飲み、彼女の笑顔を見て、安堵した。最近のことを話した。
「薫さん、就活中なんですね。」
「うん。写真屋や芸能事務所に、写真送ってるんやけど、中々上手くいかんくて…。これといったエエ写真が撮れへんくて、ちょっと行き詰まっとるんよ…。」
悩んでいる薫を見ていた茉莉奈。ミルクティーを飲み干し、テーブルにカップを置いて呟いた。
「そうや、薫さん。今度の土曜日、私は友達とお泊まり会するんですよ。良ければ、来ませんか?」
思わぬ提案に、薫は噛んでいたレモンを吐き出した。
「えっ!?ええの?!」
「はい。1度、リフレッシュした方がいいと思いますよ。」
「ありがとう。茉莉奈ちゃん、恩に着る!」
日程などを教えてもらい、この日のやり取りはここで終了した。
そして、迎えた当日。雨は止んでいたが、ジメジメした空気で蒸し暑かった。午前10時 JR大阪駅にて、薫は待ち合わせしていた。ハットを被り、インスタントカメラを首からぶら下げ、白いTシャツに黒いズボンにリュックサックとラフな格好。しばらく待っていると、茉莉奈が来た。
「おはようございます。」
Tシャツにミニスカートという格好で、爽やかな感じがあった。2人は、JR大阪駅から大阪環状線に乗り、目的地へ向かう。
「オレンジ色の車体とは、珍しいな。」
京都に住んでいる薫にとっては、珍しいもので、インスタントカメラで写真を撮る。外回りの路線を進み、鶴橋駅に到着。高架を降りると、ごちゃごちゃした商店街に出た。
「狭いな。」
「はぐれないでね。」
鶴橋商店街を進み、待ち合わせ場所に行くと、茶髪ショートのTシャツ半パンの女の子がいた。
「茉莉奈、おはよう。この人が薫さん?」
「里香、おはよう。この人が薫さんよ。」
「はじめまして。京都芸術大学に通ってます香塚薫と申します。」
里香と合流し、鶴橋名物の焼き肉をいただく。
「鶴橋言うたら、焼き肉やからな。」
「女の子と焼き肉とか初めてや。」
ドキドキしながら、一緒に焼き肉を食べる。ホルモンやカルビに舌鼓を打ち、楽しい時間はあっという間に過ぎた。
腹を満たした後、鶴橋駅から離れた郊外のアパートに行った。ここは、里香の家である。荷物を置き、身軽にしてから、再び大阪環状線に乗り、今度は新今宮駅に行き、新世界を廻る。
「これが通天閣か。」
大阪のランドマーク 通天閣を写真に収め、満足気な薫。新世界の庶民的な雰囲気を楽しみ、郊外の西成区へ行くと、雰囲気が一変した。
「西成区だけ、別世界やな。」
「せやろ?ここだけカオスやで。」
「里香、大丈夫なん?」
進んでいくと、三角公園やあいりん地区はその日暮らしの労働者が数多くおり、どこか不気味な感じがある。
「こういう人らも、おるんやな。」
カメラで撮影し、気づかれないように、新世界まで戻った。
17時頃に家に戻り、風呂に入ることにした。
「薫さんも、一緒に入る?」
「えっ、僕は後ででええよ。2人で先に入りよ。」
「そうや、薫さんは里香と茉莉奈の身体とか洗ってくれたらええやん。」
「えっ!ええの?」
里香の思わぬ提案に、薫は驚いた。ひょっとしたら、ヌード写真が撮れるのではないか、と思案した。こういう日常の風景からアートのような写真も撮れる、自分は非日常的なシチュエーションに囚われ、どこか形式的な形にばかり拘り過ぎたのではないか、と感じた。
「分かった。」
風呂場に行き、薫はカメラを汚さないようにゴム手袋をした。里香と茉莉奈は裸になり、かけ湯してから、2人の頭と身体を洗う。
「薫さん、優しくね。」
「うん。」
里香は、スレンダーで出るところは出ている。茉莉奈は、ムッチリした身体で少し大柄である。里香はショートヘアで洗いやすかったが、茉莉奈は肩まで髪があるので、入念に洗った。続いて、身体を洗い流した。浴槽に入り、気持ち良さげな2人にカメラを向けて、写真を撮る。
「いいね、いいね。」
「薫さん、照れてます?」
「別に、照れてへんよ。」
撮影後、薫も入浴し、その間に里香が夕食を作ってくれた。夏ということで、ソーメンをいただいた。こうして、夜は過ぎていった。
2日目、朝食を済ませた後、雑談をした。年齢で言うと、薫は21歳、茉莉奈は19歳、里香は19歳である。薫は大学生、茉莉奈はグラビアアイドル、里香は?
