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私と彼の異世界珍道旅
第2話 ロバ車に揺られて
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どうも皆さん私、夢咲 有栖(ユメサキ アリス)です。
異世界で盗賊に襲われた所を、青年のゲームキャラ?のルカを呼び出したことで、難を逃れた女子高生です。
ここからは、前回ポーションを分けた後からのお話となります。
私は、盗賊に襲われて居た村人家族にポーションを分けたことで、言葉は分からなかったけど、感謝されちゃいました、後、武器を最初向けたことの謝罪もものすごくされました。
そして、その謝罪されまくり困っていた所に、金髪の美青年、ルカが林からポッと姿を現しました。
ルカは、私の方を見ると、すぐに私の側まできて、「怪我はもう大丈夫?」と言ってきて、私が大丈夫だというと良かったとニコっと笑顔を向けた。
そんなルカの笑顔に、周りに居た、家族のお母さんと小さな女の子の顔が少し赤くなっていたのが見えた。
この様子を見て私は、嗚呼、やっぱり、美形があんな笑顔したら、普通、そうなるわよね~と思っていた。
そんな私はというと、この男ルカは、羊さんとしか見れなくなってしまっているので、対して、ときめいたりはしないのだけど、まあ、美形の笑顔に悪い気分になることはないわね~。
そんなことを私が思っていると、ルカに対して、村人家族の人達が、話し掛けていて、頭を下げており、それに対してルカは私を観ると、何かをしばらく話していた。
この時ルカの方は、私には日本語で話して聞こえていたのですが、その家族との会話が成り立っていたようでした。
ほぼ内容的には、その家族へ対して、ルカが色々この辺のことを質問していた感じでした。
そうして、ルカは村人家族の人達と一通り話しを終えると、私の方ににっこりとまた微笑んで、「ちょっとだけまた待っていてね?」と言うと林の中へ、入って行ってしまった。
暫くすると、ルカが林の中からガサゴソと出てきて、その後ろからロバが1頭草をもぐもぐしながら出てきた。
そんなロバを見ると、家族の人達は、ルカに頭をこれでもかと言わんばかりに下げ、感謝していたようだった。
その後、ロバを馬車に繋いだ村人家族の人達は、ルカにまた何かを言っていて、ルカは少しそれに対し考えた素振りをすると、私を観て話してきた。
ルカ「ねぇ、この人達がポーションやロバを見つけてくれたお礼を兼ねて、村までこの馬車で連れて行ってくれるって言うんだけど、どうする?、このままこの人達の村まで一緒に行くかい?」
ルカからそう聞かれたのですが、当初の目的が元々人の居る場所だった、私にとっては願ってもないことだったので、お言葉に甘えて、このまま村まで馬車で行くという事になった。
そうして、私はロバが牽く馬車?ロバ車でゴトゴト揺られながら、道を進んで行った、ルカはというと馬車?には乗らずに私の隣を歩いていた。
その際にルカに話し掛け色々聞いたのだけど。
まず、この世界の言葉がわかるの?と聞いたら、驚いた事に分からないよと言われたので、じゃあどうして会話が成り立ってるの?って聞いたら、ルカは相手の話す言葉に乗せられた思念を読んで、それに対して声に思念を乗せて会話を成り立たせてると返答され、ちょっと理解出来なかったけど、テレパシー見たいな不思議な力で話してるって事で納得する事にした。
次に、あの襲って来ていた盗賊達はどうしたの?聞いたのだけど、「あれは処分したよ」と一言言って満面の笑みで返されそれ以上は聞けなかった、いえ、聞いてはダメな様な気がしたのよね。
処分の意味合いが、こう何と言うか…まあ、どうなろうと悪者なんだし、どうでもいいわね、うん。
最後に、私が持っているプレートキーフォルダーの効果に付いて、聞いてみたのだけど…「君の望みを僕が叶えられるようになるんだよ、まあ、僕の任意なんだけどね」と言うので、私は「それ私にメリットあるの?、そんな貴方の任意に左右される、不確定でよく分からない曖昧な効果要らないわ、それならアイテムボックスとか明確な能力ものが良かったわ」何て言うと、それに対しては何も言わずまたニコニコと張り付いた笑顔で微笑んでいるだけだった。
そんな会話をしている私達を不思議そうに馬車に一緒乗る子供達や青年がみていて、ルカへ青年が何かを言うと、ルカはそうみえますか?とニコっと悪戯っぽい笑みを浮かべていたので、何を言われたのか聞くと、教えないよ~でも悪いことではないからと子供っぽい意地悪そうな笑みを浮かべてそう言った。
何なのよ、気になるわね…
そして、何処と無く上から目線の言い方に、意地悪そうな笑みを浮かべて余裕ぶってるこの感じ…、なんか腹立たしいのよね、羊男が狼男を気取るんじゃないわよって感じ!
