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1話 (冒頭だけ
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崖の上の石で作られた祠の中、そこにスーツを着た少女が一人で横になって居た。
少女はふと起き上がり、辺りをキョロキョロとしていた。
あれ、私…ここ、どこ?
辺りは薄暗く見渡して見えるのは、石で出来た壁と床、扉の様なもの、そこから光が見えているそんな光景。
私はその光が溢れる扉を開けて、この石で出来た部屋から出た。
すると、目の前には崖があり、下には鬱蒼と生い茂る森が広がっていた、その光景は、まるで緑の絨毯が敷かれている様な光景でした。
また、後ろを振り返ると、石で作られた祠の様なものがあり、私はどうやらその中で何故か眠っていたようでした。
一応、その祠の周りをくるりと回ってみたけれど、人の気配やそう言ったものは一切なかった。
ただ、生き物は鳥の鳴き声などが聞こえるので、居るとは思います。
なんで私こんな場所に居るんだろう。
私は勿論こんな場所は、知らないし、こんな場所に自ら来た記憶もないんですよね。
おかしい…
そう思った私は、自分のことを思い出してみることにしました。
私は、日本の田舎で生まれ育った、昔から何の取り柄も特技もない上に、不器用でドジで鈍臭かった私は、自身が善かれと動けばトラブルが起き、居るだけでも周りに迷惑がかかり、トラブルを起こすため、両親や親戚、近所の人にもトラブルメイカーとあだ名をつけられて言われるほど、厄介者扱いされるそんな女でした。
そんな私ですから、高校卒業後はすぐ、親から手切れ金を渡され、一人暮らしをする事になり、就職。就職した場所でも、どんなに避けてもトラブルが起き、私が入ってから、周りには不幸…そう言ったものが続いてしまい、職場の人達はピリピリしだし、終いには疫病神と言われ、定期的にお祓いだと色々気が滅入ることを受けさせられる、そんなことが続いて、私は…
そう、耐えられなくなって、がむしゃらに走って、走って、もう何処にも居たくなくなった私は、学生時代、家から度々出されてた時や辛いことがある度、お世話になった、管理者がいなく人もいない、寂れた神社へ逃げ込んだ。
そして、その神社の境内で、逃げ込んだ初日は一晩中ただ泣いていて、朝には泣き疲れて寝てしまって、起きたのは次の日の夜になったとき、その神社に肝試しに来た人がいて…、それで、火が…
火が…そこから記憶がぷつんと切れていた。
『嗚呼、そっか、きっと、私は死んだんだ。』
そういうと、力が妙に抜けてしまい腰を下ろした、そして、ボーっと、崖したに広がる森を見ていた。
でも、私が死んだのなら、ここってあの世とかそういう場所ってこと?
まだ続きます。
少女はふと起き上がり、辺りをキョロキョロとしていた。
あれ、私…ここ、どこ?
辺りは薄暗く見渡して見えるのは、石で出来た壁と床、扉の様なもの、そこから光が見えているそんな光景。
私はその光が溢れる扉を開けて、この石で出来た部屋から出た。
すると、目の前には崖があり、下には鬱蒼と生い茂る森が広がっていた、その光景は、まるで緑の絨毯が敷かれている様な光景でした。
また、後ろを振り返ると、石で作られた祠の様なものがあり、私はどうやらその中で何故か眠っていたようでした。
一応、その祠の周りをくるりと回ってみたけれど、人の気配やそう言ったものは一切なかった。
ただ、生き物は鳥の鳴き声などが聞こえるので、居るとは思います。
なんで私こんな場所に居るんだろう。
私は勿論こんな場所は、知らないし、こんな場所に自ら来た記憶もないんですよね。
おかしい…
そう思った私は、自分のことを思い出してみることにしました。
私は、日本の田舎で生まれ育った、昔から何の取り柄も特技もない上に、不器用でドジで鈍臭かった私は、自身が善かれと動けばトラブルが起き、居るだけでも周りに迷惑がかかり、トラブルを起こすため、両親や親戚、近所の人にもトラブルメイカーとあだ名をつけられて言われるほど、厄介者扱いされるそんな女でした。
そんな私ですから、高校卒業後はすぐ、親から手切れ金を渡され、一人暮らしをする事になり、就職。就職した場所でも、どんなに避けてもトラブルが起き、私が入ってから、周りには不幸…そう言ったものが続いてしまい、職場の人達はピリピリしだし、終いには疫病神と言われ、定期的にお祓いだと色々気が滅入ることを受けさせられる、そんなことが続いて、私は…
そう、耐えられなくなって、がむしゃらに走って、走って、もう何処にも居たくなくなった私は、学生時代、家から度々出されてた時や辛いことがある度、お世話になった、管理者がいなく人もいない、寂れた神社へ逃げ込んだ。
そして、その神社の境内で、逃げ込んだ初日は一晩中ただ泣いていて、朝には泣き疲れて寝てしまって、起きたのは次の日の夜になったとき、その神社に肝試しに来た人がいて…、それで、火が…
火が…そこから記憶がぷつんと切れていた。
『嗚呼、そっか、きっと、私は死んだんだ。』
そういうと、力が妙に抜けてしまい腰を下ろした、そして、ボーっと、崖したに広がる森を見ていた。
でも、私が死んだのなら、ここってあの世とかそういう場所ってこと?
まだ続きます。
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