「里香ちゃん、今何やってる?」
「里香は、スーパー写真塾に出てるの。」
薫は、飲んでいた麦茶を噴き出した。
「えっ!スーパー写真塾出てるん?!」
「うん。里香はスーパー写真塾の撮影、めっちゃ楽しんでるよ。」
「ええやん。そういうヤツ、写真撮りたい思うてたから。」
薫の目が輝く。それを見た里香が閃いた。
「そうや、茉莉奈。ちょっと遊ぼ。」
「何するん?」
里香が耳打ちし、茉莉奈は赤面しながら承諾した。奥の部屋で準備をし、呼ばれて入ってみると、裸エプロンをした里香と、赤ちゃんコスプレをした茉莉奈がいた。
「わー。茉莉奈ちゃん、可愛い。」
ヨダレかけから見える豊満な乳房と、オムツ一丁がより一層官能的である。ままごとで、薫が帰ってくる所から始まる。
「貴方、お帰り。ご飯にする?お風呂にする?」
「じゃあ、お風呂で。」
「うん。ご飯作るから、茉莉奈と入ってあげて。」
小さなビニールプールがあり、水は張っていないが、お風呂ということもあって、茉莉奈のオムツを外して入る。
「パパぁ🖤」
「可愛い。」
年齢設定は曖昧だが、それなりに楽しんだ。パジャマをはだけさせ、可愛らしいキャラクターのパンティを履いている茉莉奈の写真を撮り、スーパー写真塾ごっこを楽しんだ。昼に解散し、茉莉奈と帰路につく。
「楽しかったよ。茉莉奈ちゃん。」
「茉莉奈も、薫さんに撮ってもらって嬉しかったよ。」
後日、写真を現像し、薫は大事に保管した。
(グラビア写真を、もっと撮ることやな。)
彼の愛読していた週刊少年ジャンプは、SLAM DUNK・DRAGON BALL・幽☆遊☆白書が終わり、週間少年サンデー・週刊少年マガジンなどに抜かれ、暗黒期に入っていた。
(「「名探偵コナン」」、探偵の話か…。新一と蘭の関係って、「「金田一少年の事件簿」」のあの2人みたいやな…。)
バブル経済が崩壊し、平成不況と呼ばれる不景気、オウム真理教による社会不安とテロ行為、阪神淡路大震災と、様々な出来事があった。そんな中、周りの同級生の内定が決まる中、梅雨の時期を迎えた。
雨が続き、ジメジメした空気と相まって薫は悶々としていた。コレクションした「スーパー写真塾」を読み漁り、入念にグラビア写真について研究する。
「制服、水着、こういうのが1番絵になるんやな…。」
グラビア撮影会に申し込み、撮影を楽しみにした。ある日、博信とオリンピックについて話した。
「7月に、アトランタオリンピックあるんよ。サッカー、楽しみやな!」
「楽しみって、相手どこなん?」
1996アトランタオリンピックに出場する日本代表。組み合わせは、ブラジル・ナイジェリア・ハンガリーとなっている。ブラジルは、W杯最多優勝を誇り、ロナウド・リヴァウド・ベベット・カフーなどを擁するサッカー王国である。ナイジェリアは、初出場のアメリカW杯でベスト16に進出。カヌー・オコチャ・ババンギダなどのタレントがおり、「スーパーイーグルス」と呼ばれている。ハンガリーは、かつてのW杯で「マジック・マジャール」と呼ばれた古豪である。W杯出場が無い日本にとっては難敵ばかり。
「いや、ブラジルは手強いで!」
薫は、ブラジルがサッカー王国であることは知っている。
「せやけどな、相手が強い方が燃えるやん。」
博信はワクワクしていた。
「まぁ、始まらな分からんからな…。」