その余裕そうな態度、羊姿になったら覚悟しなさいよね!、そんな態度取れなくなるほどまで、モフッてやるんだから!と思って、キッとルカを睨んでやると、ピクッと体を震わせ、笑顔を引きつらせながら、その後、2メートルほど距離を取られた。
それから、ロバさんの馬車は順調に進んで行ったのだけど、その最中で、緑の肌をした小鬼、多分ゴブリンと思われるものに遭遇した。
遭遇した初魔物のゴブリンは、いきなり林から飛びかかってきて襲って来ようとして来たのだけど、それに私が気づいた時には、もうルカが足で纏めてガンッとサッカーボールの様に蹴り飛ばし、飛び出て来た元の林へとお帰りいただいたところでした。
この時、私は、ルカって強かったのね…と素直に思った。
まあ、ゴブリン程度だし、時間止められるチート持ちだものね、それくらい強くて当然なのかもしれないのだけどね。
その後は、魔物と遭遇はあったのだけど、皆んな何故が逃げるようにこちらを確認すると去っていき、襲ってくることもなく、2足歩行をした小さい犬の様な魔物に至っては、何やら様子がおかしかった、頭を丁寧に一度こちらへ下げてから、ルカに近づいて、何やらアピールをして、仕草から凄く下手に出ている様だった。
一方そんな事を目の前でされているルカは、二足歩行の小型犬の様な魔物が見えてない様に目線すら合わせず、完璧な無視して居たが、その魔物が悲しそうに一鳴きしたと同時に、無表情で一瞥して、僕に付き纏うな、殺すぞと冷たくいい放った。
その瞬間、まるで静電気が空気に流れたようなそんな感覚を肌に感じ、小型犬の様な魔物はそれに反応する様に、ビクリと身体を震わせると尻尾を巻き何度か転倒しながらも、林へ走り去っていった。
ルカはその後すぐ、固まっていた、村人家族や私に言って何事も無かったかの様に、馬車を進ませた。
私はあの魔物についてきくと、嫌そうな顔をしながらも、答えてくれた、あれはコボルトという種族の凄く感覚の鋭い魔物、その鋭い感覚でルカの強さを感じ取り、配下にしてほしいと言い寄ってきていたのだと。
そして、あのコボルトの去った方を一瞥すると、下僕ならまだしも、配下なんておこがましいにも程があるよと、唾でも吐き捨てる様に無表情でそう言っていた。
そんなこんなで、あれから何の生き物との遭遇もなく気配すら感じないほど、シーンと静まり返った林道を進んでいくこと、数十分、ようやく、道は開け、畑などが見え、奥の方には村らしき建物が数多くある場所が見えてきたのだった。
畑で作業する人達は私達を見ると、少し警戒していた様だったが、ルカが愛想良く微笑み挨拶をしていくと、警戒が和らいだのか、向こうからも、和かに挨拶してくれる様になった。
そうして、ルカは女性の畑で作業してる人達に囲まれては色々野菜やらを貰っていた。
ルカの微笑みは、女性の警戒心を完全に解いてしまうだけではなく、好感度も上げてしまう様です。
私はそんなルカの姿を眺めながら、あれが突然、羊の姿になったら、どんな顔するのかしら?と村の入り口付近まで、考えながら馬車で揺られていたのでした。
異世界で盗賊に襲われた所を、青年のゲームキャラ?のルカを呼び出したことで、難を逃れた女子高生です。
ここからは、前回ポーションを分けた後からのお話となります。
私は、盗賊に襲われて居た村人家族にポーションを分けたことで、言葉は分からなかったけど、感謝されちゃいました、後、武器を最初向けたことの謝罪もものすごくされました。
そして、その謝罪されまくり困っていた所に、金髪の美青年、ルカが林からポッと姿を現しました。
ルカは、私の方を見ると、すぐに私の側まできて、「怪我はもう大丈夫?」と言ってきて、私が大丈夫だというと良かったとニコっと笑顔を向けた。
そんなルカの笑顔に、周りに居た、家族のお母さんと小さな女の子の顔が少し赤くなっていたのが見えた。
この様子を見て私は、嗚呼、やっぱり、美形があんな笑顔したら、普通、そうなるわよね~と思っていた。
そんな私はというと、この男ルカは、羊さんとしか見れなくなってしまっているので、対して、ときめいたりはしないのだけど、まあ、美形の笑顔に悪い気分になることはないわね~。
そんなことを私が思っていると、ルカに対して、村人家族の人達が、話し掛けていて、頭を下げており、それに対してルカは私を観ると、何かをしばらく話していた。
この時ルカの方は、私には日本語で話して聞こえていたのですが、その家族との会話が成り立っていたようでした。
ほぼ内容的には、その家族へ対して、ルカが色々この辺のことを質問していた感じでした。
そうして、ルカは村人家族の人達と一通り話しを終えると、私の方ににっこりとまた微笑んで、「ちょっとだけまた待っていてね?」と言うと林の中へ、入って行ってしまった。
暫くすると、ルカが林の中からガサゴソと出てきて、その後ろからロバが1頭草をもぐもぐしながら出てきた。
そんなロバを見ると、家族の人達は、ルカに頭をこれでもかと言わんばかりに下げ、感謝していたようだった。
その後、ロバを馬車に繋いだ村人家族の人達は、ルカにまた何かを言っていて、ルカは少しそれに対し考えた素振りをすると、私を観て話してきた。
ルカ「ねぇ、この人達がポーションやロバを見つけてくれたお礼を兼ねて、村までこの馬車で連れて行ってくれるって言うんだけど、どうする?、このままこの人達の村まで一緒に行くかい?」
ルカからそう聞かれたのですが、当初の目的が元々人の居る場所だった、私にとっては願ってもないことだったので、お言葉に甘えて、このまま村まで馬車で行くという事になった。
そうして、私はロバが牽く馬車?ロバ車でゴトゴト揺られながら、道を進んで行った、ルカはというと馬車?には乗らずに私の隣を歩いていた。
その際にルカに話し掛け色々聞いたのだけど。
まず、この世界の言葉がわかるの?と聞いたら、驚いた事に分からないよと言われたので、じゃあどうして会話が成り立ってるの?って聞いたら、ルカは相手の話す言葉に乗せられた思念を読んで、それに対して声に思念を乗せて会話を成り立たせてると返答され、ちょっと理解出来なかったけど、テレパシー見たいな不思議な力で話してるって事で納得する事にした。
次に、あの襲って来ていた盗賊達はどうしたの?聞いたのだけど、「あれは処分したよ」と一言言って満面の笑みで返されそれ以上は聞けなかった、いえ、聞いてはダメな様な気がしたのよね。
処分の意味合いが、こう何と言うか…まあ、どうなろうと悪者なんだし、どうでもいいわね、うん。
最後に、私が持っているプレートキーフォルダーの効果に付いて、聞いてみたのだけど…「君の望みを僕が叶えられるようになるんだよ、まあ、僕の任意なんだけどね」と言うので、私は「それ私にメリットあるの?、そんな貴方の任意に左右される、不確定でよく分からない曖昧な効果要らないわ、それならアイテムボックスとか明確な能力ものが良かったわ」何て言うと、それに対しては何も言わずまたニコニコと張り付いた笑顔で微笑んでいるだけだった。
そんな会話をしている私達を不思議そうに馬車に一緒乗る子供達や青年がみていて、ルカへ青年が何かを言うと、ルカはそうみえますか?とニコっと悪戯っぽい笑みを浮かべていたので、何を言われたのか聞くと、教えないよ~でも悪いことではないからと子供っぽい意地悪そうな笑みを浮かべてそう言った。
何なのよ、気になるわね…
そして、何処と無く上から目線の言い方に、意地悪そうな笑みを浮かべて余裕ぶってるこの感じ…、なんか腹立たしいのよね、羊男が狼男を気取るんじゃないわよって感じ!