6月中旬、薫はグラビア撮影会で大阪に赴いた。そこで、一昨年出会った茉莉奈に再会した。撮影後に、彼女が帰るのを見計らい、思いきって話しかけた。
「お疲れ様、茉莉奈ちゃん。」
「あ、薫さん!お久しぶりです!!」
立ち話も何だということで、喫茶店に行き、再会を喜んだ。
「久しぶりやね。去年は地震があって大変やったな…。」
「はい、私は大阪に住んでいますが、こっちもものすごく揺れて怖かったです…。」
阪神淡路大震災では、京都や大阪も被害を受けた。震災の他に、オウム真理教のサリン事件と社会不安に見舞われた。
「薫さん、元気そうで良かったです!」
「あぁ…。僕も茉莉奈ちゃんに、また会えて良かった。」
注文したアイスレモンティーをチビチビ飲み、彼女の笑顔を見て、安堵した。最近のことを話した。
「薫さん、就活中なんですね。」
「うん。写真屋や芸能事務所に、写真送ってるんやけど、中々上手くいかんくて…。これといったエエ写真が撮れへんくて、ちょっと行き詰まっとるんよ…。」
悩んでいる薫を見ていた茉莉奈。ミルクティーを飲み干し、テーブルにカップを置いて呟いた。
「そうや、薫さん。今度の土曜日、私は友達とお泊まり会するんですよ。良ければ、来ませんか?」
思わぬ提案に、薫は噛んでいたレモンを吐き出した。
「えっ!?ええの?!」
「はい。1度、リフレッシュした方がいいと思いますよ。」
「ありがとう。茉莉奈ちゃん、恩に着る!」
日程などを教えてもらい、この日のやり取りはここで終了した。
そして、迎えた当日。雨は止んでいたが、ジメジメした空気で蒸し暑かった。午前10時 JR大阪駅にて、薫は待ち合わせしていた。ハットを被り、インスタントカメラを首からぶら下げ、白いTシャツに黒いズボンにリュックサックとラフな格好。しばらく待っていると、茉莉奈が来た。
「おはようございます。」
Tシャツにミニスカートという格好で、爽やかな感じがあった。2人は、JR大阪駅から大阪環状線に乗り、目的地へ向かう。
「オレンジ色の車体とは、珍しいな。」
京都に住んでいる薫にとっては、珍しいもので、インスタントカメラで写真を撮る。外回りの路線を進み、鶴橋駅に到着。高架を降りると、ごちゃごちゃした商店街に出た。
「狭いな。」
「はぐれないでね。」
鶴橋商店街を進み、待ち合わせ場所に行くと、茶髪ショートのTシャツ半パンの女の子がいた。
「茉莉奈、おはよう。この人が薫さん?」
「里香、おはよう。この人が薫さんよ。」
「はじめまして。京都芸術大学に通ってます香塚薫と申します。」
里香と合流し、鶴橋名物の焼き肉をいただく。
「鶴橋言うたら、焼き肉やからな。」
「女の子と焼き肉とか初めてや。」
ドキドキしながら、一緒に焼き肉を食べる。ホルモンやカルビに舌鼓を打ち、楽しい時間はあっという間に過ぎた。
腹を満たした後、鶴橋駅から離れた郊外のアパートに行った。ここは、里香の家である。荷物を置き、身軽にしてから、再び大阪環状線に乗り、今度は新今宮駅に行き、新世界を廻る。
「これが通天閣か。」
大阪のランドマーク 通天閣を写真に収め、満足気な薫。新世界の庶民的な雰囲気を楽しみ、郊外の西成区へ行くと、雰囲気が一変した。
「西成区だけ、別世界やな。」
「せやろ?ここだけカオスやで。」