その余裕そうな態度、羊姿になったら覚悟しなさいよね!、そんな態度取れなくなるほどまで、モフッてやるんだから!と思って、キッとルカを睨んでやると、ピクッと体を震わせ、笑顔を引きつらせながら、その後、2メートルほど距離を取られた。
それから、ロバさんの馬車は順調に進んで行ったのだけど、その最中で、緑の肌をした小鬼、多分ゴブリンと思われるものに遭遇した。
遭遇した初魔物のゴブリンは、いきなり林から飛びかかってきて襲って来ようとして来たのだけど、それに私が気づいた時には、もうルカが足で纏めてガンッとサッカーボールの様に蹴り飛ばし、飛び出て来た元の林へとお帰りいただいたところでした。
この時、私は、ルカって強かったのね…と素直に思った。
まあ、ゴブリン程度だし、時間止められるチート持ちだものね、それくらい強くて当然なのかもしれないのだけどね。
その後は、魔物と遭遇はあったのだけど、皆んな何故が逃げるようにこちらを確認すると去っていき、襲ってくることもなく、2足歩行をした小さい犬の様な魔物に至っては、何やら様子がおかしかった、頭を丁寧に一度こちらへ下げてから、ルカに近づいて、何やらアピールをして、仕草から凄く下手に出ている様だった。
一方そんな事を目の前でされているルカは、二足歩行の小型犬の様な魔物が見えてない様に目線すら合わせず、完璧な無視して居たが、その魔物が悲しそうに一鳴きしたと同時に、無表情で一瞥して、僕に付き纏うな、殺すぞと冷たくいい放った。
その瞬間、まるで静電気が空気に流れたようなそんな感覚を肌に感じ、小型犬の様な魔物はそれに反応する様に、ビクリと身体を震わせると尻尾を巻き何度か転倒しながらも、林へ走り去っていった。
ルカはその後すぐ、固まっていた、村人家族や私に言って何事も無かったかの様に、馬車を進ませた。
私はあの魔物についてきくと、嫌そうな顔をしながらも、答えてくれた、あれはコボルトという種族の凄く感覚の鋭い魔物、その鋭い感覚でルカの強さを感じ取り、配下にしてほしいと言い寄ってきていたのだと。
そして、あのコボルトの去った方を一瞥すると、下僕ならまだしも、配下なんておこがましいにも程があるよと、唾でも吐き捨てる様に無表情でそう言っていた。
そんなこんなで、あれから何の生き物との遭遇もなく気配すら感じないほど、シーンと静まり返った林道を進んでいくこと、数十分、ようやく、道は開け、畑などが見え、奥の方には村らしき建物が数多くある場所が見えてきたのだった。
畑で作業する人達は私達を見ると、少し警戒していた様だったが、ルカが愛想良く微笑み挨拶をしていくと、警戒が和らいだのか、向こうからも、和かに挨拶してくれる様になった。
そうして、ルカは女性の畑で作業してる人達に囲まれては色々野菜やらを貰っていた。
ルカの微笑みは、女性の警戒心を完全に解いてしまうだけではなく、好感度も上げてしまう様です。
私はそんなルカの姿を眺めながら、あれが突然、羊の姿になったら、どんな顔するのかしら?と村の入り口付近まで、考えながら馬車で揺られていたのでした。
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