「里香、大丈夫なん?」
進んでいくと、三角公園やあいりん地区はその日暮らしの労働者が数多くおり、どこか不気味な感じがある。
「こういう人らも、おるんやな。」
カメラで撮影し、気づかれないように、新世界まで戻った。
17時頃に家に戻り、風呂に入ることにした。
「薫さんも、一緒に入る?」
「えっ、僕は後ででええよ。2人で先に入りよ。」
「そうや、薫さんは里香と茉莉奈の身体とか洗ってくれたらええやん。」
「えっ!ええの?」
里香の思わぬ提案に、薫は驚いた。ひょっとしたら、ヌード写真が撮れるのではないか、と思案した。こういう日常の風景からアートのような写真も撮れる、自分は非日常的なシチュエーションに囚われ、どこか形式的な形にばかり拘り過ぎたのではないか、と感じた。
「分かった。」
風呂場に行き、薫はカメラを汚さないようにゴム手袋をした。里香と茉莉奈は裸になり、かけ湯してから、2人の頭と身体を洗う。
「薫さん、優しくね。」
「うん。」
里香は、スレンダーで出るところは出ている。茉莉奈は、ムッチリした身体で少し大柄である。里香はショートヘアで洗いやすかったが、茉莉奈は肩まで髪があるので、入念に洗った。続いて、身体を洗い流した。浴槽に入り、気持ち良さげな2人にカメラを向けて、写真を撮る。
「いいね、いいね。」
「薫さん、照れてます?」
「別に、照れてへんよ。」
撮影後、薫も入浴し、その間に里香が夕食を作ってくれた。夏ということで、ソーメンをいただいた。こうして、夜は過ぎていった。
2日目、朝食を済ませた後、雑談をした。年齢で言うと、薫は21歳、茉莉奈は19歳、里香は19歳である。薫は大学生、茉莉奈はグラビアアイドル、里香は?
「里香ちゃん、今何やってる?」
「里香は、スーパー写真塾に出てるの。」
薫は、飲んでいた麦茶を噴き出した。
「えっ!スーパー写真塾出てるん?!」
「うん。里香はスーパー写真塾の撮影、めっちゃ楽しんでるよ。」
「ええやん。そういうヤツ、写真撮りたい思うてたから。」
薫の目が輝く。それを見た里香が閃いた。
「そうや、茉莉奈。ちょっと遊ぼ。」
「何するん?」
里香が耳打ちし、茉莉奈は赤面しながら承諾した。奥の部屋で準備をし、呼ばれて入ってみると、裸エプロンをした里香と、赤ちゃんコスプレをした茉莉奈がいた。
「わー。茉莉奈ちゃん、可愛い。」
ヨダレかけから見える豊満な乳房と、オムツ一丁がより一層官能的である。ままごとで、薫が帰ってくる所から始まる。
「貴方、お帰り。ご飯にする?お風呂にする?」
「じゃあ、お風呂で。」
「うん。ご飯作るから、茉莉奈と入ってあげて。」
小さなビニールプールがあり、水は張っていないが、お風呂ということもあって、茉莉奈のオムツを外して入る。
「パパぁ🖤」
「可愛い。」
年齢設定は曖昧だが、それなりに楽しんだ。パジャマをはだけさせ、可愛らしいキャラクターのパンティを履いている茉莉奈の写真を撮り、スーパー写真塾ごっこを楽しんだ。昼に解散し、茉莉奈と帰路につく。
「楽しかったよ。茉莉奈ちゃん。」
「茉莉奈も、薫さんに撮ってもらって嬉しかったよ。」
後日、写真を現像し、薫は大事に保管した。
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